ピカラ光をマンションで使うには事前調査が重要|利用できない場合の解決策もご紹介

「ピカラ光ってうちのマンションで使えるのかな?」
四国エリアで人気のピカラ光は、高速かつお手ごろ料金と、契約するにあたって申し分のないサービスです。これから初めて光回線を契約するにしろ他社から乗り換えるにしろ、誰もがピカラ光を選ぼうと思いますよね。
いざ契約に向けて、必ず確認するのが「うちで使えるか」。ピカラ光をどれだけ使いたくても、お客様の住んでいるマンションがピカラ光に対応していなければ元も子もありません。
最も確実なチェック方法は、公式サイトの検索ページを使うこと。
では、もし自分のマンションでピカラ光が使えなかったら?ご安心ください、そんな時の解決策もこの記事でご紹介していきますよ。ピカラ光を契約する前に、自分のマンションで使えるか確認しておきたい人はぜひ参考にしてください。
検索ページ=ピカラ光対応集合住宅検索
ピカラ光の公式サイト内には、対応集合住宅検索という検索ページがあります。ご自身の住んでいるマンションでピカラ光が使えるかどうかを知るには、ページで検索をかけてみるのが確実です。

使い方はいたってシンプル。ページ内に記載されている通り、郵便番号とご住所、物件名を打ち込むだけでOKです。郵便番号と住所の打ち込みは必須ですが、物件名がわからなければここは空欄でも問題ありません。
物件名での検索にしろ住所での検索にしろ、ピカラ光が使えれば「検索条件に該当する物件」として、その物件名が検索結果として出てきます。

ここでお住いの物件名が出てくれば、ご自身の住むマンションでピカラ光が使えます。しかし、物件名が出てこなければそのマンションでピカラ光は使えないということです。
検索でヒットしなくても「ホームタイプ」なら使える可能性もある
ただし、検索ページにご自身の住んでいるマンションが出てこなかった場合も、ホームタイプでならピカラ光を使える可能性があります。
ホームタイプというのは、簡単にいうとマンションのような集合住宅ではなく、戸建て住宅向けのプランです。
つまり「戸建て用のプランをマンションで使えるよ」ということなのですが、そう言われてもいまいちピンと来ませんよね。1個ずつ順を追って説明します。
ピカラ光には2つの契約タイプがある
まず、今お伝えした通り、そもそもピカラ光にはホームタイプとマンションタイプという2つのタイプがあります。
そのうちホームタイプは一戸建てに住んでいる人向け、マンションタイプは集合住宅に住んでいる人向けとなっています。
「マンションに住んでいる=マンションタイプしか使えない」というわけではない
だとすると、マンションに住んでいるのだから「マンションタイプ」での契約となるのでは?と考えますよね。
しかし、実は「マンションに住んでいるからマンションタイプの契約しかできない」というわけではないのです。
というのも、マンションタイプはマンションに住んでいる方限定のプランですが、ホームタイプは戸建て住宅の方「限定」のプランではありません。
要は、マンションに住んでいても、ホームタイプが使えはするのです。
マンションに住んでいてもホームタイプでピカラ光を使える
前提として、マンションタイプとホームタイプは「電柱から部屋まで回線(光ファイバー)を繋ぐ方法」に違いがあります。
マンションタイプは「電柱から建物の共有スペースに設置されている装置(配電盤のようなもの)に回線を繋ぎ、そこから各世帯に配線する」という仕組み。
一方で、ホームタイプは「電柱から1つの世帯に直接回線を繋ぐ」という仕組みになっています。

ここでポイントとなるのは、ホームタイプにおける「1つの世帯」というのは、必ずしも一軒家じゃないとダメというわけではない、ということ。
つまり、部屋に直接電柱から回線を引き込むことができたら、マンション住まいであっても戸建て用のホームタイプが使えてしまうのですね。
というわけで、実のところマンション住まいのお客様にも、ホームタイプのピカラ光を使うという選択肢があるのですよ。
ただしホームタイプはおすすめできない
ただし、正直なところホームタイプでのご契約はおすすめできません。契約するのに、手間もコストもかかって面倒だからです。
そもそもマンションでホームタイプを契約するのは、お客様の独断ではできません。まずはマンションの管理会社やオーナーさんへ連絡して、先方から「契約していいですよ」という許可を取る必要があります。
そしてその許可が取れたらやっと契約できる、ということになりますね。
ホームタイプを使うには部屋の壁に穴を開けることもある
というのも、ピカラ光をホームタイプで契約して使うには、まず電柱からお住まいのお部屋に直接回線を引き込むことになりますよね。これがいわゆる開通工事です。
この開通工事ですが、場合によってはご自宅の壁に穴を開けたりすることもあります。

あくまでもマンションのお部屋は、オーナーさんから借りているもの。基本的に、借りているお部屋に勝手に穴を開けたりすることは許されていないのですよね。
仮に友達に漫画を貸したとしましょう。それが落書きされて返されたら嫌じゃないですか?それと同じことです。だから、契約前にその部屋の持ち主であるオーナーさんに一度許可を取る必要があるのです。
でも、自分で使う回線の契約なのに、一旦オーナーさんの確認を取らなくてはいけないのは正直言って面倒ですよね。そして確認を取っても許可が下りなかったら当然契約はできません。それは少し骨折り損ではないでしょうか。
ホームタイプの開通工事費は27,500円と安くない
そして、オーナーさんから許可が下りたら開通工事をすると言いましたが、この開通工事の費用もそれなりにかかります。
お住まいがマンションか戸建てかにかかわらず、開通工事費用は一律27,500円。ホームタイプでピカラ光を使うようにするためには、これだけのコストもかけないといけないのです。
このように、わざわざホームタイプを使えるようにするのに、これだけの手間とコストをかけなければならないのです。これだけの負担があるから、ホームタイプでの契約はおすすめできないというわけです。
ピカラ光に代わるおすすめの他回線
ピカラ光マンションタイプは、検索ページでHitしなかった。そういった方は、ホームタイプを選ぶのではなく“お住まいのマンションで既に利用環境が整っている他回線”に目を向けましょう。
現在、実は大概のマンションにはどこかしらのネット回線がすでに通っているのが一般的。回線がすでに通っていれば、工事不要でそのサービスを利用できます。
そして数ある光回線の中でも、日本で一番普及しているのがNTTの回線。というわけで当社としては、NTT系列の回線を使うことをおすすめします。
「NTT系列の回線」というのは、単にNTT社が提供しているサービス(フレッツ光)だけを指すわけではなく、「NTTの設備を使って提供されている回線サービス」も含みます。詳しくはこちらの記事で説明しているので、気になる方は参考にしてください。
ちなみに、具体的には以下2つのサービスがそれに該当するので、ご検討くださいね。
また、もし自分のマンションでNTT回線が使えるかどうかをきちんと確かめておきたい場合は、当社でお調べすることができます。回線のご契約前にいつでもお気軽にご連絡くださいませ。
まとめ・ピカラ光がマンションで使えるかは検索ページで調べるのが確実!使えない場合は他社回線を利用しよう
ピカラ光がお住まいのマンションで使えるかどうかは、まずピカラ光公式サイト内の「対応集合住宅検索」という検索ページで調べてみましょう。そこでお住まいのマンション名がヒットすれば利用可能です。
逆にお住まいのマンション名が出てこなかった場合。その場合はお住まいのマンションでピカラ光は使えないということになります。それなりの手間とコストをかければ使うこともできますが、正直あまりおすすめはできません。
こんな時は、ピカラ光ではなく、別の回線を契約することがおすすめです。全国各地でもっとも高い普及率を誇るNTTの回線であれば、手間もコストもかからずにネット回線を使うことができます。
ご自身のお住まいのマンションに応じて、ピカラ光か他社回線かを選ぶようにしてくださいね。

記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki