CROSSTALK クロストーク

YUTA AKASHIO

執行役員人材領域COO 兼
就職支援事業部長
2013年入社 経済学部卒

1989年長野県生まれ。大学在学中からインターン生として参画し、2013年に株式会社ソーシャルリクルーティング(現:ポート株式会社)に新卒入社。入社2年目にマネージャーとして新規メディアの立ち上げなどを経験。入社4年目から就職支援事業部の部長として、キャリア事業全体を管掌。その後、事業買収した就活会議株式会社の取締役COOに就任。2022年7月に執行役員就職領域COOに就任。

GENMA OHNO

執行役員管理担当
2016年入社 経済学部卒

1994年神奈川県生まれ。大学在学中からインターン生として参画し、2016年に新卒入社。
自社メディアの新規開発や日南オフィス立ち上げに従事。その後、内部統制部門、経営企画部門のマネージャーを歴任。上場準備プロジェクトを完遂させ、複数のM&Aプロジェクトに参画。2020年8月に経営企画部長に就任し、2022年7月に執行役員に就任。

TALK SESSION THEME

PORTの社員は、
どうして成長できるのか。
彼ら彼女らは、
どうしてそんなに熱くなれるのか。
挑戦が文化として根付いているのは、
どうしてなのか——。
新卒入社から経営層へとキャリアを
重ねてきた執行役員ふたりが、
自らの足跡を踏まえ、
思いや考えを語り合いました。

CHAPTER 01挑戦の原点

自分ではなく会社を主語に物事を考えるようになっていた

赤塩

大野さんとの最初の出会いは、大学内での就活セミナーでしたね。積極的に質問をしてくれたのが、当時の大野さんでした。
主体的で意識の高い学生さんだと、とても印象的でした。

大野

いやあ、お恥ずかしい。
早めに就職活動をはじめた方がよいと考えていたとき、たまたま構内で就活セミナーのチラシを見つけまして。
あのチラシがなかったら、私はいまここにいませんでした。

赤塩

大野さんは会話の内容が論理的で、質問の内容もビジネス感度の高いものだったので、私も驚かされたのを覚えています。

大野

当時、学内でも就職先としてコンサルティングファームや外資系銀行が人気を集めはじめていた頃で、かくいう私も志望していました。だから余計に、赤塩さんたちに感銘を受けたんです。従業員20名程度の小さな会社にもかかわらず、本気で社会を変えようとしていた。自分と年齢もさして変わらない人たちが語る内容と、その情熱的な仕事ぶりに、「こんな働き方、こんな生き方があるのか」と。

赤塩

インターンとしての大野さんの働き方も印象的でしたよ。Excelを使った地味な作業も、電話による地道なアポ取りも、何をするにもいつも楽しそう。「Excelの作業、こんなふうに自動化してみました!」「学生と話していたら、こういう学びがありました!」と、笑顔で報告してくれた。前向きに楽しく仕事をする姿は、いまも変わりませんね。

大野

それを言うなら赤塩さんも。当時のオフィスはさほど広くなかったので、みんなの熱量が伝わってきました。誰もが目標に対して真面目に真摯に、ともすればそれしか眼中にないくらいに熱中していた。若干、恐怖すら感じましたが、結果、それによって会社はどんどん大きくなった。大きな目的のために目の前の目標にしっかりと向き合い続ける力は、熱量の高い社員たちの中でも赤塩さんは抜きん出ていたし、それはいまも変わらない。

赤塩

入社当初から次々と責任ある仕事を任され、自分にとっては挑戦の連続だったからでしょうね。ソーシャルメディアのマーケティング、新規メディアの立ち上げ、新卒採用のマネージャー、学生向けのキャリアアドバイザー……。入社4年目には人材事業の部門長として、自ら事業計画を策定していた。出世したい、お金持ちになりたい、そんな血気盛んだった自分が、必死に仕事に向き合い続けた結果、いつの間にか自分ではなく会社を主語に物事を考えるようになっていた。

