学生時代、私は企業と学生のマッチングビジネスを手がけていたこともあり、ゆくゆくは起業したいと考えていました。しかし、大学卒業を目前に控え、考え直しました。「ゆくゆくとは、いつのことか」「いまリスクを取った意思決定ができずに、後年になってそれを実行することができるのか」と。2011年、私は就職の内定を辞退し、大学卒業とともに起業することを決意しました。
設立した会社は、株式会社ソーシャルリクルーティングと名付けました。マッチングビジネスに可能性を感じていた私は、当時日本に上陸したばかりのSNSを活用した採用コンサルティング事業を開始。企業と求職者の双方に向けた成約支援事業へと発展させていきました。好調な業績を背景に、人材領域以外への進出も検討するなかで、私たちは社名を変更する必要性を感じるようになりました。このとき、皆で話し合ったのは、「自分たちがヒト・モノ・情報が交流する『港(PORT)』のような存在となることで、新しいアタリマエを創り出せるような会社に成長させていこう」ということでした。
2016年、私たちはポート株式会社として再スタート。事業活動も人材領域から、医療や金融の領域へと拡大させていきました。そして2018年には上場も果たし、2023年には会社のパーパスを「社会的負債を、次世代の可能性に。」と改定。社会にとって必要不可欠な会社になることを誓い、今日へと至ります。この間、会社の年平均成長率は30%を実現。つまり3年で2倍というスピードで、当社はいまも成長を続けています。