徹底比較！auひかりvsビッグローブ光

au・UQmobileのスマホ月額料金が割引きされるという共通点を持つ、auひかりとビッグローブ光。

どちらも人気の光回線ですが、通信品質や料金など、細かく比較するとサービス性には大きな違いが。

「結局、どちらのサービスを選べばいいの？」

そうお悩みの皆様のために、当サイトが両サービスを徹底比較しました。
まずは、auひかり・ビッグローブ光を5つの項目で比べた結果からご覧ください。

比較項目	auひかり	ビッグローブ光
通信品質	・下り：535Mbps ・上り：564Mbps ・Ping値：14.36ms 5.0	・下り：260Mbps ・上り：311Mbps ・Ping値：17.64ms 3.0
料金・費用	・戸建て：5,720円／月 ・マンション：4,290円／月 ・初期費用：44,550円 4.0	・戸建て：5,478円／月 ・マンション：4,378円／月 ・初期費用：31,900円 4.5
手続きの 簡単さ	・料金プラン数：11個 ・オプション数：6個 3.5	・料金プラン数：4個 ・オプション数：3個 5.0
開通までの 期間	平均1ヶ月程度 3.5	工事なしor数週間以内 4.0
カスタマー サポート	電話が混んでいるが丁寧 4.0	電話が混んでいるが丁寧 4.0

最適な回線は人それぞれ

結局のところ、どちらのサービスを選ぶべきかと言うのは、人それぞれ。

なぜなら、“何を重視しているのか”というのが状況によって千差万別だからです。

4人以上でお住まいのファミリー層

最大速度で勝るauひかり

ファミリー層、つまり多人数（4人以上）でお住まいのお客様には、auひかりが最適。

というのも、auひかりはビッグローブ光より最大速度が大きいから。

ビッグローブ光は最大1Gですが、auひかりは最大5Gのプランを用意しています。

これが何故良いのかというと、家族皆でネット回線を同時利用しても、速度・安定性がブレないのです。
つまり、「いつも夕方になって皆が帰ってくるとネットが重くなる」といったストレスとは無縁なのがauひかり、ということ。

ラグ・遅延を防ぎたいオンラインゲーマー

通信速度・Png値で勝るauひかり

APEXやスプラトゥーンに代表される、一瞬のラグが勝敗を左右することもあるオンラインゲーム。
これらを心ゆくまで楽しむには、オンラインゲームに適したネット回線が必要不可欠です。

では、ゲームに適した回線とは？
auひかりのような、通信速度とPing値が優秀な光回線です。

–	auひかり	ビッグローブ光
下り （ダウンロード）	535Mbps	260Mbps
上り （アップロード）	564Mbps	311Mbps
Ping値	14.36ms	17.64ms

通信速度は言わずもがなですが、Ping値（レスポンスの良さを示す数値で、低ければ低いほど良い）こそが重要。

ビッグローブ光も約18msと悪くない数値ですが、auひかりは約14msと更に優秀です。

ちなみに、ビッグローブ光が同じ光ファイバーを使っているフレッツ光のPing値は約20ms。それと比べても、auひかりのレスポンスの良さが際立ちます。

ネットがすぐ必要・１ヶ月以内に開通したい人

工事がすぐ終わるビッグローブ光

例えば引っ越しを控えているお客様。
転居してすぐネット環境を整えないと、生活に支障が出てしまう。そんな状況においては、ビッグローブ光を選ぶべきです。

すでにご説明した通り、auひかりは申込から開通まで1~2ヶ月ほど待つのが一般的であるのに対して、ビッグローブ光は工事不要ですぐ使えるケースも多く、基本的に2~3週間あればネット環境が整います。

その理由は、ビッグローブ光がフレッツ光と同じNTTの回線設備（光ファイバー）を使っているから。

NTTの光ファイバーは日本全国の約99%に整備され切っていて、よほど古い家屋や新居でない限りは、すでに利用環境が整っているのですね。

というわけで、開通までのスピードを重視するならビッグローブ光を選ぶべきなのです。

複雑な手続きが苦手な人

料金プランがシンプルなビッグローブ光

まず、光回線の手続きというものがどういった流れで進むのか、簡潔にまとめると以下のようになっています。

基本的にどの回線を選んでも、この流れ自体は踏襲することになるのですが・・・

「2．プランの選択」「3．オプションの選択」については、その選択肢が多いほど判断に時間をとられてしまいます。

ビッグローブ光なら、プランもオプションも数が少ないので、特に迷うことなくスピーディーに手続きを進められるのですね。
また、工事なしで利用できるケースも少なくないので、「4．開通工事の日程調整」もスキップできることも。

というわけで、複雑な手続きが苦手な人については、ビッグローブ光を選んだ方が良いのです。

auひかり・ビッグローブ光を徹底比較

比較Point1．通信品質の良さ

auひかり	ビッグローブ光
・下り：535Mbps ・上り：564Mbps ・Ping値：14.36ms 5.0	・下り：260Mbps ・上り：311Mbps ・Ping値：17.64ms 3.0

通信品質（速度・安定性）においては、auひかりの圧勝。

実際の利用者の環境で計測された“平均速度”を比べると、その差は歴然です。

–	auひかり	ビッグローブ光
下り （ダウンロード）	535Mbps	260Mbps
上り （アップロード）	564Mbps	311Mbps

なぜ、これほどの差がつくのか？
その理由は“両サービスが使っている回線設備”にあります。

まずビッグローブ光ですが、こちらはNTTのフレッツ光と同じ光ファイバーを使ってサービスを提供しています。
問題なのが、同じように“NTTの設備を使ってサービス提供している回線”が山ほどある、ということ。

ドコモ光やソフトバンク光がこれにあたるのですが、要するに、この種のサービスは“同じ回線を利用するユーザーが多いから、混雑しやすく通信品質が落ちやすい”のですね。

一方で、auひかりはKDDI独自の回線設備を使っているので、混雑しにくく常に快適な通信を維持できています。

というわけで、通信品質で選ぶならauひかりで決まりです。

比較Point2．料金・費用の安さ

auひかり	ビッグローブ光
・戸建て：5,720円／月 ・マンション：4,290円／月 ・初期費用：44,550円 4.0	・戸建て：5,478円／月 ・マンション：4,378円／月 ・初期費用：31,900円 4.5

月額料金・初期費用の観点で比較すると、結論としてはビッグローブ光に軍配が上がります。

さっそく、具体的な料金差をご覧ください。

–	auひかり	ビッグローブ光
月額料金 （戸建て）	5,720円	5,478円
月額料金 （マンション）	4,290円	4,378円
初期費用	44,550円	31,900円

※実際の料金はプラン・お客様の状況によって異なるケースがあります。

正直なところ、月額料金については僅差。
戸建て・マンションどちらのタイプかによっても違いますし、金額差自体も大きくありません。

着目すべきは、初期費用です。
言ってしまえば工事費用の差でしかありませんが、1万円以上も違うというのは無視できません。

ただし、工事費は無料化できます。

ちゃぶ台を返すようですが、auひかり・ビッグローブ光いずれも“工事費実質無料キャンペーン”を用意しています。

つまり、先ほどご覧いただいた初期費用の金額差も、あって無いようなものなのですね。

それでも“料金・費用の観点ではビッグローブ光の勝利”という結論は変わりません。

というのも、auひかりには“固定電話オプションをつけないとダメ”という条件があるのです。

つまり、要不要に関係なく、ネット回線と同時に固定電話も開通しないと、工事費が無料にならないということ。

一方のビッグローブ光は、ほとんど無条件で工事費が実質無料に。

というわけで、金銭的な優位性で選ぶならビッグローブ光がやや優勢です。

比較Point3．手続きの簡単さ

auひかり	ビッグローブ光
・料金プラン数：11個 ・オプション数：6個 3.5	・料金プラン数：4個 ・オプション数：3個 5.0

どれだけ簡単に手続きできるか、という観点で比較すると、当サイトとしてはビッグローブ光の方が優位だと考えています。

何を以て「どちらが簡単に手続きできるか」を判断したかというと、料金プラン・オプションの数。

契約手続きの際、その選択肢が多ければ多いほど判断が難しくなり、手間になってしまうものです。

というわけで、料金プラン・オプションの数を比較した結果をご覧ください。

–	auひかり	ビッグローブ光
料金プラン数 （戸建て）	5	2
料金プラン数 （マンション）	6	2
オプション数	7	3

ご覧の通り、明らかにビッグローブ光の方がシンプル。

もちろん、選択肢が少ないというのはメリットばかりではありません。特にオプションの数が少ないというのは、サービスを充実させる手段としては物足りなさを感じさせます。

ただ、複雑な手続きが苦手であったり、サクッと契約してしまいたいといったお客様には、ビッグローブ光は最適な選択肢だと言えます。

比較Point4．開通するまでの期間

auひかり	ビッグローブ光
平均1ヶ月程度 3.5	工事なしor数週間以内 4.0

前提として光回線サービスというのは、電柱から住宅に引き込まれる光ファイバーを用いて提供されています。
当然、開通するにあたっては工事が必要で、それは人の手によって行われます。

そして工事は要予約で、申し込みをしたらすぐ実施できるようなものではありません。
通常でも2~3週間、引っ越しシーズンなどの繁忙期に至っては1~2ヶ月待たされることも。

当然、その期間はサービスによっても異なるもので…
その点で比較すると、結論、ビッグローブ光の方がおすすめです。

auひかりはKDDI独自の回線である都合、どうしても工事は避けられず予約も立て込みやすいため、ほとんどのお客様が1ヶ月程度待たされています。

一方、NTTが全国に整備した光ファイバーを使っているビッグローブ光は、待たされても数週間、そもそも工事不要だったという人も珍しくありません。

比較Point5．カスタマーサポートの満足度

auひかり	ビッグローブ光
電話が混んでいるが丁寧 4.0	電話が混んでいるが丁寧 4.0

「料金プランを変更したい」「ネットが繋がらなくて困ってる」「引っ越しするから解約したい」
などといった状況で問い合わせたとき、その対応が粗雑であっては良くありませんよね。

カスタマーサポートの良し悪しは実際に使った人にしかわからない部分ですが、当サイトで調査したところ、どちらのサービスも一定の評価を得ていました。

つまり、この点においてはauひかり・ビッグローブ光どちらも優秀ということ。

共通してみられる意見としては「電話がなかなかつながらないが、対応は丁寧だった」というものがありました。

どちらも大手の回線サービスであり、多数のお客様が利用していますので、どうしても電話対応の順番待ちは発生してしまうのですね。

しかし、オペレーターの対応はいずれも高評価でしたので、その点はご安心ください。

auひかり・ビッグローブ光
それぞれどんなサービス？

両サービスの違いについては、ここまでで詳しく解説しました。
どんな人・どんな状況に、どちらが適しているのかという点については、皆さんご理解いただけたことでしょう。

最後に、auひかり・ビッグローブ光それぞれがどんな特徴を持ったサービスなのか、簡潔にまとめて紹介しておきますね。

auひかり

業界トップクラスの通信品質を誇る、KDDI独自の光回線サービスauひかり。

速度・安定性がとても良いので、高画質のストリーミング動画視聴・オンラインゲームなど、負荷が高いネット通信をする人に最適です。

ただし一部地域限定サービスのため、全国どこでも利用できるわけではない点にはご注意を。

メリット	デメリット
●通信が高速・安定している ●au・UQmobileのスマホ料金割引あり	●一部地域で利用できない

ビッグローブ光

最近人気が高まっている、ビッグローブ光。

NTTのフレッツ光と同じ光ファイバーを使っているので、全国どこでも利用可能。
料金もお安く設定されているので、回線選びにお悩みならコレ一択。

ただし、auひかりほどの通信品質ではないので、オンラインゲーマーや配信者といった方には物足りないかと思います。その点にはご注意を。

メリット	デメリット
●料金プランがシンプルでわかりやすい ●高額キャッシュバックあり	●他社ほど通信品質が良くない