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ソフトバンク光の工事費無料って本当にお得?“実質”の意味を解説して良し悪しを判断

ソフトバンク光の契約時にかかる工事は、できれば無料になると助かりますよね。でも公式サイトを見ても、いまいち無料になるのかどうかわからない。

「つまりこの工事費無料ってどういうこと?」
「無料で工事できるってことでいいのかな?」

実はソフトバンク光の工事費は、差し引きでゼロにはなるものの、完全に無料化できるということではありません。

え?どういうこと?この記事では、そんな疑問を解消してソフトバンク光の工事費用について正しく理解できるよう、ひとつずつ丁寧に解説していきます。

これからソフトバンク光を契約しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

ソフトバンク光の工事費は「無料」ではなく「”実質”無料」

ソフトバンク光の工事費無料とは、「工事費がゼロ円」ということではなく、「かかるけど”実質”ゼロ円」ということです。

じゃあこの「実質」とはどういうことか?

これは「工事費はいったん請求するけど、月額料金から同じ金額をお値引きします」って仕組みになっているのです。

そうすると、「開通工事のお金は、実質的には支払ってないもの」と捉えられますよね。だから工事費“実質”無料というわけです。

工事費と値引き額が打ち消し合うことで無料に見せている

ではこの値引かれ方について、わかりやすく具体的な例を出しますね。

まずはソフトバンク光の工事費として、¥26,400がかかるとしましょう。これはお客様がちゃんと支払うことになります。

で、この支払い方なんですが、基本的には分割払いです。工事費が24分割され、月々¥1,100ずつ支払っていくことになっています。

しかし、同額の¥1,100が24ヶ月にわたって毎月のネット使用料から割り引かれているので、プラスとマイナスが打ち消し合っているといえるのです。

月額料金工事費割引額
1ヶ月目¥4,180¥1,100-¥1,100
2ヶ月目¥4,180¥1,100-¥1,100
3ヶ月目¥4,180¥1,100-¥1,100
4ヶ月目¥4,180¥1,100-¥1,100
月々の請求例

このように工事費はかかっていますが、かかった工事費が割り引きによって相殺されていますよね。実質工事費はかかっていない、無料ともいえるということになるわけです。

つまり「無料に見せている」というだけで、結局工事費はしっかりかかってはいるのです。

ですから、工事費支払い中の24ヶ月の間にもし万が一ソフトバンク光を解約したら、支払いが済んでいない工事費の残りの分を請求されてしまうのですよ。

実はソフトバンク光の工事費無料システムは一般的なシステム

「工事費が無料!?」と期待をしていれば、このソフトバンク光のシステムにはなんだかがっかりしてしまうかもしれません。

ただ、正直なところ、どの光回線も工事費についてはソフトバンク光と同じような感じなのですよ。

回線名工事費用
フレッツ光工事費用(~¥19,800)あり
auひかり工事費用(~¥41,250)あり
ネット使用料を割り引くことで実質無料
ドコモ光NTT回線を新規契約する場合に限り
工事費完全無料
ビッグローブ光工事費用(~¥19,800)あり
ネット使用料を割り引くことで実質無料
楽天ひかり工事費用(~¥19,800)あり
他社回線の工事費の実態

ソフトバンク光と同じように、工事費用が戻ってくるというシステムで「実質無料」と謳っているところが多いほか、「実質無料」にさえならずにきっちり満額工事費用がかかるところも。

こう考えると、ソフトバンク光の「実質無料」のシステムが他社に比べて悪いわけではないと思えるのではないでしょうか。

工事費の有無より速度と料金で光回線を選ぶべき

ただそもそも、大前提として工事費の有無で使う光回線を選ぶのはやめておいた方がいいです。

工事は開通までの一瞬の出来事に過ぎません。これから光回線とともに生活をしていくわけなので、自分の生活に大きく影響する「回線速度」や「月額料金」の面を重要視した方が、のちのち使いにくさを感じることは少なくなるはずです。

ソフトバンク光は速度・料金ともにかなり優秀

その点、ソフトバンク光は回線速度も月額のネット料金も、他社に比べるとなかなか良いんですよ。たとえば回線速度はこんな感じ。

回線名速度
auひかり486Mbps
ソフトバンク光317Mbps
ドコモ光278Mbps
フレッツ光269Mbps
ビッグローブ光259Mbps
楽天ひかり248Mbps
各回線の速度

そして料金はこんな感じです。

回線名月額料金
ソフトバンク光¥4,180
auひかり¥4,180
楽天ひかり¥4,180
フレッツ光¥4,235
ビッグローブ光¥4,378
ドコモ光¥4,400
各回線の料金

速度・料金ともに他社よりも優れた回線だということがわかるのではないでしょうか。

快適なネット生活を送るためには適した回線

なので「工事費無料じゃないから」といって契約しないというのは少し軽率な判断といえます。あくまでも「今後、快適なネット生活を送りたい」という思いに応えるのには、ソフトバンク光は適した回線です。

工事費はかかってしまいますがゆくゆく戻ってきますし、一瞬の工事費負担というネガティブな事象を超えれば、その後は快適なネット生活を送ることができるのです。

当社としては、「工事費用がかかってしまう」という面にばかり目を向けずに、ぜひソフトバンク光を契約していただきたいなと思っています。

まとめ.ソフトバンク光の工事費はかかるが同額の割引で実質無料になっている

ソフトバンク光の工事費はゼロ円ではありません。きちんとかかります。ただ、毎月のネット使用料から工事費と同じだけの金額が毎月割り引かれることで、プラスとマイナスが相殺されて”実質”無料のように見えているということです。

「結局工事費がかかるのか」と思うと多少がっかりした気持ちになるかもしれませんが、工事費がかかるからといってソフトバンク光の契約をやめるというのはおすすめできません。

なぜなら、工事費はかかるけれどもゆくゆく戻ってくることに間違いはないですし、今後長く使うことを考えれば、ソフトバンク光は回線速度・料金ともに困ることはない回線といえるからです。

工事費の有無にばかり目を向けずに、今後快適なネット生活を送ることを考えると、ソフトバンク光は非常におすすめできる回線ですよ。

記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki

大学卒業後、服飾業界と教育業界を経てポート株式会社へ。
入社後は多数の新規メディア立ち上げに参画し、自身も有資格者ライターとして2,000本を超える記事を執筆。
PORTブロードバンドにおいても「読者のインターネット回線に関する最適な意思決定を支援する」という信念のもと、総務省の認可を得た正規販売代理店(届出番号C2203454)として、信頼できる情報を“誰にでもわかりやすく”発信している。

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