この記事のまとめ
- OB・OG訪問は社会人の生の声を聞ける貴重な機会
- 当日を有意義な時間にするには念入りな事前準備が不可欠
- 当日や訪問後の振る舞いまで注意が必要
実際に企業で働く先輩に直接会って、情報を得ることができるOB・OG訪問。「周りの友達がやってるらしいけど、どう始めれば良いかわからない」「そもそもOB・OG訪問って必要なの?」と疑問や悩みを抱える人もいるかと思います。
そんな人のために、この記事ではキャリアアドバイザーの上原さん、鈴木さん、隈本さんのアドバイスを交えつつ、OB・OG訪問のメリットや目的、準備から当日の流れまでを解説していきます。
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OB・OG訪問は貴重な機会! 準備を徹底して最大限に活用しよう
OB・OG訪問は、普段なかなか話を聞くことのできない社会人に質問ができる貴重な機会です。業界や企業に関する情報から選考のコツまで、実際に働いている人の生の声を聞くことができます。
そのため、有意義な時間にするためにも念入りに準備して臨む必要があるのです。
この記事では、まずOB・OG訪問の概要や流れ、開始時期について解説します。次に、OB・OG訪問のメリットについて解説し、実施前にするべき手順を流れに沿って紹介していきます。また、OB・OG訪問の当日や実施後にするべきことまで解説します。
最後に周りと差をつけるOB・OG訪問の活用方法についても解説していくので、これからOB・OG訪問を実施する人やOB・OG訪問を実施するか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
次の記事では、激務といわれる業界について解説しています。入社後のギャップを避ける方法として、OB・OG訪問を紹介してるので、こちらもあわせて読んで、就活に活かしてみてくださいね。
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そもそもOB・OG訪問とは?
OB・OG訪問とは、実際に志望企業で働いている人の話を聴いて、説明会や採用サイト、企業のコーポレートサイトなどではわかりにくい企業のリアルな情報を得ることができる活動のことです。
ここではOB・OG訪問の概要や流れ、開始時期について解説していきます。
OB・OG訪問の概要
学生側からみたOB・OG訪問は、社会人のリアルな働き方や企業の実態を知ることができる情報収集の場です。自分の大学のOB・OGを訪問することからOB・OG訪問と呼ばれています。
企業が主催している場合は、オフィス内の会議室や面談ルームなどでおこなわれますが、場合によっては喫茶店やレストランなどでもおこなわれます。OB・OG訪問は基本的に学生側から依頼して実施しますが、学生側・企業側の双方でミスマッチを防止することができます。
また、一定の基準をもって優秀と判断された学生は、後々の選考で評価につながるケースもあります。そのため、企業側からすると早期から優秀な学生に接触でき、学生側からすると選考を有利に進めることができます。
以上のことから、OB・OG訪問は単に先輩に会いにいくというものではなく、OB・OG訪問を実施する目的を明確にして、万全の準備をして臨む必要があるのです。
OB・OG訪問における学生・企業双方のメリットとして「会社説明会といったフォーマルな場に参加する必要がない」も挙げられます。
学生からすれば、会社説明会よりも得られるものが多く、企業側からすれば説明会の開催やリクルーターの派遣に伴うコストを抑えられます。
OB・OG訪問の流れ
OB・OG訪問というと、実際に社員と対面する場面ばかり浮かべる人も多いと思いますが、上記の画像のように、訪問前の準備から訪問後の振る舞いまで一連の流れを押さえる必要があります。
前述の通り、OB・OG訪問は正式な選考ではないものの、優秀な学生は評価につながるケースもあるため、訪問前はしっかりとした準備が必要です。
また、OB・OG訪問自体は1時間程度が目安です。1時間を有効活用するために、訪問の目的を理解し、どれだけ準備をできるかが明暗をわけるといっても過言ではありません。
この記事ではそれぞれのステップで必要なことを解説していくので、それぞれでやるべきことを明確にしておきましょう。
訪問準備をしないで面談に臨み、結果として質問数が少なかったり、内容も調べればわかるようなものだと、準備不足が露呈し、選考の評価にも影響を及ぼしてしまう可能性があります。
必ず準備をしてからOB・OG訪問に臨みましょう。
OB・OG訪問の開始時期
OB・OG訪問は、サマーインターンが落ち着いて、学生が業界や企業選びを進める大学3年の10月、11月から徐々に始まります。
早いと感じる人もいるかと思いますが、大学3年の10月、11月からOB・OG訪問を実施している学生は一部で、最も盛んになるのは大学4年の3月、4月です。
本選考は基本的に6月からおこなわれるため、本選考に向けて、業界研究や企業研究をおこなうためにOB・OG訪問をおこないます。
OB・OG訪問は、ミスマッチの防止や選考を有利に進めることができるため、早めにOB・OG訪問をおこなうことで周囲と差をつけられます。
- 周りがOB・OG訪問をしている時期に乗り遅れてしまいました………。開始時期が遅いとやっても意味がないのでしょうか?
遅いと感じるからこそ、アクションを起こそう
OB・OG訪問ではさまざまなことを感じたり得ることができます。社会人の生の声を聞けるのは貴重な機会です。
遅すぎることはありません。思い立ったならば、なおさら早めにOB・OGの話を聞きに行くべきです。
OB・OGはすでに多くの学生に会っているかもしれません。そのため、ほかの学生の状況や感想、採用状況についても聞くことができるかもしれません。
遅い時期でもOB・OG訪問をおこなうメリットは十分ありますよ。
早い段階から動き出している同級生などをみると焦りを感じる人もいるかと思います。この記事では、焦る気持ちを克服する5つの考え方を解説しています。参考にしてみてくださいね。
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まだやっていないのはヤバい! OB・OG訪問のメリット
OB・OG訪問のメリット
- 社員の生の声を知ることができる
- 実施回数や社員からの評価が選考に影響する可能性がある
- 面接やESでの内容に厚みが増す
- 面接の練習になる
OB・OG訪問は就活に有利に働き、なおかつ早期から動き出している学生は大学3年生の時から実施しています。一方で、有利と聞いても具体的にどのようなメリットがあるのかわからないという人もいるかと思います。
ここでは、OB・OG訪問を実施するメリットについて解説していきます。OB・OG訪問のメリットを押さえて、就活を有利に進めていきましょう。
社員の生の声を知ることができる
OB・OG訪問では、実際に志望企業で働く社会人が日々どんなことを考え、どんな目標に向かって働いているのかを知ることができます。
また、志望企業で働くOB・OGの具体的な業務やリアルな働き方、業界での立ち位置などについて質問することができるため、説明会などでは知り得ないことも知ることができます。
このように「企業や業界研究をもっと深めていきたい」や「志望しているが働き方はどうなのだろうか」といった悩みを解消することができることもOB・OG訪問のメリットです。
会社説明会では、企業側の参加者も人事の目が気になるため、話す内容をセーブしてしまうことがあります。
しかし、OB・OG訪問で直接会話をすれば、相手側も学生の悩みに合わせた内容を話すことができます。
実施回数や社員からの評価が選考に影響する可能性がある
OB・OG訪問は、企業から募集がかかる選考とは異なり、基本的に学生が自分からアポイントを取って実施します。また、選考を受けるにあたって必ずしも必要なわけではありません。だからこそ、OB・OG訪問をおこなうことで志望度や熱意のアピールができます。
OB・OGは、自社の人事や採用担当者に対して、訪問してくれた学生についてや学生と話した内容などを報告する場合もよくあります。そのため、1社あたりのOB・OG訪問の実施回数が多い学生や質問内容が秀逸と判断された学生は、特別選考ルートなどに進める可能性があります。
また、仮に特別選考に乗らなかったとしても、OB・OG訪問を実施したという記録は残るため、志望度の高さを後々の選考でアピールすることが可能です。
OB・OGが採用担当者に報告する学生の情報で、一番多い内容は「学生の熱心さと素直さに関する部分」です。こうした部分は見られていると考えましょう。
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就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
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強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
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面接やESでの内容に厚みが増す
説明会や採用サイトの内容は、どの学生も志望動機や自己PRなどに盛り込みます。
一方、OB・OG訪問では実際に働く社員から具体的な業務、事業について話を聞くことができます。そのため、得られる情報の具体性が高く、場合によっては他の学生が知らない情報もあります。
したがって、OB・OG訪問で得た情報を面接やESに盛り込むことで、企業に対して「自社についてよく調べられている」といった良い印象を与えることができます。
また、OB・OG訪問で聞いた情報をESに盛り込めるだけではなく、ESの添削もおこなってもらえる場合もあるため、志望動機や自己PRのブラッシュアップにつながります。
エントリー数は何社が最適なのか悩んでいる人は、以下の記事を参考にしてくださいね。エントリー数によるメリット・デメリットをまとめています。
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アドバイザーコメント
上原 正光
プロフィールを見るOB・OG訪問で聞いたことは具体的にアピールしよう
訪問時に聞いた具体的な話や印象的な話が志望度を上がるきっかけとなったことを面接やESで述べると、志望度が高いことをアピールすることができます。説得力を持たせるために、具体的にOB・OG訪問で会った先輩社員の名前をだしても良いでしょう。
企業研究や社風、仕事への理解も深まっているという印象を持ってもらえます。
OB・OG訪問が採用のきっかけになることもある
OB・OG訪問では、自分が話す内容が志望企業でどのように受け取られ、評価されそうであるかを聞くことができます。同じ話をしても会社によって捉え方はかなり違ってくるものです。
加えて、OB・OG訪問が直接採用につながる企業もあります。OB・OG訪問の内容は、面談記録としてOB・OGから人事に報告されています。ビジネスマナーを守って、志望する熱意を感じてもらえるようにしましょう。
好意を持ってもらっていると会社側から直接連絡が来るかもしれません。
面接の練習になる
面接慣れしていない学生にとって、ぶっつけ本番で面接に臨むことは不安だと思います。大学のキャリアセンターが主催する面接練習会などがありますが、大学の職員や友人がいたりするとどうしても緊張感に欠けますよね。
ですが、OB・OG訪問は志望企業で働く社会人と話すことができ、なおかつ選考に影響を及ぼすため、一定の緊張感があります。そのため、「面接などであがってしまい、しっかりと話せない」「場数を踏んでおきたい」という人にとっては、面接の練習になる良い機会となります。
また、場合によっては「面接でどのようなことを聞かれるのか」「面接でみているポイント」などをOB・OG訪問時に教えてもらうことができます。
アドバイザーコメント
隈本 稔
プロフィールを見るOB・OG訪問は1対1だからこそ注意が必要
企業の採用活動では、就職活動中の学生に対する「就活セクハラ」と呼ばれるセクシャルハラスメント行為がおこなわれることがあります。
セクハラは性別に関係なく、性的な言動や行動を通して相手に嫌がらせをおこなうことです。就職活動では、採用する側である企業側が強い立場であるため、採用される弱い立場である学生に対しておこなわれることがほとんどです。
就活ハラスメントは、OB・OG訪問時はもちろんのこと、リクルーターと会った時やインターンシップに参加した時、会社説明会に参加した時、採用試験を受けた時などに起きているとされています。
未然に防ぐためにもリスク対策をおこなおう
また、OB・OG訪問では、1対1で会うことがほとんどのため、就活セクハラが起きやすいというリスクもあります。SNSやアプリなどを使ってOB・OGを探すのは避け、大学のキャリアセンターや求人サービス、企業の会社説明会で相談するなどリスク対策が必要です。
主な就活セクハラには、以下のようなものがあります。
・性的な意味を含む冗談やからかい
・食事や飲み会、デートなどへの執拗な誘い
・不必要な身体への接触
・性的な関係の強要
・性的関係を拒否したことによる採用に関する不利益取扱い
これらを含め、就活セクハラと感じる事案があれば、管轄の労働局や大学のキャリアセンターに相談しましょう。
対策には自己分析が必須ともいえます。自己分析のやり方を詳しく押さえたい人は、以下の記事を参考にしてくださいね。
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自己分析マニュアル完全版|今すぐできて内定につながる方法を解説
自己分析は就活の明暗を分ける重要なポイント。自己分析をするメリットや自己分析のやり方、注意点などをキャリアコンサルタントが解説します。自分に合った自己分析方法を見つけて選考や企業選びに活かしましょう。
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面接に苦手意識を抱く人は多いですが、面接は流れさえ理解できれば自然と対策するべきことも見えてきます。次の記事では、面接の流れやよく聞かれる質問について解説しています。面接に苦手意識を持っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
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選考突破のカギは、就活独特の面接の流れを押さえることです。面接の一連の流れを押さえるだけでなく、選考の種類別の流れも押さえておきましょう。入退室の所作と頻出質問が要です。専門家であるキャリアコンサルタントと面接の流れを解説するので、参考にして、実力を発揮できるよう準備してください。
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訪問前の準備①まずはOB・OG訪問の目的を明確化しよう
OB・OG訪問の目的
- 企業研究や業界研究に活かしたい
- キャリアや人生設計のイメージを持ちたい
- 面接対策など面接慣れしたい
- 志望企業での選考で有利に立ちたい
- 社会人としての心構えを知りたい
OB・OG訪問は多くのメリットが存在します。有効活用するためには、しっかりとした準備が必要不可欠です。万全の状態でOB・OG訪問に臨むためにも、まずは目的から整理していく必要があります。
ここでは、OB・OG訪問の目的について解説していくので、自分に当てはまるものを考えてみてください。
企業研究や業界研究に活かしたい
説明会や採用サイト、就活の専門書などで知り得る情報には限界があります。OB・OG訪問では、最前線で働く社会人に話を聞くことができるため、業界や企業についてのリアルを知ることができます。
たとえば、業界におけるそれぞれの企業の売上高や提携関係などは、業界地図や企業のホームページ(HP)などを調べれば知ることができます。ですが、それぞれの企業で存在する「営業に強い」「技術力がある」「事業に対する思い」といった目に見えない強みは、書籍やサイトからの情報収集ではわからない部分です。
また、企業ごとに社風も異なるため、どんな雰囲気で働いているかも異なります。これらは抽象度が高いため、OB・OG訪問を通してリアルな部分を聞くことができます。
このように、数値や実績では測れない強みや社風などはOB・OG訪問でしか知り得ないものなので、ぜひ「目に見えない強み」を知るという目的で臨んでください。
アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見る企業・業界研究を進められない人はOB・OG訪問がおすすめ
企業研究や業界研究をうまく進められない人は、自分の希望する企業について書籍やインターネットなどでは納得できない学生や、心配性の学生に多いです。
このような学生には、深く企業研究ができる手段として、OB・OG訪問の実施をおすすめしています。
接点があるからこそ聞けることがある
OB・OG訪問では、「実際に働くということ」「会社というものがどんなものか」を直接聞くことができます。同じ学校出身など、接点のある先輩なので、素直な感覚で聞くことができます。
したがって、OB・OG訪問では「自分がわからないこと」「不安に思うこと」を聞くことができる環境です。社会人として働いている先輩に、「自分の企業研究はどの部分が進んでいないか」「業界や企業のわからない点」などを聞いてみてください。
しっかりと準備をしてきた学生が素直に質問をすると、OB・OGからしても好印象に受け取られますよ。
「OB・OG訪問をしなければいけないけど、そもそも業界の絞り方がわからない……」という人もいるかと思います。業界の絞り方を正しく理解できていないと、入社後の後悔にもつながりかねません。次の記事では、業界の絞り方について解説しています。参考にしてみてくださいね。
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かんたん3分!受けない方がいい職種がわかる適職診断
就活では自分に適性がある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまうリスクがあります。
そこで活用したいのが「適職診断」です。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
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キャリアや人生設計のイメージを持ちたい
キャリアや人生設計は抽象度が高く、なかなかイメージを持ちづらいですよね。そうした自分の将来について考える場としてOB・OG訪問を実施することも目的の一つになります。
キャリアや人生設計についての質問を目的にする場合は、「自分がキャリアや人生設計についてどのように考えているか」を準備するようにしましょう。
たとえば、「将来的に新規事業に携わりたい」という目標がある場合は、いつまでにしたいか・どのくらいの規模の事業を作りたいかなど、自分が明確にできている部分は必ず準備したうえで、それがどのように企業で実現できるのかを聞いてみましょう。
一方で、キャリアや人生設計のイメージがまったく想像できていない場合は、OB・OGがどのように考えているかを質問してみてください。質問を通して、「自分も同じようなことを実現したい」といったように共感できるものが見つかるはずですよ。
自分に合った仕事を見つけたい人は、こちら記事を参考にしてくださいね。やってはいけない選び方もまとめています。
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自分に合った仕事を簡単4ステップで発見! 後悔しない方法を解説
自分に合った仕事は、価値観を整理して多角的な視野を持つことで見つかります。この記事では自分に合った仕事を探すためのステップに加えて、やってはいけない選び方もキャリアコンサルタントが解説します。
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まだ社会人経験がないので、仕事をするということがどんなことであるのかまったくわからないのは普通です。イメージすら沸かないこともあるでしょう。
そんなときはOB・OG訪問で話を聞き、イキイキと働く素敵な先輩の姿を見ると、自分が何をやっているとイキイキできるかイメージが沸いてくるものです。
面接対策など面接慣れしたい
OB・OG訪問で話をする先輩は志望企業の選考を通過した人たちです。面接の対策をしたい場合は、実際の選考でどのような質問がされるのかを聞いてみてください。
「面接では学生の何をみていますか」や「よく聞かれている質問は何ですか」「他の企業の選考と比較した際の特徴はありますか」といったように、選考を通過して入社した先輩だからこそ聞けることがあります。
また、基本的にOB・OG訪問の場所は指定されることが多く、カフェやレストランなどでおこなわれる場合もあります。面接の練習をしたい旨を事前に伝えておくことで、面接会場として使われている会議室などを押さえてくれる可能性があります。
志望企業に特化した面接対策や面接練習ができるのはOB・OG訪問の醍醐味です。面接が不安な人は、ぜひOB・OG訪問を活用してみてくださいね。
志望企業での選考で有利に立ちたい
OB・OG訪問を実施した学生は、回数が多ければ多いほど、志望度が高いと判断されます。場合によっては、特別選考ルートに参加できます。
選考でより有利に立つためにも、OB・OG訪問は複数回おこないましょう。
また、企業から好印象を持ってもらうために、調べればわかるような質問ではなく、自分で調べたうえで生まれた疑問点や調べてもわからないようなことを質問できているかが大事です。そのため、当日する質問は、しっかりと準備して臨みましょう。
一方で、どんなに訪問回数が多くて質問内容が秀逸でも、ビジネスマナーが守られていないと「一緒に働きたいと思えないな……」といった印象を与えてしまいます。元気よく挨拶したり、お礼は欠かさずおこなうなど、ビジネスマナーはしっかり守ってくださいね。
社会人としての心構えを知りたい
「学生とどう違うのか」「社会人とはどういったものなのか」といった悩みを抱える人もいるでしょう。そんな人は、自分がイメージしていた社会人と実際の社会人のイメージギャップを埋めていくことを目的に、OB・OG訪問を実施してみてください。
そのためにも自分が感じている「働くとは何か」「社会人とは何か」を自分ができる範囲で言語化してみましょう。いきなり「働くとはなんですか?」といった質問は抽象度が高く、意図が読みづらいため、答える側としても回答に悩んでしまいます。
OB・OG訪問で話す相手は、企業の管理職などではなく年齢が近い若手社員がほとんどです。
そのため、社会人としての心構えについて、最近まで悩んでいた人が多く、入社してから社会人として働いて学んできたことを、学生目線でも語ってもらえます。
訪問前の準備②訪問するOB・OGを探そう
OB・OGを探し方
- 大学の就職センター
- 大学の先輩や知人
- 企業のホームページ
- OB・OG訪問向けアプリ
メリットや目的が明確になり、いざOB・OG訪問をしようと決心しても、何から始めれば良いかわからない人も多いですよね。
まずは訪問したいOB・OGを見つけましょう。具体的な方法について4種類解説するので、自分に合ったやり方を見つけてくださいね。
大学の先輩や知人
ゼミやサークルに所属している人は、まず自分のかかわりのある人物に話を聞いてみるのが良いです。また、そこから知り合いの知り合いといったように、ネットワークを広げていくことで、自分が志望する企業のOB・OGに巡り合う可能性が高まります。
また、近い関係のOB・OGは踏み込んだ質問をしやすいというメリットがあります。給与や残業などの質問は、なかなか聞くことができなかったり、聞いても濁されてしまいますが、近い関係のOB・OGであれば、話の盛り上がり次第で質問できるかもしれません。
身近な先輩で気になる企業で働いている人がいれば、OB・OG訪問ができないか連絡を取ってみましょう。具体的な依頼方法は下で解説します。
一方で、面接対策が目的の人は、近い関係のOB・OGだと緊張感に欠ける場合があるため、注意しましょう。このような人は、以下で解説する別の方法でアプローチすると良いですよ。
大学の就職センター
身近に志望企業のOB・OGがいない場合やゼミやサークルに所属していない人は、大学の就職センターを利用してみましょう。同じ大学で志望企業に勤めるOB・OGに接触できる可能性が高まります。
一方で、個人情報保護法の観点から一部のOB・OGは連絡先を登録していない可能性があります。志望企業のOB・OGが必ずしも見つかるわけではないので注意が必要です。
また、設立して年数が浅いベンチャー企業などは、そもそもOB・OGがいない可能性があります。自分の知り合いづてにOB・OGに接触するのと異なり、比較的幅広くアプローチできるのが大学の就職センターですが、OB・OGがいない企業を志望している場合は、次で解説する別のアプローチを検討しましょう。
あなたが受けない方がいい職業を確認しよう!
就活では自分のやりたいことはもちろん、そのなかで適性ある仕事を選ぶ事が大事です。適性が低い仕事に就職すると、イメージとのギャップから早期退職に繋がってしまうリスクが高く、適職の理解が重要です。
そこで活用したいのが「適職診断」です。質問に答えるだけで、あなたの強みや性格を分析し、適性が高い職業・低い職業を診断できます。
まずは強みを理解し、自分がどの職業で活躍できるか診断してみましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
企業のホームページ
志望企業のOB・OGが知り合いにいなかったり、大学の就職センターにもOB・OGの登録がなかった場合の方法として、企業のHPや採用サイトのお問合せフォームから直接アポイントを取って、訪問させてもらうのも手段の一つです。
大企業など訪問の依頼が多い企業だと断られる可能性もありますが、受け入れてくれる企業もあります。
注意したいのが、企業側がOB・OG訪問の実施をしていない場合です。採用サイトなどで案内が出ているので、必ず確認してください。万が一、実施していないという案内が出ているにもかかわらず連絡してしまった場合、失礼にあたってしまうかもしれないので注意しましょう。
また、正式にOB・OG訪問の案内や実施要綱が出ている場合は、指示された手順を守って依頼をしましょう。
- わざわざサイトから問い合わせることで、積極的な学生というアピールをできると感じるのですが、企業目線からしてこのような学生はどんな印象なのでしょうか?
サイトからの問い合わせは積極性をアピールできる
自社のサイトに就職活動の一環として問い合わせをしてくる学生については、企業から見た場合、非常にアクティブな学生だという印象を受けます。
また、訪問の可否は別として、自分でなんとかして、企業との接点を作ろうという動きができる学生はほとんどいないので採用担当者まで情報がつながって印象に残ることは確かです。
ですが、企業研究や業界研究がしっかりとできていなかったり、マナーがなっていなかったら本末転倒です。志望度が高いことをアピールできるように、準備などはしっかりおこないましょう。
OB・OG訪問向けアプリ
ここまでの手段を活用してもアポイントが取れない学生や、もう少し手っ取り早くOB・OG訪問を実施したい学生におすすめなのが、OB・OG訪問向けアプリです。
OB・OG訪問向けアプリでは、登録している社会人もOB・OG訪問の受け入れを前提として登録しているため、従来のOB・OG訪問とは異なり、比較的カジュアルに話を聞くことができます。
また、OB・OG訪問は同じ大学のOB・OGというイメージが強いですが、そんなことはありません。OB・OG訪問向けアプリでは、大学や学年に関係なく気になる企業の社員に話を聞きに行けることも特徴です。
サービスによっては、一部の大学に在籍している学生しか使えないこともあるので、その点は確認してくださいね。
おすすめのOB・OG訪問向けアプリ
アプリでは、いわゆる就活セクハラに遭遇しないように特に気をつけることです。
20時以降の訪問や、カラオケルーム、自宅などへの訪問は避けましょう。また、アルコールをともなう飲食やプライベートな質問、個人的な連絡先の交換などには、必ずしも応じる必要はありません。
そのような要求をしてくる人への訪問は取りやめ、連絡を絶つのも手です。おかしいと感じたらすぐに大学のキャリアセンターなどに相談してみてください。
訪問前の準備③ビジネスマナーを守って依頼のメールを送ろう
OB・OGが見つかったら、アポイントを取りましょう。この際に気をつけたいのがビジネスマナーです。せっかくOB・OG訪問で熱意をアピールしようとしても、マナーが守れずにかえってマイナス印象になることは避けたいですよね。
ここでは依頼メールで記載するべき内容やビジネスメールにおけるルール、実際の例文について解説していきます。
依頼メールの内容
メールにはビジネスマナーが存在します。ビジネスマナーの守られていないメールは、マイナスイメージとなるため、マナーが守られているメールを作成し、アポイントを取る必要があります。
依頼メールで気をつけたいビジネスマナー
- 宛名は略称ではなく、正式名称で記載する
NG:ポート(株)
OK:ポート株式会社 - 挨拶は「お世話になっています。」
- 一文あたりの文字数は35〜40文字程度。超える場合は改行する
- 日程など、要件が複数になる場合は改行して送る
- 締めの挨拶を入れる
(例)どうぞよろしくお願いします。 / よろしくお願いします。 - 署名をつける
署名で入れるもの:名前、大学・学部・学科、メールアドレス、電話番号
また、具体的に盛り込むべき内容は以下の通りです。
依頼メールで具体的に盛り込むべき内容
- 質問したいこと
- OB・OG訪問の候補日
- (キャリアセンターを通して依頼済みの場合)OB・OG訪問快諾のお礼
まずは、OB・OG訪問を快諾してくれたお礼を忘れずにおこないましょう。
また、日程のすり合わせは、少ないやり取りで完結するように「いつでも大丈夫です」といった漠然とした返信は避け、最低でも3つ以上は候補日を提示してください。
どんな質問をしたいかを盛り込むとGOOD
事前に決めたOB・OG訪問の目的から、質問したいことをアポイントのメールで送っておくと良いです。
これにより、OB・OGは質問に即した情報を準備してくれる場合があるため、当日に質問するよりもさらに具体的な話を聞くことができたり、社外秘が守られている範囲内で資料なども見せてくれる場合があります。
具体的な質問例は後半で解説します。
- メールのタイミングではどのくらいの粒度の質問を挙げれば良いでしょうか?
メールの段階での質問内容は具体的でなくて良い
質問は具体的であるほど具体的な答えが返ってきますが、メールの段階ではそこまで具体的な質問である必要はありません。
メールで具体的に記載してしまうと、質問数も増えてしまうことになりかねないので、当日の全体の流れがわかるようなレベルで、質問したい項目を記載しておきましょう。
たとえば、残業時間や休日出勤などを質問したい場合は、「日々の業務の内容や労働時間について」など、大枠の質問内容を見出し的に記載すると良いです。
所要時間はたったの3分!
受けない方がいい職業を診断しよう
就活で大切なのは、自分の職務適性を知ることです。「適職診断」では、あなたの性格や価値観を踏まえて、適性が高い職業・低い職業を診断します。
就職後のミスマッチを避けたい人は、適職診断で自分に合う職種・合わない職業を見つけましょう。
- 自分に合う職業がわからない人
- 入社後のミスマッチを避けたい人
- 自分の強みを活かせる職業を知りたい人
依頼メールの例文
依頼メールの内容は、「質問したいこと」「OB・OG訪問の候補日(キャリアセンターを通して依頼済みの場合)」「OB・OG訪問快諾のお礼」の3点を押さえる必要があります。また、ビジネスメールを守ることが求められます。
前項で解説したことをもとに例文を用いて解説していきます。コピーできるようにしてあるので、件名や宛名に気をつけて、ぜひ活用してみてくださいね。
OB・OG訪問のお願いをしたい場合のメール例文
TO〇〇〇〇@theport.jp
CC
件名【●●●大学 港】OG訪問のお願い
株式会社●●●
〇〇事業部 営業二課
〇〇 △△様
初めてメールをお送りします。
●●●大学■■学部●●学科■年の港 太郎と申します。
本日、大学のキャリアセンターで〇〇様のことを知り、
OG訪問のお願いでご連絡差し上げました。
現在就職活動中で、通信業界に興味・関心を持っており、
貴社が開発に携わっている〇〇という事業に大変惹かれています。
ぜひ、〇〇様にお話をお聞きしたく、メールを送らせていただきました。
ご多忙の中恐れ入りますが、お時間いただけるようだったら、
ご都合の良い日時を2〜3ついただけますでしょうか。
突然のお願いで大変恐縮ですが、
どうぞよろしくお願いします。
———————————————–
港 太郎(みなと たろう)
●●●大学■■学部●●学科■年
携帯電話:090-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:tarou.minato@☓☓☓☓☓☓.ac.jp
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OB・OG訪問の日程調整をしたい場合のメール例文
TO〇〇〇〇@theport.jp
CC
件名【●●●大学 港】OG訪問のお願い
株式会社●●●
〇〇事業部 営業二課
〇〇 △△様
お世話になっています。
●●●大学■■学部●●学科■年の港 太郎と申します。
このたびはOB・OG訪問のお願いを快諾してくださり、
誠にありがとうございます。
当日は、具体的な業務内容や
貴社が現在進めている〇〇プロジェクトについて、
詳しくお聞きできればと思います。
日程を決めたいのですが、
以下の日程でご都合のよろしい日程を教えていただけますでしょうか。
===
XX月15日13時〜15時
XX月16日11時〜14時
XX月18日 終日
XX月20日16時〜18時
===
お忙しいところ恐縮ですが、
どうぞよろしくお願いします。
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港 太郎(みなと たろう)
●●●大学■■学部●●学科■年
携帯電話:090-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:tarou.minato@☓☓☓☓☓☓.ac.jp
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訪問前の準備④実施前に質問リストを作成しよう! 質問例70選
アポイントのメールを送ったら準備したいのが、質問リストの作成です。当日にリストに即して、質問ができれば、当日質問に詰まることがなく、時間を有意義に使えます。
ここでは、具体的にどのような形で質問すれば良いかわからないといった人向けに質問例を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大学時代について
大学時代の質問では、OB・OGがどのような学生時代を過ごしていたかで共通項を見つけ、自分自身のガクチカや志望動機などに活かすことができます。注意点として、サークルやアルバイトの先輩とは異なるのでプライベートの話になりすぎないようにしましょう。
大学時代についての質問例
- 今の業務に活かされている大学時代の課外活動は何ですか?
- 大学時代はどのようなことを専攻されていましたか?
- 大学時代はどんな学生でしたか?
- 大学時代にやってよかったことは何かありますか?
- 大学時代にやっておけばよかったと思うことは何かありますか?
学生時代と現在の業務について、ギャップを聞いてみると良いと思います。
OB・OGも元々は学生であり、会社に就職するまで不安があったはずです。その不安と実際働いてみた時とのギャップについて聞いてみるとさまざまな発見があるでしょう。
就活について
志望企業の選考を突破してきたOB・OGが就活時代に実施していたことを質問してみると、自分自身の就活に活かせることがあるかもしれません。
また、自分のガクチカや志望動機、自己PRを添削してもらうのもおすすめです。ブラッシュアップすることで、OB・OG訪問でしか得られないような内容を盛り込める場合があります。
就活についての質問例
- 他にどういった企業を受けていましたか?
- 御社を志望した理由は何ですか?
- 〇〇業界を志望した理由はありますか?
- 〇〇業界以外でみていた業界は何ですか?
- 数ある業界の中で御社に決めた理由は何ですか?
- 就活の軸は何でしたか?
- 就活でやってよかったことは何かありますか?
- 就活でやっておけばよかったと思うことは何かありますか?
- ガクチカではどんなことを話していましたか?
- 自己PRではどんなことを話していましたか?
- 企業研究や業界研究はどのようなことをしていましたか?
- 就活で苦労したことは何ですか?
その会社の選考を突破したOB・OGに話を聞ける機会なので、その会社を受けた時の選考内容や面接形式、質問内容などは確認しておきましょう。
また、採用試験で自分が苦手な分野については、どのような対策をおこなったか質問してみましょう。
ESで悩んだら就活準備プロンプト集がおすすめ!
『就活準備をもっと効率よく進めたい...!』と思っていませんか?「就活準備プロンプト集」は、生成AIを活用して自己PRや志望動機をスムーズに作成できるサポートツールです。
簡単な入力でプロが使うような回答例が出せるため、悩まずに就活準備を進められます。生成AIを活用して効率良く就活準備を進めたい人におすすめです。
- 自己PR、ガクチカ、志望動機作成プロンプト
- チャットを使用した、模擬面接プロンプト
- 自己PRで使える強み診断プロンプト
選考について
入社1~3年目など年次の低いOB・OGに聞いておきたいのが、選考についての質問です。OB・OGは志望企業を突破したため、突破できた要因や突破するために実施していたことなどを聞いてみましょう。
また、年次の高いOB・OGは面接官などを勤めたりしているので、その際にみていたポイントなどを聞いてみるのがおすすめです。
選考についての質問例
- 面接で印象に残っている質問はありますか?
- 面接で答えるのに苦労した質問はありますか?
- 他の企業と比較して、御社の選考の特徴はありますか?
- 何が評価されて内定を取れたと思いますか?
- 面接対策でしておくべきことはありますか?
- 自分が面接官だったら、学生のどんなところを見ますか?
- どのくらいの役職の人と面接をしましたか?
- 自己PRで盛り込んだ方が良い要素があれば、教えてください
- 志望動機で盛り込んだ方が良い要素があれば、教えてください
志望度や他社選考の進み具合を聞かれた際の答え方や、実際に学生だった時に自分や他の学生の対応で「まずいな」と思った経験も聞いてみたい質問ですね。
ただし、ここで話したことは人事に報告されるので、当社への志望度が高くないと判断されないように注意してください。
業界について
同じ業界でも、業界に対しての思いや社会にどのような価値を与えていきたいかは、それぞれ異なります。強みや弱みも異なるためぜひ聞いてみましょう。
ここで聞いた内容は業界研究に活かすことができるため、業界への志望度が高い学生は特におすすめです。
業界についての質問例
- 業界での立ち位置について教えてください
- 競合と比較した中で御社の強みを教えてください
- 競合と比較した中で御社の弱みを教えてください
- 御社が力を入れていることは何ですか?
- 業界全体の強みは何ですか?
- 業界の課題や弱みはありますか?
- 業界の展望について教えてください
- 業界で成し遂げたいことは個人的にありますか?
- 競合間で情報交換などはありますか?
総合的に見れば業界3番手の会社でも「技術力では1位」といったように、強みはそれぞれ異なる場合があります。
業界研究をおこなっている人は、業界内での自社のポジショニングについて、ぜひ聞いてみましょう。
企業について
企業についての質問では、「社内の雰囲気」など、一般的に公開されている情報だけでは見えない部分を聞くと良いです。
一方でこれらは感覚的なものなので、OB・OGはそれぞれ異なる回答をするかもしれません。何回かOB・OG訪問を実施することで、解像度を上げることができるので、いろいろな人に同じ質問をしてみることがおすすめです。
企業についての質問例
- 社内の雰囲気はどういったものですか?
- どんな社員の人が多いですか?
- 〇〇という社風を感じることは具体的にどんな時ですか?
- 評価体制はどのようなものですか?
- 年齢のボリューム層は何歳くらいですか?
- 管理職は何歳くらいでなれるものなのでしょうか?
- 活躍している人の共通点を教えてください。
- 別部署との交流は盛んですか?
- 若手に任せる環境はありますか?
- 上司はどんな特徴の人が多いですか?
- 同期はどんな特徴の人が多いですか?
企業の人事評価制度については、HPなどの情報だけでは理解が難しいのがほとんどです。
そのため、社内の人事評価が年功序列なのか成果主義なのかといった点はもちろん、可能な範囲で「企業の実態」について確認してみましょう。
業務について
実際の業務のキツさや大変さなどを聞けるのもOB・OG訪問のメリットです。また、具体的な業務内容を聞くことで、働くイメージが湧きやすくなります。
業務についての質問例
- 具体的な仕事(業務)内容について教えてください。
- 何がしたくて、今の部署に配属となったのですか?
- 仕事のやりがいは何ですか?
- 仕事でどんなことが大変でしたか?
- ノルマや目標はありますか?
- ノルマや目標はどのようなプロセスで決まりますか?
- 印象に残っている仕事は何ですか?
- 仕事ではどのようなことを意識していますか?
- 成長を感じる時はどんな時ですか?
- 大学時代の専攻や学びはどのように活かされていますか?
- 求められる専門スキルは何ですか?
「仕事現場の状況」や「実際に働いてみて感じた入社前とのギャップ」、「自社と他社の違いを内側から見るとどう感じるか」など、会社のリアルな内情を聞けるといいですね。
働き方について
気になる学生は多いもののなかなか聞きづらいのが働き方についての質問です。面接などでは聞きにくいからこそ、OB・OG訪問という選考よりもフランクな環境で聞いてみましょう。
ただし、残業時間や有給の取得はプライベートな質問になるので、聞き方には注意しましょう。また、仕事への意欲が弱い印象を持たれる可能性があるため、「入社後は仕事に全力を注ぎたいと考えていますが、プライベートも大事にしていきたいと思っています」といったように前置きをおいてから質問すると良いです。
働き方についての質問
- 残業は何時くらいまでしていますか?
- 有給はどれくらい消化していますか?
- 福利厚生で活用しているものはありますか?
- 会社全体で産休や育休は活用されていますか?
- 女性の管理職はどのくらいいますか?
- 1日の業務のスケジュールを教えてください。
- 繁忙期など1年間の動きを教えてください。
- 配属は想定通りおこなわれましたか?
- 異動や転勤はどのくらいの頻度でおこなわれるのでしょうか?
OB・OGが考える働き方について、聞いてみることも良いと思います。
実際の働き方と理想の働き方の両方を先輩に聞くことで、その会社での働き方のギャップをとらえることができますよ。
キャリア・人生設計について
「入社後に実現したいこと」や「キャリアプラン」「人生設計」はイメージが湧かないといった悩みを抱える人も多いです。そのため、悩んでいる人はぜひOB・OG訪問で質問してみましょう。
「自分ではこういうふうに考えていますが、〇〇という部分で悩んでいます」といったように、深掘りを手伝ってもらうのもおすすめですよ。
キャリア・人生設計についての質問例
- 御社で成し遂げたいことは何ですか?
- 今後のキャリアプランについて教えてください
- 人生設計はどのようにお考えですか?
- 携わってみたい領域は何ですか?
- 興味のある職種は何かありますか?
- 異動や転職を考えることはありますか?
キャリアプラン達成のためには企業からの支援が必要不可欠です。
キャリア設計のためのキャリアカウンセリングや研修制度など、企業から受けられるキャリアサポートの内容についても確認してみるといいでしょう。
これからOB・OG訪問の質問を考える人は、次の記事の「OB・OG訪問で聞いておきたいおすすめ質問100選」もぜひチェックしてみてください。
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こちらから企業側におこなう逆質問は考えるのが大変だったり、事前に用意してきた質問が尽きて悩んでしまう、なんてこともあります。次の記事では逆質問について解説しているので、参考にしてみてください。
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NG質問
ありがちなのが「求める人物像」や「初任給」など、説明会や採用サイトで広く公開されている情報をOB・OG訪問で聞いてしまうことです。これらはわざわざOB・OG訪問の場で質問するべきことではないため、控えましょう。
加えて、「現在の給与」などはプライベートにかかわる質問なので、大学でかかわりのあった先輩といった関係値が構築できていない限り、避けた方がいいです。どうしても知りたい場合は口コミサイトなどに記載があるかもしれないのでそちらを参照してみましょう。
また、OB・OGからしても質問の意図が読めないものは困ってしまいます。したがって、抽象度の高い質問は避けてなるべく具体的に質問するようにしましょう。
NG質問集
- 求める人物像は何ですか?
- 給与はどのくらいですか?
- ボーナスはどのくらいですか?
- 彼女(彼氏)はいますか?
調べればわかることは質問せずに、調べたうえでわからなかったことだけを聞くことです。
また、どんな質問があったのかは人事の記録に残ります。選考に影響があるため、抽象的で即座に答えが思いつかず、何と答えたら良いのか困ってしまうような質問は避けてください。
OB・OG訪問当日はマナーに気をつけよう
OB・OGは日々の忙しい業務の合間を縫って、時間を作ってくれます。したがって、OB・OG訪問当日は失礼のないようにしましょう。ここでは、押さえておきたい当日のマナーについて解説します。
忘れ物に注意! OB・OG訪問での持ち物
事前に準備が可能なOB・OG訪問で忘れ物があると、それだけでやる気を疑われてしまうかもしれません。以下の持ち物は必ず確認しましょう。
当日の持ち物
- ES・履歴書
- 筆記用具・ノート
- 事前に作成した質問集
- 企業のパンフレットなど、企業に関する資料
当日聞いた話をすぐにメモすることができるように筆記用具とノートは必ず持参しましょう。忘れてしまった場合は近くのコンビニで購入しましょう。メモも取らずに話を聞いているだけでは、熱心に話を聞く姿勢が伝わりません。
また、事前に作成した質問集はメモに事前に記載しておくことが好ましいです。万が一、忘れてしまったことを想定して、自分のスマホのメモ帳に質問集を残しておくことも良いでしょう。
加えて、履歴書やエントリーシート(ES)も持参しましょう。これにより、OB・OG側はどんな学生か把握したうえで話すことができるので、質問に対してあなたの趣向性や実績に寄り添った回答をしてくれたり、場合によっては添削してもらえることがあります。
- 感謝の印を込めて、手土産を持っていく必要はありますか?
感謝の気持ちは敬意で示そう
OB・OG訪問は、相手側にとっては業務の一環でもあります。
そのため、時間を割いてもらったからといって、手土産を渡す必要はありません。相手にとっても、手土産を受け取ることが収賄につながる可能性も否定できません。
また、手土産をもらっていいのか悩むことにもつながり、負担となってしまう恐れもあります。
感謝の言葉を伝えるのはもちろん、マナーを守って真剣に話を聞くことで、相手に敬意を払うようにしましょう。
OB・OG訪問での服装はスーツが基本
企業やOB・OGからの指定がない限り、基本的にスーツで訪問するようにしましょう。面接などで着用しているリクルートスーツで問題ありません。
一方で、Web・インターネット業界やベンチャー企業などは、普段から服装自由の会社が多く存在します。スーツは堅苦しいイメージを与えてしまうかもしれません。
服装が私服を指定されている場合もあるため、その場合はシャツにジャケットを羽織るといった、ビジネスカジュアルでも問題ないでしょう。
スーツにするべきかビジネスカジュアルにするべきかで悩んだら、スーツを着用しましょう。ビジネスの場でスーツが失礼にあたることはありません。
押さえておきたいビジネスカジュアルのルール
- ジャケットやポロシャツなど、襟付きのアイテムは必須
- シンプルなデザインのものを選ぶ
- 清潔感を意識して、汚れやシワのないものを選ぶ
押さえておきたいNGな服装
- カジュアルすぎる服
(例)オーバーサイズの服、ジャージ、胸元の空いた服、古着など - ブランドが強調されたもの
スーツまで気をつける学生はいますが、就活で使っている靴のお手入れをしていないため、汚れた靴で訪問してしまう場合があります。
スーツだけはなく、靴にも気を遣っていきましょう。
OB・OG訪問で求められるマナーは面接で求められるものと基本的には変わりません。ビジネスマナーは対策の有無で明確な差が出ます。次の記事では、就活で押さえておきたいマナーについて解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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面接のマナーは合否をわける重要要素。念入りな対策が欠かせません。面接時の一連のマナーから身だしなみのマナーまでキャリアコンサルタントが徹底解説します。集団面接やWEB面接のマナーも紹介するので、参考にしてください。
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挨拶と時間は厳守する
待ち合わせは5〜10分前についていることがベストです。指定された場所がオフィスの場合は指定された場所で待ち、時間5分前になったら、内線電話などで連絡しましょう。
当たり前ですが、遅刻は厳禁です。電車の遅延などでどうしても遅刻してしまう場合は、わかった時点ですぐに連絡を入れましょう。また、早く着きすぎるのも、相手を急かしている印象を与えるため、あまり良くありません。
また、OB・OGに会ったときは挨拶はしっかりとおこなうようにしましょう。ボソボソ話したり、覇気がないのはイメージが悪くなってしまいます。
時間を作って話をしてくれるので、感謝の気持ちを忘れずに元気よく接しましょう。
訪問が終わっても油断は禁物! OB・OG訪問終了後は連絡をしよう
OB・OG訪問は訪問して終了ではありません。OB・OGは時間の合間を縫って、時間を作ってくれています。したがって、感謝の意を示すためにもOB・OG訪問終了後にお礼や選考結果の連絡は必ずおこないましょう。
ここでは、お礼の連絡方法や伝えるべきことについて解説しています。参考にしてみてください。
お礼は当日中にメールでおこなう
OB・OG訪問を実施してくれたことへの感謝を表すためにお礼をおこないましょう。お礼については、基本的にメールでおこないます。
また、お礼は必ず当日中におこないましょう。連絡が遅くなると、印象が薄くなる可能性があります。
お礼メールで盛り込むべき要素
- お礼
- 印象に残った話
- 勉強になったこと
読みづらくなってしまうので、長々と書きすぎてはいけませんが、「意味のある時間だった」ということがわかるように、学びになったことや印象に残った話を具体的に書いていきましょう。
また、OB・OG訪問の場がカフェで、飲み物などをご馳走になった場合、そちらについてもお礼しましょう。
お礼メールの例文
送信メッセージ
TO〇〇〇〇@theport.jp
CC
件名Re: 【●●●大学 港】OG訪問のお願い
株式会社●●●
〇〇事業部 営業二課
〇〇 △△様
お世話になっています。
●●●大学■■学部●●学科■年の港 太郎と申します。
本日はお忙しいところ、
お時間割いていただきありがとうございました。
また、コーヒーご馳走様でした。
〇〇様から事業に対する思いや
仕事のやりがいなど聞くことができて、
貴社に対する志望度がさらに高まりました。
業界についても不明瞭な部分が多かったのですが、
XXをたとえに話していただき、
より深く理解することができました。
今後もご相談させていただくことがあるかもしれませんが、
その際はご指導いただけると幸いです。
改めて、貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
———————————————–
港 太郎(みなと たろう)
●●●大学■■学部●●学科■年
携帯電話:090-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:tarou.minato@☓☓☓☓☓☓.ac.jp
———————————————–
OB・OG訪問を通して、具体的にどの部分が印象に残り興味が持てたのかを書くと良いでしょう。
感謝の気持ちを強調することが大切ですが、何に対する感謝なのかを具体的に述べ、今後もお世話になりたい旨を丁寧に伝えることも大切です。
選考の進捗や結果も連絡する
選考が進み、内定承諾した場合は、そのタイミングでもお礼の連絡をしましょう。
また、抵抗感がある人もいるかと思いますが、内定を辞退した場合や選考に通過しなかった場合も連絡するようにしましょう。特に同じ業界の場合は、今後何かの形で一緒に仕事をするかもしれません。
また、場合によっては、改めて相談にのってもらえたり、社会人の先輩として今後もつながりを持つことができるかもしれません。
時間を割いて相談に乗ってもらったお礼や今後どのように就活を進めていくかなどを盛り込んでいくと良いです。
内定承諾時の例文
TO〇〇〇〇@theport.jp
CC
件名Re: 【●●●大学 港】OB訪問のお願い
株式会社●●●
〇〇事業部 営業二課
〇〇 △△様
お世話になっています。
●●●大学■■学部●●学科■年の港 太郎と申します。
先日はお忙しいところ、
OB訪問のお時間割いていただきありがとうございました。
選考の結果、内定をいただくことができ、
承諾させていただきました。
〇〇様にさまざま質問させていただいたことを
志望動機に活かすことができました。
改めて、ありがとうございました。
来年度から〇〇様とご一緒に働くことができることを大変楽しみに思います。
今後ともよろしくお願いします。
———————————————–
港 太郎(みなと たろう)
●●●大学■■学部●●学科■年
携帯電話:090-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:tarou.minato@☓☓☓☓☓☓.ac.jp
———————————————–
選考見送り時の例文
TO〇〇〇〇@theport.jp
CC
件名Re: 【●●●大学 港】OB訪問のお願い
株式会社●●●
〇〇事業部 営業二課
〇〇 △△様
お世話になっています。
●●●大学■■学部●●学科■年の港 太郎と申します。
先日はお忙しいところ、
OB訪問のお時間割いていただきありがとうございました。
本日は選考の進捗についてご連絡させていただきました。
先日、二次面接を実施したのですが、
採用見送りという結果になりました。
親身に相談にのっていただいたにもかかわらず、申し訳ございません。
残念ながら、〇〇様の後輩になる夢はかなわなかったのですが、
OB訪問時にお話を聞くことができたことで、
自分のキャリアイメージを具体化することでき、
就職活動や今後の社会人生活の指針となりました。
改めて、貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。
〇〇様のますますのご活躍を祈念しています。
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港 太郎(みなと たろう)
●●●大学■■学部●●学科■年
携帯電話:090-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:tarou.minato@☓☓☓☓☓☓.ac.jp
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内定承諾は今後の人生を左右する意思決定です。そのため、後悔しない選択をするためにも何を基準に考えるかが重要です。次の記事では、内定承諾をどのような判断基準でおこなっていくべきか解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
関連記事
内定承諾に迷う人が持つべき判断基準|NGな考え方も解説
内定を承諾するか迷う場合、考えるべき判断基準があります。内定承諾の迷いを解消する方法や決め手となる基準だけでなく、内定を迷ったときに避けるべきパターンをキャリアコンサルタントと社労士がプロの目線で解説します。
記事を読む
周りと差がつく! OB・OG訪問をさらに就活に活かすコツ
OB・OG訪問は、多くの学生がおこなうものになってきています。周囲と差をつけるためにも、ここでは就活でさらに活かすコツについて解説していきます。ぜひ実践してみましょう。
他部署などほかの社員にも訪問する
OB・OG訪問というと志望している部署のOB・OGに訪問してしまいがちですが、ほかの部署のOB・OGにも積極的に訪問していきましょう。
これにより、自分の志望する部署との違いを知ることで、自分が志望する部署で働きたい理由が明確になったり、他部署の方が適正にあっていると気づける可能性があります。
また、他部署に限らず同じ部署でも年齢や性別、役職別に訪問してみるのがおすすめです。未来の上司になる可能性がある人たちなので、よりその企業で働くイメージを持つことができますよ。
積極的な訪問は選考でもアピールできる
冒頭でも解説したように、「OB・OG訪問を実施している=志望度が高い」というアピールになります。
OB・OG訪問をする学生は珍しくないため、社員1人に訪問した学生に対して企業は特別志望度の高さを感じるわけではありません。一方で、自社の社員に10人訪問した学生がいれば、それだけで採用担当者の印象に残るといえます。
志望している部署やそのほかの部署への訪問は、企業理解が進むだけではなく、選考でもアピールすることができるのです。
同業他社の社員にも訪問する
同じような事業をしている企業でも、社風や事業への思いは異なります。同業他社にもOB・OG訪問をすることで、最終的に複数内定をもらえた時に、より解像度を高めて、企業を絞ることができます。
また、志望企業の同業他社に話を聞くことで、「同業他社には〇〇という制度がないが、志望企業にはある」といったように違いを知ることができます。
したがって、OB・OG訪問は一つの企業だけおこなうのではなく、同業他社で志望している企業でも積極的におこなうようにしましょう。
アドバイザーコメント
上原 正光
プロフィールを見る同業他社への訪問により業界の雰囲気がわかる
業界に共通する特有の雰囲気は、同業であれば会社を問わず存在するものです。
先輩がどう感じているのか、入社前後で感じ方に差があるかどうか聞きたいですね。業界に共通する風土を聞いてみるとよいでしょう。
自分が働いている姿をイメージできるかが大事
また、OB・OGが働いていてやりがいを感じた具体的な出来事や将来やってみたいと思っている具体的な仕事や働き方を聞いてみたいです。
そのうえで、会社や社員や働き方について、同業の会社によるさまざまな違いを聞けると、会社独自の特徴を把握することができます。
実際に働いてみて感じることは、働いていない人には決して把握することのできない貴重なお話です。自分がその風土に共感できるか、数年後にいきいきと活躍して働いている自分の姿を想像できるか、ぜひとも未来の姿を思い浮かべながら面談に臨んでください。
OB・OG訪問で違和感を持たないならば、選考に進むとよいでしょう。
OB・OG訪問は事前準備が大事! 念入りな準備で就活を成功させよう
OB・OG訪問は企業や業界の理解が深まるだけではなく、選考における評価が上がったり、普段聞けないリアルな働き方を知ることができるなど、メリットがたくさん存在します。
ぜひ、この記事を参考にして、目的を理解したうえでしっかりと準備を進め、OB・OG訪問のメリットを最大限に享受していきましょう。
アドバイザーコメント
鈴木 洵市
プロフィールを見るOB・OG訪問は社会人への最初の一歩
OB・OG訪問は、社会人という環境や希望企業を知るという最初の一歩として、ぜひおこなってみることをおすすめします。
OB・OGからすると自分を訪問してもらっているという感覚にもなり、皆さんのわからないことや不安な点について、親身になって回答してくれます。
これは、OB・OGも元々は学生であって、自分も同じ道を通ってきているからです。
しっかりと準備したうえで不安や不明な点をOB・OG訪問で解消しよう
また、企業研究や業界研究を深く進めていくと、調べるだけではわからない壁にあたることがあります。これらは、OB・OG訪問を通して、実際にその企業や業界で働いている先輩に聞くことで、就職活動をより良いものにすることができます。
OB・OG訪問に不安を感じている人は、まずは学校のキャリアセンターなどを訪ねてみたり、知り合いにあたってみましょう。
ぜひ、自分のより良い就職活動にするだけではなく、人生を決める指針として、しっかりと準備をしたうえでOB・OG訪問をおこなってみてください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役
Junichi Suzuki〇1982年宮城県⽣まれ。⼤学卒業後、上場企業の営業・管理部⾨を経験し、家業を継ぐ。2017年にブルーバードを設⽴し、企業の経営支援などを展開する
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/性格応用心理士1級
Minoru Kumamoto〇就職・転職サイト「職りんく」運営者。これまで300名以上のキャリア相談を受けた実績。応募書類や採用面接の対策支援をする他、自己分析の考え方セミナーを実施
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Masamitsu Uehara〇会社員時代は人事部として3000人以上の学生と面談を実施。大学でも多くの学生のキャリア支援をおこなう。独立後は、就活生からシニア層までさまざまなキャリア相談に携わる
プロフィール詳細