大野

当社はそういう会社ですよね。つねに新しい事に挑戦しているので、社内では入社年次もキャリアも大きな意味をもたない。私も入社2年目のある日、「大野、コーポレート部門に来てくれ」と呼ばれた。以降、予算管理や内部統制の仕事を担うことになりましたが、なんてことはない、私が上場準備の主担当の1人として弁護士や監査法人といった専門家たちと仕事をしながら会社の意思決定を下していくための地盤を固めるための経験だった。上場は当社にとって大きなターニングポイントでしたし、私にとっても大きな挑戦でした。

CHAPTER 02自分を超える

成長しないと負けてしまう環境に身を置くことで人は自分を超えられる

大野

上場準備を進める上では財務諸表をしっかり出せるかが重要で、私は過去数年分の帳簿をひっくり返しては、そこに記された数字を一つひとつ精査していきました。とはいえ、当時の私には経理の知識も経験もなかったので、数字のズレを見つけても、どういう理由でそれが生じているのかまったく読み解くことができず、とても苦労しました。

赤塩

財務諸表に数字のズレがあると上場に耐えられる統制力がないと見なされ、監査法人から突き返されてしまいますからね。
これでは上場は認められないと。

大野

だから数字にズレがあった場合も、「こうこうこういう理由によるものです」と論理的に説明し、文書化しなければならない。もし、ここで私がミスを犯し、こちらの説明に対して監査法人が異議を唱えれば、上場という当社の夢が潰えてしまう……。

赤塩

相当なプレッシャーがかかっているだろうと、当時は気にかけていました。

大野

泣きそうでした。けれども、そんなときに丸山副社長から声をかけられた。「苦しいか?」と。だから私も正直に「苦しいです」と答えた。すると丸山さんは「そうか」と言って、それで会話は終わり。けれども、私はこの会話に救われた。月並みですけど、自分はひとりではないことを思い出させてもらったからです。頑張っているのは、なにも私だけではない。全社員がそれぞれの持ち場で上場に向けて頑張っているし、経営者もそれ以上に頑張っている。だったら自分もここで負けるわけにはいかないし、自分にも監査にもみんなの夢にも負けたくないと心底思った。

赤塩

もう、そこは理屈ではないんですよね。当人の本気が問われている。とかく人は必要な知識や経験を身に付けてから事に当たろうとしがちですが、それだけでは自分を超えられないし、真の成長にはつながらない。

大野

本当にそのとおりで、成長しないと負けてしまう環境に身を置いてはじめて、人はそれまでの自分を超えられるのだと実感しました。現に必要に迫られ必死になって身に付けた経理や財務の知識や経験は、いま確実に私の血肉となっている。自分の成長を真に願うのなら、そういう環境に身を置き続ける以外に術はないのだと思います。

赤塩

「自分を超えられない」なんて私も偉そうなことを言いましたが、大野さんのいまの話を聞いていて、成長しないと負けてしまう環境に誰よりも身を置き続けなければならないのは自分自身だと再認識しました。それというのもコロナ禍に見舞われたとき、私はそうした環境に身を投じることがなかなかできず、猛省した経験があるからです。

CHAPTER 03熱くなれる理由

よい判断ではなく早く強い決断を下すことで組織を動かしていく

赤塩

大野さんの頑張りによって当社は無事に上場を果たし、ここから事業を成長させていくぞというタイミングでコロナウイルス感染症の流行に直面しました。ロックダウンによって企業活動が完全にストップ。当社もお客様からの発注停止により既存社員も休職状態のところに、創業以来最多となる50名の新入社員が入ってきました。しかし、年度が明けても業績は一向に上向かず、会社全体で赤字となってしまった。

大野

企業活動が低迷すると、変動費となりやすい広告宣伝費や採用費からカットされていきますからね。あのとき、当社はその煽りをもろに受けて危機的状況でした。

赤塩

それだけに事業責任者として、事業をどう成長させるのか、雇用をどう守るのか、半年間くらい悩み続けました。経済が停滞し、多くの企業がキャッシュフローに頭を悩ませるなかで、私は時間をかけてでも正しい判断をしようと懸命でした。ところが、そこを春日社長の行動を見て、「正しくよい判断をするのではなく、早く強い決断をするんだ」「早く決断するから、それを正解にする時間が稼げるんだ」と思い直しました。「そうだ、当社はそうやって成長してきたのだ」と。大野さんの言葉を借りれば、成長しないと負けてしまう環境に自ら身を投じることで成長してきたのだと。事実、春日さんは混迷を極めていたあのタイミングで、『就活会議』を子会社化することを決断した。

大野

管理部門の担当としては、「いや、それはやりすぎでしょう」と思う意思決定があるのも事実。けれども、振り返ってみると正解だったということが、当社は極めて多い。実際、『就活会議』の買収によって当社はいち早くリカバリーし、同業他社より成長することができました。

赤塩

よい判断ではなく早く強い決断を下すことで組織を動かす——。経営者の本気、覚悟というものを、私はあのときまざまざと見せつけられた思いがしました。そして猛省させられると同時に、大いに発奮させられました。リーダーが勇気をもって早く決断することで、その決断を正解へと導くための時間を確保する。するとメンバーたちは、チームの決断が不正解だなんて言わせたくないから、与えられた時間をフル活用して意地でも正解へと導こうと奮闘する。こうした環境下に身を置いて、熱くならないわけがない。

大野

経営者の決断力、従業員の実行力、この両輪が回ることで生まれる推進力が、組織を前へと進めていく。当社には、クレバーな強みや確固たる技術があるわけではない。けれども、時代の変化に即応した意思決定と、それを具現化していく力がある。だから10年後、20年後には、まったく別の事業を手がけているかもしれないけれども、それでも成長し続けているであろう確信が私たちにはあるし、その確信が当社の熱源となっている。

CHAPTER 04熱量の最大化

これからも2ランク上のサイズの服を着続けていけるように

赤塩

当社では身の丈以上の仕事や役職を与えられることから、「うちは2ランク上のサイズの服を着せられる」という感覚がある。当人にとってはオーバーサイズだから、どうにも格好がつかない。けれども、同時に気づくわけです。これが現時点での自分の足りない部分であり、伸びしろなのだと。

大野

2ランク上のサイズの服を着せられるということは、大体が苦しい。私も赤塩さんも経験してきたことだから、よくわかる。けれども、だからこそ、当社においてはその苦しさを楽しんでほしい。

赤塩

なにも当社はスパルタ式教育を実践しようとしているわけではない。2ランク上の服に込められているのは、人の可能性を信じ続けたいという純粋な思い。人の可能性を信じ、その人の成長を当人以上に望んで事業を展開してきた当社だからこそ、そうした思いは社外に対してだけでなく、社内に対しても等しく向けられている。

大野

私は入社面談の際に春日さんから言われました。「お前の一生は無理だけれども、5年だったらフルコミットしてやる」と。その発言に偽りはなかった。丸山さんも然り。私が上場準備の一番苦しいときに声をかけてくれた、その行動がすべてを物語っている。

赤塩

当社の上司たちは部下のことを本当によくみている。そして社員みんながお節介(笑)。そうやって互いを思いやり、お節介をやく社風、文化があるから、私も大野さんも2ランク上のサイズの服をなんとか自分なりに着こなし、成長することができた。

大野

だから、苦しさを楽しめるように、楽しめなくなったときには支えてあげられるように。私たちもまた、そうした環境を持続的につくり上げていきたい。そうすることで社員の成長を促し、会社の成長へとつなげていきたい。

赤塩

目標を立てても、必ずしも達成できるとは限りません。結果や実績、評価というものは、努力以外の要因にも左右されるからです。当然、悔しい思いや苦しい思いをすることもあるでしょう。けれども、最後までやり遂げたという事実は確実に残る。そうやって積み上げた一つひとつは、絶対に自分を裏切らない。だから私はいまも「やるか、絶対やるか」と絶えず自分に問い質しながら、最後までやり遂げることにこだわっているし、後進の人たちにもそこはこだわってほしいと願っています。

大野

「やるか、絶対やるか」の精神は、とても大事なマインドです。そして、もしそこで「やれない」と思うのなら、一緒にやれる方法を考える上司でありたいと私は思っています。やれない理由より、やれる理由を見つける方がはるかに難しいのですが、私はそこにこそクリエイティビティが生まれ、仕事を楽しくする秘訣があると考えています。

赤塩

そうやって後進の人たちとともに、これからも全社一丸となって体温の上がる仕事をしていきたい。熱量が最大化したとき、人も組織も覚醒し、成長することができるので。

RECRUITING INFO

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