マンション用のauひかりは実質6種類|タイプ別に速度と料金の違いを解説

マンション・アパートに住んでいて、自宅にauひかりの回線を敷こうと思っている。
でも、いざ公式サイトで調べてみたら、種類が沢山あって何がなんだかわからない…。
そんな方のために、今回は「auひかりのマンションタイプがどんなものなのか」について解説していきますね。
具体的には、以下の3つの疑問を解消します。
この記事で解消できる疑問
- マンション用のauひかりにはどんな種類があるの?
- 各タイプの違いはどんなもの?
- 結局どの種類を選べばいいの?
話の順序としては、先に「どの種類(タイプ)を選べばいいの?」という疑問を解消していくことになるのですが、その理由も本文をご覧いただければ分かるはず。
少なくとも、今から何をすればいいのかという点はハッキリするはずなので、ぜひ目を通してみてくださいね。
ちなみに、auひかりマンションタイプの種類一覧とざっくりとした特徴は以下の通り。
よく「auひかりマンションタイプは全部で8種類」と言われてますが、実質的には全6種類。例外を含めると8種類になるのですが、その点も記事内で説明しています。
各種の詳細を先に確認しておきたい方は、タイプ名をクリックして該当箇所にジャンプしてください。
auひかりマンションタイプの種類一覧
- 種類1.タイプF
・最大速度:1Gbps|月額料金:¥4,290~
マンションギガほどではないものの、安定かつ高速の回線を利用できます。 - 種類2.マンションギガ
・最大速度:1Gbps|月額料金:¥4,455~
マンションタイプの中ではもっともベターなタイプ。このタイプが利用できるなら、ぜひ選択してください。 - 種類3.マンションミニギガ
・最大速度:1Gbps|月額料金:¥5,500~
全プランの中でトップクラスの安定性・速度を誇ります。料金は割高ですが、高スペックな回線を求めるならこれ一択。 - 種類4.タイプE
・最大速度:1Gbps|月額料金:¥3,740~
ギガやタイプFには劣るものの、日常生活をするうえでは問題ないタイプ。よほど速度に拘る人じゃない限り、このタイプを選んでも良いと思います。 - 種類5.タイプG
・最大速度:1Gbps|月額料金:¥4,180~
上記4種ほどの安定性・速度は期待できませんが、日常的なインターネット利用には堪え得るタイプ。 - 種類6.タイプV
・最大速度:1Gbps|月額料金:¥4,180~
安定性・速度いずれも全マンションタイプの中で最低品質。正直、これしか選択肢が無いなら他社に目を向けた方が良いです。 - 例外.マンション都市機構
・最大速度&月額料金:タイプG/Vと同じ
UR賃貸マンションでのみ利用できるプラン。サービス内容は、タイプG・タイプVと全く同じ。
auひかりは最大¥63,000還元
auひかりは、他社からの乗り換えを金銭的に手厚くサポートしてくれます。
他社への解約金や工事費、そのほか初期費用をひっくるめて最大¥63,000還元。
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auひかりマンションタイプを使うには
まず、auひかりマンションタイプを利用したい人が「今からやるべきこと」を説明しておきますね。
それは、auひかり公式サイトでエリア検索をする、という簡単なもの。

エリア検索というのは、「自分が住んでいる(もしくは、これから住む)住宅で、auひかりが使えるかどうか調べること」です。
これ自体は非常にシンプルな作業で、auひかり公式サイトのエリア検索ページを開き、住所情報を入力するだけです。
関連ページ
- auひかりエリア検索窓口
エリア検索を行うとともに、(ご指定の住所でauひかりが利用できるなら)開通手続きも進められる窓口です。
お得なキャンペーン情報も掲載しているので、ぜひご覧ください。
最初にエリア検索をするのは「auひかりが使えないマンション」が多いから
前提として、auひかりのような光回線サービスというのは、電柱から住宅に回線(光ファイバー)を引き込まなければ利用できません。
そのためには「住宅が建っているエリアの電柱自体」に、利用したいサービス(今回はauひかり)の回線が通っている必要があります。
auひかりマンションタイプの回線そのものは(沖縄を除いて)全国に整備されているのですが、困ったことに「付近の電柱には回線が通っているのに、住宅内にはauひかり専用の設備が無いマンション」がとても多いのです。
つまり、同じ地域でもauひかりマンションタイプが使えるマンション・使えないマンションが混在してるということ。
これは、auひかりが「独自回線」と呼ばれる種類の光回線サービスであることに理由があります。
前提知識として覚えておいてほしいのですが、光回線というサービスは大きく以下2つの種類に分けることができます。
光回線の種類
- NTTの回線を使った光コラボ
- それ以外の独自回線サービス
ちょっと長くなりますが、「auひかりのマンションタイプ」について理解するには大事な話なので、続けますね。
NTTの回線を使った光コラボ
まず「NTTの回線を使った光コラボ」というのは、文字通りNTTが整備した光ファイバーでサービスを提供している種類ですね。
例えば、ドコモ光やソフトバンク光なんかがこれに該当します。

これらは、インターネットサービスそのものはDoCoMoやソフトバンクが扱っているのですが、それを提供するための回線自体はNTTのものを共同で使っています。
共同で使っているという点が重要で、それは「乗り換えがしやすい」ということを意味します。
高速道路をイメージしてほしいのですが、同じ道を色々な会社のトラックが走っているから、いつでも乗り換えできるということ。
それは、道さえ整備すれば様々なサービスを提供できるようになる、ということでもあります。
auひかりを含む独自回線サービス
一方で、回線設備そのものから自社で賄っている種類の光回線があって、それを独自回線といいます。
auひかりは、まさにこれ。
auひかりの回線はKDDIが整備したもので、他の会社は使えません。

要するに、auひかりは専用の設備(道)を使っているから、他社に乗り換えるときは回線を繋ぎ変える(道を作り直す)ことから始めなくてはいけない…ということ。
さて、気になるのは「これが、auひかりを利用できるマンションが少ない」という話とどうつながるのか?という点ですよね。
auひかりを導入したマンションは回線切り替え時に手間がかかる
さっき言った通り、光回線を使うには電柱から「サービスを利用できる光ファイバー」を引き込まなければなりません。
つまり、auひかりを使うにはKDDIの光ファイバーを、ドコモ光やソフトバンク光を使うにはNTTの光ファイバーを用意しなくてはいけない。
そして光ファイバー(回線設備)を建物に引き込むには、工事を執り行う必要があります。

さて、(賃貸の)マンションというのは定期的に入居者が入れ替わりますよね。
そして以前の住民と新しい入居者は、必ずしも同じ回線を使うとは限りません。
そのマンションがNTTの回線を導入しているなら、入居者が入れ替わるときに工事が発生する可能性は低くなります。
例えば、以前ソフトバンク光ユーザーが住んでいた部屋にドコモ光ユーザーが入居したとして、設備は同じだから工事は不要ということです。
しかし、これがauひかり…つまりKDDIの回線を導入しているマンションだと、話が変わります。ややこしくなります。
もし新しい入居者が他社回線を使いたいと言い出したら、わざわざ工事を執り行わなくてはいけなくなるのです。
工事というのは、否応なく建物に手を加える作業になる(場合によっては壁に穴を空けるケースも)ので、マンションの管理者としては避けたいところ。
入居者からしても、いちいち工事しないと希望する回線が使えないのは困りますよね。
というわけで、auひかりの設備を積極的に導入しようとするマンションは少なくなってしまったのです。
新規導入もできない
「導入済みマンションが少ないなら、大家なり管理会社なりに頼んで工事をしてもらえば良いのでは?」
そう思う人もいるでしょうが、実はそれも不可能なのです。
というのも、auひかり自体がマンションタイプの新規導入をストップしているから。
導入しようにも、施工する側が受付を停止している以上、「auひかりが使えるマンション」は増えようがないのですね。
なぜauひかりが新規導入をストップしているのか?
明確な理由が公表されているわけではありませんが、おそらくは「採算が合わないから」というのが大きいでしょう。
そもそもauひかりを提供しているKDDIは、自社サービスを提供するだけでなく他社回線と業務提携もしていて、言ってしまえばそっちで「食っていけている」。
一方、自社サービスの提供エリアを拡大するには、それなりに費用がかかってしまう。
そうなると、KDDIとしてもわざわざ提供可能なマンションを増やそうとは思いません。なので、新規の導入はストップしてしまったのでしょう。
こういった事情があるので、auひかりマンションタイプを利用できる建物は少なく、だからこそ利用にあたっては最初に「提供エリアの確認」をしなくてはならないのです。
ただ、エリア検索をするべき理由は、それだけではありません。
エリア検索をすると「利用できる種類」が判る
auひかり公式のエリア検索ページは、住所を入力することで「利用できる種類(プラン)」も教えてくれるようになっています。
例えば、こんな具合に。

ご覧の通り、そのマンションでどの種類が利用できるかというのが、一発で判るようになっているのです。
しかし、公式サイトを見た人ならこう思うはず。
「あれ?auひかりマンションタイプって、もっと種類が多くなかったっけ?」と。
そう。auひかりマンションタイプには6つもの種類(細かく分類すると8つ)があるのですが、エリア検索結果として表示されるのは、せいぜい2種類まで。
その理由は、各マンションの構造によって利用できるプランが変わってくるから。
つまり、選択肢は多いように見えて、実のところかなり限定されているのです。
ちなみに、ここで言う「マンションの構造」というのは、屋内配線(建物内に張り巡らされたケーブル)のこと。
これは各種類の概要を知るうえで必要な知識なので、少し詳しく説明しますね。
マンションの構造=屋内配線
そもそも、マンションのような集合住宅でauひかりを利用する場合、回線は下図のような形で配線されることになります。

このように、電柱から引き込まれる光ファイバーそのものは1本だけで、住宅内に配線を巡らせることで、各部屋にサービスを供給しているわけです。
auひかりマンションタイプの「利用できる種類」を決定づけるのは、この「住宅内の配線」の方。
もっと具体的に言えば、その配線にどんな種類のケーブルが使われているかによって、利用できる種類が変わってくるのです。
ちなみに、配線の種類と利用できる種類の組み合わせは、以下の通り。
このように配線の種類によってタイプが決まってしまうので、例えばお客様がタイプFを希望していたとしても、建物内に電話線しか配線されていなければ、タイプGもしくはタイプVを選ぶしかありません。
さて、そうなるといよいよ「各タイプはどんなものなのか」を知りたいですよね。
次項からは、種類ひとつひとつの詳細を説明します。
まずはエリア検索
ここまでに説明したとおり、お住まいのマンションでどのタイプが利用できるのかというのは、エリア検索をしなければわかりません。
検索した結果、もしご希望の種類が選択肢にあがらなかったら、より最適な回線を改めて探しなおす必要もあります。
ぜひ、エリア検索は早めに済ませておいてください。
種類1.auひかりマンションタイプF

最大速度 | 1Gbps |
月額料金 (税込) |
¥4,290 |
タイプFは、屋内配線に光ファイバーを使用しているマンション・アパートで選択できる種類のひとつ。
光ファイバーを使っているので、回線の安定性は高い(接続不良になりにくい)のですが、実際の速度(※)は次に紹介するマンションギガに一歩及びません。
正直、タイプFとマンションギガどちらも利用できるのであれば、後者を選んだ方が賢いと思います。
料金はタイプFの方が¥200ほど安いのですが、その程度の違いならよりスピーディーなマンションギガを選んだ方が良いということです。
「最大速度」と「実際の速度」の違い
今回、各タイプの基本情報としては「最大速度」を記載していますが、これはいわゆる理論値であり実際の速度とはことなります。
要するに、最大1Gの回線でも、実際にはそれ以下のスピードにしかならないのです。
実際の速度は、KDDI側のシステムの都合やルーター等の機材環境によって変化するので、「最大速度は参考値であり、実際そこまで速くはならない」と覚えておいてください。
イメージとしては、車のスピードメーター。
最大300km/hまでメモリがある車も、実際に運転するときはそこまで飛ばしませんよね。それと同じです。
種類2.auひかりマンションギガ

最大速度 | 1Gbps |
月額料金 (税込) |
¥4,455 |
マンションギガは、タイプFと同じく屋内配線が光ファイバーの建物で使える種類。
表記したスペックを見比べると、料金はこちらの方が高くて最大速度は同じになっていますが…
実は、実際の速度はマンションギガの方が良いのです。
というのも、タイプFとマンションギガとではKDDI側のシステムにちょっとした違いがあるから。
“ちょっとした違い”が何かという話はかなり専門的かつ難解なので省略しますが、要するに「マンションギガの方がスピードを上げやすい種類になっている」ということです。
料金自体もタイプFと比べて¥200しか変わらないので、選べるならマンションギガを選んだ方が良いと思います。
種類3.auひかりマンションミニギガ

最大速度 | 1Gbps |
月額料金 (税込) |
¥5,500 |
マンションミニギガも、光ファイバーを使っている種類なのですが…
タイプF・マンションギガと違い、こちらは「電柱から各部屋に直接光ファイバーを引き込む」という仕組みを採用しています。
これがどういった違いに繋がるかというと、シンプルに回線の速度・安定性が変わるのです。

上図の通り、他の種類は「1本の回線を皆で共有」しているので、供給されるサービスが分散します。
一方、マンションミニギガは部屋ごとに回線を1本ずつ繋いでおり、サービスが分散しないため速度と安定性が高くなるのです。
ただ、速度面のスペックが高いだけあって料金は割高。
オンラインゲームのヘビーユーザーであったり、動画配信を趣味・仕事にしているような人であれば「マンションミニギガ一択」と言っていいでしょうが、そうでなければマンションギガを選んだ方が賢いでしょう。
種類4.auひかりマンションタイプE

最大速度 | 1Gbps |
月額料金 (税込) |
8契約以上:¥4,070 |
16契約以上:¥3,740 |
タイプEは、全種類の中で唯一「イーサネット」に対応しています。
イーサネットというのは、要するにLANケーブル(ルーターとパソコンを繋ぐときに使用するようなケーブル)を使った配線のこと。
速度面のスペック的には、「電話線より優秀だけど光ファイバーほどではない」といったところです。まあ、日常的なインターネットライフには十分と言って良いでしょう。
イーサネットを使用しているマンションでは、基本的にこのタイプしか選択肢がありません。
なので、料金面に納得がいかなければ他社のサービスに目を向けるようにしましょう。
8契約以上・16契約以上って何?
表内の月額料金を見た方の中には、「8契約以上ってどういう意味?」と思った人も多いはず。
まずは意味を説明すると、これは「そのマンションの部屋数によって料金が変わりますよ」ということ。
要するに、(タイプEの場合は)8部屋~15部屋あるマンションなら月々¥4,070、16部屋以上あるなら¥3,740で使えるというわけです。
なぜ、部屋数によって料金が変わってくるのか?
それは単に、部屋数───というよりは、ひとつのマンションにおける契約数───が多ければ多いほど、auひかりはまとまった収益を得られるようになるから。
スーパー等で販売されている商品をイメージしてください。単品より、複数個をまとめ売りしている「お徳用」の方が、同じ商品でも安くなっていますよね。言ってしまえば、16契約以上は「お徳用料金」になっているわけです。
ただし契約数が多ければ多いほど、電柱から供給されるサービスは細かく分散してしまい、部屋あたりの速度や安定性は低下します。その点は、避けようのないデメリットとして覚えておいてください。
種類5.auひかりマンションタイプG

最大速度 | 664Mbps |
月額料金 (税込・2年契約) |
8契約以上:4,510 |
16契約以上:¥4,180 | |
月額料金 (税込・期間なし) |
8契約以上:5,720 |
16契約以上:¥5,390 |
タイプGは、屋内に電話線しか配線されていないマンション・アパートで選択できる種類です。
前提として、電話線というのは通信設備の中でもかなりレガシーな部類で、率直に言うと質が低いです。
つまり、他の種類と比べて速度が遅く不安定なのがタイプG(と、次に紹介するタイプV)と言えます。
とはいえ、タイプGも最大664Mbpsのスペックは持っているので、日常生活を送るうえで不便はありません。
ちなみに、スマホやPCでインターネットをしたり動画配信サービスを視聴する程度なら、速度は100Mbpsあれば十分です。
難点は、月額料金が割高ということ。
サービス名 | 月額料金(税込み) |
---|---|
auひかり マンションタイプG | ¥4,510 |
ソフトバンク光 5年契約プラン | ¥4,180 |
ドコモ光 1ギガ単独タイプ2年プラン | ¥4,180 |
ビッグローブ光 3年契約プラン | ¥4,378 |
「2年契約・16契約以上」のプランが選択できないなら、他社サービスを選んだ方が賢いですね。
種類6.auひかりマンションタイプV

最大速度 | 100Mbps |
月額料金 (税込) |
8契約以上:4,510 |
16契約以上:¥4,180 |
タイプVも、屋内配線が電話線というマンションに用意されている種類。
ただ、厳密に言うとタイプV自体はすでに受付終了しており、「タイプGを選んだ人で、なおかつV契約を選択した人」にこのプランが適用されます。
つまり、タイプG…つまり電話線専用タイプには、「G契約」「V契約」の2種類があるのです。
その違いは表記した通りで、速度と料金が異なります。
G契約の場合、速度が最大664Mbpsとスピーディーである代わりに、2年契約プランを選ばなくては料金を抑えられません。
一方V契約は、契約期間の縛りが無しで、G契約2年プランと同じ料金。ただし、致命的に速度が遅い。
理論上、V契約の最大速度である「100Mbps」というのは、それほど悪くない数値といえます。100Mbpsもあれば、スマホやPCで動画を見たりネットサーフィンをする分に支障ないからです。
しかし、それが「最大速度」であることが問題。
すでに説明した通り、最大速度とは車で言うところの「速度メーターの最大値」であり、実際そこまで飛ばすことはありません。
最大速度100Mbpsということは、全力で速度を出さないと快適なインターネットライフを維持できないという意味。
ハッキリ言いますが、タイプV(タイプGのV契約)を選ぶ必要はありません。このタイプしか選択肢が無いなら、他社サービスに目を向けたほうが良いでしょう。
例外.auひかりマンション都市機構
ここまで紹介したのは、一般的なマンション・アパートで利用できる種類でした。
例外として付け加えると、auひかりマンションタイプには「都市機構・都市機構G」という種類が残されています。
いずれもUR都市機構の賃貸マンションにお住いの方限定の種類で、速度や料金自体は「タイプV・タイプG」と変わりません。
つまり、電話線を用いたUR賃貸マンション専用タイプが、「auひかりマンション都市機構」なのです。
エリア検索・手続きの窓口はこちら
どのタイプをご利用いただけるかというのは、すでに説明した通りエリア検索をしてみないと判りません。
auひかりマンションタイプのご利用にあたっては、まず以下ページでエリア検索からスタートしてください。
auひかりマンションタイプを契約する流れ
さて、エリア検索をしたうえで「利用するタイプ」が決まったら、あとは契約手続きを進めるだけ。
auひかりマンションタイプを導入するには、以下の流れで手続きを進める必要があります。
auひかりマンションタイプ開通までの流れ
- 申込窓口でエリア検索・申し込み手続き
- 工事日を決定
- 工事に立ち会い
- ルーターを繋いで利用開始(開通)
ご覧の通り、流れそのものは至ってシンプル。
問題は、独自回線である以上は基本的に工事が発生するということ。

工事というのは、一言にまとめると「auひかりを使えるように設備や機器を整えること」です。
具体的には、屋内設備から部屋までauひかり用のケーブル(光ファイバーや電話線、LANケーブルなど)を引いたり、室内で通信機器を取り付けたりします。
これはKDDIから派遣される専門スタッフ(作業員)の仕事なので、契約するお客様は当日かならず「立ち合い」しなくてはいけません。
立ち合いというのは、文字通りスタッフが作業している間その場に居続けることです。それ自体は特別な作業でもありませんが、問題は「立ち合いが必須である」ということ。
スケジュールが合わなければ代理人を立ててもいいのですが、何にせよ立会人が居なければ工事ができず開通までの待ち時間が長引いてしまいます。
auひかりのような独自回線で工事を避けることはできないので、スケジュールに空きを作っておくことは忘れないでください。
立ち合い必須なのはリスク回避のため
auひかりに限らず、通信回線の工事というのはどこも立ち合いが必須。
というのも、工事をする作業員としては「立会人が居ない状況でトラブルが起きて、責任問題になったら困るから」です。
建物の状態によっては物理的に手を加える必要がある(壁に穴を空けたり配管をいじったり)ので、万が一に備えておきたいというわけですね。
あと、そもそも工事は建物の敷地内で行われるので、誰も居ない状況で執り行うと不法侵入になりかねません。
そういった事情があるので、工事の立ち合いは避けられないのです。
希望通りのタイプが選べなかったら?
最初にお話しした通り、auひかりのマンションタイプは建物の内部構造(屋内配線)によって選べる種類が決まってしまいます。
だからこそ、最初にエリア検索を済ませておくべきなのですが…
希望通りのタイプが選択肢に挙がらなかった場合、他社の回線に目を向ける他ありません。
特に、速度がそれほど速くないマンションタイプG・タイプVしか利用できないなら、ハッキリ言ってauひかりを選ぶ理由が無くなります。
そもそもauひかりは速度に強みがある回線なので、本領発揮できないなら他を使った方が良いのです。
おすすめの光回線はこちら
auひかり以外の回線に目を向けるなら、以下回線がおすすめ。
いずれもキャッシュバックや乗り換え費用還元など、金銭的なサポートが充実しているので安心してご利用いただけます。
まとめ.auひかりマンションタイプは種類が多い割に選択肢が少ない
繰り返しますが、auひかりマンションタイプを利用するには、何よりもまずエリア検索をしなくてはいけません。
6つもの種類があるものの、実際に利用できる種類は配線の種類によって限定されてしまうので、「住んでいる(これから住む)マンションでは、どのタイプが使えるのか」を把握しておく必要があるからです。
もちろん、調べた結果「希望通りの種類が使えない」というケースもあるでしょう。
そういった方は、気持ちを切り替えて他回線に目を向けてみてください。
回線選びは、すべからく最適なインターネットライフの実現に向けたもの。
あなたにとっての最適な回線はどこなのか、じっくりと考えてみてくださいね。
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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki