IRFAQ

FAQ

株主・投資家の皆様から頂いたご質問への回答をまとめております。
また、株主・投資家の皆様からのご質問にはできる限り回答させていただいておりますので、ご質問事項がございましたら、「お問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせください。

事業

事業内容を教えてほしい。
キャリア領域、ファイナンス領域等においてインターネットメディア事業を展開しております。
ビジネスモデルを教えて欲しい。
悩みごとの解決に向けて訪れるユーザーに対してノウハウコンテンツ等を提供しています。
領域特化型である強みを活かして、ユーザーの悩み解決に繋がるイベントを含む広告サービスとのマッチングを支援しており、マッチング成立後、広告主等から成果報酬を得る送客モデルです。

これらの記事は、キャリアやファイナンスなどの領域において基本的に流行に左右されにくいノウハウ情報を中心に作成しているため、新規の記事作成に依存せずともユーザーから継続的に検索、閲覧され、中長期的に安定したアクセスが期待できます。
また、ニュース記事のような流行性の高い記事を中心とするメディアと異なり、継続的に記事作成を行う必要がなく、一定の記事作成を終えるとコストが抑制されることから、メディア立ち上げ段階の投資フェーズを超えると、大きな投資コストをかけることなく安定した収益を生み出すものと考えております。
領域内で、水平展開・垂直展開は進んでいるのか。
キャリア領域に関しては新卒学生向けのエージェントサービスを進めており、徐々に拡大しております。他領域においても今後、展開を進めていく予定です。
スモールバーティカル戦略からの戦略転換によって、何を実現しようとしているのか。
これまで進めてきたスモールバーティカル戦略は、サービス数が増えることによるボラティリティリスクや非効率性を生むため、急激成長の難易度は高くなっておりました。そこで、主力サービスの選択と集中を行うことで、注力領域にリソースを集中させ、成長スピードを上げることで、領域No.1のメディアをつくっていきたいと考えております。
就活領域でのシェアはどの程度か。
会員数でいきますと、当社が運営するキャリアノウハウメディア キャリアパークの会員数は約28万人です。(2020年3月末時点:当社調べ)
就職活動生が全体で約50~60万人いるといわれているため、約2人に1人が利用するメディアとなっています。
エンジニアジャンルとは?
フリーランスと企業のマッチングサービスです。以前より事業開発を進めてきており、本ジャンルも順調に成長しております。
メディカル領域の進捗を教えて欲しい。
当社はオムロンヘルスケア株式会社と一般社団法人テレメディーズとともに、高血圧をはじめとした慢性疾患の定期通院にかかる患者負担の軽減などを目指してオンラインでの診療を受けやすくする支援サービスを提供してきました。また、新型コロナウイルス感染拡大防止のための初期対応をオンライン診療で実施する支援も開始しております。
地方創生の今後の方針を教えて欲しい。
地方創生の取り組みとして、人口動態調査に向けた転出転入データの分析アプリケーション「ゆくくる」をリリースし、住民の転出転入にあたってのリアルな声を取得し、データ分析を行うことで、将来のまちづくり戦略に反映するための基盤を構築して参りました。また、今後はそのデータをもとに、本質的な課題解決を提案して参りたいと考えております。

収益関連

2020年3月期よりEBITDAを開示している理由は何か。
事業方針説明資料の通りメディア等の買収を進めており、今後も引き続き進めていく方針であります。そのような事業方針の中で当社の事業収益性を適切にご評価いただくために、EBITDAは今後重要な指標の一つになっていくと考えております。
借入を増やしているようだが、借入の目的は何か。
中長期的な運転資金の確保を目的に借入れを実施しており、これにより安定した基盤を当面確保することが可能となりました。今後も健全な財務体制を維持できるように努めて参ります。
会社の資金繰りは安定しているか。
手元の現預金は潤沢であり、かつ直近においても、財務安全性及び将来の成長性を評価いただき、長期資金の借入を受けております。
2018年3月期まで営業利益がマイナスとなっており、2019年3月期で黒字転換したのはなぜか。
当社のインターネットメディア事業は、コンテンツのストック型ビジネスモデルであり、事業立ち上げのフェーズにおいてはコンテンツ開発への初期投資が必要となり、単一メディアでは赤字傾向になりますが、収益フェーズに入ると新たなコンテンツ投資が軽減され、運用コスト中心となり、売上高の上昇に伴い損益分岐を超え利益拡大に繋がります。先行投資してきたキャリア領域、ファイナンス領域の2領域の収益化に成功したため、2019年3月期から全社として収益化フェーズとなり、黒字転換しております。

株式・株価

今後の配当方針について教えてほしい。
当社は、株主に対する利益還元を重要な経営課題として認識しております。しかし、現時点では市場環境も不透明であるため、未定であります。
株主還元策として自社株買いをするなど株価上昇につながる施策を検討しているのか。
実施方針を有しているわけではありませんが、市場環境と当社の業績等を踏まえて検討してまいります。
2020年3月期、自己株式を取得した理由はなにか。今後も継続して行うのか。
上場時より当社の発行済み株式総数に占めるベンチャーキャピタル等の保有株式割合が高く、その一部株主の当社株式売却等の影響により、市場価格の下落圧力が高まっていると認識される状況を重く受け止め、当該状況の改善を期待するとともに株主の皆様への利益還元を図る施策として、自己株式の取得を行うことといたしました。今後に関しては、実施方針を有しているわけではありませんが、市場環境と当社の業績等を踏まえて検討してまいります。
自社株の使途はなにか。
現状ではM&A等の事業投資に資金を投じたいと考えておりますが、具体的には決定しておりません。
市場替えという考えはあるのか。
将来にあたって、前向きに検討しておりますが、時期等に関しては決定しておりません。
出来高が少ないが、株式を分割する予定はあるか。
現状はございませんが、今後も適宜検討して参ります。
個人投資家向けのIR活動は実施するのか。
より多くの投資家の方にご理解いただくために、当社として個人投資家向けのセミナー等へ積極的に露出しており、今後も各地域で実施していく所存です。
お知らせは当社HPのIRニュースで発信しておりますのでご覧ください。
現状の株価についてどう考えるか。
株価についてはマーケットが決めることであるという前提はあるものの、当社としては可能な限り投資家の皆様への積極的な情報開示等を継続して参りたいと思います。
新型コロナウイルスの影響もあり、株価は下落しているが、今後、どのようにして株価を回復させていくのか。
株主の皆様にご期待頂けるよう、引き続き、事業成長に取り組んで参ります。また、今後予定している中期経営計画発表等の機会により、より一層当社をご理解いただけるように努めて参ります。

今後の方針・予定

中期経営計画はいつ発表されるのか。
中期経営方針に関しては、市場環境や景況感を踏まえた適正かつ合理的な計画の策定が可能となった時点で、公表させていただきます。
英語版の短信サマリーを開示しているが、それ以外の開示資料も英語化する予定はあるか。
現状検討中でございますが、今後の開示を検討して参りたいと思っております。
今後のM&Aの方針を教えて欲しい。
当社の成長戦略上、新領域や新ジャンルへのメディアの設立が重要になってきます。そのため当社の強みを活かせるものであれば積極的に検討していきたいと思います。
今後買収する案件はどのくらいの規模を想定しているか。
候補の選定は常に行っており、大小様々な規模を検討していく予定です。

会社

創業について教えてほしい。
当社の創業者である春日博文は、大学在籍中から大手企業の採用マーケティング支援を実施しておりました。大学四回生のときには、東日本大震災の復興支援として東北地方の学生向けに就職支援を実施しておりました。それらの支援実績による顧客基盤やマーケティングノウハウを基に、当時日本で流行し始めていたFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを用いた採用支援事業を開始し、2011年(平成23年)4月に当社(ポート株式会社、旧社名株式会社ソーシャルリクルーティング)を設立致しました。
2015年(平成27年)3月に本社を東京都新宿区西新宿に移転、商号をポート株式会社に変更し、現在に至っております。
詳しくは「沿革」をご参照ください。
なぜ宮崎県日南市にサテライトオフィスを設定しているのか。
過疎化や少子高齢化などの社会課題がある中、地域に雇用を生み出すことが、第一歩になると考え、当社は2016年に宮崎県日南市にIT企業誘致第1号としてサテライトオフィスをオープンしました。その後、日南市では、3年間で15社程度のIT企業誘致に成功し、若い世代が地元で働き、地域経済の活性化につながっています。
また、直接的な経済効果だけでなく、日南市内でのIT人材育成やオンライン診療の実証実験など、様々な革新的な取組みも連携しています。
今後も地域からイノベーションを起こすような取組みを地域と一体となって取り組んでいきたいと思います。
従業員数を教えて欲しい。
2020年3月31日時点の従業員数は159名です。

IR基本情報

株式上場をしている取引所を教えてほしい。
2018年(平成30年)12月21日に、東京証券取引所マザーズ及び福岡証券取引所Q-Boardに上場しました。
証券コードを教えてほしい。
7047です。
決算発表はいつか。
当社の決算期は3月末です。6,9,12月末が四半期決算となります。決算発表は概ね決算日から45日以内(5,8,11,2月)に行います。詳細はIRカレンダーを参考下さい
過去の業績はどこで確認できるか。
当ホームページに掲載している「決算短信」 「有価証券報告書」もしくは「業績・財務情報」をご覧ください。
配当金支払の株主確定日はいつか。
期末配当金の株主確定日は3月末日です。中間配当を行うときの株主確定日は9月末日です。
株主優待制度はあるか。
現在ご用意はございません。
1単元の株式数は何株か。
100株です。 ※1単元とは売買単位の株数を指します。
名義書換・住所変更などの手続きはどうすればよいか。
株主名簿管理人の三菱UFJ信託銀行株式会社へお願いします。
株主総会の開催日はいつか。
定時株主総会は毎年6月中旬~下旬に開催しております。毎年3月31日時点での株主の方へ6月中旬にご案内いたします。
株主総会で議決権を行使するには、どうすればいいか。
株主総会基準日終了時点(定時株主総会の場合は3月31日時点)の株主名簿に記載されている株主様に対して、株主総会の招集通知と議決権行使書をお送りしております。議決権の行使は、
(1) 本行使書をご持参の上総会にご出席いただく
(2) 本行使書に賛否をご表示の上ご返送いただく
(3) 専用の議決権行使サイトにアクセスいただき賛否をご入力いただく
のいずれかの方法により行うことができます。
資料請求等のお問い合わせ先はどこか。
こちらへお問い合わせください。