例文17選|就活で努力を惜しまないことを効果的に伝える方法

3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました

  • キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

    Yuichi Nishi〇大学では就活に関するスキルを身に付けられる実践中心の授業を展開。また、講師として企業で新人や中堅社員に向けてコミュニケーション研修、キャリアコンサルティングをおこなっている

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  • キャリアコンサルタント/性格応用心理士1級

    Minoru Kumamoto〇就職・転職サイト「職りんく」運営者。これまで300名以上のキャリア相談を受けた実績。応募書類や採用面接の対策支援をする他、自己分析の考え方セミナーを実施

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  • キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士

    Takako Shibata〇製造業を中心とした大手~中小企業において、従業員のキャリア形成や職場の課題改善を支援。若者自立支援センター埼玉や、公共職業訓練校での就職支援もおこなう

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この記事のまとめ

  • 「努力を惜しまない」は言い換え表現で強みとして的確に表わそう
  • 努力を惜しまないことのアピールはエピソードの具体性が鍵
  • 例文を参考に努力を惜しまない強みを自己PR文に落とし込もう

就活で自分の強みとして努力を惜しまないことをアピールしたいものの、「努力を惜しまないことをどう証明したら良いのだろう?」「努力を惜しまないのは当たり前のことで強みにならないのでは?」と疑問や不安を感じる人もいるでしょう。

努力自体は多くの学生がこれまでおこなってきたものです。就活で強みとして押し出すのであれば、「努力を惜しまない」が自分のなかで際立った特徴であることを伝える必要があります。併せて、自分の努力を惜しまない姿勢が企業に利益をもたらし得ることも強調したいところです。

この記事では、努力を惜しまないという特性を就活で効果的にアピールする方法を、キャリアアドバイザーの杉原さん、隈本さん、柴田さんとともに解説します。自分ならではの努力を惜しまない姿勢を企業に伝えたい人はぜひ参考にしてください。

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目次

努力を惜しまないことは武器になる! 自分に合う具体的な表現が重要

就活で「努力を惜しまないこと」を強みに位置付ける人の中には、「そもそも努力なんて誰でもできるし、アピールになるのだろうか」と不安に思う人もいるかもしれません。しかしどんな場面も努力を惜しまない姿勢は誰にでも持てるわけではなく、魅力的な強みです。一方伝え方次第ではありきたりに聞こえてしまうので、どのように伝えるかには特に注意して考えていきましょう。

記事の前半では「努力を惜しまない」を軸にして自分の性質を深掘りし、企業に伝える内容をより具体的にするための準備を整えます。自分の行動を振り返り、努力を惜しまないことを自分らしく伝えられる表現を探しましょう。より具体的な言葉を選ぶことで、アピールの内容がぼやけることを防げます。

後半は、自分が魅力的な人材であることを強調できるよう、努力を惜しまないことの内容をブラッシュアップする方法を解説します。エピソードやプレゼンの仕方によっても企業が受け取る印象は変わるので、企業にどのような学生としてみてもらいたいのかを明確にして、説得力のある伝え方を確立させましょう。

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そもそも「努力を惜しまない」とは?

「努力を惜しまない」とは、目的のために手間や労力をいとわず物事に取り組むことです。結果的に目標を達成できたかどうかではなく、最後まで諦めたり投げやりになったりすることなく努力をし続けられれば「努力を惜しまない」人と言えます。

学生から社会人になると、業務のために新しいことを学ばなくてはいけないだけでなく、周囲とのかかわり方や物事への取り組み方などでこれまでとは異なる行動を求められる可能性があります。企業は組織に貢献してくれる人材を探しているので、一所懸命にスキルを磨ける学生は企業にとって魅力的です。

また、社会人としてのキャリアを積めば、比例して任される業務の難易度も上がります。社会人になってからも努力を怠らない人は業務を通じてさらに成長し、企業を引っ張る人材になってくれる可能性が高いので、長期的な目線でも企業は努力を惜しまない人に対して好印象を持ちやすいです。

アドバイザーコメント

努力を惜しまない人は組織に良い影響をもたらすことを期待される

努力を惜しまない人が企業側から持たれやすい印象はいくつかあります。

まず1つ目は「信頼できる人」です。責任感があり最後までやり通そうとする姿勢を評価しているのです。途中で失敗しても投げ出さず、工夫や改善をしたりして、結果を出そうとする姿に企業は「この人は信頼できる人だな」と思われるでしょう。

2つ目は「チームへの良い影響を与える人」です。努力をする姿を周りのメンバーが見て、それに共感するというのは、何もドラマやスポーツに限ったことではありません。実際の仕事でも、一途に頑張っている人がいれば「自分も何かしなければ」と突き動かされるものです。

3つ目は「学習意欲が高い人」です。数々の困難に直面しても、それを乗り越えるために知識を広げ、さまざまなことを学び、物事を多面的な視点からとらえられるようになります。「成長意欲の高い人」とも言い換えられます。

努力の仕方や伝え方次第で低評価を受ける可能性もある

ただ、「努力の方向性が間違っている」であったり、「一人でガムシャラに頑張って、周りの協力を得ようとしない」という逆の評価を受ける場合もあるので、伝え方や伝える内容には注意しましょう。

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努力を惜しまない人の特徴5選! 行動から自分の強みの表し方を探そう

「努力を惜しまない」と一言で言っても、人によってさまざまな努力の仕方があるため、努力を惜しまないことをアピールしても企業に自分の強みが的確に伝わらないかもしれません。

そこでまずは、行動パターンから自分がどのような努力を惜しまないタイプなのかを把握し、そこからどうアピールするか具体的に考えていきましょう。就活では説明のわかりやすさも評価の対象になるので、さまざまなとらえ方のできる言葉よりも、一言でイメージを共有できる言い回しを選ぶのも重要です。

それでは、5つの行動パターンを軸に、どのような言い回しが自分をより的確に表現できるかを探していきましょう。

①目標達成に向けて主体的に行動する

目標のために自分なりに解決策を考え、考えが適切かを確かめるために試行錯誤する姿勢は、労力をいとわずに物事と向き合っていて、努力を惜しまない人の特徴の一つといえます。

たとえば、「第一志望校に合格するために1年分のカリキュラムを自作し、そのとおりのスケジュールで勉強を進めた」「大学生の間に人見知りを克服するために4年間接客業のアルバイトを続けた」などが目標達成のための行動として挙げられます。

努力を惜しまず主体的な行動が取れる人は、たとえ成果が小さくても、自ら考えて行動したことに達成感を感じやすく、それが自信や次の行動の原動力にもなり得るのです。加えて自分に足りないスキルにも気付きやすいので、成長も早くなる傾向にあります。

こうした目標を達成しようとする行動力は努力を惜しまない人の大きな強みです。

目標達成に対する意識の強さは、社会人として重要な自己管理能力や達成力につながります。

自ら課題を発見し、解決策を策定・実行することで、業務の効率化やチームの生産性向上に貢献できることをアピールしましょう。

また、主体性がある人は周囲からの信頼を得やすいです。

目標達成力を構成する行動力と主体性については以下の記事で詳しく解説しています。それぞれ自己PR例文も豊富に紹介しているので、併せて参考にしてみてください。

行動力
自己PRの「行動力」は6つの言い換えで差別化できる! 例文30選

主体性
例文9選|主体性を自己PRで伝える4ステップと5つの注意点を解説

②一つひとつの事柄に全力を注ぐ

目の前のタスクに全力を注ぐことも、努力を惜しまない人の特徴です。学生時代でいえば「小学校から大学までの20年間を習い事に費やした」「大学では全科目でA評価を獲得するために毎日1時間の予習復習を欠かさなかった」「アルバイトで年間売上1位を目指して社員と協力しマニュアル以上の仕事をおこなった」といった行動が該当します。

どのようなことに対しても一つひとつ手を抜かず、全力を注げる人はなかなかおらず、企業にとっても信頼感のある魅力的な人物に映ると考えられます。

企業も新入社員に対し、慣れない業務のことでも真剣に学び、こつこつと知識・スキルを身に付けていってほしいと考えているので、わからないことや苦手だと感じることでも目標に向けて努力できるのは大きな強みです

取り組み方次第ではあるものの、こうした強みは集中力や継続力とも表現できます。

柴田 登子

プロフィール

仕事には、マルチタスクを求められるものもあれば一つ一つの物事を大切に取り組む姿勢が必要なものもあります。職種や業種、企業によってそのニーズは異なっているので、一概にどちらでなければいけないという訳ではありません。

大切なのは自分の性質に合った仕事を選ぶことです。

③責任感が強く物事を投げ出さない

努力を惜しまない人のなかには、目標に対して強い責任感を持っている人もいます。責任感が強い人は目標を達成するための自己研鑽を怠らず、万が一目標を達成できない可能性が見えたとしても諦めません

責任感が強く努力も惜しまない人は、たとえば部活動で部長のポジションを任された場合、部員全体のことを常に考えながら、部長としての役割をまっとうしようと試行錯誤ができます。

また物事を投げ出さずに努力できる人は、どのような結果も真摯に受け止めることができる傾向が高いです。たとえば目標を達成できなかったときは、なぜ目標を達成できなかったのか、どうすれば目標を達成できるのかをつぶさに検討します。自分の欠点を認められる人は個人としての成長が早いだけでなく、組織への貢献度も高くなりやすいです。

そのため責任感は成長意欲や粘り強さとも言い換えらます。

④努力を習慣化している

努力を惜しまない人は努力することが自分にとっての当たり前になっていることが多いです。努力に対してハードルを感じない人は難題にも果敢にチャレンジできるので、日々の学習と併せて自己成長を速めることできます

体力づくりのために毎日ジョギングを続けたり、苦手科目を克服するために毎日基礎問題を解き続けたりといった行動が努力の習慣化に該当します。

特に「これといった強みがないから」と消去法で努力をアピールしようとしている人は頑張ることを普通のことととらえているからかもしれません。日々コツコツと努力を重ねられること自体が一つの強みであり、継続力や着実性と言い表すことができますが、その積み重ねによって別のスキルが養われている可能性にもぜひ目を向けましょう。

自分の強みを見つけられないと悩んでいる人にはこちらの記事がおすすめです。自分の強みに目を向け、自分に合った企業・職種を見つけましょう。

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⑤ストイックで自分に厳しい

努力することが当たり前だと考えていたり、自己評価が厳しかったりする人も努力を惜しまない人といえます。

自分にも他人にも厳しい人は自己管理能力が高い傾向があり、そのような力を発展させてリーダーシップにつなげる人もいます

ただしこのタイプは、「自分の考えを他者に押し付けてしまうのでは?」と企業から懸念されやすいので、協調性もあることを示すなど、企業の不安を解消できる回答も準備しておきましょう。

強みが見つからないために消去法で「努力を惜しまない」をアピールしようとしている人は、それが本当に自分を表すのに適切なフレーズかを考え直すことも大切です。こちらの記事を参考に、自分の強みを探し直してみましょう。

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努力を惜しまないことを伝えられる就活の質問と伝え方

努力を惜しまないことをアピールする各項目の伝え方

就活ではさまざまな角度から自分の強みや経験を伝えることが可能です。企業に提出するエントリーシート(ES)では、おもに自己PR、長所、ガクチカという3つの項目で努力を惜しまないことをアピールできます。

この章ではそれぞれの質問でどのように「努力を惜しまない」を伝えることができるかを解説します。基本的な書き方も併せて説明するので、参考にして、それぞれの質問であなたの努力を惜しまない人柄を効果的にアピールしましょう。

ESがどのようなものであり、就活でどのように用いられるのかイメージがつかない人は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

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自己PR:努力の成果から内容を具体的にアピールする

自己PRは自分の強みについて述べる項目で、強みを活かしてどのように企業に貢献できるかを伝える必要があります。

役割内容文章のボリューム目安
結論・私の強みは計画性だ全体の10%程度
背景説明・大学時代は資格取得に力を入れた
・合格率5%の難しい資格だ
30%程度
具体的な行動・試験に合格するために1年計画を立てた
・毎日3時間勉強した
・勉強時間を確保するためにアルバイトのシフトも調整した
30~40%程度
まとめ・入社後は計画性を活かして顧客に信頼される人材になる20~30%程度
努力を惜しまないことを自己PRに落とし込む例

締めにあたる「入社後にどう活躍するか」の部分は特に企業も注目しているため、一定の文量を割き、企業への熱意を伝えましょう

「自分がどれほど努力を惜しまない人間か」をプレゼンする自己PRは、強みを具体的にアピールしたい人にとっては最も書きやすい項目といえます。自己PRの一般的な字数制限である300~400字の文量を活かし、数値や他者評価など、成果を客観的に表せるエピソードを盛り込み、自分の強みをアピールしましょう。

努力を惜しまないことの自己PRで高評価を得るポイントは、やはり「具体的に書くこと」です。数値を入れるとより説得力が増します。

また、チームワークを重視している職場ならば、「周りとのコミュニケーションや貢献度」に触れるのがおすすめです。そして自己PRの最後は、その努力が将来どう仕事につながるのかで締めくくりましょう。

自己PRの詳しい作成方法はこちらの記事で解説しているので、併せて目を通してみてください。

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例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説

エントリーシートの自己PRは、採用担当者の興味を引くことが大切です。この記事では、論理的でわかりやすく、かつ興味を引ける自己PRのコツや、盛り込むべき内容、例文をキャリアコンサルタントと解説します。

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例文15選|エントリーシートの自己PRで人事を惹き込むコツを解説

長所:性質を一言で表して習慣的な努力をアピールする

ESでストレートに強みをアピールできるもう一つの項目が長所です。長所は自己PRほどの文章量は求められません。長所を一言で述べるか、そこに50~100字程度で補足を添える程度であることがほとんどです。よって長所は、具体的なエピソード・成果を表しづらい強みを簡潔にアピールする際に有効です

役割内容文章のボリューム目安
結論・私の長所は計画性だ全体の20%程度
過去に長所を活かした具体例・難関資格を取得するために1年計画を立てた40%程度
現在長所を活かしている具体例・卒業論文の質を上げるために、教授に週1回進捗を報告してアドバイスをもらっている40%程度
努力を惜しまないことを長所に落とし込む例

「毎朝欠かさずジョギングをしている」「周りの人の変化に気を配ったコミュニケーションを取っている」など、習慣的な努力をアピールしやすい項目といえます。そこに付け加える説明としては、努力を続けるための工夫や、努力を続けたことの効果などがおすすめです。

日々積み重ねてきた努力一つひとつはインパクトに欠けると感じることもあるかもしれませんが、企業が長所を通じて知ろうとしているのは学生の人柄です。インパクトや成果の大小は必ずしも評価の対象になるわけではないので、自分の人柄を誠実に伝えることを一番に考えて長所を表現してください。

自己PRと長所がかぶります。努力を惜しまないことを「忍耐力」と「計画性」みたいに書き分けるべきですか?

自己PRと長所は説明の切り口を変えて違いを出そう

自己PRと長所で内容が重なる場合、採用担当者の印象が薄まったり、準備不足と見なされたりする可能性があるため、文言の丸かぶりは避けるのが望ましいです。同じ内容でも異なる観点から説明する工夫をしましょう。

たとえば「努力を惜しまない姿勢」を伝える際、自己PRでは「忍耐力」に焦点を当て、具体的なエピソードを通じて、困難を乗り越える力を強調します。

一方、長所では「計画性」に着目し、目標達成に向けてどのように計画を立てて取り組んだかを説明すると、違いを出せます。

言い換えをおこなう際の注意点としては、単に言葉を変えるだけではなく、文脈に合わせて適切なエピソードや具体的な成果を組み込むことが重要です。

長所は短所と併せてたずねられることが多く、一貫性のある回答が重要です。以下の記事で長所の書き方や見つけ方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

長所の書き方
例文25選|履歴書の長所・短所の書き方と選考通過に導くポイント

長所の見つけ方
「長所と短所がわからない」の脱出方法10選|例文や伝え方も紹介

ガクチカ:苦労したエピソードで努力経験をアピールする

ガクチカとは300~400字程度で「学生時代に力を入れたこと」を伝える項目であり、ここでいう力を入れたこととは、課題や目標を達成するための取り組みを指します。

つまり、ガクチカも学生の強みをアピールできる項目ではあるものの、課題や目標と対峙するなかでいかに強みを獲得・研鑽したかがメインになる点が自己PRや長所との大きな違いなのです

具体的には、課題が「サークルの規模が小さくて活動が限られる」ことであった場合、人数を増やすために「サークルの知名度を上げようと考え、宣伝として初心者向けのイベントを開催した」といった努力をプレゼンしてみましょう。

ガクチカの評価ポイントは課題にどのように向き合ったかなので、ボリューム目安は下記の通り、課題に対する具体的な行動の部分が多くなります。

役割内容文章のボリューム目安
結論・サークルの規模を1.5倍にするために努力した全体の10%程度
背景説明・サークルの規模が小さく思うように活動できない課題があった
・人数を増やすために初心者向けの宣伝イベントを開催した
30%程度
具体的な行動・イベントを宣伝する力を得るため、他校との交流で人脈を広げた
・他校とのコラボレーションで宣伝を成功させた
30~40%程度
まとめ・入社後も課題解決力を活かして顧客の悩みに寄り添う20~30%程度
努力を惜しまないことをガクチカに落とし込む例

企業はガクチカを通して、学生が物事に対してどのような行動を取るのかを推測します。その行動パターンが企業風土や業務と合うかを確認しているのです。努力を惜しまないための力を業務に活かすビジョンが見えている人は、ぜひガクチカでのアピールも検討してみましょう。

ガクチカの書き方はこちらの記事でより詳しく解説しているので、併せて目を通してみてください。

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人事を惹きつけるガクチカの書き方5ステップ|例文12選付き

ガクチカの書き方は順序が最も重要です。この記事ではガクチカの書き方をキャリアアドバイザーが5ステップで紹介します。また、業界別や職種別のガクチカ例文も併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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具体性が重要! 努力を惜しまない強みを明確に伝えるエピソードの考え方

具体性が重要! 努力を惜しまない強みを明確に伝えるエピソードの考え方

  • 努力を惜しまなかった経験を洗い出す
  • 経験から自分の努力パターンを見つける
  • 努力パターンに合う項目でアピール内容を考える

努力を惜しまない人材は企業にとって魅力的ですが、その特色は資格などのように目に見える形で証明できるものではありません。採用担当者や面接官は学生と初対面であり、たとえ学生が日々努力を惜しまず物事に向き合っていたとしても、言葉で説明されなくてはわからないからです。

よって、自分を努力を惜しまない人と表すのであれば、具体的なエピソードによって努力を惜しまない人であることの根拠を示す必要があります。そのためには、自分の強みが的確に伝わる出来事をピックアップするだけでなく、聞き手が納得できる伝え方も大切です。

エピソード次第で企業からの評価は大きく異なるため、3ステップで説得力のあるエピソードを考え、企業から高評価を獲得しましょう。

ステップ①努力を惜しまなかった経験を洗い出す

まずはエピソードの土台になる、努力を惜しまなかった経験を選定しましょう。経験の洗い出しは自己分析によっておこないます。過去を振り返ってこれまでに努力を惜しまず取り組んできたことを思い出していきましょう。経験が複数ある場合は、以下の観点でエピソード化する経験を絞ることをおすすめします。

就活でアピールできる「努力を惜しまなかった」経験の基準

  • 現在の自分が話して違和感のない時期のものか
  • 自分が主体的に行動したか
  • 第三者から見ても努力を惜しんでいないといえるか

あまりに昔の経験だと「最近は努力を惜しまないシーンはなかったのか?」と疑問を持たれかねないので、なるべく大学時代の経験を選びましょう。また、自分なりの考えや指針を持って行動したことでないと強みとしてのアピールは難しくなるので、他者にいわれて取り組んだことは避けるべきです。

第三者が見ても「たしかに努力を惜しまない人だな」と納得できるかどうかの確認も困難に感じられるかもしれませんが、当時身近な人に言われたほめ言葉や、努力を惜しまず行動したことで上げられた具体的な成果を挙げられる経験を選び、説得力を担保していきましょう

一つひとつの経験がインパクトに欠けるので、中学・高校・大学での努力を並べて補いたいです。

柴田 登子

プロフィール

複数の経験を取り上げるとき努力の一貫性を示せることが重要

一つひとつの行動はばらばらでも、中高大での経験に必ず一貫性を持たせるようにしましょう。

たとえば中学はバレーボール、高校は書道、大学では弁論など、やっていることはまったく別でも、毎日欠かさず練習をしていたり、必ず何らかの受賞を目指しそれを実現させていたりと、「努力を惜しまない」ポイントが共通していると示せると良いでしょう。

また、それらの「努力を惜しまない」経験があなた自身の人間性をどのように成長させたかの分析を加えておくのも効果的です。

自己分析のやり方は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。自己分析の方法は複数あるので、自分に合ったやり方を見つけましょう。

自己分析のやり方
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説

自己分析のフォーマット
簡単15分! 自己分析シートのフォーマット6選

ステップ②経験から自分の努力パターンを見つける

努力を惜しまないと一口に言っても、その方向性はさまざまです。目標達成のために自分がどのような選択肢を取ることが多いかを考えていきましょう。

目標達成のための努力のパターン例

  • 計画的に物事を進める
  • 一つひとつの物事に丁寧に取り掛かる
  • 苦境でもくじけず行動し続ける
  • 限られた期間で集中的に物事を進める
  • 習慣化によって安定的に行動する

ステップ①で最初から経験を1つに絞っていた人はその経験を分析し、複数の候補があった人は自分がどのパターンの努力傾向にあるかを確認します。自分の努力のパターンを見つけると、「努力を惜しまない」という特性をより具体的に表現しやすくなります

複数のパターンに当てはまる場合は、話す内容を1つに絞るか、複数を列挙するかの2つの選択肢があります。企業に「こういう人材だと思ってほしい」というイメージが固まっている人や、話の焦点がぼやけるのを防ぎたい人は1つに絞るのがおすすめです。

バランスよく努力パターンを押し出したい人や、複数のパターンにまたがる強みを明確に説明できる人は複数を組み合わせると良いでしょう。

自分の行動傾向をつかみ、客観的な視点で自分の強みを確認していってください。

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ステップ③努力パターンに合う項目でアピール内容を考える

前章で解説したとおり、自己PR、ガクチカ、長所はそれぞれ伝え方が異なるので、努力パターンにもとづいてかみ砕いた自分のエピソードが、どの項目だと一番魅力を引き出せるのかを考えていきましょう。

たとえば計画的に物事を進めるのが得意な人は、そのエピソードが「計画性を発揮して成果を出した」のであれば自己PRに、「計画性を活かした行動を日常的に取っている」のであれば長所に、「計画性で課題に向き合った」のであればガクチカにすると書きやすいです。

まずは一番しっくり来た項目で文章化してみて、魅力が引き出せているかどうかを確認してみましょう。魅力が引き出せているかがわからないときは、企業に自分をどのような人材として受け取ってほしいか、企業がどんな努力パターンを持つ人材を求めているかなどをイメージして考えてみてください

文章化することに慣れると、「こういう強みをもっと押し出したい」といった思いも明確化するので、迷ったときは手を動かしながら考えましょう。

周囲と差をつける! 努力を惜しまない姿勢を自分らしくアピールする方法

周囲と差をつける! 努力を惜しまない姿勢を自分らしくアピールする方法

  • 言い換え表現で自分の努力を端的に表す
  • 主体的に努力したエピソードを織り込む
  • 努力によって獲得した成果を明確に示す
  • 周囲と連携して努力できることを含める

ここまで、努力を惜しまないことをより的確に伝える方法について解説してきました。ここからはライバルとの差別化のための一工夫として、「努力を惜しまない」をより自分らしく伝えるための方法を解説します。

多くの学生と接点を持つ企業に自分のことを覚えてもらうには、周囲との差別化が大切です。特に応募者の多い人気企業の選考では、採用担当者や面接官の印象に残るための工夫が欠かせません。

努力を惜しまないことをスキルだけでなく個性として伝え、自分との相性が良い企業とのマッチングをかなえましょう。

①言い換え表現で自分の努力を端的に表す

「努力を惜しまない」は強みと呼ぶには抽象的です。採用担当者や面接官がそのフレーズを聞いたときに具体的なイメージができないと、印象が弱まり内定が遠のいてしまう恐れがあります。よって、自分がどのような努力を惜しまない特性を持つのかを整理して、より具体的な表現に変更していく過程が必要です

「努力を惜しまない」の言い換え例具体性を増した表現の例
達成力がある成長意欲が高い
ほかの人が諦めた目標も達成する
計画的に目標を達成する
継続力がある一つのことを着実に継続する
物事を極めるまで継続する
ポジティブ思考で物事を続ける
忍耐力がある負けず嫌い
困難に直面しても諦めない
くじけずやり抜く
集中力があるできるようになるまで諦めない
メリハリある行動で短期間で結果を出す
短期間で一気に没頭する
影響力がある何事にも全力で挑む
努力する姿で周囲を牽引する
周囲と一丸となって努力する
言い換え表現の考え方

初対面の人にも強みをスムーズに理解してもらうことが目的なので、長すぎないフレーズにしましょう。10~20字程度の長さに収められるとわかりやすいです。

達成力や忍耐力といった言葉も言いたいことが伝わらないわけではありませんが、こういった表現はほかの学生も使っている可能性が高いです。そのなかで自分らしさが伝わる独自の言葉を使えると、採用担当者や面接官の印象に残りやすくなります。

表現が思いつかない人は、エピソードに立ち返って自分の実際の努力を確認し、具体的かつエピソードとの親和性が高いフレーズを考えていきましょう。

自分の努力は継続力とも忍耐力とも取れる気がします……。

自己分析を深めて自分の努力の仕方を多角的に確認しよう

自己分析をもう少し深くおこないましょう。そのときにはぜひマインドマップを活用してみてください。

まずはノートの真ん中に「継続力」と書いて、「継続力」に関する自分のエピソードをキーワード形式で思いつくまま書いていきます。

書けるだけ書けたら、次は別のページに「忍耐力」と真ん中に書いて、マインドマップ形式で同じようにエピソードのキーワードを書いていきます。

ある程度出そろったら、親、兄弟姉妹、先輩、後輩、先生などの身近な人に見てもらい、アドバイスをもらいましょう。他者の視点を取り入れることで新たな発見があるかもしれません。

そして、最後にもう一度、総合的に自分を的確に表す言葉がないかどうかを検討してください。最初よりもピッタリな言葉が出てくるはずです。

強みの言い換えが思いつかない人はぜひこちらの記事も参考にしてください。努力を惜しまない特性の言い換えも豊富に紹介しています。

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②主体的に努力したエピソードを織り込む

繰り返しになりますが、他者から指示されておこなったことを自分の強みを象徴する行動としてアピールしても、企業からの評価は得られにくいです。むしろ受動的、消極的といったネガティブな印象を持たれかねません。特に努力を惜しまないことを強調する際に受動的な要素を含むエピソードを披露すると、プレゼン自体もちぐはぐになる可能性があります。

こういった事態を避けるには、自分が主体的に努力したことを強調するのが大切です。ただし主体性とは、取り組みの一から百までを自分一人の力で進めることではありません。たとえば誰かの言葉がきっかけになって物事に取り組めたり、取り組みのなかで受けたアドバイスで成長したりしたのであれば、そういった経緯をプレゼンに含んでも良いです。

重要なのは、取り組みを成功させるために自分にできることを精一杯考え、行動したかどうかです。プレゼン内容を考える際は、当時の自分の思考・行動をしっかりと組み込み、主体性をアピールしましょう。

主体性に欠けたエピソードは、採用担当者や面接官から「自主的な成長が期待しにくい」と評価されることがあります。

たとえば、単に与えられた課題に全力で取り組んだだけでは、自ら課題を見つけて行動する姿勢が伝わらず、問題解決能力やリーダーシップが不足しているのではと不安を抱かれます。

③努力によって獲得した成果を明確に示す

就活で強みをアピールする際に重要なのが、そのプレゼンを受けた採用担当者や面接官が納得できるかどうかです。企業側と学生は初対面なので、学生がたとえ事実を言っていてもそこに根拠がないと説得力に欠けてしまいます

学生のアピールの根拠となるのは成果です。ただ「アルバイトで顧客のために尽力した」というより、「顧客目線を大切にした結果、アルバイト先の顧客満足度が上がった」といったほうが頑張りの効果性がわかりやすくなります。

さらに「顧客満足度が先月より30%上がった」「顧客満足度で自店舗が全国1位になった」などと数字を組み込むと成果が具体的に伝わります。

数字で表しにくい場合は、「顧客から直接感謝の言葉をもらった」などと他者評価を組み込むことで、客観的な評価であることが伝えられます。

一人で頑張った成果は集団で努力したエピソードに見劣りしますか?

柴田 登子

プロフィール

自分の努力がほかの人に好影響を与えたことが示せると高評価

企業においてはチームで仕事をすることが多いため、集団で努力したエピソードは好まれる傾向にあります。しかし一人で頑張ったことでもしっかり成果などを伝えればもちろん問題はありません。

もし単独での努力を独りよがりととらえられるのが心配なのであれば、その努力の結果が周囲にどのような影響やメリットを与えたのか、それを周囲がどのように受け取ったかも併せて伝えるようにしましょう。

自分一人の満足で終わらせず、ほかの人を喜ばせているエピソードなどがあれば、大変好感を持たせることができます。

④周囲と連携して努力できることを含める

努力を惜しまないことのアピールのリスクとして、「単独行動が多く、協調性に欠ける」ととらえられやすいことが挙げられます。裏を返せば、努力のエピソードを通して協調性やコミュニケーション能力をアピールできれば、それ自体が差別化のポイントになり得るのです

たとえば「部活動では個人成績でチームを引っ張った」というエピソードからは、メンバーとの関係性がわかりません。企業では周囲と協力しながら仕事を進めることになるので、特に新卒学生の場合は社会人の基礎スキルであるコミュニケーション能力の有無を問われやすいです。

そのため「自分のやり方をメンバーに伝えたり、困っているメンバーの悩み相談に積極的に応じたりした」というエピソードのほうが、信頼関係を構築できることも伝えられます。

注意したいのは、複数人とかかわるエピソードで主体性を強調しようとするあまり「周囲の人のことを考えていない」「自分の意見の押し付けだ」と思われることです。ほかの人への配慮を怠らずに自分なりの努力を重ねられることをエピソード内に組み込み、主体性と協調性の両方を併せ持つことを企業に伝えましょう。

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以下のQ&Aでは、就活で努力をより効果的にアピールする方法をキャリアコンサルタントが回答しています。自分がこれまで努力を惜しまなかったことを具体的かつ魅力的にアピールするためのコツをつかむ参考にしてみてください。

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キャリアアドバイザーによる例文添削も参考に、自分の強みを的確かつ具体的に伝えることができる表現を探してみてください。


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①成長意欲が強い

成長意欲が強い

私の強みは成長意欲が強いことです。

私は大学時代に飲食店のアルバイトをしていて、そこでは新人スタッフのトレーニングが研修プログラムの一環として組み込まれていました。働き始めて数カ月経ってもなかなか業務に慣れなかったため、この状況を改善しようと積極的にフィードバックを求め、先輩からの指導を受けました。

その結果、接客のスキルが向上し、以前まで私のスピードが遅くほかのスタッフに迷惑をかけていた業務を問題なくおこなえるようになりました。

そこからさらに店の売り上げにつなげるためにはどんな接客をすると良いかもアドバイスをいただき、前年同月比で売り上げを20%増加させるという成果も残せました。

貴社でも一つひとつの業務に真摯に向き合って成長し、その成長を売り上げとして還元します。

学生時代のアルバイトでの経験が具体的に書かれていて、自らフィードバックを求め改善しようとした姿勢が読み取れるところが良い点です。

さらに、接客スキルの向上だけでなく、売上増という数字につながったところも良い点です。具体的にどのようなアドバイスをもらったのかを書くことができればなお良いですね。

成長意欲は向上心とも言い換えることができます。自己研鑽に積極的であることを自己PRでアピールしたい人は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。

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②ほかの人が諦めた目標も達成する

ほかの人が諦めた目標も達成する

私の強みは、環境に左右されず自分で決めた目標に最後まで食らいつくことです。

私は高校時代、陸上部で長距離を専門にしていました。私たちのチームはインターハイ出場を目指していましたが、ほかのメンバーは制限タイムの厳しさやプレッシャーから諦めてしまう選手が多くいました。

しかし私は何としてでもインターハイに出場したいという思いが強く、毎日そのことだけを考えて練習に取り組んでいました。

コーチからフォームのアドバイスをいただいたり、仲間にも応援してもらったりして、最終予選で見事制限タイムを切りインターハイ出場を決めました。

このように私は周りの状況にかかわらず、自分で決めた目標を最後まで諦めず達成するためには何ができるかを考え取り組んできました。貴社でもその強みを活かし、売り上げなどの目標達成に貢献します。

この強みは見方次第では一人で突っ走る傾向にあると取られかねません。チームの協力や周囲の意見を尊重しつつ目標を達成したエピソードを加えると、そういった印象にはならないでしょう。

たとえば、「仲間と相談しながら最適な解決策を見つけ、全員で目標を達成した」という流れにすると、協調性も強調できます。

目標達成を諦めない姿勢は責任感や真面目さの表れとも取れます。長所と短所は表裏一体であり、特にこれらの強みは伝え方次第で短所が目立ちかねません。以下の記事を参考に、強みを適切にアピールするコツをつかみましょう。

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③計画的に目標を達成する

計画的に目標を達成する

私の強みは計画的に目標を立てて期間内にタスクを完了させることです。特に私は、大学の卒寮研究で、計画的に目標を立てて取り組んできました。

私が所属していたゼミでは、「地域振興における観光資源の活用」をテーマにした研究をグループでおこないました。研究の初期段階で、グループ内で意見が分かれ、進捗が遅れることがありました。

そこで、私は研究をスムーズに進めるために、プロジェクトを複数の段階にわけ、段階ごとの目標を設定しました。文献調査と現地調査を実施する期日を決め、その後各々調べたことを発表し合い今後のスケジュールを決めるミーティングの日程を決めました。

その後のスケジュールも作成し、進捗を確認しながら適宜タスクの分担やスケジュール調整をおこない、提出期限よりも1週間余裕を持って卒業研究をまとめることができました。

このように私は複雑なプロジェクトであっても計画を立て、進捗を確認しながら期日に余裕を持って完了させられます。貴社でもこの強みを活かし、プロジェクト完遂に貢献したいと考えています。

柴田 登子

プロフィール

「計画的に目標を達成する」ポイントをプロジェクト完遂というビジネスにおいて大切な要素に結び付けてアピールできている点にとても好感が持てます。

その経験を示すエピソードも具体的な行動を述べてあるので、どのようにそれを遂行したかが詳細に把握できる点も評価できます。

企業では多くの人と連携して業務を進めるので、計画性があることは大きな強みです。だからこそ計画性をアピールする学生は少なくないので、こちらの記事を参考に、ライバルと差をつけられる自己PRを作成しましょう。

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④一つのことを着実に継続する

一つのことを着実に継続する

私は決めたことを徹底的に習慣化し継続することが強みです。

私は高校時代バスケットボール部に所属していました。私の課題として、スリーポイントシュートの成功確率が低いというものがありました。

その課題さえ解決できればレギュラーでもさらに活躍できるとコーチからいわれたので、スリーポイントシュートの成功確率を上げるために1日100本スリーポイントシュートを入れるまで帰らないと決め、部活動の練習が終わってから自主練で半年間取り組んでいました。

最初は100本ゴールを決めるのに2時間かかりましたが、半年後にはほぼミスなく30分で100本のゴールを決められるようになりました。試合でもスリーポイントシュートの成功確率が劇的に向上し、チームが目標としていたインターハイ出場にも貢献しました。

この継続力を貴社でも活かし、当たり前のことこそ結果が出るまで徹底的に取り組んで売り上げに貢献したいと考えています。

自分の強みを一言で表せています。課題も明確でどのように取り組んだのかも書かれている点が良い点です。

ただ、「課題→取り組み→結果→貢献」という一連の流れがあるのは良いのですが、自分中心の文章になっています。チームメートとのコミュニケーションについて書かれているとさらに良いですね。

⑤物事を極めるまで継続する

物事を極めるまで継続する

私は1つの物事を極めるまで徹底的に続けることが強みです。

私は高校時代に競泳をおこなっていましたが、1年間タイムが伸びない時期がありました。その時、コーチから「食事を意識した方が良い」とアドバイスをいただき、独学で栄養学を学びました。

栄養学を学び始めると自分の身体のことがわかりおもしろくなって、さらに学びたいという意欲が湧いてきました。

また栄養を意識することでタイムも縮んできたため、アスリートにとって栄養は非常に大切なんだと気づきました。

それからは大学・大学院でスポーツ栄養学という分野の研究をおこない、この分野の有名な文献はすべて読み漁り、私ならではの強みを発揮できる分野を確立しました。

一つのことを極めるまで継続する力を貴社でも活かし、結果にこだわり誰よりもその分野に強くなり結果が出るまで継続し貴社に貢献したいと考えています。

具体的な競泳の経験を通じて継続力や主体的な学びを強調し、成果に結びつけている点が良いです。

ただし、「結果にこだわる」や「誰よりも強くなる」といった表現が協調性を欠く印象を与える可能性があるため、チームワークや柔軟性も補足すると良いでしょう。

継続力も伝え方次第で評価が大きく異なる強みです。採用担当者や面接官が入社後に継続力を活かす姿を想像できるように伝えるコツをこちらの記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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⑥ポジティブ思考で物事を続ける

ポジティブ思考で物事を続ける

私は物事をポジティブにとらえ、周囲にもその影響を与えてそれを継続できる強みがあります。

私は学生時代、飲食店でアルバイトをしていました。お昼の時間帯に多くの顧客が来店する職場で、接客がかなり忙しくなりストレスがかかる環境で、一緒に働いているスタッフはお昼の時間が近づくとどんよりとした空気になっていました。

しかし私はその空気を変えるべく、明るく振る舞い店内を活気付けるような声かけを積極的におこないました。また、失敗しても「学べることが1つあった」とポジティブにとらえ、明るい空気を保つよう意識しました。

半年間そうした振る舞いを続けた結果、店長から「いつもスタッフが元気をもらっているし、顧客からも良い評価をもらっている」と褒めていただけました。

貴社でも私のポジティブな考え方や明るい雰囲気を広めていき、チーム全体が活気付くよう貢献したいと考えています。

柴田 登子

プロフィール

「私はポジティブです」と面接で言われても、具体的なエピソードが出てこなかったり、その他の質問でものごとを前向きに捉えていると感じられなかったりすれば、自己理解がしっかりできていないととらえられてしまいます。

ポジティブなエピソードを事前にいくつか用意し、他の発言もなるべくポジティブさを感じさせるように心がけましょう。

ポジティブな考え方ができる人は、負荷のかかる状況でも打開のための行動を取ることができ、そういった振る舞いは周囲にも良い影響を与えます。しかし、場合によっては没個性ととらえられかねないので、伝え方には注意が必要です。高評価を得るコツをこちらの記事で解説しているので、ぜひ目を通してみてください。

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⑦負けず嫌い

負けず嫌い

私は何事も一番になりたいという気持ちが強く、そのために努力を惜しまないことが強みです。

中学時代、私は学校のなかでもトップの成績を修めていましたが、高校に進学した直後のテストは下から数えた方が早い結果でした。

これまでずっとトップを取り続けていたのでとても悔しく、絶対にこの高校でもトップを取ってやるという気持ちが芽生え、部活動が終わってから帰宅して寝るまでの時間をすべて勉強にあてていました。

その結果、一年の学期末試験ではクラスで上位に食い込むことができ、2年生の中間試験では見事学年トップの成績を取れました。

結果に固執し諦めずに行動し続けるという強みを活かし、貴社でも売り上げなどの目標を必ず達成してトップの成績を修めたいと考えています。

1文目で自分の気持ちを明確にし、課題を克服するためにどのような取り組みがなされたのか、具体的なエピソードが書かれている点が良いです。感情表現も多く、読み手に気持ちが伝わります。

ただ、「話し言葉が多い」「一文が長い」という点が気になりますので、そこは改善しましょう。

「負けず嫌いは強みになるの?」と疑問に感じた人もいるかもしれませんが、負けず嫌いを軸にして自己PRを書くのであれば、負けず嫌いによってどのようなことをしたかまで述べるのがポイントです。詳しい解説はこちらの記事でおこなっているので、ぜひ参考にしてください。

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⑧困難に直面しても諦めない

困難に直面しても諦めない

私は困難に直面しても諦めず、最後まで目標達成のために努力できる強みがあります。

私は学生時代、水泳をおこなっていてインターハイ出場を目標としていました。インターハイまであと1秒と手が届くところにありましたがなかなかタイムが縮みませんでした。

眠い、体が重いという言い訳はいくらでも出てきましたが、学校に行く前の朝5時から練習をしたり、筋トレを取り入れたりとインターハイのタイムを切るためにできることはすべて取り組み、やり切った状態で最後のレースを迎えました。

結果的にインターハイまでもう少し届きませんでしたが、私はできることをすべてやってきたため後悔なく引退できました。

貴社でも、最後まで目標達成を諦めず努力し続ける力を活かし、売り上げなどの目標達成に貢献したいと考えています。

「言い訳を飲み込んだ」といった描写は、努力の姿勢を強調するための効果的な表現ですが、自己否定的な印象を与える可能性があります。

ポジティブな要素に焦点を当て、「困難を克服するために積極的に行動した」と修正すると、より前向きな印象を与えられます。

諦めない力をテーマにして自己PRを作成する際は、「努力を惜しまない」と同様に内容があいまいにならないように注意する必要があります。コツをこちらの記事にて解説しているので、目を通してみてください。

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⑨くじけずやり抜く

くじけずやり抜く

私はくじけずにやり抜く力があると考えています。

私が最も挫けそうになったのが、学生時代の家庭教師のアルバイトのときでした。私が受け持っていた生徒は数学が苦手で、どれだけ反復学習をおこなっても一向に問題が解けるようになりませんでした。

最初は、私は数学が得意なほうなので苦手な生徒の気持ちはわからないと逃げていましたが、私にはこの生徒が目標の大学に合格できるようサポートする義務がありますし、何より言い訳で逃げる自分が嫌でした。

そのため、絶対にこの生徒の気持ちを理解して問題を解けるようにし、志望校を合格させてあげようと決めました。

私はその生徒と真剣に向き合い、何がわからないのか徹底的に洗い出していき、ただ問題を解くのではなく、原理をしっかり頭に入れたほうが問題を解けるようになるのではと思い、学習の方針を切り替えました。

その結果、その生徒はこれまで理解できなかった問題が解けるようになり、数学を得意科目として志望校合格を果たしました。

貴社でもくじけずに最後まで取り組む姿勢を忘れず、業務に臨みたいと考えています。

柴田 登子

プロフィール

くじけずにやり抜く、がただがむしゃらに物事に当たるのではなく、迷いや葛藤がありながらも誠実に相手のことを考え、真摯に向き合って結果を出したことがとてもリアルに伝わってきます。

くじけずにやり抜いたことも素晴らしいですが、同時に人柄の良さが感じ取られるところも好印象です。

くじけずやり抜くことは「忍耐力が強い」「最後までやり遂げる力がある」と言い換えることが可能です。以下の記事ではそれぞれの自己PRをブラッシュアップする方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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⑩できるようになるまで諦めない

できるようになるまで諦めない

私の強みは「できるようになるまで諦めない」ことです。

私は学生時代、音楽の授業でギターを学んでいました。しかしこれまでまったく楽器に触れたことがない私にとって、ギターを演奏するのはとてもハードルが高いことでした。

周りの生徒はスラスラとコードを覚えて曲を弾けるようになっていくなか、私は1つのコードを弾くのもままならない状態でした。

ギターを弾けても将来役に立たないから、と言いわけをして逃げることもできましたが、そんな自分が嫌で絶対に弾けるようになるまで諦めないと決め、放課後に毎日1時間ギターを練習してから帰る習慣を身に付けました。

その結果、1曲を通しでギターで演奏できるようになりました。普通の人からすると何でもない成果かもしれませんが、私にとっては、できるようになるまで諦めないことの大切さを学んだ貴重な経験でした。

貴社でもその経験を忘れず、できない業務があってもできるようになるまで学びながら経験を重ね、できる状態を作って貢献したいと考えています。

自己PRでは「自分なりに頑張ったこと」も主張できます。その際はまず、目標を明示し、課題点をはっきりさせましょう。

次に、それを克服するためにどのような努力がなされたのかを数値を交えて表現します。最後は課題克服後の結果を述べるだけでなく、その成長過程が未来の仕事にどのようにつながるのかを書きましょう。

他者との比較ではなく、成長前後の自分を比較するのです。感情表現を交えるのも忘れないでください。

⑪メリハリある行動で短期間で結果を出す

メリハリある行動で短期間で結果を出す

私の強みは、メリハリのある行動によって短期間で結果を追求できることです。

私はインターンでベンチャー企業の事業の立ち上げに携わらせていただきました。その企業は3カ月という限られた期間で集客をおこない、一定の売り上げが出せなかったら撤退すると決めており、私もそのチームメンバーの一人として参画しました。

かなり短い期間でしたが、SNSを立ち上げ1日に何投稿もおこない、すぐに分析・改善を図って次の投稿を作り、投稿の閲覧回数を伸ばせるよう試行錯誤しました。

その結果、1カ月で1万フォロワーを獲得でき、そのアカウント経由でサービスの購入も発生しました。

その後も改善を続け、3カ月後には目標としていた売り上げを何とか達成することができ、1つの事業として継続することになりました。

このように私は短い期間に集中的に取り組んで結果を残す経験をしてきたので、この経験を貴社でも活かしスピード感を持って目標達成に貢献したいと考えています。

フォロワー数や売上目標の達成など、具体的な成果を示し、短期間で結果を出した経験が強調されている点が良いです。

締めの部分で、ほかのメンバーとの連携やチームワークにも言及すると、協調性も伝わってバランスの取れた自己PRになるでしょう。

⑫短期間で一気に没頭する

短期間で一気に没頭する

私の強みは短期間で一気に物事に没頭できることです。私はこの強みを特に受験勉強の際に発揮しました。

高校3年生の夏までは部活動に集中して取り組みたかったため、1点集中で部活動のみおこなっていました。しかし行きたい大学もあったため、部活動を引退してからは、すべての時間を受験勉強に注ぎました。

朝5時に起きて朝食まで学習し、学校でも授業を集中して受け、授業が終わってからは真っすぐ帰宅し夕食の時間以外は机に向かって学習していました。

高校3年の夏の時点では学年でも真ん中位の成績でしたが、冬の期末試験では学年上位の成績を修め、受験でも見事第一志望の大学に合格しました。

貴社でも、短い期間であっても1つのことに没頭し徹底的に成果を出し、貴社の売り上げに貢献したいと考えています。

柴田 登子

プロフィール

勉強に集中したことで成績がどの程度上がったのかを客観的なデータとともに伝えられているだけでなく、第一志望の大学に合格した成果まで示せているのは、アピールポイントとしてかなり有効です。

また、その強みを企業でどのように活かしたいかも示せている点も好印象です。

集中力をアピールする際は、ただ集中力を発揮したエピソードを添えるだけでは企業は魅力を感じにくいです。企業が「ぜひ自社で働いてほしい」と感じる集中力の自己PRの作成方法をこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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⑬何事にも全力で挑む

何事にも全力で挑む

私の強みは何事にも全力で挑むことです。

高校時代には学内で百人一首大会が開かれました。せっかく大会が開催されるので、百人一首をすべて覚えて校内1位を取ろうと思い、通学路でぶつぶつ百人一首を暗唱し大会のシミュレーションをおこなっていました。

また真剣衰弱で記憶力を高めたり、カルタで反射神経のトレーニングをおこなったりと、大会に向けてあらゆる角度から練習をおこない、見事校内1位に輝きました。

他にも円周率を100桁覚えたり元素記号をすべて覚えたりと、どんなことであっても全力で取り組んで結果を残してきました。

貴社でも、あらゆることを楽しんで全力で取り組みながら売り上げという結果で貢献し活躍したいと考えいます。

複数のエピソードを羅列する学生もいますが、私が大学で指導する際には「1エピソードを深堀するように」と伝えています。

「あれもこれも」ではなく、どのエピソードならば自信をもって文字数を稼げるのか、面接で語ることができるのかを軸に、エピソードを絞り込んでいくのです。

1エピソードから成長前後の自分が表せるようにしましょう。

⑭努力する姿で周囲を牽引する

努力する姿で周囲を牽引する

私の強みは努力する姿勢で周囲を牽引できることです。

大学で所属していた野球部は、プロを目指す一軍と学生までで野球に区切りをつける二軍とで分かれて練習をしていました。はっきりとした線引きによって二軍選手の多くは部活動への熱意を失い、年3割が退部していました。

私も二軍でしたが、好きな野球でネガティブな思い出を作りたくないと思い、練習中は毎日一人ひとりにポジティブな声かけをおこなったり、一軍の試合で誰よりも大きな声で応援歌を歌ったりしました。

3年間行動し続けた結果、二軍内で「野球を楽しもう」という空気が共有され、退部者が1割にまで減りました。さらに、応援や試合準備などから一軍と二軍の間のコミュニケーションが増え、両チームの溝は解消されつつあります。

入社後も行動し続ける姿で周囲に影響を与え、全体のパフォーマンス向上に貢献します。

1つのエピソードで複数の強みをアピールしたいときは、それぞれの強みの役割を明確にし、段階的に強調すると良いでしょう。

たとえば、最初に「努力する姿勢」を示し、その結果として周囲に影響を与えた「リーダーシップ」や「チームワーク」などに展開するといった流れです。

周囲に影響を与えて行動を促すことができる人は、リーダーシップがあるといえます。リーダーシップは集団の中心に立つだけでなく、さまざまな形で発揮できる強みです。周囲への影響力を持つ人は、こちらの記事を参考に、リーダーシップをテーマにできないかもぜひ考えてみてください。

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⑮周囲と一丸となって努力する

周囲と一丸となって努力する

私の強みは周囲と一丸となって努力できることです。

大学時代は10人規模の美術サークルに参加していました。歴史あるサークルでしたが年々規模が縮小して存続の危機に瀕していたため、私は文化祭で大規模な作品を合作して知名度を上げようというアイデアを出しました。

高頻度での参加が難しいメンバーに文化祭に向けた宣伝を任せることで、メンバー全員が文化祭というゴールに向かって行動する空気感が醸成されました。結果、文化祭のブース来訪者は前年より30%増え、翌年には8人からの参加希望がありました。成功体験によってサークルには活気が戻り、文化祭での合作は次回もおこなう予定です。

このように、私は周囲との連帯感を強化しながら物事に取り組むことができます。入社後もメンバー一人ひとりの強みや背景に目を向けつつ、チーム全体のパフォーマンスを高めるための行動を取り、貴社に貢献します。

柴田 登子

プロフィール

あまり参加ができないメンバーにもその人なりにできる役割を配分して全員でゴールに向かえた経験がリアルに伝わっています。

この活動のメンバーが活動に対しとても満足しているといったコメントを加えると、さらにその経験の質が高いことを客観的に示せるでしょう。

周囲との連携を強化する力は、協調性や思いやりと言い換えることができます。関係構築のための努力はコミュニケーションスキルを磨きます。以下の記事も参考に、さまざまな角度から自分の強みを適切に言い表す言葉がないか探してみてください。

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  • 「努力を惜しまない」の自己PRを長所に変換
  • 「努力を惜しまない」の自己PRをガクチカに変換

前章では自己PRの例文を紹介しましたが、努力を惜しまないという特性をどのようにアピールしたいかによっては、同じエピソードでも自己PRより長所やガクチカでプレゼンしたほうが良い場合もあります。自己PR、長所、ガクチカのそれぞれで企業が学生の何を知りたがっているかが変わるためです。

この章では「努力を惜しまない」の自己PRを長所・ガクチカにそれぞれ書き換えていきます。同じ内容でも伝え方次第で印象が異なることを確認しつつ、自分のエピソードはどのような形で伝えると最も魅力を引き立てられるのかを考えていきましょう。

「努力を惜しまない」の自己PRを長所に変換

長所は企業が学生の人柄を直感的に把握するための項目なので、端的な言葉でいかに誤解なく人柄を伝えられるかがポイントになります

たとえば「コミュニケーション能力が高い」などの意味の広い言葉だと、初対面の人と話すことが得意なのか、特定の人と深い信頼関係を構築するのが得意なのかが読み取れません。自分を知らない第三者が見てもイメージがつくキーワードを用いて長所を表現しましょう。

自己PRを長所に変換する際は、自分の長所が表れている継続的な行動を抜き出すことを意識してください。以下の例では、「周囲と一丸となって努力できている」行動を自己PRからピックアップしたのち、行動をより端的に表現できる「巻き込み力」という言葉でまとめています。

「努力を惜しまない」の自己PR

私の強みは周囲と一丸となって努力できることです。

大学時代は10人規模の美術サークルに参加していました。歴史あるサークルでしたが年々規模が縮小して存続の危機に瀕していたため、私は文化祭で大規模な作品を合作して知名度を上げようというアイデアを出しました。

高頻度での参加が難しいメンバーに文化祭に向けた宣伝を任せることで、メンバー全員が文化祭というゴールに向かって行動する空気感が醸成されました。結果、文化祭のブース来訪者は前年より30%上がり、翌年には8人からの参加希望がありました。成功体験によってサークルには活気が戻り、文化祭での合作は次回もおこなう予定です。

このように、私は周囲との連帯感を強化しながら物事に取り組むことができます。入社後もメンバー一人ひとりの強みや背景に目を向けつつ、チーム全体のパフォーマンスを高めるための行動を取り、貴社に貢献します。

「努力を惜しまない」の長所

私の長所は巻き込み力です。

大学で所属した美術サークルは参加率が低かったので、活気を取り戻すため各メンバーに積極的に声かけをしたり、全員で協働するイベントを設けたりして連帯感を高めました。引退後も定期的に交流の機会を設けています。

文章で書く場合は具体的に書くべきですが、面接の場で長所を問われた場合は、短い言葉で相手がイメージしやすいように伝えなければなりません。

「長所→課題→工夫→結果」だけでなく、「周りにどのような影響を与えたのか」を伝えると良いでしょう。

自己PRを長所に書き換える時、両者の違いを理解しているかどうかでクオリティが大きく変わります。長所は自己PRに比べて文字数が少なく設定されていることが多いので、表現にも一際注意が必要です。以下の記事を参考に、自分の長所を企業に効果的に伝えてください。

自己PRと長所の違い
例文12選|自己PRと長所の違いを理解してアピールに活かそう

長所一覧
長所一覧表50選|自分に合うアピールポイントを受ける職種別に解説

短所を長所に言い換える
言い換え例35選|短所を長所に変える方法と選考への役立て方を解説

「努力を惜しまない」の自己PRをガクチカに変換

自己PRは強みを発揮したエピソードを伝えるものですが、ガクチカは課題に立ち向かうために何をしてどんなことを学んだかというエピソードを伝えるものです。そのためガクチカに書き換える際は、文章のなかで課題と課題を解消するためのアクションを明確にすることが大切です

「努力を惜しまない」の自己PR

私の強みは周囲と一丸となって努力できることです。

大学時代は10人規模の美術サークルに参加していました。歴史あるサークルでしたが年々規模が縮小して存続の危機に瀕していたため、私は文化祭で大規模な作品を合作して知名度を上げようというアイデアを出しました。

高頻度での参加が難しいメンバーに文化祭に向けた宣伝を任せることで、メンバー全員が文化祭というゴールに向かって行動する空気感が醸成されました。結果、文化祭のブース来訪者は前年より30%上がり、翌年には8人からの参加希望がありました。成功体験によってサークルには活気が戻り、文化祭での合作は次回もおこなう予定です。

このように、私は周囲との連帯感を強化しながら物事に取り組むことができます。入社後もメンバー一人ひとりの強みや背景に目を向けつつ、チーム全体のパフォーマンスを高めるための行動を取り、貴社に貢献します。

「努力を惜しまない」のガクチカ

学生時代に最も力を入れたことは、美術サークルでの文化祭展示です。私はそこで大規模な合同作品の展示をおこないました。

サークルは年々規模が縮小し、存続の危機に瀕していたため、文化祭で知名度を上げようと考えたのです。

しかし時間と労力のかかる展示に乗り気でないメンバーもいました。全員で一つのゴールを目指したいという思いのもと、皆が真剣にサークルに向き合える関係性づくりに努めました。

特に各人が強みを活かせるよう、どのメンバーがどんな情報を求めているのかを積極的に拾い上げて助け合いの空気を作り、一体感を練り上げました。

次第にサークル内で協力することが当たり前という雰囲気が生まれ、結果として展示はこれまでで最高のクオリティとなりました。また、ブース来訪者の中から新規参加者も出すことができ、この経験から、周囲と粘り強く接することの大切さを学び、そうした辛抱強く努力を続けることにもやりがいを感じました。

入社後もメンバー一人ひとりと向き合い、全体のパフォーマンスを高めるための行動で貴社に貢献します。

自己PRとガクチカの違いの出し方がつかめません……。

企業が何を知りたいのかを把握して切り口を変えよう

自己PRとガクチカには、企業側が求めているポイントが異なります。自己PRでは強みや特徴を示し、入社後にどのように活かせるかを伝えることが重要です。

具体的には、自分のスキルや性格的な長所をエピソードを通して説明し、どのように貢献できるかをアピールします。

一方、ガクチカは、学生時代に特に力を入れて取り組んだ経験を具体的に紹介し、その中で何を学び、どう成長したかを伝えることが目的です。ガクチカでは、企業側はプロセスと結果の両方を重視し、行動力や問題解決能力を評価します。

違いを出すためには、自己PRでは「自分が持つ力」や「性格的な強み」に焦点を当て、ガクチカでは「実際に経験した出来事」や「その経験から得た成長」に焦点を絞ることです。

今回の書き換えでは、課題を解消するために自分が何を考え、どのように行動したかをより詳しく説明しています。課題をどのようにとらえたのかがわかる文章にすることで、ガクチカの要件である「困難に対処するときの行動」を示すことができます。

なお、1社に提出する自己PR・ガクチカで同じエピソードを用いるのは避けるべきです。その企業に自分をどうアピールしたいのかを考え、適した形で強みを伝えられる項目でそのエピソードを活用してください。

ガクチカを作成する際は、ぜひ以下の記事にも目を通してください。自己PRとの違いを理解したうえで、自分の頑張りを効果的にアピールしましょう。

ガクチカと自己PRの違い
ガクチカと自己PRの違いは? 例文付きで相違点をわかりやすく解説

ガクチカがない
例文16選|ガクチカがない悩みから必ず抜け出せる3つの方法!

具体性が鍵! 努力を惜しまない入社後の姿を想像させて選考を突破しよう

努力は社会人になってからも必要なものであり、努力を惜しまずできる人材はどのような業界・職種でも求められます。ただし就活において企業は「目の前の学生が努力を通じてどのようなスキル・成果を得たのか」を知りたいと思っているので、努力する姿勢そのものを強みとするには、どれだけ努力を惜しまなかったのかをより具体的に伝えることが欠かせません。

自己PRの具体性は、初対面の採用担当者や面接官に「この学生なら入社後も努力を続けて自社を引っ張る存在になってくれるだろう」と納得してもらえるかどうかで考えましょう。企業視点で自己PRをブラッシュアップし、自分がいかに努力を惜しまないかをアピールして内定を獲得を目指してくださいね。

アドバイザーコメント

「努力を惜しまないこと」は実行が難しいエピソードでアピールしよう

「努力を惜しまない」というアピールは相手を納得させれば高評価につながりやすいですが、その内容に説得力がなければ途端に評価は低くなります。ですから、努力を惜しまなかった具体的なエピソードと、それによって得られた成果を必ず示すようにします。

何を持って努力と考えるのかは人によりますが、誰にでも簡単にできることばかりを成果として示すと、あまり評価はされません。常人ではあり得ないほどの稀有で強烈な経験を示す必要はまったくありませんが、達成するのにハードルがやや高め以上だったり、時間がかかったりするものを成果として選びます。

努力と成果の間にある具体的なプロセスが説得性を左右する

また、その成果を得るためには具体的なエピソードは欠かせません。「努力を惜しまないのでこんなことができました」だけでは説得力が皆無だからです。

成果を得るまでのプロセスでどのように行動し、どう頑張ってその結果をなし得たのか、詳細に述べることで、確かにこの人は頑張ったのだと採用担当者に思わせることができるのです。

さらに、その努力の積み重ねがどのような今の自分を形成したのか、またそれがどう志望先企業に役立てられるのかを必ず述べられるよう準備しておきましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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