美容関係の仕事12選! ベストな仕事の見つけ方や必要な素質も解説

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  • キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

    Hiromi Wakabayashi〇女性や学生向けのキャリア講座、行政主催の就職フェアでのキャリア相談に従事。また、ライター経歴を活かし、各種サイトでキャリアについて考えている人に向けた記事を監修

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  • キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表

    Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう

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  • キャリアコンサルタント

    Eri Kuno〇キャリアコンサルタントとしてこれまで学生への就職セミナーや就活相談、企業における従業員へのキャリア支援などをおこなう。現在はおもに求職者の就職支援やカウンセリングに従事

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この記事のまとめ

人の容姿や体型の美しさにかかわる美容業界。この記事を読んでいる人の中には、業界の華やかなイメージから美容関係の仕事がしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし美容関係の仕事と一口に言ってもさまざまな違いがあり、その種類も多岐にわたります。そのため、美容関係の仕事に対するなんとなくのイメージだけで仕事を選んでしまうと、自分に合った仕事がわからない、就職後にミスマッチを起こすなどのリスクにつながるのです。

この記事では、キャリアコンサルタントの若林さん、谷所さん、久野さんとともに、美容関係の仕事の詳細や自分にとってベストな職種の見つけ方について解説します。

「美容関係の仕事について詳しく知りたい」「自分にはどんな美容関係の仕事が合うのかわからない」という人は最後までチェックして、今後の就活に役立ててくださいね。

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美容関係の仕事は豊富な選択肢から「どう美容にかかわりたいか」で選ぼう

美容関係の仕事は、施術をおこなう身体の箇所や目的によってたくさんの種類があるため、なんとなくのイメージだけではどれが自分に合った仕事なのかまでわかりません。そのため、美容関係の仕事を選ぶときはそれぞれの仕事への理解を深めたうえで、どのような形で美容にかかわりたいのかを明確にすることが大切です。

まずはじめにこの記事では、12種類の美容関係の仕事を2つのジャンルに分けて詳しく解説していきます。自分がどんな美容関係の仕事に興味があるのかを明確にするためにも、それぞれの仕事への理解を深めておきましょう。

次に、美容関係の仕事に共通して求められる資質やメリット・デメリットについて解説します。華やかなイメージだけではない部分や、どんな人材が向いているのかを把握し、自分の働くイメージをさらに具体的にしていきましょう。

最後は、自分に合った美容関係の仕事を見つける際の3つの手順について解説します。後悔のない仕事選びで新しいスタートを切りたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

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まずは大枠を理解しよう! 美容関係の仕事は2つのジャンルに分けられる

美容関係の職種の分類

  • 人の肌や身体に直接触れる職種
  • 施術以外で美容にかかわる職種

美容関係の仕事は、上記のように美容へのかかわり方によって大きく2つに分けることができます。

美容業界は美しさを提供する相手との関係がとても重要な業界です。そのため、どのような形で顧客とかかわるのか、という大枠をもとにそれぞれの仕事について調べることで、働く側の視点を理解しやすくなります。

ここからは、顧客の肌や身体に直接触れる美容関係の8つの仕事と、施術以外の形で美容にかかわる4つの仕事について解説します。それぞれの仕事での業務内容や特徴などを理解して働くイメージを膨らませましょう。

若林 宏美

プロフィール

就職後のミスマッチを防ぐためにも、自分がどのように美容にかかわりたいのかをしっかりと分析しましょう。自分にマッチした仕事は、やりがいもありキャリアアップへの意欲も湧きますよ。

対人スキルが必要! 人の肌や身体に直接触れる美容関係の仕事8選

美容関係の仕事の多くは、上記のように人の肌や身体に施術をおこなうものが多くあります。皆さんの中にも、顧客として施術やタッチアップを受けたことがある人も多いのではないでしょうか。

これらの仕事は、人に施すサービスがおもな仕事内容となるため、対人スキルが共通して求められます。

また、美しさという視覚的な印象を提供する仕事であるため、技術力を第三者から認められたり、特別な資格を取得しなければなることができない職種もあります。

美容業界の仕事の中でも施術やタッチアップに興味がある人は、以下の人の肌や身体に直接触れる8つの仕事についての解説を読んで、どのような資格や働き方が必要となるのかを理解しておきましょう。

美容関係の仕事の中でも、人とかかわる仕事が良いと考えている人も多いでしょう。以下の記事では、人との接点が多い仕事の詳細や就職する場合の注意点などについてキャリアコンサルタントが解説しています。

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美容師

美容師は、人の身体のパーツの中でも髪や肌への施術をおこなう仕事で、美容師になるためには国家資格である美容師免許の取得が必須です。

美容師の仕事はヘアカットの技術に加え、カウンセリングなどの接客技術も求められるなど、顧客満足度が重要視されています。なぜなら、美容室では一人ひとりの顧客の満足度を高め、継続的に利用してもらうことで売上につなげているからです。

昨今では多くの美容室や美容師個人がSNSでカウンセリング動画やカラーリング動画を投稿するなど、「待ち」の営業ではなく、美容情報の発信者として顧客にとってより身近な存在になっています。

また、美容師は容姿を美しくすることが仕事であるため、ただ髪型を整えるのではなく、より美しく見えるようセットまでおこないます。

就職する店舗によっては、卒業式のようなイベントの際に、髪だけでなくメイクや着付けなど全体的なスタイリングが求められるため、着付けやメイクの技術があると仕事の幅を広げられるでしょう。

谷所 健一郎

プロフィール

美容師免許は、厚生労働大臣の認可を受けた美容専門学校を卒業して、美容師国家試験に合格すれば、社会人でも取れます。

美容専門学校は、昼間・夜間課程は2年以上、通信課程は3年以上の学習が必要なため、自分の受講しやすい課程を選択して資格取得を目指しましょう。

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理容師

理容師は人の容姿を整えることが目的の仕事です。理容師になるための資格は美容師免許ではなく、理容師免許の取得が必要となります

名称目的おこなえる施術取得すべき資格
美容師容姿を美しくするため・ヘアカット
・ヘアカラー
・パーマ
・ヘアセット
・メイク
美容師免許
理容師容姿を整えるため・ヘアカット
・ヘアカラー
・パーマ
・シェービング
理容師免許
美容師と理容師の違い

美容師と理容師には上の表のような違いがあります。中でも大きな違いとして、理容師は伸びた髪やひげといった見た目の印象を整えることが目的であるため、メイクやヘアセットといったより美しくするためのサービスはできません。しかし、その代わりに美容師免許ではできない顔のシェービングをおこなうことができます。

理容師は、美容師ほどさまざまなサービスが求められているわけではありませんが、日常的に必要不可欠な見た目のメンテナンスや清潔感を提供する重要な仕事です。

しかし、近年では店舗数の減少や顧客の理容室離れなどの課題も多いのが実情であるため、技術力はもちろん、顧客の獲得や継続利用、生産性向上に向けた工夫や取り組みも求められるでしょう。

久野 永理

プロフィール

理容師は年々減少傾向にあります。しかし、理容師の人材が減少してるからこそチャンスと捉えることもできるため、今後は理容師免許も取得することでいろいろなニーズに合った働き方もできるのではないでしょうか。

アイリスト・アイブロウリスト

美容関係の仕事の中でも、アイリストとアイブロウリストはまつ毛や眉毛といった目元のパーツの美容を専門とし、アイリストはまつ毛エクステやまつ毛パーマ、アイブロウリストは眉毛を美しく整えることがおもな仕事内容です

これらの職種に就職するためにはどちらも美容師免許が必須ですが、国家資格である美容師免許以外にも活かせる民間資格があります。

アイリストとアイブロウリストのおもな就職先としては、まつ毛エクステサロンや眉毛サロンなどのそのパーツの美容専門店に加え、ネイルサロンなども併設されたトータルビューティーサロンなどがあります。

目元の美容法の中でも、まつ毛エクステやまつ毛パーマはその都度落とす必要があるメイクとは違い、一度の施術で長期間目元の印象を美しくすることができる点が特徴です。

また眉毛は、これまでは自分で形を整えたりメイクをすることが主流でしたが、顔の印象に大きく影響するパーツであるため、近年ではプロの技術が注目され、男性からの需要も高まってきています。

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ネイリスト

人の手元や足元のおしゃれや美しさを提供するのがネイリストです。ネイリストは施術をおこなうこと自体に必須となる資格はありませんが、以下のような民間資格が存在します。

美容師免許のような国家資格は「業務独占資格」と呼ばれ、その資格がなければ業務をおこなうことができないのに対し、ネイリストは資格がなくても施術はおこなえるため、未経験でも就職できる点が特徴です

しかし、求人によっては施術経験や民間資格を持っていなければ応募できないものもあり、キャリアにおいてもほかの職種と同様に、経験や資格があることで店長や管理職に昇格したり、独立して自分のネイルサロンを持てるという選択肢が広がります。

顧客に自分の実力を証明するためや就職後のキャリアアップを有利に進めるためにも、民間資格は取得しておくと良いでしょう。

以下のQ&Aではネイリストの履歴書を書くときのポイントをキャリアコンサルタントが解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

エステティシャン

エステティシャンは、化粧品や美容機器、手技を用いて人の肌や身体、筋肉にアプローチすることで見た目や体型を美しくする仕事です。エステティシャンの就職先となるエステサロンには、施術をする身体の部位や美容目的などの違いによって以下のように4つに分けられます。

エステサロンの種類

  • フェイシャルエステ
  • ボディケアエステ
  • リラクゼーションエステ
  • 瘦身エステ

エステティシャンは、オールハンドでおこなうのか、機械を使うのかといった施術内容の違いや、施術する部分が肌なのか体型なのかといった目的の違いなどによって業務内容や求められるスキルも大きく異なります。そのため、就活でエステサロンを選ぶときには「どのような分野のエステに携わりたいのか」を明確にすることが大切です

エステ業界もほかの職種と同様に、常に技術が進歩し、トレンドや顧客のニーズも変化しやすいといえます。

そのため、どのようなエステがやりたいのかがぼんやりしたまま就職してしまうと、ミスマッチを起こしたり、具体的なキャリアビジョンが見えてこないといったリスクにつながるので注意しましょう。

久野 永理

プロフィール

エステティシャンには、顧客の悩みに寄り添いニーズに合った提案をするためにさまざまな技術などを習得しようとする向上心がある人が向いています。

民間でいろいろな資格があるのでスキルアップのためにも確認しておくと良いですね。

ヘアメイクアーティスト

ヘアメイクアーティストはヘアセットとメイクの両方のプロフェッショナルとしてあらゆる現場で活動する美容関係の仕事で、美容師免許が必要です。おもな就職先には以下のようなものが挙げられます。

ヘアメイクアーティストのおもな就職先

  • ヘアサロン
  • 撮影スタジオ
  • 結婚式場
  • ブライダルサロン

ヘアメイクアーティストは、就職する場所によってどんな人のメイクやヘアセットを担当するかが異なり、場合によっては髪型やメイクだけでなく着付けなど全身のスタイリングも求められます。

たとえば、ヘアサロンであれば普段はカットやパーマのような美容師としての仕事がメインになりますが、卒業式や成人式などのイベント時にはヘアセットやメイク、着付けなども担当するようになります。

ほかにも、結婚式場や撮影スタジオなどの社員として業務をおこなうパターンと、経験を積んだ後、フリーに転身して式場やスタジオと契約を結んで仕事をするパターンなど、経験と技術次第で豊富な活躍の場があるのが特徴です

美容関係の仕事の中でもブライダル業界に興味が湧いた人は以下の記事もおすすめです。ブライダル業界の具体的な特徴について就活のプロが解説しています。

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メイクアップアーティスト

メイクアップアーティストはメイクを専門とする仕事です。ヘアメイクアーティストと似ていますが、メイクアップアーティストになるためには必ず取得すべき資格はありません

しかし、あらゆるメイクの分野での知識とスキルが必要不可欠なため、民間資格の取得や美容学校での経験があると就職に有利です。

メイクアップアーティストの活躍の場は、撮影スタジオや結婚式場などが多いです。しかし、芸能事務所や映像制作会社と契約がある就職先の場合は、ドラマや映画、テレビ番組の制作現場で俳優やタレントにメイクをする機会もあります。

どの就職先においても、撮影することがメイクの目的となることが多いため、撮影の用途やそのときの状況に合わせて臨機応変に対応する力が求められるでしょう。

メイクアップアーティストでもヘアセットにかかわる求人が多いので、やはり美容師免許は持っておくべきですか?

谷所 健一郎

プロフィール

キャリアの選択肢が広がるため美容師免許は取得した方が良い

原則としてメイクの仕事をする場合は、美容師免許が必要になります。化粧品の販売を目的とした美容部員などは、美容師免許がなくてもできますが、一般の人へのメイクや雑誌・映像の撮影のためのメイクは、美容師免許が必要です。

また、芸能人やモデル専属のメイクアップアーティストは、メイクだけでなくヘアセットも担当することが多いので、美容師免許を持っていた方が良いでしょう。

友人などにメイクをおこなう場合は美容師免許は必要ありませんが、メイクアップアーティストを目指すならば美容師免許を取得して、ぜひ選択肢の幅を広げてください。

ビューティーアドバイザー

ビューティーアドバイザーはいわゆる美容部員、BAと呼ばれる職種で百貨店内にある化粧品フロアやドラッグストア、ブランドのフラッグショップなどで化粧品を販売する仕事です。

ビューティーアドバイザーの就職パターンは大きく分けて2種類あります。化粧品会社の社員としてブランドの店舗で販売活動をおこなう場合と、百貨店のパートナー社員として百貨店内に店舗を構えるブランドで勤務する場合です

化粧品会社に在籍する場合のキャリアプランとしては、現場で店長を目指すパターンだけでなく、エリアマネージャーや企画職、顧客窓口などオフィス業務への異動や昇格の可能性もあります。

一方、パートナー社員は一つのブランドに所属しているわけではなく、あくまで百貨店の社員となるため、人員の状況によってさまざまなブランドで勤務できる可能性があります。

ビューティーアドバイザーには特別な資格は必要ないですが、店舗を訪れる顧客にとってそこで働くスタッフはそのブランドを代表する人です。そのため、顧客を満足させるための美容や化粧品の知識、タッチアップの技術などさまざまなスキルを磨く必要があるでしょう。

ビューティーアドバイザーの仕事の実態としてノルマなどがあるのか気になる人もいるでしょう。以下のQ&Aでは美容部員のノルマについてキャリアコンサルタントが解説しています。

施術をおこなう美容関係の仕事の中でも、実務経験が特に重要な仕事はどんなものがありますか?

久野 永理

プロフィール

特定の資格が必要な仕事では実務経験を積むことも重視される

たとえば美容師や理容師などは、免許がないと働くことができません。美容師はカット・パーマ・ヘアカラー・メイクなどを手掛け、理容師は美容師にはできない顔そりなどができなければいけないため、しっかりと実務経験で技術を磨く必要があるでしょう。

一方、エステティシャンやネイリストなどは実務経験がなくても働けますが、スクールに通ったり、資格取得をしていると専門的な知識や技術の証しとなるため就職に有利です。

このように、資格が必要なものは適切に実務経験を積む必要があり、それ以外でも一定の技術や経験が求められます。顧客にどんな施術をしていきたいかを考え、実務経験で技術に磨きをかけましょう。

マーケティング力が問われる! 顧客への施術以外で美容にかかわる仕事4選

美容関係の仕事において、どんなに高度な施術スキルや品質の良い化粧品があっても、それが利用者である顧客に良いと思ってもらえなければ売り上げにはつながりません。

だからこそ、美容関係の仕事には顧客の肌に触れる仕事以外に、商品やサービスを顧客へ提案することが目的の仕事が存在します。

美容商品やサービスのアピールを成功させるためには、最新トレンドや顧客のニーズを分析できるマーケティング力が重要です。

ここからは、顧客への施術以外で美容にかかわる4つの仕事について解説します。幅広いジャンルの美容に興味がある人や、マーケティングに興味がある人はぜひ参考にしてみてくださいね。

美容カウンセラー

美容カウンセラーは、美容外科や脱毛サロンなどで勤務し、顧客、もしくは患者に対して美容サービスの提案や契約をおこなったり、予約の管理をする仕事です。

昨今は脱毛や美容整形へのハードルが下がり、多くのサロンや美容クリニックが存在しているため、美容カウンセラーは需要の高い仕事といえます

美容カウンセラーになるために特別な資格は必要ないですが、顧客に対して施術やサービスの良さを伝え、契約につなげなければいけないため、顧客を説得させられるような専門的な美容の知識とPR力が求められます。

ほかにも、就職先によっては契約数にノルマが決められていたり、カウンセリングだけでなく施術も担当する場合もあるなど大変な部分も多いでしょう。

美容カウンセラーは未経験でもなれるのでしょうか?

若林 宏美

プロフィール

未経験でも目指せるが事前の企業研究は必須

美容カウンセラーの仕事は、新卒の場合未経験の人がほとんどです。なので未経験だからといって臆せずに、自信を持って選考に挑みましょう。

しかし美容カウンセラーを目指したいなら、どういった企業なのか事前の企業研究は必須です。

他業種でもいえることですが、特に会社やクリニックによって業務内容が大きく異なるため、就職後に「思っていた仕事と違った……」というミスマッチが起こりかねません。

自分が興味のある分野と、応募先の提供するサービスや商品がマッチしているかは、インターンやOB・OG訪問、ネットでの情報収集など多方面から情報を集めて判断しましょう。

美容関係の仕事を目指すにあたり、OB・OG訪問を考えている人は以下の記事もチェックして対策しましょう。就活のプロであるキャリアコンサルタントが、OB・OG訪問の作法を解説しています。

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化粧品会社の社員

美容関係の仕事を目指す場合、化粧品会社に勤めるという選択肢もあります。化粧品会社のおもな職種は以下の4つに分けられます。

化粧品会社の美容関係の仕事

  • 企画職
  • 開発・研究職
  • 営業職
  • 販売職(美容部員)

化粧品会社の企画職や開発・研究職ではゼロから商品を生み出すためターゲットとなる顧客について総合的な視点で分析できるマーケティング力が必要です

対して営業職、販売職では、販売拠点の獲得や顧客への購入につなげることが仕事であるため、より取引先や個人に向けた具体的なPR力が求められます。

前述でも解説したビューティーアドバイザーについては、化粧品会社での販売職に当たり、商品提案などの接客スキルだけでなく、タッチアップなどの施術スキルも求められるでしょう。

化粧品会社で働きたいと考えている人は以下の記事もおすすめです。就職のプロであるキャリアコンサルタントが、化粧品会社への就職の極意を詳しく解説しています。

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化粧品会社への就職術! 成功への手順と入社後の活躍法も解説

多くの人が華やかな印象を持つ化粧品会社。そこでの就職を成功するためにはイメージだけではない深い業界理解が必要不可欠です。ここでは、化粧品業界の就職に必要な3つのステップや、ライバルと差をつけるポイントをキャリアコンサルタントが徹底解説しているためぜひ参考にしてみてください。

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化粧品会社への就職術! 成功への手順と入社後の活躍法も解説

化粧品会社の仕事の中で、企画職や営業職など希望する職種がある場合は以下の記事も併せてチェックしてみましょう。それぞれの職種へ就職する場合に大切な就活のポイントをキャリアコンサルタントが解説しています。

企画職について
企画職の仕事や適性を徹底解剖! 新卒が企画職を狙うのはハード?

研究職について
研究職ってどんな仕事? 狭き門を勝ち抜くための志望動機例も紹介!

営業職について
例文18選|営業職の志望動機で採用担当者を惹きつけるコツ

販売職について
販売職の仕事内容や魅力を徹底解剖! 就職するために必要な対策とは

美容ライター

美容ライターはその名の通り、美容にまつわる記事の執筆をおこなう仕事です。美容ライターに特別な資格は必要ないですが、化粧品や美容の知識と文章力が求められるため、以下のような民間資格を取得しておくと仕事上で活かすことができます。

美容ライターに活かせる民間資格

美容ライターとしての働き方は大きく2つに分けられ、出版社のライターとして美容雑誌を担当する場合と、フリーライターとして雑誌社やWeb制作会社と業務提携をおこなう場合があります

前者の場合は、出版社への就職が必要であり、入社時点から美容雑誌のライティングに携われるとは限りません。しかし出版社でライターとしてスタートすることで、どんな部署に配属されても基本的なライティングスキルを身に付けることができるでしょう。

一方後者は、個人の美容ライターとして自分自身で執筆依頼を取りにいく必要があるため、ある程度経験がなければ十分に稼ぐことが難しいでしょう。フリーの美容ライターとして活動している人の多くは、もともと出版社で美容雑誌を担当していたり、美容関係の仕事での経験を経てフリーに転身しています。

どちらの場合の美容ライターを目指すにしても、まずはライターとしての経験を積み、記事ができる過程について理解を深めてから、美容という自分の好きなジャンルでライティングの技術を活かせる場を探す必要があるでしょう。

美容ライターのような文章を書く仕事に就きたいと考えている人は以下の記事もおすすめです。あらゆる仕事への就活に詳しいキャリアコンサルタントが、文章を書く仕事の種類や特徴を徹底解説しています。

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文章を書く仕事と一口にいっても働き方はさまざまです。この記事では文章を書く仕事16選と実態をキャリアアドバイザーが解説します。注意したいデメリットや向いている人の特徴、今からできる行動も解説するので、文章を書く仕事に興味がある人は必見です。

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美容家・美容インフルエンサー

美容家や美容インフルエンサーは、豊富な美容の知識やスキルを用いて、メディアやSNS上でメイク術やスキンケア法を提案する仕事です

美容業界では「タイアップ」と呼ばれる、影響力の大きい個人に商品やサービスのPRをしてもらうことで売り上げにつなげる販売戦略があります。美容家や美容インフルエンサーは、こうしたタイアップの広告依頼を受けることで収入を得ているのです。

また、自分の影響力が高まることで、化粧品メーカーとコスメやスキンケア用品を作ったり、自分のブランドを持てるなど仕事の幅も広げることができます。

しかし、外部から依頼が来るほど影響力の高い存在になるためには、あらゆるコンテンツを考えるアイデア力や、自分自身のファンを増やすためのマネジメントスキルが求められるでしょう。

美容家や美容インフルエンサーになるためにはどんな仕事や経験をしておくと良いですか?

谷所 健一郎

プロフィール

独自の理論や美容センスを育むためにできるだけ多くの美容経験をしよう

美容家や美容インフルエンサーになるためには、メイク、ヘア、ダイエットなど特定の分野で、結果につながる独自の理論や美容技術を構築する必要があります。

そのため、専門分野の美容の仕事の経験を積んで、スキルや知識を高めていくと良いでしょう。日頃から独自の美容技術やノウハウを考えて、実践してみることも大切です。

またSNSなどで美容インフルエンサーのフォロワーになり、どういった発信をしているのか研究してみましょう。

どんな人が活躍できる? 美容関係の仕事に共通して求められる3つの資質

美容関係の仕事に求められる3つの資質

  • コミュニケーション能力
  • 情報収集力
  • PR力

美容関係の仕事は人の美容に携わるという共通点があるため、仕事上で活かせる資質も同様に共通しているものがあります。

美容関係の仕事のどんな職種に就くにしても、オールマイティに活かせる資質について理解し、それを習得することができれば、美容関係の仕事の選択肢を増やすことにつながるでしょう。

ここからは、美容関係の仕事を目指すうえで共通して求められる3つの資質について解説します。美容関係の仕事で具体的にどんな力が活かせるかイメージが浮かばない人は参考にして、自分の持つ資質と照らし合わせてみてくださいね。

①コミュニケーション能力

美容関係の仕事は、美しさを求める顧客に対してサービスを提供するために存在します。つまり、顧客とのかかわりが重要となるため、コミュニケーション能力が必要不可欠なのです。

そもそも美しさとは、人によって定義が異なる抽象的なものであり、その人をとりまく環境や目的、その時代の流行などによって形が変化するものです。

だからこそ、美容関係の仕事で求められるコミュニケーション能力とは、あらゆる美しさの形の中から顧客の求める美しさを引き出せる力といえるでしょう

また、美容関係の仕事の多くは、人の身体に直接施術をおこなったり人の肌に触れる化粧品を販売することがおもな仕事となるため、安全に対する責任が大きいです。

そうした点から見ても、顧客の求める美しさを引き出すときだけでなく、安心してもらえるような説明をしたり顧客との信頼関係を築いたりするときにも、コミュニケーション能力が問われるでしょう。

若林 宏美

プロフィール

美容関係の仕事では、顧客がどのような美しさを求めているのかはもちろん、本人が気付いていない悩みや要望も汲み取る能力が必要になります。

そのためには、コミュニケーションの中でも特に相手の望みを聞き出せる会話力、その悩みに寄り添う共感力があると良いでしょう。

美容関係の仕事の就活でコミュニケーション能力をアピールしようと考えている人は、以下の記事もおすすめです。人事に刺さるコミュニケーション能力の自己PRの秘訣をキャリアコンサルタントが解説しています。

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②情報収集力

美容業界は顧客からの需要が高く、多くの企業や店舗、ブランドが存在する競争の激しい業界であり、常に美容に関する新たな技術や商品が生まれています。

だからこそ、競争に勝って売り上げを向上させるためには、業界や顧客ニーズの変化や最新トレンドを理解するための情報収集力が大切なのです

たとえば、あなたが化粧品会社で美容部員として働く場合、自社の商品だけに詳しくても、あらゆるブランドを見ている顧客に対して「自社商品がほかのブランドと比較して何が魅力なのか」を説明できませんよね。

今はどんな化粧品がはやっているのか、ほかのブランドの売れ筋商品や使い心地はどうなのかなど、あらゆる情報収集をすることで顧客の商品購入につなげられるのです。

美容関係の仕事では、自分が就職する仕事で提供している美容について理解し、はやりやトレンド、技術などを常にアップデートし続けられるかが求められるでしょう。

③PR力

前述のとおり、美容関係の仕事は常に変化と競争が存在している中で、顧客に対してサービスを提供しなければいけません。

そのため、美容関係の仕事では、自分たちが提供する美しさやサービス、商品を差別化してアピールできるPR力が求められます。

また、この力は提供するサービスや商品をアピールするときだけに活かせる能力ではありません。特に美容関係の仕事では、独立や個人経営などといったキャリアステップを踏む場合も多いため、自分の持つスキルの高さや人柄などをアピールする際にも活かすことができます。

競合する企業や店舗、ライバルなど自分を取り巻くあらゆる部分を分析し、自分たちが提供するものの「こんな部分がほかにはない魅力である」と説得力を持って伝えられることができれば、美容関係の仕事で活躍できるでしょう

自分にPR力があるのか、またどうやったら伸ばせるのかわかりません……。

久野 永理

プロフィール

PR力は志望先のサービスや競合の理解を深めることで伸ばせる

自分にPR力があるのかないのかは、商品やサービスを顧客に提供できる自信があるのかないのか、と同義だといえます。

PR力を伸ばすためには継続的な努力が必要であり、提供する商品やサービスの理解をしっかりすることが大切です。自分が商品やサービスに対して向き合い理解することは、結果的に自信にもつながります。

また、全体的な業界や他社商品やサービスなどの情報収集をしておくことで、自分が提供する商品やサービスとの違いを伝えられるようになり、PR力を高めることができるようになるでしょう。

企業の商品やサービスの理解を深めるためには、企業分析が必須です。企業分析のやり方については以下の記事で解説しています。

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企業分析には自分に合った企業が見つかるなどのメリットが多くあります。また集めた企業情報をうまく活用することで、就活を効率的に進めることができますよ。この記事では、企業分析の正しいやり方から効率化のコツまでキャリアコンサルタントとともに徹底解説します。

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キャリアコンサルタントが解説! 美容関係の仕事に向いている人とは

美容関係の仕事で求められる資質のほかにも、どのような特徴を持つ人が向いているのか気になる人も多いのではないでしょうか。

ここからは、就活支援だけでなく採用担当者としての経験も豊富なキャリアコンサルタントの谷所さんに、美容関係の仕事に向いている人の特徴について解説してもらいます。

美容関係の仕事においてどんな人が活躍できるのか具体的にイメージしたい人は、谷所さんの解説をぜひ参考にしてみてくださいね。

アドバイザーコメント

美容関係の仕事で活躍できる5つの人物像と照らし合わせてみよう

美容関係に共通して向いている人の特徴は以下の5つが挙げられます。それぞれの特徴が美容関係の仕事のどんな部分で求められているのか理解して、より良い仕事探しの参考にしてください。

①向上心がある人

美容関係の仕事は、美容師、メイクアップアーティスト、ネイリスト、エステティシャン、美容ライターなどさまざまな分野がありますが、いずれも美容に対して向上心がある人が向いています。特にヘア、メイク、ネイルなどは、現状に満足せず技術や知識を高めていく向上心のある人が活躍できるでしょう。

②好奇心がある人

美容関係の仕事は、人をより美しくする仕事であり、流行やトレンドに敏感で、好奇心がある人が向いています。新たな美容技術や知識に興味を持ち、好奇心を持って取り組んでいくことが、美容関係の仕事では大切です。

③探求心がある人

美容関係の仕事は、一つの技術を極めていく探求心がある人が向いています。器用で何でもこなしてしまうとすぐに飽きてしまう人がいますが、美容関係の仕事は、じっくり技術を極めていく探求心が求められます。

④細かい仕事が苦にならない人

メイク、ネイル、ヘアセットなどは、いずれも細かい仕事が多くあります。そのため細かい仕事が苦にならない人は、美容関係の仕事に向いています。

⑤聞く力がある人

たとえばヘアカットなどで、顧客の伝えたいことを理解せず納得しないヘアスタイルになれば、クレームになる可能性があります。コミュニケーション能力のなかでも顧客の伝えたいことや要望を的確に把握できる力がある人が、美容関係の仕事に向いているでしょう。

さらに理解を深めよう! 美容関係の仕事のメリット・デメリット

美容関係の仕事のメリット・デメリット

  • メリット①美容の専門知識やスキルが身に付く
  • メリット②仕事を通じて自分磨きができる
  • デメリット①実力や経験次第で活躍できるかが決まる
  • デメリット②顧客ありきの仕事ならではの大変さがある

美容関係の仕事にかかわらず、どんな仕事においても良い部分や興味を惹かれる部分だけを見ているだけでは、就職後に「思っていた業務と違う」とミスマッチを起こしてしまいます。

そのため、自分に合った仕事を探す場合には、働くときのメリットだけでなくデメリットまで理解しておくことが大切です。

ここからは、美容関係の仕事のメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。これから美容業界で働くうえでどんなやりがいや大変さがあるのかを理解し、自分の働くイメージをさらに具体的にしてみましょう。

若林 宏美

プロフィール

メリットデメリットの中でも、特にデメリットに関する内容はどんな職種でもミスマッチにつながる可能性があります。

デメリットをきちんと理解できていない場合、就職後に自分が想定していなかった事態に遭遇し、自分のキャリアにも悪い影響を及ぼすこともあるので、しっかり把握しておきましょう。

メリット①美容の専門知識やスキルが身に付く

人の美しさを高めるための商品や施術は、人の肌や身体のメカニズムに基づいた専門的な知識や技術が用いられているため、美容業界で働くことでそれらの知識とスキルを身に付けることができます

もちろん、知識や技術は簡単に身に付けられるものではなく、資格の取得が必要だったり経験を積まなければ習得できないものがほとんどです。また、美容業界もファッションと同じでそれぞれの職種において流行やトレンドがあり、常に新しい技術やノウハウが生まれています。

しかし一度身に付けた知識や技術は、これから先も仕事上で活かし続けられるものであるため、学び続ける姿勢を忘れなければ、自身をアップグレードさせることにもつながるでしょう。

メリット②仕事を通じて自分磨きができる

美容業界に身を置いているからこそ、最新技術やトレンドに触れる機会も多いため、仕事を通じて自分磨きができるというメリットがあります。

職種や店舗によっては、そこで提供している施術や化粧品を社員割引などで安く利用することができる場合もあり、自分が美しくなるための環境が身近にある点もメリットといえるでしょう。

また、美容業界は商品や施術・サービスなどの質だけではなく、そこで働く人の美しさ、つまり見た目も顧客を満足させる要素の一つとして捉えられています。

たとえば、顧客がヘアサロンを訪れたとして、そこで働くスタッフの髪色や髪型が美しく整っていると「ここなら自分も美しくなれそう」という印象を顧客に与えることができるのです。

顧客のお手本として自分磨きが求められる点は大変さもありますが、自分の美しさや魅力を引き出せることは楽しさややりがいにつながるでしょう

谷所 健一郎

プロフィール

自分磨きは仕事にしなくてもできますが、人を美しくする美容関係の仕事で、専門的な美容技術や知識を活かして自分磨きをおこなえば、より磨きがかかるでしょう。

また、自分を磨いて広告塔となることで、より多くの顧客に興味を持ってもらえます。

デメリット①実力や経験次第で活躍できるかが決まる

美容関係の仕事の多くは、顧客、つまりは他者が満足できる美しさを提供しなければいけないため、高いクオリティと安全性が求められます。そのため、美容業界は実力の高さや経験の有無が成功に大きくかかわることがデメリットになり得るでしょう。

経験が豊富であればそれだけ店舗での期待も大きく、顧客にもその実力の高さを実感させることができれば売り上げにつながります。

しかし、こうした実力や経験は短期間で得られるものではなく、才能や美容のセンスといった潜在的な能力によっても習得のしやすさは変わるものです。

美容関係の仕事において、実力を付けるためにいろいろな経験や練習を重ね、常に努力し続けなければいけない点は大変な部分といえるでしょう

自分が成果を出せるか不安なのですが、美容関係の仕事には向いていないでしょうか?

若林 宏美

プロフィール

まずは不安に感じているネガティブな側面を分析してみよう

もし未経験なのであれば、仕事内容を完全に把握できていない「未知」な部分があるから不安なのかもしれません。そのほかには、自分がちゃんと働けるか自信がないなど、人によって不安になる要素はさまざまです。

まずはなぜ自分が不安なのかを分析し、それが就職後にはクリアできる不安なのかを見極めましょう。

仕事の向き不向きは、実際に働いてみないとわからない部分もあります。美容関係の仕事がしたいなら、なぜしたいのかといったポジティブな要素と、不安というネガティブな側面も踏まえて、本当にやってみたいかを考えてみてはいかがでしょうか。

デメリット②顧客ありきの仕事ならではの大変さがある

美容関係の仕事においては、美しさを提供する相手である顧客との関係は切り離すことができません。そのため、顧客への接客やクレーム対応など大変なことも多いという点がデメリットになるでしょう。

顧客に直接施術をおこなうような職種では、施術や接客での顧客満足度がそのまま店舗や自分自身のイメージに直結します。ときにはクレームを受けたり無理な要望をされたりすることもありますが、そういった場面でも顧客の離脱につなげないために誠実に対処することが必要なのです。

また、美容系インフルエンサーのように顧客に直接的に施術をおこなわない場合でも、自分の発言や行動によって顧客の美意識を高めたり、商品やサービスの利用につなげることが求められます。

そのため、自分自身や商品、サービスをPRする力はもちろん必要ですが、常に顧客に影響を与える存在として自覚を持った行動が必要となるでしょう

久野 永理

プロフィール

上記以外のデメリットとして、美容関係はサービス業となるので休日は平日となるところが多いという点です。

スキルアップや経験値、インセンティブなどで給与も上がっていく傾向にあるので、待遇や給与も含め、プライベートとのバランスが取れるか再確認をしましょう。

美容業界で働こう! 自分に合った仕事を見つけるための3ステップ

自分に合った美容関係の仕事を見つけるための3ステップ

ここまで、美容関係の仕事への理解を深めるための解説をおこなってきましたが、自分に合った仕事を見つけるには具体的にどうすれば良いのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

そこで最後は、美容関係の仕事の中で自分にベストな職種を見つけるための3ステップについて解説します。

まだ自分に合った美容関係の仕事が思いつかない、気になっている仕事が本当に自分に合っているのか自信がないという人は参考にして、後悔なく就活を始める準備をしましょう。

①自己分析で自分にどんな特性があるのかを明確にする

美容関係の仕事にかかわらず、自分に合った仕事を見つけるためには、その仕事が自分のどんな部分にマッチしているのかを見つけなければいけません。そのため、自己分析をおこない、今の自分がどんな人なのか理解を深めていきましょう。

ここでの自己分析では、マインドマップを作成し自分の性格や価値観、興味などを掘り下げていきます。

たとえば「どんなことが得意・苦手なのか」「美容の中でもどんなことに興味があるのか」「美容関係の仕事を選ぶうえで大切にしたいことは何か」というように、美容関係の仕事で働きたいと思っている自分に問いかけてみましょう。

自分の価値観や性格は、美容関係の仕事を選ぶときの判断基準や志望動機の要素にもなるため、この先の就活をスムーズに進めることにもつながりますよ

谷所 健一郎

プロフィール

マインドマップ以外のおすすめの自己分析として、自分史やモチベーショングラフなどが挙げられます。

自分史では、これまでの人生を振り返り、印象に残っている出来事を具体的に書き出しましょう。

またモチベーショングラフでは、自分史で見つけた過去の出来事の気持ちの浮き沈みをグラフ化して、なぜそうだったのか考えてみてください。モチベーションが高くなるときに共通している行動が、得意なことや強みにつながりますよ。

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②美容関係の仕事に活かせる前職の経験や資格などを棚卸しする

既卒や第二新卒での就職を目指す場合は、新卒よりも社会人としての経験やスキルが問われる場合があります。そのため、自己分析では自分の性格や価値観を掘り下げる以外に、美容関係の仕事に活かせる経験やスキルがあるかどうかも明確にしておきましょう

たとえば、あなたが美容専門学校を卒業していたとします。その場合、そこで学んだことが、美容関係の仕事の中でもどんな仕事で活かせるかを考えてみましょう。

そうすることで、美容の知識やタッチアップ、ヘアメイクなどの経験が美容カウンセラーやメイクアップアーティストなどの仕事に活かせる、というように具体的な仕事が見えてきます。

また、美容関係の仕事の中には、美容の専門資格を持っていなくても就職が目指せる仕事も多くあります。

異業種から美容業界への就職を考えている場合は、前職の社会人経験を振り返り、美容関係の仕事で求められる資質と照らし合わせて、どんな経験やスキルが活かせるのか掘り下げてみましょう。

どんな経験が活かせるのかいまいちイメージできません……。

久野 永理

プロフィール

何気ない経験でも振り返って身に付いたスキルを見つけよう

美容関係の仕事は顧客や取引先と接する機会が多い職業であるため、コミュニケーションスキルや接客スキルが必要です。

前職で少なからず、同僚や他部署の人と仕事のやり取りをする機会や周囲の人と協力した経験があったと思います。そしてその経験の中で相手への気遣いや何気ない会話もあるでしょう。

そうした日常のさまざまな経験から、気付かないうちにいろいろなスキルが身に付いているはずです。まずは小さなことでも振り返ってみましょう。

また、いろいろな知識の習得や技術のスキルアップも必要となります。これまで自身が何かに努力した経験なども思い出してみましょう。

努力した経験やコツコツ継続できる力は、今後の新しい知識や技術の習得、今後のキャリア選択などに大いに活かせます。

③美容関係の仕事と自分の適性を照らし合わせて将来像を明確にする

美容関係の仕事にかかわらず、選んだ仕事で自分が働く姿やキャリアステップが具体的にイメージできなければ、就職後の働き方や仕事内容に納得感が持てず、ミスマッチにつながってしまいます。

そのため、自分の適性や過去の経験を明確にした後は、それらを美容関係の仕事と照らし合わせ、自分の未来の姿として「この先自分がどのように美容とかかわっていきたいのか」を明確にすることが大切です

たとえば、あなたの適性が人の相談に乗ることで、美容の中でもメイクからファッションまで全体的なコーディネートに携わりたいと考えていたとします。そこからあらゆる美容関係の仕事内容や求められる資質を照らし合わせてみましょう。

そうすると、ドレスなどさまざまなファッションの着付けの技術が求められ、顧客と相談しながらメイクや髪型を提案できる結婚式場や撮影スタジオのメイクアップアーティストが自分に合った美容関係の仕事であると判断することができるのです。

このように、美容関係の仕事の特徴と自分の適性、その両方の角度から職種を分析することで、自分が理想とする美容へのかかわり方がかなえられる仕事を見つけることができるでしょう。

キャリアビジョンの描き方がよくわからないという人は以下の記事がおすすめです。経験豊富なキャリアコンサルタントが、納得の就活につながるキャリアビジョンを描くポイントを解説しています。

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美容関係の仕事はなりたい姿を見極めて自分に合った職種に就職しよう

美容関係の仕事は、人の肌や身体、髪などの美しさにかかわるものであり、さまざまな仕事が存在しています。

美容という言葉からも華やかなイメージを持つ人も多い業界ですが、なんとなくのイメージだけで仕事を選んでしまうと、就職後のミスマッチにつながりかねません。

自分に合った仕事を見つけるためには、それぞれの仕事について深く理解することはもちろんですが、自己分析をおこなって「どのように美容とかかわりたいのか」を明確にすることが大切です。

これから美容の世界に飛び込もうとしている人や、これまでの経験を活かしてキャリアチェンジを考えている人は、ぜひこの記事を参考に、美容業界での自分のなりたい姿を実現させてくださいね。

アドバイザーコメント

美容関係の仕事は人と触れ合うことが多くのやりがいにつながる

相談者さんたちと接していて感じるのは、「自分が何をやりたいのか」が見つからない、わからない人がすごく多いという点です。

そんな中でも、今回の美容関係のように目標を持って就活に励む学生は、やりたいことが決まっている分就活が進みやすく、自分にマッチした会社を見つけやすいと思います。

美容業界の仕事は、顧客と直接触れ合う機会が多く「人に喜んでもらいたい」「誰かの美しさを支えたい」など、人のために何かしたいと思う人にとってはぴったりの仕事です。

私の友人には美容の仕事をしている人が多いのですが、最初はサロンなどで働いてスキルを身に付けながら、自分でセミナーを受講するなど日々努力をして独立している人もたくさんいます。

美容関係の仕事ならではの特徴を理解して自分に合った仕事を見つけよう

他業種と比較しても、将来的に個人事業主などで独立したい人にとってもチャンスが多い業種のため、そういった観点からもおすすめしたい仕事です。

また美容関係の仕事は、結婚や出産を経ても続けやすいというメリットもあるため、特に女性からの人気も高いという特徴もあります。

人と触れ合いながら、自分にとってもやりがいのある仕事だと思うので、自分に合った仕事を見極めてぜひ挑戦してみてくださいね。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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