ポート採用サイトロゴ
Atsuhiko プロフィール

マーケティングも組織づくりも「全体最適化」にこだわらなければ本当の成果は得られない

Atsuhiko

執行役員
CMO
事業開発部 部長
2016年入社

大学卒業後、大手電機メーカー、広告代理店を経て、SIおよびマーケティングの経験を積んだのち、2016年9月ポート入社。現在は、執行役員兼CMOとして全社のマーケティング戦略を統括。好きなことは、家事全般(特に料理と掃除)と筋トレ。

SCROLL TO DISCOVER

30歳目前でのキャリアチェンジが今の自分を作っている

私の社会人としてのキャリアは、前半と後半の2つのフェーズに大別できます。前半は新卒で入社した大手電気メーカーで培った、会計や業務コンサルタントとしてのキャリアです。扱っていたのは基幹系のシステムで、弱冠20代ながら大手企業の経営陣を相手に、情報システムの導入の前提となる要件の整理や最適解をコンサルティングしていく役割を与えられていました。社会に出て間もない私にとっては、とても貴重な経験をさせていただいたと思っています。 一方で、企業活動においては費用削減に関する仕事が主となっていたため、「売上に直結するような仕事を経験したい」という思いが次第に強くなり、30歳を目前にしたタイミングでそれまでのキャリアをリセットして、まったく経験のなかった分野に転身することを決断しました。

転職したのは広告代理店出身の社長が立ち上げた創業間もないベンチャー企業で、戦略系コンサルティングと広告販売を得意としていました。大手企業の後ろ盾が無いなか、自分の身一つで営業、提案から事業運営までをまとめ上げていくという仕事に嬉々として取り組みました。ちょうどその頃はインターネットメディアが台頭する時代にあり、比較的早い段階でウェブマーケティングに関わる機会を得ることが出来ました。キャリアの後半ではウェブマーケティングが専門分野になっていきました。

上記の企業での経験の後、別のベンチャー企業で取締役の経験をして、一段落した頃に、代表の春日社長と出会いました。1年弱の面談を繰り返すなかで、ポート全社のマーケティングの管掌役員として熱心にオファーをしてもらったことで、ぜひ次のステージとして自分の力を活かしていきたいと思い、ポートへの入社を決めました。

自分が持つマーケティングの考えを活かして社会課題を解決

ポートは社会課題の解決に対してとても熱心で、中長期的な視野で取り組んでいることも多い一方で、結果や仕事一つ一つに求められるスピード感が非常に早い点も特徴です。例えば、宮崎県日南市にオフィスを開設した際には、発案から実現まで1年かかっていません。就活生の会員データベース構築についても、数十万規模の会員を達成するのに数か月というスピード感で事業成長をさせていきました。しかし、スピード感を重要視していくと、トレードオフとして部分最適化になってしまいがちなため、全体最適化していくために必要な環境整備やバランスを取っていくことが大切になってきます。現在、私の主な仕事は、各事業を成長させるための要素を正しく把握して、常に全体最適化をし続けていける組織を作っていくことにあると考えています。

私が事業やマーケティング戦略を実践していくなかで、重要視していることの一つが全体最適化です。事業で継続的に収益を上げるためには、構成要素を細かく因数分解していき、最も効果的と考えられる部分から施策を講じていくことになります。ただし、常に全体的な視野を持ってバランスを取っていく視点がないと、いつの間にか部分最適化に偏ってしまい、思ったように収益を上げられない状態に陥ってしまいます。

全体最適化を視野に、ディテールの最適化にこだわる

入社当時のポートは、キャリアやメディカル領域を中心としたメディアを一定規模に成長させていました。一方で、それぞれの事業規模を加速させるためには、ビジネス全体を常に最適化していく仕組みと運営体制の整備が課題ということが見えていました。その中でも、まず最初に着手をしたのが、キャリア領域における見込み客のデータベースづくりで、ほぼゼロの状態から約半年間で数十万規模の会員獲得を実現しました。事業全体を最適化していくといっても、限られるリソースのなかですべてを一斉に進めるのは非効率になりがちです。そのため、事業全体のなかで短期的にも中長期的にも重要となるカスタマー(学生)との接点を持つこと、つまり会員化に最注力しました。

その後、会員獲得については体制や施策手順を標準化することによって、組織で運用できる状態になったため、段階的に優先する課題に次々と着手をしていきました。最適化を行う際には、組織として継続運用できる状態にしていくことが大切だと考えています。そうでなければ、いつまでも部分最適化を行う状況に追い込まれてしまうため、事業全体として思ったような成果を出すことが出来ないからです。

問題解決のスピード感が組織と個人の成長を加速させる

ポートの特徴のひとつに、社員と経営陣の距離が近いという点があります。経営者に直談判したいことがあれば、社員なら誰でも声をかけることができます。ベンチャー企業に共通することではあると思いますが、ポートの場合はより一層その傾向が強く、誰に対しても開かれていると思います。例えば、新卒スタッフでも現場で良いアイディアを得たら、経営陣に提案するといったスタンスが取れる。そういうことが許される会社です。さらに、現場で発想したものをビジネスとして外形を整えていく組織体制もあります。私が兼任している事業開発部がそれにあたりますが、アイディアベースの事業を軌道に乗せたり、事業横断で取り組んでいくような課題を専門に取り扱っていくチーム(クロスファンクショナルチーム)などが存在しています。

最後に、私自身の個人的なキャリアプランとしては、事業をM&Aした後に継続的に成長させていくために必要となるPMI(Post Merger Integration)を極めて行きたいという思いが強いです。現在ポートの中でも近いことはやっていますが、M&Aを会社成長の重要な戦略として捉えており、ますます重要になってくると思います。異なる文化の組織を統合していくためには、マーケティング戦略のみならず、人事制度やマネジメントなど、幅広い問題解決をしていかなければなりません。そのためには、よりレベルの高い全体最適化が求められてくると思いますので、当面はここを極めて組織全体を成長させていくことをが、私の役割だと考えています。