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妊活初期を支援する福利厚生制度「妊活支援パッケージ」の大幅拡充を実施
- 2024.11.01
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「ホリスティックウェルビーイング」を考慮した人事制度の導入を強化
ポート株式会社(代表取締役社長CEO:春日 博文、所在地:東京都新宿区、以下「当社」)は、2022年10月に導入した福利厚生制度「妊活支援パッケージ」を、2024年11月1日より妊活の初期段階から支援していく制度へ大幅に拡充しましたことをお知らせいたします。
制度導入の背景
当社は社員の仕事の充実だけではなく、仕事以外の充実も社員のモチベーションやパフォーマンスに好影響を与えると考え、「ホリスティックウェルビーイング※」を考慮した社内・人事制度の実施を重視しております。
東京都の統計によると、不妊に不安を抱える夫婦は2.6組に1組、都内の約38%の夫婦が生殖的な問題で子供を作れないことへの不安を抱えております。また、2022年4月からは不妊治療の保険適用が開始され、東京都では不妊治療費の助成事業を開始する等、少子化対策・経済的負担の軽減を目的とした政府による支援の拡充が行われております。
当社においても、2022年7月から、社員又は社員の配偶者を対象にした福利厚生の一つとして「不妊治療補助制度」を開始しておりますが、妊活を始める初期の段階おいても、妊活に向けた不安の解消や経済的負担の軽減を目的に、初期検査にかかる費用を全額補助する制度を新たに加え、「妊活支援パッケージ」を大幅に拡充することといたしました。
本制度を通じて、自身の体の現状の把握や、夫婦間の悩みの解消につなげ、会社として可能な範囲で社員をサポートすることが、会社と社員の良好な関係性の構築や社員エンゲージメントの向上に繋がるものと考えております。また、今後につきましても、ライフステージに合わせた各種施策を実施していくことで、社員の挑戦を後押しする環境づくりに努めてまいります。
※「ホリスティックウェルビーイング」とは、身体、精神、感情、社会的な側面を包括的に考慮した健康や幸福の状態を指します。
(参考)
令和6年2月「東京都の少子化対策2024」
令和5年度 不妊治療を受けやすい休暇制度等環境整備事業「不妊治療と仕事との両立サポートハンドブック」
新たに拡充した制度の概要
①精液検査
精液検査は、主として男性の「精液量」「精子濃度」「精子運動量」「精子正常形態率」を測定する検査です。WHOが提唱する自然妊娠が期待できる基準値は、精液量:1.4ml以上、精子濃度:1600万/ml以上、精子運動量:42%、精子正常形態率:4%以上で、このガイドに沿って自身の状態把握をしてもらうための検査です。
通算3回までの検査を、任意のクリニックで検査費用をほぼ無料(ほぼ全額会社負担)で受けることができます。
(対象:全男性社員・全社員の配偶者)
②卵巣予備能検査(AMH)検査(卵子残数の推測のための血液検査)
AMH検査とは女性の血液中のAMH(ホルモン)から卵子の残存数を推測する検査で、妊娠可能期間の推測を行うものです。これによって「何歳まで妊娠できる可能性があるのか」を知り、将来設計の一助とするためのものです。
検査回数の制限なしに、指定クリニックで検査を無料(全額会社負担)で受けることができます。
(対象:全女性社員・全社員の配偶者)
③妊活・不妊治療に関する相談制度
社外の専門カウンセラーによる電話・メールでの無料相談を受けることができます。相談は会社を介さずに直接かつ匿名で行われ、会社に内容が共有されることはありません。
妊活や不妊治療についての相談だけでなく、部下や同僚への接し方など幅広い相談をすることが可能です。
(対象:全社員・親族)
これらの検査を通じた自身の身体の状態を把握することで、将来の妊活やライフプラン設計の参考にすることができます。
会社概要
会社名:ポート株式会社
所在地 :東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F
代表者 :代表取締役社長CEO 春日 博文
設 立 :2011年4月
資本金 :2,399百万円(2024年6月末時点)
URL :https://www.theport.jp/
■本件に関する報道関係のお問い合わせ先
ポート株式会社 広報担当 竹田
コーポレートサイト:https://www.theport.jp/
E-mail:pr@theport.jp TEL:03-5937-4701