ホームルーターのデメリット|使ってから困る?白黒ジャッジ
「契約後の後悔を防ぐために、ホームルーターを導入する前にそのデメリットはしっかり確認しておきたい」
そう思って検索してみると、速度の遅さや高額な請求など、不安になる要素をたくさん目にした方も多いと思います。
しかし、結論として、ホームルーターのデメリットは、日常生活に致命的な影響を与えるものではないと言えます。
この記事では、ホームルーターのデメリットが“実際の生活にどう影響するのか”を、わかりやすく翻訳しながら解説します。
そのうえで、あなたが本当にホームルーターを買って後悔しないかジャッジします。この記事を、自分にとってホームルーターは“どう”なのか、判断するのに役立ててください。
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ホームルーターのデメリット
まずはよく「ホームルーターのデメリット」と言われている点をおさらいがてら確認していきましょう。
世間一般で言われているホームルーターの弱点は、大きく分けて以下の3つがあります。
ホームルーターのデメリット
- 速度:安定性と上り速度に不安あり
- コスト:料金・初期費用ともに高め
- その他:細かなルールや制限が多い
速度:安定性と上り速度に不安あり
ホームルーターは、自宅でよく使われるインターネットの中では通信速度や安定性に若干不安があります。
特に弱いのが「Ping値」と「上り速度」という2つの項目。
- Ping値:ネット上での「キャッチボールの反応の速さ」のようなもの
- 上り速度:「データを送るときに必要な速度」のこと
Ping値が鈍いと、ゲームなどでボタンを押してから画面が動くまでに、一瞬のラグが生じやすくなります。
上り速度が遅いと、スマホで撮った動画を送ったりSNSにアップロードしたりする際に、時間がかかってしまうことに。
さらには、夜間など多くの人が一斉にネットを使う時間帯には、道路が渋滞するように通信速度がさらに落ちやすくなるのも特徴です。
その理由は、ホームルーターがスマホと同じ電波を使っていることにあります。
スマホの電波は各地域ごとに置かれた基地局につながることで通信しています。そして当然ですが、1つの基地局が処理できるデータ量には限界があります。
同じエリアの人たちがスマホやホームルーターで一斉にネットを使い始めると、基地局にアクセスが集中して処理が追いつかなくなり、速度が低下してしまうのです。
コスト:料金・初期費用ともに高め
まず、ホームルーターは初期費用が高額だと言えます。これはたしかに大きなデメリットと言えるでしょう。ホームルーターの本体価格はおよそ2万円〜7万円程度。
同じようにインターネットを使う手段である光回線の工事費と比べても、決して安くはありません。
さらにマンションなどの集合住宅の場合は、光回線と比較すると毎月の基本料金も割高になると言えます。
光回線は、戸建てと集合住宅とで料金プランが分かれています。集合住宅の場合は、その建物に住んでいる人で回線を分け合って使うため、少し料金が安く設定されています。
その点ホームルーターは住居タイプにかかわらず料金が一律で設定されています。
光回線の戸建てプランとほぼ変わらない額のため、集合住宅にお住まいの方からすると少し料金が高めになってしまうのです。
その他:細かなルールや制限が多い
手軽に見えるホームルーターですが、使い方にはいくつか制限があります。
コンセントに挿すだけで使えるのが魅力ですが、登録した住所以外への持ち出しは原則禁止とされています。
たとえば旅行に行くときに、ホームルーターを旅行先に持ち運ぶことはできません。自宅以外の場所で使った場合、即刻通信が止められます。
また、短期間に大容量のデータ通信を行うと、速度制限がかかってしまうことも。
それから、ホームルーターの置き場所やご自宅の立地・材質によっては電波が届かず通信が途切れやすくなってしまうこともあります。具体的には、窓から離れた場所や鉄筋コンクリートの建物ではよくこういった事象が起こります。
手軽さの裏に潜む細かなルールや制限も、ひとつデメリットと言えるでしょう。
ホームルーターのデメリットは日常生活で“致命的”なわけではない
ここまで聞くと、「やはりホームルーターはやめておいた方がいいのでは?」と思うかもしれません。しかし、一概にそうとは言えません。
この“事実”を生活レベルに置き換えてみると、これらのデメリットは決して致命的ではないからです。
ここからは、専門用語を日常のシーンに翻訳して、“本当のところ”を解説します。
通信スペック:日常生活においてはまったく問題ない
先ほど、ホームルーターの速度に関して「Ping値が高い」「上り速度が遅い」とお伝えしました。
しかしこれは、一般的な使い方であればまったく問題はありません。
たとえばYouTubeやNetflixなどの動画を高画質で見るのにあまりPing値は必要としませんし、上り速度も充分な速度です。
休日に動画を一気に見ても、極端な速度制限にかかる心配はほぼ不要。在宅ワークでのWeb会議も、ごく稀に映像がカクつく程度で済みます。
ただし、スプラトゥーンやApexなどの「動きが激しい対戦ゲーム」をガッツリやる人には注意が必要です。
これらの用途をストレスなく行うにはPing値が大きくかかわってくるのですが、ホームルーターのPing値はその基準を少し超えているからです。
これに当てはまらない、動画やSNSがメインの人ならホームルーターの速度はデメリットと言えるほどではありません。
初期費用:長く使えば損はなくなる
「端末代が2万〜7万円もかかる」と知ると、その高さを少し不安に感じる方もいると思います。
しかしこれは、言ってしまえば「スマホの本体代を分割で買うのと同じ仕組み」です。
端末代は契約時にまとめて支払わなければならないわけではなく、36回ほどに分割して支払うこともできます。
そして現在、多くの会社では、毎月の通信料から端末の分割代金と同額を割引するキャンペーンを行っています。
端末代が割引額で相殺されるため、一定期間使い続ければ、高額な端末代は実質タダとなるわけです。
つまり“使ってすぐに解約”をしなければ損はしない仕組み。額の高さゆえに初期費用が大きなデメリットのように感じますが、仕組みを理解すればまったく恐れる必要はありません。
月額料金:キャリアを選べば割引が発生する
先ほどお伝えした通り、集合住宅に住んでいる方からすると、光回線の料金と比べたときにホームルーターの月額料金は少し割高に見えるでしょう。
しかし、自分が今使っているスマホと同じキャリアのホームルーターを選ぶと、“スマホ割”というものが適用されます。
これはホームルーターとスマホのキャリアがそろっている場合に、毎月のスマホ代およそ1,000円程度が安くなるというものです。
これを適用させれば、ホームルーターの料金は安くはならないもののスマホを含めた「通信費」は安くすることが可能です。
トータルで計算すれば、一般的なマンションの光回線プランとほぼ同額までコストを抑えることができるのですね。
「工事が面倒」だけなら“光回線”を選ぶのも手
「ホームルーターが良いというより、光回線を使うための工事が嫌だ」
そのような考えでホームルーターの利用を検討している人も一定いることでしょう。しかし実は、一定の条件をクリアしていれば、工事をせずとも光回線を使うことができるのです。
光回線は、使うためには電柱から自宅に回線を引き込む必要があります。そのために回線を引き込む「工事」を行う必要があるわけですが…。
逆に言えば、“すでに回線が引き込まれている”のであれば工事は行う必要がないわけです。
詳しい解説は省くのですが、集合住宅であればすでに部屋まで光回線が引き込まれていることがほとんど。この場合、光回線を申し込んだあとに必要な機器をつなぐだけでネットが使えるようになります。
解説を踏まえてもホームルーターのデメリットが気になる方は、光回線を使うことを検討しても良いでしょう。
ちなみに工事がないかどうかは、光回線業者の公式サイトで住所を入力し、エリア・設備確認を行えばすぐに判断できます。
確認が面倒な場合は、当社にお問い合わせいただければ簡単に確認が取れます。
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ただし「すぐ使いたい」ニーズには不向き
ただ、工事がないことではなく「すぐに使い始めたい」というニーズでホームルーターを選んでいる人もいると思いますが、そのニーズには光回線は少し合っていません。
今説明した「工事」とは、あくまでも回線を引き込むための物理的な工事のこと。
それがない場合でも、光回線を使うためには回線業者側で完結する「無派遣工事」と呼ばれる簡単な作業が発生するのですが、これが完了するまでには1週間ほど時間がかかります。
これがホームルーターと比較した際の光回線のデメリットです。
そのため、申し込んで次の日には使いたいなどというスピードニーズがある人にはホームルーターが適しています。
逆に言えば、その1週間程度の空き時間がのめるのであれば、光回線でも問題ありません。
ホームルーターを使い始めるまでの手順
ここまでの解説で、ホームルーターのデメリットを正しく把握し、自分はホームルーターで問題ないか、それとも光回線でも良いかが見えてきたでしょうか。
ここからは、ホームルーターを使い始めるまでの手順を解説します。ちなみに、この手順はホームルーターの場合でも光回線の場合でも基本的には同じです。
ホームルーターを使い始めるまでの手順
- まずは「自分のスマホ」に合わせてサービスを選ぶ
- 契約前に「エリア確認」や「無料お試し」を利用する
- 申し込み完了後は機器を接続すればOK
光回線を使うことに決めた人も、以下の手順に沿って申し込みを進めて問題ありません。
1.まずは「自分のスマホ」に合わせてサービスを選ぶ
まずは、契約するサービスを決めて申し込むことからすべてが始まります。
先にお伝えした通り、一番オトクになる選択は“使っているスマホのキャリアと同じサービス”を選ぶこと。
そうすれば、スマホ割が発生し通信費を抑えることができます。ちなみにこれは光回線でも同様です。
使っているスマホがドコモであれば「home5G」や「ドコモ光」を選ぶと良いということですね。
| スマホキャリア | ホームルーター | 光回線 |
|---|---|---|
| ドコモ | home 5G | ドコモ光 |
| au | au ホームルーター | auひかり ビッグローブ光 等 |
| ソフトバンク | Softbank Air | ソフトバンク光 NURO光 |
2.契約前に「エリア確認」や「無料お試し」を利用する
契約したいサービスが決まったら、契約手続きに進む前に、まず公式サイトなどで自宅の「エリア確認」を行ってください。
ホームルーターの場合、どこでも使える反面5Gの対応エリア外だと速度が遅いリスクがあります。光回線の場合は、そもそもサービスを提供していないエリアもあります。
各社のエリア確認サイトで、自分の住んでいる地域が対応しているかしっかり確認しておきましょう。
ちなみにホームルーターの場合、会社によっては数日間の「無料お試し制度」を用意しているところもあります。
自宅の環境で本当に電波が届くのか、ノーリスクでテストできる制度は積極的に活用しましょう。
3.申し込み完了後は機器を接続すればOK
申し込みが完了し、機器が自宅に届いたら接続と設定を行います。
ホームルーターの場合は、家の中でもっとも電波を拾いやすい窓際に機器を設置してください。その後コンセントに挿すだけで、その日からWi-Fiが飛び始めます。
工事が済んでいる家で光回線を選んだ場合も、申し込みから1週間程度で必要機器が届きます。同梱されている説明書通りにケーブルをつなぐだけで、設定は完了。
どちらを選んでも、複雑な設定なしで快適にインターネットが使えるようになります。
ホームルーターのデメリットに後悔した時の解決策
万が一、ホームルーターを使ってみて速度の遅さを感じた場合は、光回線へ乗り換えることをおすすめします。
とはいえ、ここで気になるのは高額な端末代でしょう。
基本的にホームルーターは機器を購入するため、分割で払う予定の端末代は解約時にその残りを一括で支払わなければなりません。しかし心配は無用です。
現在、多くの光回線事業者が、ホームルーターから乗り換える人に向けて「端末の残債を負担するキャンペーン」を行っています。
これを利用すれば、ホームルーターの端末代を乗り換え先が補填してくれるということ。
つまり、ホームルーターを早期に解約することになっても、実質ノーダメージで光回線に乗り換えができるというわけです。 この解決策はぜひ頭に入れておいてください。
ホームルーターのデメリットについてよくある質問
最後に、ホームルーターのデメリットに関してよくある質問をご紹介しておきます。細かな疑問を解消するのに役立ててくださいね。
まとめ.ホームルーターのデメリットは速度とコスト!ただし日常生活には支障なし
ホームルーターのデメリットとしては、主に通信速度の不安定さや初期費用の高さが挙げられます。
しかし、動画視聴やSNSといった一般的な日常生活において、それらが致命的なデメリットとなることはあまりありません。スマホとのセット割を活用し、長く使い続ければ、コスト面のデメリットも相殺されます。
自分の用途と照らし合わせて「これで充分」と思えたなら、ホームルーターを契約しても特段問題はありません。
どうしてもこれらのデメリットが気になるのであれば、条件が合えば光回線という選択肢を選ぶのも手です。
手軽に快適なネット環境を手に入れて、充実したおうち時間をスタートさせましょう。
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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki

