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Takumu

エナジーライフ株式会社
代表取締役社長
2022年 中途入社

※ 所属と取材内容は当時のものです。

エネルギー領域で100億円規模の会社をつくる。影響力の大きい事業づくりが、幸せの総量を増やすと信じて

PROFILE

日本体育大学体育学部卒。新卒で大手メディア会社に入社し、ブライダル領域の広告営業、営業企画を担当。新卒1〜2年目までは東北支店に、3年目から本社に移動してリゾートウェディング向けの新規事業開発や行政とのタイアップ企画も経験。2022年ポートに中途入社。現在はエナジーライフ株式会社代表取締役社長を務める。趣味は野球観戦、ランニング、美味しいご飯屋さん巡り。口コミサイトを参考に、名店を巡る。

EPISODE 01

20代で上場を実現させた代表から学びたい

私は学生時代から漠然と、「30歳になるまでに経営者になる」と考えていました。目標を叶えるため、起業家を多く輩出する大手広告代理店に就職し、4年目に仲間と起業をしました。立ち上げたのはWeb制作会社で、Webページ制作、Web広告運用、メディア制作などのサービスを展開したのです。

しかし、結果的には1年で経営からは離れることにしました。その背景には、自分の実力のなさを痛感したことがあります。とくに足りないと思ったのは、事業をグロースさせる力です。前職で表彰の経験もあり、営業力に自信があったものの、思い描いていたスピードでの売上拡大が実現できませんでした。
その時、このままでは事業をグロースできる経営者になることはできないことを痛感しました。
​​経営を学ぶには成功している経営者と一緒に働くことや、事業統括を任されることが必要だと考えていたなか、転職エージェントを通じて代表の春日と出会いました。春日は、30歳未満で上場企業の代表になっており、創業から10年で50億というスケールの会社をつくっています。実際に起業をして、1億の売上をつくる大変さがわかっていた私は、春日の経営能力の高さを圧倒的だと感じました。同時に、この人のもとでなら、自分の足りないところを学べるかもしれないとも思ったのです。

とくに印象に残っているのは、面接時に春日から言われた「もう若くないんだから、腹を決めて成長を取った方がいい」という言葉でした。私は当時27歳で、同年代のなかでは活躍できていた自信がありました。それが、初めて「今決めないと手遅れになるよ」と言われ、衝撃を受けましたね。自分の考え方に合うポートで、代表春日のもとで成長がしたいと思い、入社を決めました。

EPISODE

EPISODE 02

グループ会社代表へ挑戦し、ポート流の事業づくりを学ぶ

入社後はグループ会社ドアーズのマネージャーを経て、複数のプロジェクトに携わりました。なかでも、印象に残っているのは、ポートエンジニアリングの代表になった後、同社が売却される経験をしたことです。「理想を描くことよりも、形にすること、続けることの方が難しい」と身をもって学びました。「どのような事業をやるか」を決めることはそこまで難しいことではなく、本当に難しいのは、戦略を実行し、事業を形にしていくことだと痛感したのです。

現在は、ポートが展開するエネルギー領域のグループ会社のひとつ、エナジーライフ株式会社代表取締役社長を務めています。エナジーライフは、一般消費者向けにライフラインに関するサービスを展開する会社です。2023年10月にグループ会社になったばかりで社員も10名ほどで、これから拡大に向けてチャレンジをはじめるところです。グループ会社売却時に学んだことを活かし、マネジメントに専念をするのではなく、私自身が販路拡大や採用で結果を出すことで、強い事業づくりを目指しています。

グループ会社代表になれたのは、会社が私の思いを汲んで、挑戦の場所を与えてくれたという側面が大きいです。グループ会社売却を経てからしばらくは、エネルギー事業の責任者として別のグループ会社の役員を務めていました。そのようななか、代表の春日から「もう一度頑張ってみないか」とオファーがあり、ありがたく引き受けさせてもらったのです。エネルギー事業は、現在ポートが注力している領域の一つであり、会社の今後に影響を与える重要な領域だと捉えています。そのような責任ある分野で代表として仕事をすることで、吸収できることが多いのではと思いました。

グループ会社代表としてとくに心がけているのは、「こんなもんだろう」で目標を定めないことです。目標設定は代表の重要な業務内容の一つですが、ついつい世の中の基準に合わせた数値を設定しがちです。それだと、成長角度も一般的な水準におさまってしまいます。会社としてなんとか手が届くギリギリの目標を見極めて設定することが重要で、その結果、よいアイデアも生まれます。万が一、設定した目標が高すぎて届かずに終わってしまっても、結果的には低い目標よりも高いリターンが得られるはずです。

EPISODE 03

幸せの総量を増やすため、影響力のある会社をつくる

今後は、エネルギー領域の責任者として、ポートグループ初の「単体領域で売上100億円突破」を目指します。日本の市場には、我々が手がける​​ライフラインに関する事業で売上100億を達成できている会社はまだありません。ポートグループとして日本で初めての結果を出し、特定領域で最も影響力をもつ組織に成長できればと思っています。そうなれば、ポートが掲げる社会課題解決にも近づくはずです。

個人的には、次世代の日本にも影響を与えられるサービスがつくれる経営者になりたいと思っています。ありがたいことに私は、30歳から経営者としてのキャリアをスタートできましたが、まだまだ道半ばです。とくにポートに入ってからは、「どのような経営者になりたいのか」とよく考えるようになりました。学生時代に経営者になりたいと思っていた背景には、「面白そう」「稼げそう」という漠然としたイメージが強かったです。しかし、いろいろな経営者を見たり、自分自身が経営に携わったりすることで、自分の目指す方向がはっきりしてきました。

今のところは「社会に対する影響力の高い会社をつくる」というのが私の理想の経営者像です。自社サービスを通してお客さまに価値提供することはもちろん、災害時の支援といったアクションも会社がもつ影響力の一つです。会社が世の中に与える影響力は存在意義そのものだと思うのと同時に、社員にとっての誇りにもつながる、重要な要素だと感じています。極端な言い方をすると、社会への貢献性の高いサービスを取り扱っている社員の方が、誇りを持ってポジティブに働けると思うのです。社会に対しても、社員に対しても貢献し、世の中の幸せの総量を増やすため、売上規模、影響力、ブランド力の高い会社づくりにこだわりたいです。

私はポートに入って、代表の春日をはじめ、多くの人に引き上げてもらいました。ポートでの経験が今の自分の考え方の基盤になっていると思っています。これからも、会社が掲げる5Valuesの一つ「挑戦のアタリマエ化」を体現しながら、会社のミッション「社会的負債を、次世代の可能性に。」を実現するための事業を生み出し続けます。

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