光回線の乗り換えで電話番号は引き継ぎ可能!回線種別ごとの手順を解説
光回線の乗り換えで通信費の節約や速度改善をしたいけれど、「家の固定電話の番号が変わってしまうのでは」「手続きの手間やトラブルが心配」と悩んでいませんか。
結論から言うと、現在の電話番号を変えずに新しい光回線へ引き継ぐことは可能です。ただし、絶対にやってはいけない注意点や、手続きを失敗しないための重要な事前準備があります。
ここでは、番号を引き継げる条件や、回線の種類ごとの手続きの違い、費用やダウンタイムの有無について解説します。
ご自身のケースに合わせた具体的な手順と「最初の一歩」がわかるので、安心して乗り換えを進められます。
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原則として電話番号は基本的には引き継ぎ可能

固定電話の番号は、原則としてそのまま新しい光回線へ引き継ぐことができます。
2025年1月から始まった“双方向番号ポータビリティ”という制度によって、NTTアナログ電話で取得した番号はもちろん、光電話(IP電話)で新しく発行された番号であっても、別の通信会社へそのまま移行できるようになりました。
ただし、どんな場合でも無条件で引き継げるわけではなく、いくつか例外となるケースが存在します。
番号を引き継げないケース
以下の3つのケースに当てはまる場合は、現在の電話番号を引き継ぐことができません。

固定電話の番号を引き継げないケース
- NTT収容局エリア外への引っ越し:
引っ越しを伴う乗り換えで、現在とは異なるNTT収容局(通信交換局)の管轄エリアへ移動する場合は、同じ市内でも番号が変わります。 - 「050」で始まるIP電話番号:
050番号は地域に紐付かない特性があるため、番号ポータビリティ制度の対象外となります。 - 開通前の自己解約や名義の不一致:
新しい回線や電話が開通する前に旧回線を解約してしまうと、電話番号の権利が消滅します。また、旧契約と新契約で名義や住所が完全に一致していないと申請エラーになります。
「光コラボ」と「独自回線」で手続きが変わる

番号を引き継ぐ手続きは、現在の回線と乗り換え先の回線が「光コラボ」か「独自回線」かによって大きく異なります。
- 光コラボ:
NTTのフレッツ光網を借りて提供されるサービスで、ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光などが該当する - 独自回線:
自社網や独自網を利用するサービスで、auひかり、NURO光、電eo光などが当てはまる
公式サイト等の記載で、ご自身の回線がどちらに属するかを確認しておきましょう。
ただしどちらも電話やネットのダウンタイムはない

回線の種類によって手続きや工事の有無は異なりますが、正しい手順で進めればどちらの場合でもインターネットや電話が使えなくなるダウンタイムは発生しません。
詳しくは後述しますが、光コラボ同士の乗り換えなら、指定された切替日に自動的にサービスの移行が行われます。
独自回線への乗り換えの場合、新しい電話が正常に使えることを確認してから旧回線を解約すれば、不通期間を生むことはありません。
電話番号の引き継ぎにかかる費用と期間
光回線の乗り換えには、回線自体の費用とは別に、電話番号の手続きに関する特有の費用や期間がかかります。
あらかじめ目安を把握しておきましょう。
手数料や工事費:3,300円程度

電話番号を引き継ぐ手続きである“番号ポータビリティ”には、局内でのシステム設定作業として「同番移行工事費」が3,300円かかります。
また、このタイミングでNTTのアナログ加入電話から初めて光電話へ移行する場合は、別途「アナログ回線利用休止工事費」が3,300円が必要です。
なお、電話窓口や店舗ではなく公式サイトなどWebから申し込むと、追加費用を抑えやすくなります。
かかる日数:回線種別で大きく差がある

申し込みから切り替えが完了するまでの日数は、乗り換え先の回線種別によって異なります。
光コラボ同士の乗り換えの場合は、NTTの回線設備をそのまま流用するので宅内工事が不要です。システム上の切り替えのみで済むため約1〜2週間程度で引継ぎは完了します。
一方、独自回線へ乗り換える場合は、新たに光ファイバーを引き込む開通工事が発生するうえに、ネット開通後に電話の設定が行われます。
そのため、電話番号の引継ぎまでには約3週間〜1ヶ月以上の日数を要します。
電話番号を保持して光回線を乗り換える手順
電話番号を失わずに乗り換えるためには、正確な情報の把握と、順序を守った手続きが不可欠です。具体的なステップを解説します。
STEP1:現在の登録名義と住所を正確に確認する

手続きを失敗しないための最も重要な「最初の一歩」は、現在の契約情報の確認です。
電話番号の引き継ぎでは、現在契約している事業者の「契約者名義」や「設置先住所」と、新しく申し込む内容が一字一句でも異なると申請エラーになってしまいます。
事前にマイページや直近の請求書を用意し、登録されている名義と住所を正確にメモしておきましょう。
STEP2:回線種別に合わせて連絡・申し込みを行う

登録情報を確認したら、回線の種類に応じた手続きに進みます。
月額料金の二重払いを防ぐため、切り替え日が月末付近(25日〜末日頃)になるよう、月の第3週目あたりに動き始めるのがおすすめです。
光コラボ同士で乗り換える場合の手順

現在契約中の回線事業者に連絡し、11桁の「事業者変更承諾番号」を取得します。取得後、有効期限内(15日以内)に新しい事業者へ申し込み、「電話番号を引き継ぐ」旨を伝えてください。
切り替え日になると自動的に回線と電話番号が移行し、旧契約も自動で解約されます。
独自回線へ乗り換える場合の手順

まず、乗り換え先の事業者に現在の電話番号や住所を伝え、引き継ぎの事前判定を受けます。可能であれば申し込みを行い、新回線の開通工事を実施します。
新しい電話が開通して発着信テストに成功したら、必ず「ご自身で」旧回線の解約手続きを行ってください。絶対に新しい電話が開通する前に解約してはいけません。
まとめ.光回線の乗り換えで電話番号は引継ぎ可
固定電話の番号は、NTT管轄外への引っ越しや050番号などを除き、光回線を乗り換えても引き継ぐことができます。
光コラボ同士なら工事不要で自動切り替え、独自回線への移行でも「開通後の解約」を守ればダウンタイムなく移行可能です。同番移行工事費として3,300円程度の費用を見込んでおきましょう。
まずは、現在のマイページや請求書を手元に用意し、登録されている名義や住所(部屋番号など)を一字一句正確に確認してください。
次に、ご自身の乗り換えが光コラボ同士か独自回線かを判断し、事業者変更承諾番号の取得や、新事業者への事前判定依頼へ進みましょう。
一番の注意点は「新回線開通前の自己解約は絶対NG」であること。手順を守って安全に乗り換えを進めてください。
記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki




