
Emiri
就職支援事業部
リードマーケティンググループ
2020年 新卒入社
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就職支援事業部
リードマーケティンググループ
2020年 新卒入社
※ 所属と取材内容は当時のものです。
昭和女子大学人間文化学部(現:国際学部)英語コミュニケーション学科卒。ボストンに2年間留学し言語のみならず、メディアのあり方などコミュニケーションの仕組みについて学ぶ。留学を経て逆に、「思いやり」など日本独特の文化の素晴らしさに気がつく。趣味は読書。平日の朝や休みの日にビジネス書を読み、足りないスキルを補っている。
私の就活は至って普通でした。情報解禁とともにさまざまな業界の企業を調べ始め、同時に自己分析も始めました。これまで自分が頑張ってきたこと、喜びを感じた出来事など過去を振り返り、ノートに書き出す中で「自分が実力を発揮できたり、成長できたときには、周りに支えてくれる人がいた」と気がつきました。
そこで「何をするか」よりも「誰とするか」を軸に就活を進めました。OBOG訪問や会社の説明会を活用し、とにかく社員の方と話す機会を大切にしました。とくに意識したのは会社の楽しい面だけでなく、辛かったり大変に感じる面も聞き出すこと。直接聞いても答えてもらえないと思ったので「もしこの会社に就職していなかったらどんなことをしていると思いますか?」「この会社で乗り越えた経験は何ですか?」など聞き方は工夫しました。
最終的にポートを選ぶ決め手になったのは、面接担当の社員の方が私の人生に向き合ってくれていると感じたことでした。他社の面接では私が就職することでどんな活躍ができるのか、どんな利益を生み出せるのかを聞かれることが多かったです。しかしポートでは、私が何をしたいのか、どんな社会人になりたいのかを丁寧に聞いてくださいました。「これだけ自分のことを分かってくれる人がいる環境なら頑張れる」と思い、入社を決めました。
入社後、まず仮配属としてキャリアアドバイザーグループに仮配属されました。求職者と面談をし、サポートしながら内定まで導く業務です。自分自身も就活のとき、実際に関わっていたこともあり、憧れていた仕事でもありました。ところが、いざやってみると理想と現実とのギャップにとても苦しみました。目の前の学生さんに寄り添い、一緒に悩みながら、就活を進めるのですが、学生さんが希望する企業から内定をもらえないこともありました。
仮配属から3ヶ月後、本配属としてリードマーケティンググループに異動になり、そこでポートが運営するメディアへ掲載する記事の作成に携わることに。経験のなかったライティング業務に最初は苦労し、 1本の記事に10時間以上かかることも。それでも、キャリアアドバイザーとして先の見えない中で苦しみながら、もがいている学生さんたちをたくさん見てきたので、なんとかそんな就活生の力になりたいと思っていました。先輩からのフィードバックを最大限吸収することで、少しずつ結果が出るようになりました。自分が書いた記事がGoogle検索で3位に上がってきたときは、本当にうれしくて、たくさんの困っている就活生の力になれたのではと達成感がありました。
そんな自分の頑張りを評価してもらい、1年目の新人たちの中から選ばれる新人賞を獲得。さらに1年目の終わりからディレクターに抜擢され、記事制作の上流工程である、企画や品質管理の仕事を任されるようになりました。結果を出せた背景には、自分自身が悩める学生だったことと、キャリアアドバイザーとして目の前の学生さんに真剣に向き合ってきたことがあると思います。悩める学生さんの気持ちがわかるからこそ、他の人には作れないような、読者に刺さる記事が作れるようになりました。
今後も、執筆という手段で多くの人の役に立ちたいです。私個人で何かを発信しても、説得力がなかったり、届けられる人が限られていたりと、世の中に与えられる影響は小さいと思います。ただ、ポートがこれまで培ってきたものと共に、メディアを通して情報発信をすることで、より多くの悩める就活生に光を与えられるのではと思っています。今後もメディアでの発信を通して困っている人の課題解決に貢献したいです。
また個人としては、さらに成長したいと思っています。私はこれまで20年以上周りの人たちに支えられて生きてきました。そのおかげで成長し、何不自由なく幸せに暮らしてこれたと思っています。そんな私が周りの人達に恩返しをする一番の方法は、自分が成長した姿を見せることです。
ポートは結果だけでなく、努力を認めてくれる会社だと思います。目標達成のためのアプローチについて、定期的に行うミーティングで上司に確認してもらい、方向性が間違っていれば軌道修正してもらえます。結果だけでなく過程もちゃんと見てもらえるからこそ、私も安心して精一杯頑張ることができます。そんな環境をフルに活かして、成長を続け、周りの人への感謝の気持ちを忘れずに、少しでも早く恩返しできればと思っています。