この記事のまとめ
- 例文6選! 製造業の志望動機は仕事上で必要な力のアピールが大切
- 志望動機作成前の準備として製造業の3つの基礎知識を理解しよう
- 製造業の志望動機は3つのステップでライバルと差をつけよう
この記事を読んでいる人の中には、扱う素材や商品によってさまざまな種類のある製造業の志望動機でどう差別化して書くべきなのか悩む人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、キャリアアドバイザーの渡部さん、秋田さん、古田さんとともに、製造業の詳しい仕事内容別の例文をもとにして志望動機の書き方のポイントを解説しつつ、製造業の志望動機を書く前にやるべき準備についても説明していきます。
製造業の理解を深めて必要なポイントを押さえることで、人事の目を引く魅力的な志望動機が書けるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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製造業の志望動機は仕事内容に合った力をアピールして差をつけよう
製造業は、ほかのさまざまな業界にとって必要な物作りを担う業界だからこそ、多くの仕事内容の中で必要となる力を見極めてアピールすることが大切です。
そのためこの記事ではまず、製造業の仕事内容別と業種別の志望動機の例文を紹介します。例文を読んで、製造業の中で自分が携わりたい仕事内容や業種をイメージしてみてくださいね。本音を言い換えて伝える志望動機の例文も紹介しているので、自分の志望理由に合わせて参考にしてください。
次に、製造業の志望動機を書く前に必要不可欠な3つの準備について解説していきます。例文を読んでいきなり書き始めるのではなく、しっかりと製造業への理解を深めて働くイメージを膨らませましょう。
最後は、製造業の志望動機を差別化するためのテクニックとして、的確に求められる能力をアピールする方法について解説していきます。基本的な志望動機の構成なども併せて説明するため、参考にして、ほかのライバルとはひと味違う志望動機を作成してみましょう。
志望動機の他に製造業の自己PRについて知りたい人は以下の記事を参考にしてみてください。職種別に例文と併せて解説しています。
製造業の自己PRは4つの視点が個性のヒントに! 職種別例文付き
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仕事内容別! 製造業に必要な力をアピールした志望動機の例文6選
製造業は、取り扱うものによって提供の形はさまざまですが、業務内容は大きく6つに分類されます。その業務それぞれで求められる力が違うため、同じ製造業でも自分がどんな仕事がしたいかにより志望動機でアピールする力を見極めることが大切なのです。
まずは製造業の志望動機の例文をそれぞれの仕事内容別に解説していきます。お手本となる例文やキャリアコンサルタントの評価を読んで、製造業のそれぞれの仕事で求められる力を志望動機でアピールする方法を理解していきましょう。
生産技術
生産技術は、自社の製造工程を見直し、コストを抑えながらいかに高品質なものを作れるかを検討することが主な仕事です。
すでに製造中のもの以外にも新たに製造を進める前の製造設備を準備するなどの業務もあり、経費削減や品質向上のために試行錯誤をし続けることが求められます。
生産技術の志望動機例文(未経験者)
私が製造業を志望した理由はものづくりを通じて人の生活を支え、豊かにするような仕事がしたいからです。とくに、製品の質によって日常生活はより豊かにできると考えているため、生産技術など品質に携わる仕事を志望しています。
御社はシリコン技術を駆使したオリジナル製品が強みであり、御社のシリコン容器は自炊の苦手な私でも使いやすく、学生時代とてもお世話になりました。この商品と出会った経験から日常のささいな出来事を豊かにできる商品を作りたいと考え、御社を志望しています。
私の強みは物事に妥協せず取り組む忍耐力だと考えています。学生時代に所属していたフットサルサークルではチームの目標として表彰台を目指し、技術とスタミナを身に付けるために毎日走り込みとリフティングを欠かさずおこなっていました。
御社に入社できた際にはこの試行錯誤を続けられる忍耐力を活かして、商品の品質向上のための製造工程などの研究を重ねていく所存です。
企業研究の成果がわかる内容です。志望する企業が手掛けている製品に、どうかかわりたいかが伝わってきます。プラスでアドバイスするならば、動機を簡潔にまとめるともっとよくなるでしょう。
生産技術の志望動機例文(経験者)
私はものづくりの現場でより良い製品を生み出すことに魅力を感じ、生産技術職を志望しました。
前職では、自動車部品メーカーにて生産技術エンジニアとして5年間従事しておりました。主に、製造工程の効率化に向けた改善業務を担当し、作業内容の見直しをおこなっていました。
たとえば、金属部品の製造工程において、不良発生率が高いという課題がありました。そこで私は確実に強度が確保された部品のみを選定するシステムの導入を提案し、不良発生率を10%抑えることができました。
他にも突発的な設備トラブルなどが発生することも多々ありましたが、原因を分析し、どうすれば解決できるかを忍耐強く考え試行錯誤する力を身に付けました。
御社でも、こうした問題解決力と忍耐力を活かし、生産性の向上に貢献したいと考えております。
上記の例文は、体験談に数字を入れているところが良い点です。具体例を書いていても成果を数字で明示できていない人が多いので、それだけでも印象が良いです。
一方、改善点としては「忍耐力」の部分です。根拠もPRも中途半端なので補足するかカットしたいです。
生産技術職の志望動機の書き方については以下の記事でより詳しくまとめているので併せて参考にしてみてください。
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生産技術職の志望動機例文5選|やりがいや他業種との違いも解説!
生産技術職の志望動機は、企業での重要性や役割を理解すると深みが増します。この記事では、生産技術職の志望動機を書く順番や似た業種との違いをキャリアコンサルタントと解説します。生産技術職の志望動機に悩む人は、ぜひ参考にしてください。
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生産管理
生産管理は、製造を依頼する取引先の要望や原料の在庫状況などのあらゆる観点から、生産個数や製造スケジュールを管理する仕事です。品質を落とさずに求められる個数を納期までに定期製造できるようにしなければいけないため、あらゆることから状況を判断する力が求められます。
生産管理の志望動機例文(未経験者)
私が製造業を志望した理由は、日本企業の挑戦を支え、日本全体の生産性向上をサポートしたいと考えているからです。
私は今の日本の状況に危機感を感じています。世界的に比較しても不景気で、どんどん他国に抜かれている状況です。このような危機感を感じたのは、先日タイに旅行に行ったことがきっかけです。
以前までのタイは日本よりも物価が安い国でしたが、今は日本とほぼ変わらず、日本で生活するくらいのお金がかかります。このような他国の発展を見て、私たち一人ひとりが危機感を持って行動する必要性があると感じました。
そして、私は計画を立ててそれ通りに実行したり、一度決めたらあらゆる手段を使ってやり通すなど、管理に関する能力に長けていると自負しています。御社は顧客の課題解決に力を入れている社風だと感じたため、そこで積極的に自分の力を活かしたいと思い御社を志望しました。
御社に入社後は生産管理職を志望しており、さまざまな課題や企業からの要望に対し、あらゆる手段を駆使して実現に向けて取り組むことで、日本企業の挑戦の実現や成長をサポートしていきたいです。
生産管理を志望する動機付けの内容をエピソードで伝えているのは良いポイントです。強みである管理能力についての具体的なエピソードも交えて伝えると、より高評価につながるでしょう。
生産管理の志望動機例文(経験者)
私は計画的に物事を進めることが得意で、その強みを活かして御社に貢献したいと考え志望しました。
前職では電子部品メーカーの生産管理職で、生産計画の立案、在庫管理を担当しておりました。特に安定的に製品を生産できるよう、在庫管理を徹底しておりました。
生産管理は社内外の関係を密に取り、生産体制を整える役割があると認識しております。そのため、社外の人とはもちろん、社内では他部署の人と積極的にコミュニケーションを取り、現場のあらゆる状況を把握しながら在庫管理に反映させることを意識しておりました。
御社でも多くの人とコミュニケーションを取り、あらゆる状況を総合的に判断しながら、高品質な製品を生産し続けられるよう貢献したいと考えております。
- 前職の生産管理の経験が3カ月ほどと短期間なのですが、それでも経験者としてアピールできますか?
短期間の経験でも経験者としてアピールすることは可能
もちろん、前職の生産管理の経験が3カ月ほどでも、経験者としてアピールすることは可能です。
伝え方のコツとして、その期間で達成した具体的な成果を強調してみましょう。効率化やコスト削減など、数字や事例といったわかりやすい表現を使うとわかりやすくなります。
これといった成果があげられなかった場合でも、新しいシステムやツールを迅速に習得したなど、学んだスキルや知識をアピールしましょう。
3カ月ほどであっても、何かしらの経験はしているはずですし、経験しているということは、今後もそのポジションに就くことに対して抵抗がないというアピールにもなります。
諦めずに伝え方を工夫して、次のキャリアステップに進みましょう。
企画・開発
企画と開発は、文字通り、製造する商品を新たに考える仕事です。製造業の企業自体がオリジナルの商品を企画する場合もあれば、他社の依頼をもとにその商品を協力して形にしていくことが必要な場合もあり、アイデア力はもちろん、周囲と協力し合える協調性が求められます。
企画・開発の志望動機例文(未経験者)
私が御社を志望した理由は、アイデア力を活かして革新的な商品を生み出し、人々がより豊かな生活をできるようサポートしたいと考えているからです。
このような考えに至った背景には、御社の商品企画力の高さを知ったことと、私のアイデア力を活かした経験にあります。
私は大学2年生の頃、地元のアカペライベントの運営に携わっていました。会場の各ブースで歌う参加者の歌を多くの人に聞いてもらうにはどうしたらいいかを考え、新しい試みとしてスタンプラリーで歌を聞きながら会場を回れるコンテンツを企画しました。
その企画が無事大成功し、ターゲットにしていた大人の世代だけでなく、家族連れで会場に来ていた子どもたちにもアカペラを楽しんでもらうことができました。
このような経験から、企画・開発職で多くの人の関心を惹き付けるような商品を作りたいと考えています。御社はそれぞれの商品の口コミを見ていても、着眼点の鋭さや画期的な商品の企画・開発力が強みだと感じています。
御社に入社後は、さらに企画力を身に付けて、人々がより豊かな生活をできるようサポートしたいです。
アイデアや企画力というのは説得力を持って証明することがなかなか難しいのですが、目標に沿った行動につなげ、新しい試みで成果がしっかり出せていることが評価できます。また、客層を広げるということに着眼できているのも良い点ですね。
企画・開発の志望動機例文(経験者)
私はアイデアを形にして多くの人に価値を届けたいと思い、企画・開発職を志望しました。
前職では、食品メーカーにて商品企画・開発を担当しておりました。新商品の開発に携わった際には、消費者のニーズを分析し、これまでとは違ったコンセプトで新商品を打ち出しました。その結果、過去に最もヒットした新商品よりも10%多い売り上げを記録しました。
企画・開発職は多くのメンバーとアイデアを出し合いながら形にしていくことが大切だと考えております。
御社でも、他のチームメンバーとの協調性を大切にしながら、顧客にどのようなものが求められているのかをリサーチし、さまざまなアイデアを出しながらニーズにあった製品を提案して形にしていきたいと考えております。
異なる業種でも共通するスキルはあります。具体的な事例を交えてアピールすれば、評価に繋がりやすいでしょう。また、製造業全般に共通する課題について、経験を活かした解決法を提案し、役立つことを強調しましょう。
製造業界を目指す人の中には企画職を目指す人も多いのではないでしょうか。以下の記事では企画職の特徴に加え、新卒で就職を目指すための極意をキャリアコンサルタントが解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
企画職の仕事や適性を徹底解剖! 新卒が企画職を狙うのはハード?
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第一志望以外の企業にエントリーする時、「特別な志望動機が思いつかない......」と悩む就活生も多いでしょう。
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営業
営業は製造を依頼してくれる取引先を獲得することが主な仕事です。自社の製造技術や製造する商品をいかに魅力的にプレゼンできるかが重要となるため、自社製造への理解やコミュニケーション能力はもちろん、他社の技術の分析や情報収集も欠かせない仕事といえます。
営業の志望動機例文(未経験者)
私が御社を志望した理由は、御社が製造した製品を使用する人・企業が日本中に広がってほしいという願いがあるからです。
私は何か商品を購入した際、製造元を見る癖があります。そして、御社の名前が記載されているのをよく目にします。ある時〇〇を購入したのですが、その〇〇の品質の良さに感動しました。そして、いつもの癖で製造元を確認したところ、御社の名前が記載されていて御社への興味が深まりました。
この経験から、もっと御社が製造する商品を日本中・世界中に広めたい、広げなければいけないと考えました。
御社に入社後は営業職を志望しています。より多くの企業が、御社での製造を通じてクオリティの高い製品を販売できるよう貢献するとともに、御社に依頼すれば間違いないと言われるような会社にしていきたいです。
志望理由を製品にフォーカスした内容で上手くアピールしてから、営業職で拡販させていきたいという伝え方は、とても高い評価が得られそうです。より高評価を狙うのであれば、営業職としての強みをアピールする内容を付け加えましょう。
営業の志望動機例文(経験者)
私は御社の製品を愛用しており、私自身魅力的に感じている製品を多くの人に届けたいと思い、営業職を志望しました。
前職では、産業機器メーカーで法人営業を担当しておりました。特に新規開拓を担当することが多く、お客様のニーズを把握し、その人は何を求めているのか、どんな提案をすれば喜んでもらえるかを意識しながら業務に取り組んできました。
ノルマを達成できるか厳しい状況でも、自分のノルマのためではなく自分は目の前の相手に何ができるかを考え提案していました。その顧客からは、「いつも真剣に向き合ってくれてありがとう」とお褒めの言葉をいただきました。
御社でも、目の前の人が何を求めているのかを探るコミュニケーション能力や情報収集力を活かし、顧客の力になり、御社の発展にも貢献していきたいと考えております。
- 前職で広告の営業をしていました。営業の経験者としてアピールしても良いでしょうか?
過去の経験をどう活かすのかを伝えることができれば問題ない
扱うものが違うだけで、営業として商材のマーケティングに携わっていたことには違いありません。
経験者としてアピールしても構わないと思いますが、一方、それは相手の期待を高め、面接のハードルを上げることにもなるので、十分な準備をしたうえでアピールすべきです。
少なくとも前職の経験を話すだけでなく、それを製造業に置き換えたときにどんなスキルが活かせそうなのか、業界が違っても普遍的に通用する知識や経験をどの程度身に付けているのか、相手にわかるように伝えてください。
製造業の仕事の中でも営業職を目指す人は以下の記事も併せてチェックしてみてください。多くの就活生をサポートしてきたキャリアコンサルタントが営業職の志望動機の書き方の秘訣を徹底解説しています。
例文18選|営業職の志望動機で採用担当者を惹きつけるコツ
軽作業
軽作業とは誰にでもできる簡単な作業全般を指し、単調な作業やマニュアル化された仕事が多くあります。誰にでもできるからこそ、淡々と仕事をこなせる忍耐力や率先して仕事を進める自主性などが大切です。
軽作業の志望動機例文(未経験者)
私が御社を志望した理由は、簡単で当たり前のように見えることを、誰よりも当たり前にこなせる性格を活かした仕事をしたいと考えているからです。
このような考えに至った背景には、簡単で当たり前のように見えることは実は当たり前ではなく、続けられる人は少ないと実感した経験があります。私は複雑で難しいことをおこなうのは得意ではありません。一方で、簡単な作業は高い集中力をもって正確にこなすことができます。
大学2年生で倉庫で軽作業をするアルバイトをしたのですが、ほかの人がどんどん入れ替わっていく中、私は1年間そのアルバイトを続けてきました。この経験から、私には集中力や継続力があると自負しています。
御社に入社後は、まずはマニュアルをよく理解し、与えられた仕事を正確かつスピーディにこなして、御社の業務効率化に貢献したいと考えています。
自分の弱みも自覚できていて、正直に言えているところに信頼感がありますね。それほど高いスキルがなくとも、定型業務を堅実にこなすことが重要な仕事もあり、業種、職種によってはこのようなアピールが有効な場合があります。
軽作業の志望動機例文(経験者)
私は黙々と作業に取り組むことが得意で、そのなかでもいかに効率的に作業を進められるかを考えることが得意です。その強みを活かし、御社の軽作業に携わりたいと考えております。
前職では、物流倉庫にて商品の仕分け業務を担当していました。マニュアル通りに作業を進めつつ、自分なりに効率化できそうな部分を見つけ、マニュアル改訂の提案をおこなっていました。
たとえば繁忙期と閑散期で作業エリアを変える提案をおこなったところ、一人あたりの使えるスペースが広がり、作業スピードが以前の1.5倍に増加しました。
決められた作業を忍耐強く正確におこなうことはもちろんですが、そのなかでどうすれば全員がより効率よく作業を進められるかを常に考える自主性を大切にしております。御社でもその姿勢を忘れずに貢献できればと考えております。
軽作業は単純作業が多いことから仕事に飽きてしまう傾向があります。指示通りの作業を継続しておこなえることや忍耐力は強みとしてアピールできます。
作業効率を上げることを意識して取り組んだことなども伝えてはどうでしょうか。
軽作業の志望動機についてもう少し詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。軽作業の志望動機がすらすら書けるようになる方法についても紹介しています。
OK例文7選|軽作業の志望動機がすぐに書けるようになる4ステップ
そもそも志望動機が書けない……という悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。以下の記事は志望動機が書けないときの原因や解決法などをキャリアコンサルタントとともに解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
「志望動機が書けない」から確実に卒業する3ステップ|例文付き
面接での志望動機を伝えるポイントがわからない、という人もいるでしょう。下記の記事では面接での志望動機のポイントを回答例を交えながらキャリアコンサルタントが解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
面接の志望動機の答え方を10例文で解説! 書類と同じ対策はNG
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(人材業界の場合)
工場内でのライン作業
工場内でのライン作業は、製品や部品をベルトコンベアで流しながら、複数人で担当をわけて順番に作業をおこなっていきます。
ライン作業は流れてくるスピードが決まっているため、スピード感のある作業が求められます。また、マニュアルに沿ったルーティン作業ではありますが、一つひとつが重要な作業となるため、コツコツと向き合い続けられる集中力や忍耐力が必要です。
ライン作業の志望動機例文(未経験者)
私はものづくりの現場に携わることに興味があり、工場のライン作業において品質を守りながら正確な仕事をおこなうことにやりがいを感じています。特に、ライン作業では決められたスピードの中でミスなく作業を進めることが求められ、集中力や忍耐力が重要な役割を果たす点に魅力を感じています。
学生時代、私は陸上部に所属し、長距離走をおこなっていました。レースでは一定のペースで最後まで走り切ることが大切です。そうした練習を積んできたこともあり、地道に努力を続けることの大切さを学びました。
工場のライン作業においても、一つひとつの工程を正確にこなしつつ、品質を維持することが大切なので、この経験が活きると考えております。
私の強みとしている集中力を活かし、安定した生産を支える存在となるよう努力したいと思い、志望いたしました。
上記の例文は、製造業のライン作業に忍耐力や集中力が必要であることを理解したうえで、自分の特性が活かせる点を志望動機に盛り込めています。職業理解・自己分析をしっかりやってきたことが伝わる、評価できるポイントだと思います。
ライン作業の志望動機例文(経験者)
私はコツコツと作業に取り組むことが得意であり、その強みを活かして工場ライン作業に携わりたいと考えております。
前職では、電子部品の組み立てラインの作業を担当しておりました。細かい部品の取り付けや検査が多く、集中して作業をおこなうことを意識していました。
またライン作業では、長時間同じ作業を繰り返しおこなうことになりますが、最後まで集中力を切らさずに正確に作業を進めることを大切にしておりました。
工場のライン作業は一見単純な作業ととらえられがちですが、一つひとつの作業が製品の品質に直結すると考えております。御社でも、集中力と忍耐力を活かし、高品質な製品の生産に貢献したいと考えております。
上記の例文は、単純な作業と見られがちな定型業務の重要性を理解しているところ、自分なりの仕事の意味を言語化できているところが評価できます。目の前の仕事にしっかり向き合ってくれそうな安心感もあり、現場ではこういう人が貴重な存在です。
製造業の業種別! 過去の経験を大きな武器にした志望動機の例文7選
製造業は仕事内容だけでなく、業種も複数存在しています。業種ごとに扱っている製品は異なるため、自分の興味のある業種を探してみましょう。
ここでは、業種別の志望動機の例文を7選紹介していきます。新卒で製造業を志望している人は、大学で研究していた内容やゼミ、アルバイトなどの経験をもとにアピールしていきましょう。また、製造業での就業経験がある人は、過去の業務経験を最大限アピールして企業に刺さる志望動機にしていきましょう。
自動車
製造業のなかでも自動車は多くの人が思いつく業種ではないでしょうか。自動車の製造業では、車両の設計から部品の製造、実際の組み立てまですべてを一貫して担っています。
自動車はエンジンやボディ、内装など複数のパーツが組み合わさって完成します。製造工程は細かくわけられていて、パーツの成形、塗装、加工、組み立てなどに各担当者が割り振られています。そして、それぞれの部門が担当する作業をこなし、ライン作業で進めていきます。
自動車の志望動機例文(未経験者)
私は、自動車産業の発展に貢献できる仕事に携わりたいと考え、御社を志望しました。私自身車が好きで、車は今や多くの人の移動手段として欠かせない存在となっています。そうした車の生産にかかわり、多くの人の生活をより豊かにしたいと考えております。
私は学生時代、機械工学を専攻し、自動車のエネルギー効率向上についての研究をおこないました。その中でも燃費を向上させるための素材の研究をおこなっていました。
さまざまな素材を組み合わせるため、試行錯誤の連続でしたが、ようやく最も燃費が低い組み合わせを見出した時には、大きな達成感を感じたのと同時に、試行錯誤を繰り返すことの大切さを痛感しました。
御社でもコツコツと努力を続ける姿勢を大切にしながら、日々の業務に取り組み御社の成長とお客様のよりよい生活に貢献できればと考えております。
自動車の志望動機例文(経験者)
私は自動車製造の現場での経験を活かし、より高品質な製品づくりに貢献したいと考え、御社を志望しました。
前職では、自動車部品メーカーで生産技術職を担当し、組立工程の改善などをおこなっていました。特に、部品が無駄にならないよう、製造工程を見直すことにより、不良品の発生率を5%削減することに成功しました。
また、品質管理チームとも連携し、品質管理の強化もおこないました。こうした業務を通して、他部署と連携するコミュニケーション能力も身に付きました。
御社でも、私のこれまでの経験を活かして、今以上に生産効率よく高品質な製品を作れるよう、貢献したいと考えております。
自動車業界では、決められたルールを忠実に守れる人や単純作業が苦にならない人、細かい手作業が得意な人は、評価ポイントが高いでしょう。同時に車が好きなことやものづくりが好きなことをアピールすると好評価になります。
電子部品
電子部品の製造は、スマートフォンやパソコン、医療機器などの電子機器に使用される部品を製造しています。電子部品は、回路基板に備え付けられるため電子機器を動かすためには必要不可欠です。
また、電子部品を使用する製品は常に進化し続けているため、最新の技術に携わりたい人にとって魅力を感じられる業種となります。
電子部品の志望動機例文(未経験者)
私は専門的な技術で世の中を変えたいと考えており、大学まで学んできた情報工学を活かせる電子部品業界を志望しております。その中でも御社は国内トップレベルの技術を有していると認識しており、御社で成長しながら日本のものづくりのレベルをより高めていきたいと考えております。
学生時代には、電子回路設計のゼミに所属し、センサー技術を活用した研究をおこなっておりました。さまざまな条件下でデータを取り、細かな条件を調整しながら改善策を考えデータの分析をおこないました。
常に何が正しくて何が間違っているのかを考え、改善策を考えながら実験を繰り返してようやく精度の高いデータを取れるようになりました。この経験から、仮説を立てて検証を続け、何をすれば良いのかを考え続けることが大切なのだと学びました。
御社では研究室で学んだ技術はもちろん、これからさまざまな課題に直面したとしても常にどうしたらできるかを考える姿勢を大切に業務に取り組んでいきたいと考えております。
コミュニケーション能力やチームワーク、リーダーシップなどのソフトスキルはどの業界でも重要です。具体的なエピソードを交えてアピールしましょう。また、未経験でも関連スキルがある場合はそれを強調しましょう。
電子部品の志望動機例文(経験者)
私は前職で電子部品メーカーの品質管理職として働いていましたが、その時の経験を活かし、より高品質な製品づくりに貢献したいと考え、御社を志望しました。
前職では、製品の検査体制の強化や不良品発生率の低減に取り組んできました。工程内に異常を検知するシステムを導入したことにより、不良品発生率を20%削減することができました。
御社では国内トップクラスの技術力を誇っていると認識しております。御社で私のこれまでの経験を活かすことで、より高品質な製品を世に送り出すことができると考えており、志望させていただきました。
食品
食品の製造は、原材料を加工して普段私たちが口にしているような食品や飲料を製造します。
取り扱う製品は、冷凍食品などの加工食品やお菓子、ソフトドリンクやアルコール飲料まで幅広いです。また、一般家庭用の製品のみならず、業務用の製品を取り扱う企業もあり、志望する企業によって異なるため自分の志望企業についてはしっかりと調べておきましょう。
食品の製造に携わることができると、普段スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで目にする機会が多くあるため、自分の仕事の成果が感じられやすくやりがいにつながります。
食品の志望動機例文(未経験者)
私は昔病気をした経験から、身をもって食の大切さに気づき、安全な食品を届けたいと考えるようになったことから、食品製造の分野で働きたいと考えています。
病気をした経験から私は栄養学を学び、いかに栄養価の高い食品を届けられるかに興味を持ち、品質管理に関する研究をおこなっていました。
また飲食店でのアルバイトを通じて、衛生管理の重要性を実感しました。現場での食材の取り扱いや室内の環境整備など、本当に安心して食品を提供できるように努めることで、全国民の口に入れるものの質が変わり、日本の健康寿命も長くなると感じております。
御社は、高品質な食品の製造をおこなっていると感じており、私もその一員として食の安全を守る仕事に貢献したいと考えています。
食品の志望動機例文(経験者)
私はより効率的に品質の高い食品を製造できると、飢餓で苦しむ国も救えるのではないかと考え、御社を志望しました。
私はこれまで食品メーカーで、生産ラインの管理や衛生管理の強化などの業務に取り組んできました。その中で、生産ラインの作業を自動化するプロジェクトに携わりました。
これまで手作業でおこなっていた作業が機械に置き換わることで、作業効率が倍以上になりました。衛生面の管理が課題でしたが、試行錯誤の末その課題も解決しました。
御社では、社会貢献活動の一環として、貧困地域の子どもたちに食糧支援をしていると知り、効率的に品質の高い食品を製造することで、そうした子どもたちの力になりたいと考え、御社を志望しました。
上記の例文は、実際に取り組んできた業務の内容を具体的にアピールしている点や食品に対する自分の想いと応募企業の活動にリンクさせている点は良いと思います。試行錯誤した課題と解決内容を加えると更に良い内容になると思います。
医薬品
医薬品の製造では、病院や薬局で処方されるワクチンや薬を製造します。製造だけでなく医薬品の研究や開発も担っている役割の一つです。
医薬品は人々の健康を守るために必要不可欠な存在のため、自分の携わっている製品が多くの人を支えているという点でやりがいを感じられる業種になります。
医薬品の志望動機例文(未経験者)
私は、病気を治す医薬品の製造に携わり、病気で亡くなる人を一人でも少なくしたいと思い、医薬品業界の中でもトップクラスの品質を誇る御社を志望しました。
学生時代、私は生物学を専攻し、微生物の培養技術について研究しました。無菌環境の確保や、細胞の成長を管理する技術を学ぶ中で、正確に細かな作業をおこなうことが品質に直結するのだと感じました。
また、調剤薬局でのアルバイト経験を通じて、一つの作業でミスが生じるだけで人の命にかかわる場合もあると知り、細かなことを慎重におこなう姿勢を大切にしていこうと思いました。
御社では厳しい基準で医薬品を製造していると認識しております。私もその一員として業務に携わり、病気で亡くなる人を1人でも減らしていきたいと考えております。
医薬品の志望動機例文(経験者)
私は、人々の健康を支える仕事をしたいと考え、御社を志望しています。私は大学まで薬学部に所属し、難病の治療薬の研究をおこないました。
前職では、医療メーカーの研究開発部門に所属し研究開発をおこないましたが、今ある薬をより多くの人に広めるためには製造工程を見直すことが大切で、その方がより多くの人の命を救えると感じました。
御社は最先端の研究をおこないながらも、製造にも力を入れているため、私の経験も活かしてさらに高品質な薬を世に届けていけると確信しております。
医薬品の中でも製造ラインを希望するなら、学生の間に経験しておくべきことにあまりこだわる必要はありません。一方、品質管理や研究職に就きたいなら、製薬会社や研究機関でのインターンシップ、またはアルバイトなどを経験しておくと良いでしょう。実務に触れる経験は貴重です。
金属・鉄鋼
金属・鉄鋼の製造では、金属を加工して部品を製造しています。原料となるものは、鉄鉱石や鉄スクラップです。
製造された部品は建設、輸送、家電、機械などさまざまな業界で活用されています。日本の金属・鉄鋼業は世界屈指の生産量を誇っていて、日本の製造業を支える重要な役割を担っているのです。自分の携わる業務が日本を支えていることにやりがいを感じられます。
金属・鉄鋼の志望動機例文(未経験者)
私は、社会インフラを支える金属・鉄鋼業界に興味を持ち、御社を志望しました。鉄鋼製品は建築や自動車、機械部品など幅広い分野で使われており、その品質が製品の耐久性や安全性に直結すると考えています。
私は学生時代、材料工学を専攻していました。合金の強度や耐久性の研究をおこなっていましたが、金属の組成によって特性が大きく変わることに驚きました。
適切に加工することで、現場で求められる素材を提供できるのだと学び、さまざまな現場を見ることの大切さを学びました。
御社で製造した素材をさまざまな業種の企業に活用していると認識しております。多くの業界に触れ、それぞれの業界でどのようなものが求められているのかを知ったうえで製鉄技術の向上に結びつけていきたいと考え、御社を志望しました。
上記の例文は業種について一定の理解があることが良い点ではあるのですが、改善点もそこにあるように思います。
材料工学を学んだにしては、感じていることが一般論に終始している気がするため、専門性が感じられる要素や表現をもっと加えて欲しいです。
金属・鉄鋼の志望動機例文(経験者)
私はこれまで学んできた金属加工の技術をより発展させていきたいと考え、御社を志望しました。
前職では、鉄鋼メーカーの生産技術部門に所属しており、加工精度を向上させる業務をおこなっておりました。
金属は自動車や建築など、幅広い業界で活用されており、社会のインフラを支えていると言っても過言ではないと考えております。そこでよりニーズに合った素材を提供することで、より業界の発展を後押しできると考えております。
御社は鉄鋼製品の開発に特化していると認識しております。私のこれまでの経験を活かし、加工精度をより向上させることで、さらに良い素材を作り出せると考えており、御社を志望させていただきました。
化学製品
化学製品の製造業では、化学反応を利用して化学製品を生産しています。化学製品は、プラスチックや化粧品、医薬品など幅広い分野で活用されているため、私たちの暮らしを守るために必要不可欠な存在です。
身近な製品に関係する仕事に就きたい人は、化学製品の製造に携わることでやりがいを感じられます。
化学製品の志望動機例文(未経験者)
私は、化学製品の開発を通じて、ワンランク上の生活を実現する仕事に携わりたいと考え、御社を志望しました。
化学製品は日用品から工業材料まで幅広く活用されており、その品質レベルが高いと消費者の手に渡る製品の質も高く、ワンランク上の生活を実現できると考えております。
私は学生時代、ポリマー材料の研究をおこない、熱に強い素材の開発に取り組みました。さまざまな組み合わせで実験をおこない、ようやく規定の強度以上になる組み合わせを見つけました。この経験から、諦めずに粘り強く取り組むことの大切さを学びました。
御社でも、御社の高い技術力を活かし、粘り強く開発に取り組むことで、これまでにない新しい素材を開発し、人々の生活を豊かにする力になりたいと考え志望しました。
化学製品の志望動機例文(経験者)
私は化学製品の製造を通して社会に貢献したいと考えており、御社を志望しました。
近年は環境に負荷をかけない製品の開発が求められておりますが、御社は環境に配慮した工程で製造するよう意識されている点に魅力を感じました。
私は前職で、プラスチック材料の研究開発をおこなっておりました。今後はより環境に配慮した素材の研究開発をおこなっていきたいと考えております。
御社は、最先端の化学技術を活かした製品開発をおこない、環境負荷の低減にも積極的に取り組んでいる点に魅力を感じています。私も前職で学んだ知識を活かし、より高品質で環境にやさしい製品の製造に貢献したいと考え志望させていただきました。
- 前職でプラスチック製造に携わってきました。次は医薬品の製造業務を志望しているのですが、経験者として見てもらえない可能性はありますか?
どの工程に携わるのかによって企業がどう見るかが決まる
製造という作業工程の流れなどを経験してきたことで、経験者として見てもらえない可能性は低いと思います。ただし、医薬品製造ではどの工程に携わる人を求めているかによってどのように見られるかが決まります。
たとえば、経験値が求められる部署であれば未経験者扱いとなるでしょう。しかし、取り扱う製品に違いはあっても、製造業で得た経験とスキルは違う業種でも活かせる場合が多いです。
集中力の高さや作業の丁寧さ、協調性や決められたルールを守るなど、自分の強みであるスキルは自信を持ってアピールしてください。
建築・住宅
建築・住宅の製造は、住宅や建物の設計から施工までかかわります。建築に関係する知識のみならず、資材についての知識や組み立てに必要な機械の知識など幅広い知識が必要です。
取り扱う建物は、住宅だけでなく商業施設やビルなどさまざまな建物を対象としています。幅広い分野で活躍していきたい人におすすめです。
建築・住宅の志望動機例文(未経験者)
私は安全な住環境を提供する仕事に就きたいと考え、御社を志望しました。特に環境負荷の少ない資材を開発することで、環境問題にも貢献している点に魅力を感じました。
私は建築学を専攻し、耐震構造の研究をおこないました。特に、地震時の揺れを吸収する建材の特性について実験をおこないました。この研究を通じて、建築資材が住まいの安全性を高めるうえでかなり重要な役割を担っているのだと実感しました。
研究データをまとめる段階では、データを整理し、他のメンバーと話し合いながらさまざまな角度で分析をおこないました。これにより他の人のアイディアを取り入れることや、論理的に考える力が身に付きました。
御社では、環境に配慮された素材を活かし、大学時代に培った論理的思考と建築資材に関する知識や経験を活かし、今以上に安全な環境を提供できるよう貢献したいと考えております。
建築・住宅の志望動機例文(経験者)
私はこれまで取り組んできた建築資材の知識を活かし、快適な住まいを提供できるよう貢献していきたいと考えております。
前職では、建築素材の製造に携わっておりました。作業工程の自動化を進めたことで、生産コストの削減と納期短縮を実現しました。
近年は省エネルギー住宅や環境負荷の少ない資材の需要が高まっており、新しい素材の研究開発に関心を持っております。
御社は高品質な建築資材の製造に加え、環境に配慮した製品開発にも注力されていると伺いました。これまでの経験を活かし、よりエコで高性能な資材の開発に携わり、快適な住まいに貢献したいと考え、志望いたしました。
建築・住宅の業界は需要変動が大きいため、変化に対応できる力が求められています。上記の例文中にあるようなコスト削減や納期短縮の経験は即戦力になりやすいです。
また、複数の業者がかかわっている仕事なので、調整力やコミュニケーションスキルは必須になります。
志望理由は言い換えができる! 本音を言い換えた志望動機の例文3選
志望理由は言い換えができる! 本音を言い換えた志望動機の例文3選
- シフト制が良い→ライフスタイルの変化に対応しやすく長く貢献できる
- 家からの距離が近い→時間を有効活用して業務の勉強に費すことができる
- 黙々コツコツ作業がしたい→集中力を活かして貢献できる
製造業の志望動機を改めて考えたときに、働き方や通勤距離などの条件で製造業を志望しているという人もいるのではないでしょうか。
志望動機では待遇面や働き方などに魅力を感じている場合でも、そのまま伝えることは避けましょう。本音を伝えることは大切ですが、そのまま伝えてしまうと採用担当者に「本当にうちに入社したいのかな? 」と疑問を持たれてしまいます。
ここでは、本音を言い換えた志望動機の例文を紹介します。どうしても志望理由が思いつかない人は、上手に言い換えて企業にアピールしましょう。
シフト制が良い→ライフスタイルの変化に対応しやすく長く貢献できる
製造業はシフト制の場合が多いため、働き方の部分で魅力を感じて志望する人も多いです。シフト制のメリットとして、ライフスタイルの変化に対応しやすいというのが挙げられます。
その部分をうまく活用して、「ライフスタイルの変化に対応しやすく長く貢献していきたいからシフト制の製造業を志望した」と伝えてみましょう。
「シフト制が良い」の言い換え志望動機例文
私は長く安定して働ける環境を重視しており、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるシフト制の勤務形態に魅力を感じています。御社でも効率的な生産体制を維持するために、シフト制を導入しており、長期的に働き続けやすい環境だと感じました。
また、過去にシフト制だからこそ力を発揮できるという経験をしてきました。学生時代のデータ入力のアルバイトでは、決められた時間内にすべてのデータを打ち切ることを意識していたため、時間を区切って働くことの重要性を痛感しております。
御社の環境だと、ライフスタイルの変化にも対応しながら、長期的に働ける環境が整っていると感じているため志望させていただきました。
シフト制について志望動機で触れる際は、デメリットも理解していて、そこに対しての対応策を持っていることを忘れずに伝えるようにしましょう。
メリットだけを見て志望動機にすると、入社後に見落としていたデメリットが原因で退職しないかと面接官に不安を与えてしまう可能性があります。
家からの距離が近い→時間を有効活用して業務の勉強に費すことができる
仕事を選ぶ条件として家からの距離が近いというのを挙げている人もいるかもしれません。
通勤距離が短いことでのメリットは、通勤時間がなく時間を有効活用できることです。そのため、志望動機で伝える場合は、「時間を有効活用して業務の勉強に費やすことができる」と言い換えて伝えることで業務に前向きな姿勢をアピールできます。
「家からの距離が近い」の言い換え志望動機例文
私は通勤時間を短縮することで、業務に関する知識や技術の習得により多くの時間を費やせると考えております。
製造業は、機械の操作や工程管理など学ぶべきことが多く、知識だけでなく実務をおこないながらスキルを取得することが重要だと考えております。
学生の研究活動では、多くのバイオマーカーを測定するためにさまざまな実験手法を学び、実際に何度も測定して身に付けました。
御社に入社してからは、他の人よりも通勤時間が短い分、業務に関するスキルや知識などを多く取得し、即戦力として活躍できるよう努めていきたいと考えております。
黙々コツコツ作業がしたい→集中力を活かして貢献できる
製造業はルーティンワークの場合が多く、黙々コツコツと集中して働けることに魅力を感じている人もいるのではないでしょうか。
黙々コツコツ作業は集中して働く力が必要となります。そのため、言い換えとして「自分の集中力を活かして貢献できるため製造業を志望した」と伝えることで自分の強みを活かして貢献できることのアピールができます。
「黙々コツコツ作業がしたい」の言い換え志望動機例文
私は、一つの作業に集中して取り組むことが得意であり、製造業の仕事においてもその強みを活かせると考えています。
学生時代、私は細かな作業が求められる生化学の実験を多くおこないました。器具と器具が触れただけでデータが変わってしまう世界なので、一つひとつの操作にミスがないよう細心の注意を払いながら実験に取り組みました。
製造業は、品質を維持するために正確性や注意力が求められると認識しております。そのため、研究活動を通じて培ってきた、慎重に作業を進める姿勢が活きるのではないかと考えております。
御社の製造工程では精度の高い操作が求められると伺っているため、私の集中力を活かして品質の維持向上に貢献したいと考えております。
特にライン工程の部署では「集中力を活かして貢献できる」ことが強みとして発揮できます。精密部品の取り付け作業や製品ロスを出せない作業においては集中力が欠かせません。
集中力を活かしてミスを無くすことは、製造ラインを止めないことにつながります。
いきなり書き始めるのはNG! 製造業の志望動機に必要な3つの準備
製造業の志望動機に必要な3つの準備
- 製造業界の上流~下流までの分類と事業について知ろう
- 製造業の具体的な仕事内容から働くイメージを膨らませよう
- 製造業のメリット・デメリットから仕事への理解をさらに深めよう
製造業に限らず、良い志望動機を作成するためには事前の準備をしっかりすることがとても大切です。
製造業の志望動機の例文をただ書き写したり、例文を読んだだけでいきなり書き始めても、自分の言葉や気持ちがこもった志望動機にはならず、選考で高評価をもらうことは難しいでしょう。
ここからは志望動機を書く前に必須の3つの準備について解説するため、参考にして、効率よく準備を進めていきましょう。
ここで紹介している3つの事前準備は「企業(業界)研究」の工程です。事前にしっかり研究しておくことで、リアリティショック防止になります。
つまり、入社してから「思っていたことと違う」となるのを防ぐことができるため、この3つの準備はしっかりおこないましょう。
準備その①製造業界の上流~下流までの分類と事業について知ろう
製造業は取り扱う素材や製品の用途によって大きく3つに分類され、「基礎素材型産業」、「加工組立型産業」、「生活関連型産業」があります。
まずは製造業の3つの分類とそれぞれの事業について解説するため、参考にして、これから就職を目指す業界についてしっかり理解を深めておきましょう。
- 製造業とメーカーの違いがわかりません。
業界の違いよりもどんな分野に携わりたいかで企業を選ぼう
製造業とメーカーに大きな違いはありません。メーカーも自社製品を製造している製造業に含まれます。
大事なことは「素材」「部分加工」「製品加工」など、まずはどの分野にかかわりたいのかを検討しましょう。その中で、どんな役割を担いたいかも考えて就職先を決めることも重要です。
あるいは、分野よりもメーカーブランドを重視することで「やりがいにつなげる」のも良いですね。
メーカーの場合、自社製品がどのように社会とつながっているのかが「見えやすい」ことで社会貢献度も高くなり、会社や業務に対するモチベーションにも大きな影響があるでしょう。
上流:基礎素材型産業
製造業の分類の中でも上流に位置する基礎素材型産業は、金属や木材、石油などを原料から製造する産業です。基礎素材型産業で製造されるこれらの素材は、そのほかの業界や多くの製造業でも使用されるため、製造業の大元を支えている産業といえます。
基礎素材型産業の企業や工場は、加工する素材の調達や製品の運搬のしやすさが求められるため臨海部に建てられていることが多いです。
扱う素材によっては化学物質を扱ったり危険な作業をおこなう場合もあるため、安全性に対する責任や集中力が必要となるでしょう。
基礎素材型産業の主な事業
- 鉄鋼業
- 非鉄金属製造業
- 金属製品製造業
- 木造製品製造業
- 石油製品・石炭製品製造業
- ゴム製品製造業
- プラスチック製品製造業
- パルプ・紙・紙加工品製造業
- 化学工業
- 製造業の企業は3K(危険・汚い・きつい)のイメージが強いのですが実際のところどうなのでしょうか?
3Kは実際にあります
どの分野の製造業かにもよりますが、製造業の3Kは実際にまだまだ存在しています。
とくに、金属加工製造業などでは、金属を溶かし、加工する工程で油だらけになりますし、立ち仕事、力仕事で、マシンオペレーターを扱う仕事では機械に巻き込まれるなどの危険性もあるでしょう。
また、金属加工は金属が冷えて固まると加工できなくなるため、24時間電気炉を入れたままで、業務も24時間の交代制のこともあります。まさに3Kですが、夜勤がある場合は給与もそれなりにもらえるのは利点といえますね。
もちろん3Kとはほど遠いキレイな製造業もたくさんあるので、どんな条件を重視したいのか考え、自分に合った企業を選びましょう。
中流:加工組立型産業
製造業の中流となる加工組立型産業は、文字通り素材を加工したり組み立てをおこなうことで製品を生み出す産業です。主な事業としては以下のようなものがあります。
加工組立型産業の主な事業
- 一般機械器具
- 電気機械器具
- 精密機械器具
- 輸送用機械器具
これらの事業は加工や組み立てを通じて製造業で使用される機械を作ったり、電化製品や自動車など生活に必要な機械類を生み出しています。
世の中の多くの製品で次々と新しい技術が取り入れられているため、それらのものづくりを支える加工組立型産業でも常に技術が進歩し続けているといえます。
製造業を志望している人の中には自動車業界に興味のある人もいると思います。以下の記事では自動車業界に特化した志望動機の書き方をまとめているのでぜひ参考にしてみてください。
自動車業界に特化した志望動機が作れる5ステップ|職種別例文8選
下流:生活関連型産業
生活関連型産業は、主に衣服や食品、家具など人々の衣食住を支える産業です。生活関連型産業は製造業の中でも末端に位置していて、製造に必要な原料や機械などを上流や中流から発注することで製造しています。
近年では、景気変動により原料や素材の価格が高騰したことで値上げを余儀なくされるメーカーや企業が増えていて、景気や社会情勢の影響を受けやすい産業といえるでしょう。
生活関連型産業の主な事業
- 食料品製造業
- 飲料・たばこ・飼料製造業
- 繊維工業
- 衣服・そのほかの繊維製品製造業
- 家具・装備品製造業
- 出版・印刷同関連産業
- なめし革・同製品・毛皮製造業
準備その②製造業の具体的な仕事内容から働くイメージを膨らませよう
製造業の具体的な仕事内容から働くイメージを膨らませよう
- 生産技術
- 生産管理
- 企画・開発
- 営業
- 軽作業
入社後に任される仕事内容がイメージと違うといったミスマッチを防ぐためにも、2つ目の準備として、実際の業務内容についても調べておきましょう。製造業の仕事内容は大きくわけて5つに分類されます。
製造業に限らず、入社後に自分がどんな仕事をするのかわからないまま志望動機を書いても、やりたいことや興味が具体化できないため、熱意や説得力に欠ける内容になってしまいます。
ここでは製造業の5つの仕事内容について解説するため、参考にして、自分が実際に働くイメージを具体的に膨らませましょう。
生産技術
生産技術は文字通り製造業における技術的な部分となる生産工程にかかわる仕事です。新規に製造する製品の製造工程を考えたり、製造中の製品の生産ラインを見直して品質向上やコストカットに取り組んだりします。
商品に必要な原料の費用や製造過程に必要な人件費などのあらゆる観点を分析し、いかに高品質なものを低コストで製造できるかを考えることが必要です。また、品質向上のための技術の見直しなどもおこなわなければならないため、常に最新の情報にアンテナを張っていなければいけません。
生産にかかわるあらゆる技術の知識はもちろん、生産工程を決定する判断力や情報収集力などが必要となります。
- 製造業の生産技術で働くために必要な資格などはありますか?
必須資格ではないが役立つ資格もある
生産技術の仕事内容は企業や工場によって異なるため、必須資格はありません。しいて必要なものをあげるなら、現場における実務経験でしょう。
必須資格ではありませんが、スキルアップを兼ねて取得しておくと役立つ可能性がある資格として、生産技術者マネジメント資格(CPE資格)があります。
この資格は、製造業における生産技術のプロフェッショナルのための資格と言われており、さまざまなメーカーが受検を推進しています。業務に必要なマネジメントスキルを身につけることができるので挑戦してみると良いでしょう。
生産管理
生産管理は生産技術で決定した生産工程を滞りなく進めることが主な仕事となります。事前に生産工程を決める生産技術とは違い、生産管理は取引先からの製造依頼をもとに毎日の生産個数や製造スケジュールなどを決めていきます。
また、事前に定められた商品の品質を落とさず、一定の品質を保って定められた数の製品を作らなければいけません。
取引先に依頼された納期に間に合うようにスケジュールを管理することはもちろん、機械トラブルへの対応や従業員への指示など、臨機応変に対応することも求められます。
原材料の調達や保管、加工設備のメンテナンス、在庫管理など、品質に関する影響は幅広い要素があり、それぞれの段階で適切な対応が求められる複雑系の業務です。
扱う商品にもよりますが、広い意味では納期をきちんと管理することも品質管理の一部とみなされるでしょう。
品質管理に興味のある人はこちらの記事もチェックしてください。品質管理の志望動機の作り方を詳しくまとめています。
例文7選|品質管理の志望動機がグッと光る! 作り方と4つのコツ
企画・開発
企画・開発は文字通り販売する製品アイデアを考え、開発しています。製造業の企業の中には自社のオリジナル製品を持たず、他社からの依頼を受けて製造のみをおこなう場合もあるため、企画職や開発職をメインで目指す場合には企業選びに注意が必要です。
基礎素材型産業では、生み出す製品の多くはほかの企業の原料として使われる場合もあるため、いかに自社の素材を使ってもらえるか、といった汎用性の高さが求められます。
また、加工組立型産業では機械類の目覚ましい技術進歩に対応した製品の企画・開発が求められ、生活関連型産業においてはより身近で一般需要の高い製品が多いため、競合他社と差別化できる製品を生み出すことが重要です。
営業
製造業における営業職は自社の製品の発注先を増やすために必要な仕事です。いくら性能が良く汎用性の高い製品を作っても、その魅力が広く伝わらなければ製造を依頼してもらえません。
製造業は別の販売事業を支える産業であるため、発注元となる取引先獲得は企業の成長や存続に必要不可欠です。
営業としてのプレゼン力はもちろんのこと、自社の製品を使って何ができるのかを取引先に魅力的に伝えられる製品知識や競合他社の製品と差別化する力が求められます。
軽作業
軽作業は、文字だけ見ると軽いものを扱う仕事だと勘違いする人もいるでしょう。しかし軽作業とは誰にでもできる仕事のことで、製造業にはこのような軽作業とよばれる仕事が多くあります。
主な仕事内容は倉庫内の製品や材料を用意するピッキング、商品の検品・梱包・仕分けなどがあり、正社員以外にも派遣社員やアルバイトなどでもおこなえるものが多いです。
簡単な作業であるため仕事が覚えやすいのが特徴ですが、決して楽なわけではなく、正確さやスピード、高い集中力が求められます。
準備その③製造業のメリット・デメリットから仕事への理解をさらに深めよう
製造業の全体像や業務内容のイメージがつかめても、実際に働くうえでどんなメリットやデメリットがあるのかまで理解しておかなければ、入社後のミスマッチにつながってしまいかねません。
ここからは志望動機を書く前の3つ目の準備として、製造業のメリットとデメリットについて解説するため、参考にして、より業界の実情を理解して志望動機を作成しましょう。
製造業のメリット①未経験からでも挑戦できる
製造業は商品知識や専門的な技術が必要な難しい仕事だと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、製造業は機械化が進んでいたり単純な作業の繰り返しだったりするため未経験からでも技術を身に付けることができるという点がメリットの一つです。
未経験から挑戦できるとはいえ、製造業の仕事の一つひとつが重要な役割を担っていて、どこか一つの工程でミスをしてしまえば、周囲や自分自身の安全を損なったり、製造業全体の利益の損失につながってしまいます。
未経験でもチャレンジしやすいことを製造業の魅力として志望動機で書く場合でも、ミスをせずに早く業務を覚えるにはどうすべきかなどを考え、プラスαの力をアピールしましょう。
- 経験も資格もない状態で製造業を志す場合の志望動機のポイントは何ですか?
等身大の自分をどう見せるかがポイント
実際に「未経験で資格も不要で誰にでもできる簡単な仕事」だとしても、それをそのまま「自分にもできそうだから」とすると「やる気が感じられない」と受け取られてしまいます。
これを「未経験で、これといった資格を持っていない自分でも、何ができるかチャレンジしてみたい」としたらどうでしょうか? 印象が変わりませんか?
そこに「ものづくりに携わって人の役に立ちたい」「御社の製品にお世話になったことがある」のように、志望している企業と自分との関係性などを加えるだけで、志望動機が180度違うものになります。等身大の自分をどうアピールするか、したいか、が重要です。
製造業のメリット②勤務環境が整っている
製造業では、機械化やマニュアル化されている部分が多く製造前にしっかり工程やスケジュールまで管理されるため、勤務環境が安定しているというメリットがあります。
必要な生産量や製造にかかる時間などをもとに従業員のシフトが割り振られるため、基本的に残業もなく、休憩時間も交代で取りやすいのが特徴です。
しかし、志望動機でこの労働環境だけをメリットとして挙げてしまうと「業界への興味が薄いのでは?」と疑問を持たれてしまうため伝え方には気を付ける必要があるでしょう。
製造業には、ルーティンワークのような業務もあれば、受注製品の内容や納期が毎回異なる業務もあります。まずは、志望する製造業の会社が自分に合った業務の流れになっているかを確認してください。
製造業のデメリット①単調な作業が多い傾向にある
製造業は仕事によっては単調な作業が多いことが特徴で、それゆえに経験がなくても挑戦できるのが利点ですが、淡々とした作業が苦手な人には大きなデメリットとなる場合があります。
また、自分の裁量が求められる仕事がしたい人や自由度の高い制作がしたいという人にとっても製造業のルーティン化された業務はミスマッチにつながりかねません。
しかし、このようなデメリットでもプラスに捉え、自分なりに目標ややりがいを見つけられる人や集中力に自信がある人には向いている業界といえるでしょう。
製造業のデメリット②体力が必要
製造業は基本的に立った状態での作業がほとんどで、材料の運搬などでは重いものを扱う場合もあるため体力に自信がない人にとってはそれがデメリットとなり得ます。
また、製造するものによっては温度調整が厳しく管理される場合もあるため、商品に応じた室温の中で体調を管理して働かなければいけません。
一方、常に立ち仕事であるがゆえに勤務時間もしっかりと決められ、休憩もきちんと取れるメリットもあります。体力に自信がない状態で製造業を志望するとしても、規則正しい勤務時間の中でしっかり体調管理を意識することで克服することができるデメリットといえるでしょう。
業界理解と併せてやろう! 製造業の志望動機を書く前の2つのアクション
これまでの業界理解を深める3つの準備と並行して、志望動機を作成する際に必要となることが2つあります。それは自己分析と将来像のイメージです。
製造業の理解が深まっても、自分がそこでどうなりたいかを具体的にイメージできなければ、志望動機で自分がアピールすべき力がわからないことはもちろん、入社後にやりがいを見いだせない、ということになりかねません。
志望動機を書くときにやるべき2つの注意点を押さえて、自分だけの志望動機を書くための要素を集めていきましょう。
①自己分析で自分の特性を把握する
志望動機は自分の強みや考えを企業にわかりやすく伝えることが求められるため、自己分析で自分を客観的に理解することはとても重要です。そのため製造業の志望動機を書く際にも自己分析で自分の特性や価値観、興味のきっかけなどを分析してみましょう。
まずは、自分はどんな性格なのか、得意なことや苦手なことなどを思い起こしていきます。次はその自分の性格や考えたことに対し、「なぜその性格になったのか」のような自分自身に深掘り質問を繰り返すことで、自分の性格や価値観を客観的に理解することができるのです。
自分の特性を深掘りする際には根拠となるエピソードや経験まで具体的にすることがポイントです。このエピソードは志望動機で自分の特性や強みを裏付ける根拠として活用できるため、小さなエピソードでもしっかり書き出しておきましょう。
- 製造業の会社に刺さる良いエピソードが思いつきません……。
あらゆるものが持つストーリーやかかわる人の努力を想像しよう
私たちは多くのものに囲まれて生活しています。それらの一つひとつに原材料、加工、物流、販売といったストーリーがあり、そこで働く人の努力が蓄積、結集されているものと考えてみてください。
あなたが体験しているあらゆることは、そのどこかに必ずつながるはずです。その接点が見つけられない場合は、自己分析よりも職業や製品に対する理解が足りない可能性があります。
一つひとつのものをよく見て、素材、デザイン、生産国、価格設定なども比較検討し、作る立場になって再度考えてみてください。
製造業の志望動機を深掘りするために自己分析は必須です。しかし、そもそもの自己分析のやり方がわからないという人は以下の記事で自己分析の正しいやり方を徹底解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
②入社後の姿ややりたいことまでイメージする
製造業は立ち仕事やその日の状況に合わせて臨機応変さが求められる仕事が多いからこそ、企業は入社後にもやりたいことや目的の軸をしっかり持って取り組んでくれる人材を採用したいと考えています。
そのため、志望動機を書くときにも自分が入社後にどうなりたいのかをしっかりイメージしておきましょう。
入社後に目指したいポジションや製造したい商品など、自分が製造業界について調べたり、企業を研究したりする過程で感じたワクワクや「やってみたい」という気持ちを具体的にすることがポイントです。
やりたいことが実現できるかどうかは重要ではなく、企業に入社したあとのことまで見すえて興味や関心を示せるようにしておきましょう。
これといった資格やスキルが必要ない製造現場でも、ある程度は昇格することができます。マシンオペレーターやリーダーを始め、新人の教育担当などを経てマネージャーや主任、係長や課長になることも可能です。
「志望動機に書けそうなやりたいことがない……」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。以下の記事では志望動機で、やりたいことがなく思ってもいないことしか書けないと悩む人にキャリアコンサルタントがアドバイスしているのでぜひチェックしてみてくださいね。
キャリアアドバイザーに聞く! 製造業の志望動機を書く前の注意点とは
ここからは、製造業の志望動機作成の基本情報を踏まえて、ほかのライバルと差がつく志望動機を作成するために注意しておきたいポイントについて、キャリアアドバイザーの秋田さんに解説してもらいます。
漏れのない志望動機を作成するためにも、多くの就職支援をおこなってきたキャリアアドバイザーからのアドバイスをぜひ参考にしてみてくださいね。
アドバイザーコメント
秋田 拓也
プロフィールを見る惜しいのは「ものづくりが好き」というだけの志望動機になること
製造業の志望動機で多いのが「ものづくりが好きだから」です。悪い回答ではありませんが「なぜ、好きなのか」、この部分をしっかりと伝えてください。
ここでは「ものづくりが好きになった」具体的なエピソードを交えることが重要です。ものづくりなら何でも良いと思われたら「当社でなくても良いのでは?」と面接で深掘りされることでしょう。
業務内容に合わせた自分らしさを忘れずにアピールしよう
ルーティンワークが中心な製造業の面接などでは、採用担当者が「毎日同じ作業ですが、大丈夫ですか?」という質問をされることがあります。質問の意図には、仕事に飽きて辞めてしまうのではないかという心配もありますが、将来的に成長が期待できる人材かを見定めているのも事実です。
そのような質問の後には、それぞれの業務内容に合わせた「自分らしさ」をアピールすることを忘れないようにしてください。「指示されたことだけやれば良い」「働く時間が明確になっている」などの理由だけで、志望動機にしていると思われないようにしましょう。
志望動機を差別化しよう! 製造業で的確に能力をアピールする3ステップ

製造業は経験にかかわらず誰にでもできる仕事の多い業界だからこそ、自分にどれだけ製造業の仕事に必要な力があるかをアピールしなければ「この人でなくてはいけない理由」が伝わらず、ほかの人と差をつける志望動機にはできません。
ここからは製造業に必要な力を見極めてアピールする方法を3つの手順で解説していくので、参考にして、自分と企業とのマッチ度の高い志望動機を作成しましょう。
①製造業のそれぞれの仕事で求められる資質を考える
製造業の仕事でどんな力が必要となるのか理解しておかなければ、自分の適性のどの部分がアピールポイントになるのかわからず、見当違いな能力をアピールしてしまいます。まずはそれぞれの仕事で求められる力を把握して自分の力が活かせるポイントを探していきましょう。
また、各業務の関係性や製造過程の全体像なども併せて調べることで、その業務の中で必要となる力以外に、製造業全体で求められる力も見えてきます。
たとえば、生産管理では日々のスケジュールや製造工程などから臨機応変に対応する力が求められます。
それと平行して製造業の全体像を理解することで、どの業務も一人ではおこなうことができないという点から製造業全体では協調性も必要となることがわかるのです。
②求められる資質と自分の特性で当てはまる部分を見つける
製造業の仕事で必要な力がイメージできたら、今度は自己分析で見つけた自分の強みや特性と照らし合わせていきます。
たとえば、あなたが自分の強みを部活動の練習や試合で鍛えた集中力や体力であると考えたと仮定した場合、製造業の仕事と照らし合わせると力仕事の多い軽作業でもっとも発揮できる資質といえるでしょう。
このように、自分がその仕事をやりたいかどうかではなく、その仕事で自分が能力を発揮できるかどうかという基準で照らし合わせてみることで、自分が活躍できる、つまりはアピールポイントとなる部分を見つけだすことができます。
③マッチした資質を製造業の仕事内容になぞらえて伝える
最後のステップとして照らし合わせて見つけ出した自分が製造業で活躍できる資質を実際の業務になぞらえて伝えていきましょう。
ただ一方的に自分の強みを主張するよりも、製造業での実際の仕事を例に挙げ、そこで求められる資質を自分が持っていることをアピールすることで、企業側があなたの働く姿を具体的にイメージでき高評価につながります。
たとえば、自分の強みがこれまでのサークル経験から協調性や自主性といった強みを持っているとします。
これを軽作業の仕事内容になぞらえて「上長からの指示や日々の作業の中で、自分なりに考えて業務のクオリティを高められるように取り組める」と表現することで軽作業で必要な力の形とマッチさせた自分の能力を示すことができます。
志望動機は自分のことを伝えるものですが、読み手・聞き手となる企業の目線に立って意味が伝わる内容か、魅力がわかりやすいかなどを確認しながら書くことが大切です。
- 製造業とのマッチ度を仕事内容になぞらえて伝えるときのポイントはありますか?
自分の関心度の高い仕事にフォーカスしてアピールしよう
製造業の業務役割がいくつもあることを理解しましょう。
たとえば、営業、生産管理、現場製造、調達、開発などがあります。どの分野で活躍したいのかによって、それぞれ自分の強みや得意な部分をどこで活かせるのかを知ることが必要です。
まずは、自分の得意なことや関心度の高い仕事内容にフォーカスしてアピールポイントを探していきましょう。製造業の大きな枠で伝えようとせずに、それぞれの役割業務に限定してアピールする方が高い評価につながりますよ。
さらに、決して得意ではなくても「興味がある仕事内容」ついて伝えても良いでしょう。
やったことのない仕事は、未知数ですが「挑戦したい熱意」を持って伝えることに意味があり、それが担当者に伝われば評価されるポイントになります。
実際に書いてみよう! 製造業の志望動機で押さえておきたい4つの構成
製造業の志望動機で押さえておきたい4つの構成
- なぜ製造業界なのか・なぜその産業なのかを伝える
- 根拠となるエピソードを伝える
- なぜその企業なのかを具体的に伝える
- 製造業の仕事で自分がどのように貢献できるかを伝える
製造業の志望動機で差を付けるポイントが理解できても、肝心の志望動機の構成でつまづいてしまっては意味がありません。
そこで最後は、製造業の志望動機を書くときの魅力的な構成の組み立て方について4つの手順を解説していきます。ここまでの記事のポイントと正しい構成を押さえて、志望動機にさらに磨きをかけていきましょう。
構成ができていると、無駄なく簡潔に結論を伝えることができます。製造業では「なぜなぜ分析」「5S」「3ム」などの言葉があるように、物事を具体的に突き詰めて改善していく体質があるので、論理構成のしっかりした内容が評価されやすいでしょう。
なぜなぜ分析
課題の解決や問題の改善のために、原因となる部分を見つけるための分析方法。一つの問題に対して「なぜ?」を繰り返し質問することで問題を掘り下げ根本的な原因を突き止める。
5S
整理・整頓・清掃・清潔・しつけの5つのSを合わせた言葉。安全かつ仕事のクオリティを高めるために製造業で重視されている要素。
3ム
ムリ・ムダ・ムラの3つを合わせた言葉。
無理をすると安全性が下がり、無駄が多いと生産性が下がり、ムラが大きいと品質が下がる、といった製造業において重要な安全・生産性・品質の3つの維持や改善にかかわる用語。
①なぜ製造業界なのか・なぜその産業なのかを伝える
志望動機の構成として、まずは製造業界とその中の産業に対する志望理由を述べましょう。これは製造業の志望動機の結論となる部分であり、企業としてもこの部分をが最も知りたい内容であるため、一番最初に伝えることがポイントです。
製造業は未経験から始められる仕事とはいえ、「きつい」「汚い」「危険」の3Kのイメージを持っている人が多いため、製造業の企業は応募者に対して、製造業で働き続ける意思がどのくらいあるのかを重要視しています。
ただ目的もなく製造業界に飛び込んでも、実際の仕事の大変さに挫折したり、やりがいを見出せなかったりして、長く働くことはできません。自己分析をしっかりおこない、製造業で働くことに対して自分が抱く気持ちや熱意を企業にしっかり伝えましょう。
なぜその製造業界でその産業なのかを伝える書き出しの例文
私は自分のこれまでのスポーツ経験で感じたスポーツ用品の技術や性能の高さから、繊維製品や衣服の製造に携わることで自分自身がスポーツ業界を支えていきたいと思い、この業界を志望しています。
②根拠となるエピソードを伝える
2つ目のステップは製造業界や産業を志す理由の根拠としてエピソードを交えながら伝えることです。ここでは自己分析で自分の特性を客観視したときに思い浮かべたエピソードが活かせます。
自分の特性を根拠付けるエピソードの中で、自分の製造業やものづくりに対する興味のきっかけとなる経験を見つけてみましょう。そして、思い浮かべた経験からどのように感じたことで製造業を志したのか、という視点で大元となる業界の志望理由につなげていきましょう。
たとえば、工場見学をした経験を根拠となるエピソードとして挙げるとします。
ただ「工場見学におこなって製造業に興味を持った」と考えるのではなく、「工場見学中にたくさんの機械が正確に動いている様子がおもしろく、機械のしくみや製造工程に興味を持った」というように業界の興味も嚙み砕いて伝えることが大切です。
③なぜその企業なのかを具体的に伝える
製造業に携わる企業は、扱う素材や生産する商品によって企業の特徴もさまざまです。そのため志望動機では、業界理由の次になぜその企業を選んだのかを明確にしていきましょう。
ホームページ(HP)や説明会などで得た情報から企業分析をおこない、他社よりもその企業に惹かれるポイントを見つけていきます。ここでも企業を知ったきっかけとそこで何を感じたのかを簡潔に述べることで、企業に対する志望度をアピールできるでしょう。
ほかの業界でもそうであるように、製造業の企業にも競合他社が存在します。そのため企業分析では、ただ応募先企業を見るだけでなく競合となる企業と比較し、応募先企業ならではの魅力を見つけることがポイントです。
なぜその企業なのかを伝える例文
私は先日旅行で訪れた京都の法隆寺で、その釘が木で作られていると知り、日本の木造建築の技術力に感銘をうけ木材製造に興味を持ちました。御社は、木材の質はもちろん、最新の技術が取り入れられた正確なカット加工が強みだと考えています。
日本の昔ながらの木造建築の技術は、木の性質を理解し正確な形で提供する技術があってのものだと思うので、私は御社に入社して高度な木材加工の技術を学び、日本の建築を支えたいです。
建築業界に興味のある人は以下の記事を参考にしてみてください。建築業界で評価される志望動機の書き方を解説しています。
例文8選|建築業界で評価される志望動機とは? 書き方のコツ
④製造業の仕事で自分がどのように貢献できるかを伝える
製造業の志望動機最後の締めくくりは、企業への貢献度でアピールしていきましょう。前述の通り、製造業の就職ではいかに自分が採用するに相応しい人材かをアピールすることが差を付ける秘訣です。
志望動機の締めくくりは、準備の段階で自分の特性とそれぞれの仕事で必要な資質を照らし合わせたことを活用することがポイントとなります。それぞれの仕事に求められる力を自分が発揮できた場合、企業にどんなメリットがあるのかを言語化してみましょう。
企業が「この人を採用したい」と思わせる採用の決め手となる要素を志望動機の最後に提示することで、印象に残る魅力的な内容にできますよ。
自分がどのように貢献できるかアピールする例文
私の強みは塾講師のアルバイトを通して培った、生徒の「わからない」を理解したり、問題を聞き手に伝わりやすい形で伝えられるコミュニケーション能力です。
御社に入社できた際には、このコミュニケーション能力を活かして、顧客の求める最善の商品を提案することはもちろん、顧客の声を現場に届けることで更なる品質向上の一助となるよう努めたいと考えています。
志望動機の締めくくりに磨きをかけたいという人は下記の記事で志望動機の締めくくりの書き方をテンプレート付きで紹介しているためぜひ参考にしてみてください。
志望動機の締めくくり例文13選! そのまま使えるテンプレも紹介
キャリアアドバイザーが解説! 製造業の志望動機でアピールすべき能力とは
ここまで、製造業に求められる力を見極める方法や志望動機の構成について解説してきましたが、具体的に製造業でアピールすべきなのはどんな能力なのでしょうか。
さまざまな業界を目指す学生を支援してきたキャリアアドバイザーの渡部さんの解説を参考にして、自分の能力と照らし合わせてみてください。
アドバイザーコメント
渡部 俊和
プロフィールを見る商品やサービスの品質について深く理解できる力が求められる
日本の製造業は第二次産業に区分されていますが、第二次産業は日本が経済大国と言われるまで戦後の急成長を支え、自動車産業に代表されるように、品質の高さ、日本人ならではの細部へのこだわりで世界をリードしてきました。
現在ではサービス業に代表される第三次産業が70%を超え、第二次産業は30%を割り込んでいますが、歴史の浅いサービス業に比べ、ものづくりに従事する会社と人には、これまでの歴史や自社の品質に対するプライドを感じることが多々あります。
企業の歴史や細部へのこだわりに共感できることが高評価を得るポイント
たとえば、一般にはほとんど知られていないのですが、地方の製造業でも、AppleのiPhoneの基盤を作っている企業や、Amazonの倉庫の部材を作っている企業があります。
私は、企業側で採用支援、求職者側では就活の支援をしたことがありますが、いずれの場合も、企業の沿革や商品やサービスの品質についての理解が重要な意志決定要因になっていました。
ものづくりが好きであること、その会社の商品が好きであることに加え、企業研究で歴史を知り、細部のこだわりに共感できることが志望動機の評価を得る重要な要素だと思いますね。
製造業の志望動機は仕事内容に合った力を示して選考突破を目指そう
製造業は未経験からでも始めやすく、単純作業から専門的な技術までいろいろな業務に携わることができる業界だからこそ、仕事で求められる力を自分で理解し発揮することが求められます。
志望動機を作成するうえでも、自分自身と業界を理解して必要となる力をアピールできなければ、ほかの応募者の動機と似通ってしまい、魅力的な志望動機にはなりません。
製造業での就職を目指している人は、ぜひこの記事を参考に、仕事への適性を存分にアピールした志望動機で就職成功を目指してくださいね。
アドバイザーコメント
古田 文子
プロフィールを見る製造業は人々の生活を支える大事な仕事
みなさんの周りに当たり前にある机や椅子、着ている服、文具に至るまで、すべて「誰かが作ってくれたもの」であり、それらがないと今の生活は成り立ちません。製造業とは、人々の生活を支えるものを作る素晴らしい仕事です。
とはいえ、毎日の作業は単純であまり変化がなく、退屈なのではないかと心配している人もいるのではないでしょうか。そんなことはありません。
未経験でも受け入れられる業界だからこそ新しい自分を見つけられる
私は医薬品製造の会社で働いたことがありますが、日々起こる小さなトラブルを解決するべく、一緒に働く人たちと一致団結して乗り越えることに達成感や充実感を得ることができました。
顧客から直接「ありがとう」の言葉を聞く機会は少ないですが、日常生活の中に自分が製造に携わった製品を見つけると、「これ! 私の会社で作ってる!」とうれしかったものです。
自分に適性があるかわからず不安になるかもしれませんが、実際に働いてみることで新しい自分を発見することもあります。未経験でも受け入れてもらいやすい業界なので、ぜひ希望を持って飛び込んでみてください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
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キャリアコンサルタント/上級心理カウンセラー
Fumiko Furuta〇キャリアに関する記事の執筆・監修や、転職フェアの講演、キャリア相談、企業や学校でのセミナー講師など幅広く活動。キャリア教育に関心があり、学童クラブの支援員も務める
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表
Toshikazu Watanabe〇会社員時代は人事部。独立後は大学で就職支援を実施する他、企業アドバイザーも経験。採用・媒体・応募者の全ての立場で就職に携わり、3万人以上のコンサルティングの実績
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
Takuya Akita〇人事・採用の責任者として7年間、新卒・中途採用を担当。To Be Myselfを起業後、企業内のキャリアコンサルティング、新卒・中途の就職をサポートしている
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