フレッツ光の評判は良いの?悪いの?速度・サポート・料金に着目して解説

「フレッツ光の利用を検討している。」
「10ギガの速いサービスも出たらしいし、フレッツ光はNTTだから問題ないよね?」
「でも、最近のフレッツ光の評判はどうなんだろう?」
一言にまとめると、フレッツ光の評判は悪くはありません。
ただし、どんな観点からも満足度が高いサービス、というわけでもないのです。
この記事では、フレッツ光の評判について、ツイートで声の多い3つの項目に着目して、「実際のところはどうなのか」を解説しますね。
最終的に、フレッツ光は利用すべき回線なのかどうか結論付けますので、ぜひ最後までご一読ください。
フレッツ光は総合的に評判は良いが料金については別
ツイッターでフレッツ光に関する書き込みを確認したところ、通信速度やサポート面で総合的には評判は良かったですね。
ただし、「料金が高い」というツイートは多くあり、逆に「安い」という評価はほとんどありませんでした。
評価は人によってそれぞれですが、そもそもインターネット回線というものは、利用している人の環境によって通信速度や料金が異なるんですよね。
なので、フレッツ光のサービスの良し悪しは、実際に使ってみないとわからないというのが正直なところです。
とはいっても、フレッツ光の申し込みを検討している人にとっては、詳しい評判がどうなのか気になりますよね。
ここでは、フレッツ光の評判を「速度・サポート・料金」の3つの観点から、実際はどうなのかを解説していきますね。
速度の評判:良好
まずは、フレッツ光の通信速度から、ツイートを見ていきたいと思います。
ツイートを見た限り、フレッツ光の速度は人それぞれで、速いかどうかはわからないですね。
これでは評判の良し悪しも判断できないので、フレッツ光の下り平均速度に着目してみたいと思います。
下りの速度というのは、ダウンロードの速度のことで、WEBページの閲覧や、動画の視聴、メールを受信する時などに使われる速度のことです。
例えば、スマホのアプリをダウンロードする時に、待ち時間が表示されますよね。あの待ち時間が長いか短いかというのが下り速度の速さですね。
この下り速度がインターネットの通信速度を一番体感しやすいので、その平均値を他社回線と比較することで、速い遅いの判断をしたいと思います。
回線名 | 下り平均速度 |
---|---|
auひかり | 486Mbps |
ソフトバンク光 | 321Mbps |
ドコモ光 | 274Mbps |
フレッツ光 | 274Mbps |
ビッグローブ光 | 267Mbps |
参照:みんなのネット回線速度
bpsとは、通信速度の単位で、値が大きいほど速度が速くなります。
各社の比較をしてみると、auひかりがダントツで速く、他は同じくらいのレベルの速度ですね。
実はこれには理由があって、auひかり以外はすべてフレッツ光の回線設備を使ったサービスなのです。
ソフトバンク光、ドコモ光、ビッグローブ光は、NTTからフレッツ光の回線設備を借り受けて、自社サービスとしている「光コラボ」という種類の回線なんですね。
例えるなら、フレッツ光という道路で、光コラボ各社がひしめき合って並走しているイメージで、混雑している事から速度も各社同じくらいしか出ないという事です。
一方、auひかりは、フレッツ光の回線ではないため、auひかりだけの道路で走っているから混雑が少なく速度が出やすいのですね。
では、フレッツ光の下り平均速度「274Mbps」が遅い?というと違います。
フレッツ光は速度的には問題がない回線
一般的に、インターネットをする上で必要な速度は30Mbps程度と言われており、アクションの激しいオンラインゲームであっても100Mbps程度が目安となっています。
つまり、一般的な用途で利用するのであれば、フレッツ光の通信速度は問題ないということが言えます。
しかし、ツイートを見る限りでは、平均速度を大幅に上回って爆速な人もいれば、下回っている人もいますね。
同じフレッツ光回線を利用しているのに、どうしてこんな速度差が出るのかというと…
前提として、フレッツ光は、戸建て向けのファミリータイプと、集合住宅向けのマンションタイプに分かれていて、回線のスペックである「最大速度」が住居タイプやマンションによって違うのです。
具体的に言うとファミリータイプは「最大1Gbps(=1,000Mbps)」、マンションタイプは建物によって違いますが「最大100Mbps~1Gbps」です。
なので、最大100Mbpsのマンションに住んでいる場合は、逆立ちしても平均速度のような274Mbpsは出ませんが、できるだけ快適に利用する方法はあります。
それは、次に説明する「IPv6」という通信システムを利用することなのです。
通信速度で選ぶなら「auひかり」
IPv6対応のプロバイダーを選べば良好
「IPv6」というのは、従来の通信システムの「IPV4」の利用者が増えて混み合ってきたため、新しく作られた通信システムのこと。
イメージ的には道路の車線が、2車線から3車線に増えたようなもので、混雑が回避できることから通信速度の向上ができるのです。

ただし、IPv6を利用するには、フレッツ光の「フレッツ・v6オプション」(無料)に申し込みをしたうえで、IPv6に対応したプロバイダーと、対応したルーターを利用する必要があります。
プロバイダーというのは、インターネットの接続業者で、例えるならフレッツ光という道路の上を、情報をのせて走るトラックのようなもので、フレッツ光の回線の契約とは別に契約する必要があるのです。
プロバイダーは数百社あるのですが、通信速度は速いに越したことはないので、フレッツ光を利用するのであれば、IPv6に対応したプロバイダーを選ぶのが最適ですね。
「IPv4 over IPv6」がおすすめ
IPv6には、従来の接続方式の「PPPoE方式」と新しい「IPoE方式」があります。速度が速いのは「IPoE方式」の方なのですが、「IPoE方式」だと、IPv6に対応したWEBサイトしか見ることはできません。なので、IPv4、IPv6どちらのサイトにもアクセスができる「IPv4 over IPv6」を提供しているプロバイダーがおすすめです。
関連記事
- フレッツ光の最適なプロバイダーは3社|選び方を詳しく解説
フレッツ光のプロバイダーについては、こちらの記事で詳しく説明しています。 - フレッツ光って遅すぎない?3つの原因と改善方法
フレッツ光の速度に不満がある方は、こちらもご覧ください。
速度にこだわるならフレッツ光クロスも選択肢に
もし、速度にこだわるのであれば、通信速度が最大10Gbpsのフレッツ光クロスがおすすめです。
フレッツ光クロスは、提供されている地域がまだ限定的で、都市部を中心に展開中のサービスです。
気になる下り平均速度は…なんと「1,292Mbps」です。
ただし、月額料金はお高めで、プロバイダー料金や専用ルーターのレンタル料を入れると約¥7,000~¥8,000なので、本当に速度にこだわる人向けですね。
例えば、プロゲーマーや、動画を配信する人、データ量の大きいファイルを頻繁に送受信する人などには最適ですね。
現状、一般的な家庭では、ここまでの速度は必要がないのですが、将来的には10ギガ回線が当たり前になる日が来るのでしょうね。
サポートの評判:良好
意さて、続いてフレッツ光のサポートセンターについてのツイートを見て行きたいと思います。
フレッツ光のサポートに関しては、賛否はありますが、すごい!という高評価もあるので、概ね評判は良いと思います。
ただし、サポートに関しての良し悪しは、人によってトラブルの内容も違いますし、たまたま電話に出た人が良かった悪かったというのもあるので、利便性で判断したいと思います。
フレッツ光は運営会社が、「NTT東日本」と「NTT西日本」に分かれていて、フレッツ光という同じ商品を扱っていても会社が違うため、サポートセンターも異なります。
窓口は大きく分けて、事務手続き系の窓口と故障対応の窓口の2つです。
NTT東日本 電話番号 | NTT西日本 電話番号 | |
---|---|---|
契約変更・解約など 事務手続き系の窓口 | 0120-116116 | 0120-116116 |
故障対応 | 0120-000113 | 0120-248995 |
事務手続き系の窓口は電話番号が東西で同じ番号ですが、電話をかける場所によって管轄のNTTに繋がるようになっています。
営業時間は基本的には、9:00~17:00なのですが、故障対応の窓口のみ24時間営業になっています。
24時間対応のサポートは優秀
故障対応の窓口は24時間営業なのですが、17時以降は録音受付となります。オペレーターが録音内容を確認後に順次、連絡が来るようになっています。
24時間営業は「よりによって、深夜にネットが繋がらなくなって困った!」という場合に心強いですね。
フレッツ光の故障受付は「Web113」という名称で、WEB上で接続設定から通信速度の改善など詳しく解説しています。
また、NTTの局舎から自宅のレンタル機器まで、通信状況を自動で診断してトラブル発生個所をお知らせする「カスタマーセルフ機能」など、問題解決のための手段が充実しています。
フレッツ光 故障受付
他にも、オペレーターによる有人チャットの営業時間は9:00~17:00ですが、24時間対応のAIチャット機能もあり、ネットが繋がらない場合の対処法をかなり細かくフローチャート式で案内してくれるので便利です。
このように、フレッツ光のサポート体制は利便性のうえで、非常に優秀と言えますね。
料金の評判:悪い
結論から言うと、フレッツ光は本当に高いです。
ツイートでも、みんな一様に「フレッツ光は高い」と評価しているのでご覧ください。
このように、フレッツ光が高いと思っている人は多いですね。
実際のところ、フレッツ光は高いのですが、高くなってしまったという側面もあるのです。
というのは、フレッツ光の回線設備を利用した光コラボが登場してから、後発の光コラボ各社はフレッツ光より安い価格設定にして売り出しているからです。
同じフレッツ光の回線設備を利用したサービスであれば、フレッツ光よりも価格を落として販売しないと売れないのは当然なので、結果的にフレッツ光が高くなっているという事になります。
ただし、他にも要因があるので、順に説明しますね。
プロバイダーが別契約だから高い
IPv6のところでも説明しましたが、フレッツ光でインターネットをするには、回線の契約の他に、プロバイダーの契約が別に必要です。
つまり、フレッツ光とプロバイダーとで契約が2つになるため、両方から料金請求が発生する関係上、合計の料金が高くなるのです。
現在では、回線とプロバイダーが一体型になり、請求も1か所にまとまっているサービスが主流なので、そういったサービスとフレッツ光のプロバイダー料金込みの月額料金を比較してみましょう。
ちなみに、フレッツ光のプロバイダーは、「Yahoo!BB」を使っている場合です。
回線名 | 回線料金 | プロバイダー 料金 | 合計 |
---|---|---|---|
NTT東日本 ギガファミリー・スマートタイプ | ¥5,500 | ¥1,320 | ¥6,820 |
NTT西日本 スーパーハイスピードタイプ 隼 | ¥4,730 | ¥1,320 | ¥6,050 |
auひかり | ¥5,610 | ‐ | ¥5,610 |
ドコモ光 | ¥5,720 | ‐ | ¥5,720 |
ソフトバンク光 | ¥5,720 | ‐ | ¥5,720 |
ビッグローブ光 | ¥5,478 | ‐ | ¥5,478 |
このように、ファミリータイプでは、プロバイダーの料金が別途かかるため、もともと回線の料金が安い西日本のフレッツ光ですら他社よりも高くなります。
続いて、マンションタイプはというと…
フレッツ光のマンションタイプは、月額料金がマンションの世帯数に応じて変わり、「プラン2」が最も安く、「ミニ」が最も高くなります。
回線名 | 回線料金 | プロバイダー 料金 | 合計 |
---|---|---|---|
NTT東日本 ギガマンション・スマートタイプ | プラン2:¥3,575 プラン1:¥4,015 ミニ:¥4,675 | ¥1,045 | プラン2:¥4,620 プラン1:¥5,060 ミニ:¥5,720 |
NTT西日本 スーパーハイスピードタイプ 隼 | プラン2:¥3,135 プラン1:¥3,575 ミニ:¥4,345 | ¥1,045 | プラン2:¥4,180 プラン1:¥4,620 ミニ:¥5,390 |
auひかり | ¥4,180~¥5,500 | ‐ | ¥4,180~5,500 |
ドコモ光 | ¥4,400 | ‐ | ¥4,400 |
ソフトバンク光 | ¥4,180 | ‐ | ¥4,180 |
ビッグローブ光 | ¥4,378 | ‐ | ¥4,378 |
NTT西日本のプラン2が、ソフトバンク光と同額で最安、フレッツ光の他のプランにおいては全体的に光コラボの回線よりも高くなりますね。
このように、プロバイダーの料金が追加でかかる分、フレッツ光は高くなる傾向なのです。
ならば、安いプロバイダーを選べばいいのでは?と思うかもしれませんね。
実際、プロバイダーは月額¥550~あるのですが、安いプロバイダーは正直おすすめできません。
というのは、安いだけあって回線速度が遅く、使い物にならない可能性があるのです。
快適なインターネットを利用するには、ある程度の料金のプロバイダーを利用した方が結果的には正解ですね。
工事費が月額料金に上乗せされるから高い
フレッツ光は、導入時に初期工事費用がかかり、有料です。
工事費用は住居タイプによって異なり、一括払いもしくは、分割払いで選ぶことができます。
タイプ・配線方式 | 工事費 | 分割払い |
---|---|---|
ファミリータイプ (戸建て) | ¥19,800 | 初回¥3,300、2回目以降¥687/月×23回 最終月¥699 |
マンションタイプ | ¥16,500 | 初回¥3,300、2回目以降¥550/月×24回 |
無派遣工事 | ¥2,200 | 一括払いのみ |
タイプ・配線方式 | 工事費 | 分割払い |
---|---|---|
ファミリータイプ (戸建て) | ¥19,800 | 初回¥3,300、2回目以降¥717/月×22回 最終月¥726 |
マンションタイプ | ¥16,500 | 初回¥3,300、2回目以降¥573/月×22回 最終月¥594 |
無派遣工事 | ¥2,200 | 一括払いのみ |
分割払いを選択すると、工事費用が月額料金に上乗せされるため、毎月の負担が重くなるから、フレッツ光は高い!となるのですね。
ちなみに、無派遣工事(¥2,200)というのは、すでにフレッツ光の回線が宅内まで引き込まれている場合、その回線を流用してサービス提供をするもので、工事業者が派遣されず、NTTの局舎内での工事のみとなります。
無派遣工事が適用されるかどうかは、申し込んでみないと確定されないので、基本的には通常の工事費はかかるものと考えてください。
フレッツ光は、工事費が必ずかかるサービスである一方、光コラボなどの他社回線の場合は、加入特典として工事費が実質無料であることが多いのです。
実質無料というのは、工事費を契約期間に応じて分割払いにするのですが、毎月同額の割引をすることで、契約期間を満了すれば工事費が無料になる仕組みの事です。
他社には、こういった特典があるため、比べるとフレッツ光は工事費用がかかる分、高いという事ですね。
関連記事
- フレッツ光って工事はあるの?住居タイプ別に内容・費用を解説
フレッツ光の工事については、こちらの記事で詳しく説明しています。
スマホのセット割ができないから高い
最後は、フレッツ光が高いというより、他社の回線の方がトータルコストとして安く使う事ができるといった話です。
それはどういうことかというと…
他社の回線の場合、利用中のスマホと対象の光回線、指定オプションをセットで利用することで、スマホの料金が割引されるサービスが利用できるという事です。
これをスマホのセット割というのですが、スマホ1台につき最大で¥1,100の割引が発生するので、スマホとインターネット回線のトータルコストで見て安く利用ができるのです。
スマホセット割の対象になる光回線を以下にまとめました。割引の名称は各スマホキャリアで異なりますが、割引金額は同額です。
回線名称 | セット割対象スマホ (割引名称) |
---|---|
ドコモ光 | ドコモ (ドコモ光セット割) |
ソフトバンク光 NURO光 | ソフトバンク (おうち割光セット) |
auひかり ビッグローブ光 | au (auスマートバリュー) |
スマホセット割は、利用しているスマホの台数によって割引額が大きく変わるため、例えば4人家族で4人ともソフトバンクのスマホを利用している場合、ソフトバンク光を利用すれば…
最大¥1,100 × 4台 = 毎月¥4,400の割引となり、年間だと¥52,800にもなるため、かなりの割引額ですね。
NTTには、スマホのサービス自体がないため、フレッツ光ではこういった割引ができないという事も、フレッツ光と他社回線の料金的な差を生んでいるんですね。
フレッツ光は利用すべき回線?
さて、ここまでフレッツ光の3つの評判に着目して解説してきましたが、フレッツ光は利用すべき回線かどうか結論を出しますね。
フレッツ光は、速度やサポートについては問題がないものの、料金が高いというのは本当のことでした。
速度的に同レベルである光コラボや、他社回線のauひかりなどの方が、料金面では優れているので…
フレッツ光を新しく利用するメリットはありません。
というのは、光コラボの誕生以降、NTTはフレッツ光の個人向けの回線に力を入れておらず、光コラボ各社にフレッツ光回線を貸すことを重視しているのです。
そのため、フレッツ光の工事費に関しても、以前は無料キャンペーンを行っていましたが、廃止することで意図的に光コラボの方にユーザーが集まる状況を作っているのですね。
なので、フレッツ光を利用するかどうか迷っているならば、スマホのセット割を加味しつつ、フレッツ光以外の回線をコスパで選ぶのをおすすめします。
光回線はコスパで選ぶのが最適
最適な光回線を選ぶ指標として「コスパ」という考え方があります。
コスパとは料金と速度のバランスの事で、数値化した方がわかりやすいので「料金÷速度=コスパ」で算出します。
つまり、その回線の1Mbps当たりの料金ですね。
この数値が安いほど優秀な回線と判断することができるため、以下に住居タイプ別で比較表を作成しました。
回線名 | 月額料金 | 下り平均速度 | コスパ (料金/速度) |
---|---|---|---|
NURO光 | ¥5,200 | 588Mbps | ¥8.8 |
auひかり | ¥5,610 | 551Mbps | ¥10.1 |
ソフトバンク光 | ¥5,720 | 321Mbps | ¥17.8 |
ドコモ光 | ¥5,720 | 281Mbps | ¥20.3 |
ビッグローブ光 | ¥5,478 | 251Mbps | ¥21.8 |
NTT西日本 フレッツ光 | ¥6,050 | 273Mbps | ¥22.1 |
NTT東日本 フレッツ光 | ¥6,820 | 273Mbps | ¥24.9 |
戸建てタイプで比較すると、フレッツ光は東西ともにコスパが悪い回線という事が言えますね。
逆に、NURO光やauひかりのような、フレッツ光回線を使っていない回線の方がコスパが安く優秀という事が言えます。
戸建てでインターネットを導入する場合、コスパを重視するなら上位の2社が最適ですが、料金を重視するなら、スマホのセット割が使える回線を選ぶのがおすすめですね。
回線名 | 月額料金 | 下り平均速度 | コスパ (料金/速度) |
---|---|---|---|
ソフトバンク光 | ¥4,180 | 321Mbps | ¥13.0 |
auひかり | ¥4,180 | 307Mbps | ¥13.6 |
NTT西日本 フレッツ光 | ¥4,180 | 281Mbps | ¥14.8 |
ドコモ光 | ¥4,400 | 276Mbps | ¥15.9 |
ビッグローブ光 | ¥4,378 | 288Mbps | ¥15.2 |
NTT東日本 フレッツ光 | ¥4,620 | 281Mbps | ¥16.4 |
※NURO光のマンションタイプは、利用できる建物がほとんどないため、比較表からは除外しています。
マンションタイプの方は、月額料金も通信速度も大きな差がないため、コスパも大きな差はないですね。
こういった場合は、単純に月額料金のメリットが大きい、スマホのセット割が利用できる回線を選ぶのが賢いと言えますね。
ただし、スマホの格安プラン(ahamo・povo・LINEMO)を利用している場合は、セット割の対象外になるので、そのままコスパで選ぶのがおすすめです。
戸建てタイプを「コスパ」で選ぶならNURO光がおすすめ
マンションタイプを「コスパ」で選ぶならソフトバンク光!
まとめ.フレッツ光より他社回線の方が優秀
今回は、フレッツ光の評判について、3つの観点から解説してきました。
実際はどうだったのかをまとめると…
フレッツ光の3つの評判
- 通信速度の評判
下り平均速度(274Mbps)は普通にネットができるレベル
速度向上のためIPv6に対応したプロバイダーを選ぶのが良好 - サポートの評判
サポート体制の良し悪しは人による
24時間営業の故障窓口は利便性の面で優秀 - 料金の評判
プロバイダー別契約、工事費が有料だから料金は高い
スマホセット割がないので、料金メリットがない
フレッツ光の評判は、速度やサポートといったサービス面では全体的に良いものの、料金の部分だけが突出して悪かったですね。
これは、NTTが新規ユーザーの獲得を光コラボに集中させるという意図があるので、仕方がないことではあります。
ただ、そのおかげで、光コラボ各社のキャンペーンが充実して、スマホのセット割のような非常にお得なサービスも受けられるようになったと思えば、損なことではありませんね。
そういった背景もあるため、特別な理由がない限りはフレッツ光以外を選ぶ方が良い判断だと言えます。
ただし、フレッツ光は、プロバイダーが限定なく選べるといった点では、唯一無二の光回線です。
もし、仕事の都合などで特定のプロバイダーを使わなければいけないような特別な理由があれば、フレッツ光が最適な回線となりますね。
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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki