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選ぶならどっち?ビッグローブ光とドコモ光を5つの項目で徹底比較

ドコモショップに行ったら、「ドコモ光」への切り替えを提案された。
それもアリかなと思ったけど、他にもっと良い回線は無いかと調べてみたら「ビッグローブ光」というのが目についた。

ビッグローブ光とドコモ光、選ぶならどっちが良いんだろう?

そう思ったお客様に向けて、以下5つの項目に着目した比較結果について解説します。

ビッグローブ光 ドコモ光
回線速度 平均241Mbps 平均264Mbps
月額料金 戸建て:5,478円
マンション:4,378円
戸建て:5,720円
マンション:4,400円
契約時の特典 キャッシュバック
¥30,000
dポイント
¥2,000相当
料金の割引特典 auのスマホ料金
年間¥13,200割引き
UQ mobileのスマホ料金
年間¥10,296割引き
BIGLOBEモバイル
年間2,640割引き
ドコモのスマホ料金
年間¥13,200割引き
サポート体制 BIGLOBEお助けサポート
BIGLOBE訪問サポート(有料)
AIチャットサポート
ネットトータルサポート
LINEお問い合わせ窓口
無料訪問設定サポート
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ビッグローブ光とドコモ光の回線比較

また今回の記事では、「どんな人に、どちらの回線が適しているのか」についても答えを出しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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回線のコスパの良いドコモ光か、キャッシュバック特典が大きいビッグローブか、それとも他サービスか…。

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1.回線速度を比較

ビッグローブ光ドコモ光
下り平均241Mbps下り平均264Mbps
速度の比較結果

参照:みんなのネット回線速度

回線速度に関しては平均速度はほとんど変わらないという結果になりました。

なぜ速度が変わらないのかというと…

前提としてインターネットの速度は「回線設備(光ファイバー)」や「プロバイダー(インターネットに接続する業者)」によって速度は上下します。

そして、今回の比較対象のビッグローブ光とドコモ光は、同じNTTの回線設備を使ったサービスなのです。

というわけで、プロバイダーは異なるので多少の差異はあるものの、両サービスの速度は「平均としてはあまり変わらない」のですね。

ただし、インターネットの速度はプロバイダーによって大きく変わります。

プロバイダーを選ぶことができるドコモ光なら、選択したプロバイダーによって平均速度以上の速度を出すことができます。

比較結果:回線速度の速さはドコモ光が優秀

回線ごとの平均速度はほぼ変わらない結果となりましたが、プロバイダーの選択によって通信速度を上げられるドコモ光が優秀と言えます。

それでは、ドコモ光を利用するなら、どのプロバイダーを選べばいいのでしょうか?

ドコモ光で利用できるプロバイダで平均速度が速い順に3社ご紹介します。

サービス名平均速度
OCNインターネット下り平均285Mbps
GMOとくとくBB下り平均277Mbps
SPEEDIA(SIS)下り平均277Mbps
ドコモ光の平均速度が速いプロバイダー

上位3社を挙げましたが、どのプロバイダーもドコモ光の全プロバイダーの平均速度を上回る数値を出していますね。

というわけで、ビッグローブ光とドコモ光を「速度」に着目して比較するなら、ドコモ光の方が優秀と言えるのです。

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2.月額料金を比較

ビッグローブ光
(3年プラン)
ドコモ光
(1ギガ タイプA)
マンション
4,378円
マンション
4,400円
戸建て
5,478円
戸建て
5,720円
料金の比較結果

月額料金を比較すると、マンションではほぼ同等額、戸建てはビッグローブ光が¥240ほど安いという結果になりましたが、特筆するほど大きな価格差はないですね。

ただ、ビッグローブ光の3年プランには、引越しをする時にかかる光回線の「移転工事費」が何度でも無料という特長あります。

比較結果:引越しが多い人にとってはビッグローブ光が優秀

月額料金には大きな差はありませんでしたが、引越しが多い人にとっては移転工事費が無料になるビッグローブ光が優秀となります。

ちなみにドコモ光だと移転工事費がいくらかかるかというと…

同じNTTエリア内の引越NTTエリアをまたぐ引越
戸建て/マンション
11,000円
戸建て/マンション
22,000円
ドコモ光の移転工事費

ドコモ光だと、NTT東西の同じエリア内(例:東京から北海道)か、エリア外(例:東京から大阪)への引越しで移転工事費が異なります。

引越しが多い方にとっては毎回、移転工事費で約11,000円~22,000円の出費がかかるとなると、大きな負担になりますね。

これが、ビッグローブ光の3年プランなら何度でも無料になるので、転勤が多い方や引越しを予定されている方には良いサービスですね。

ビッグローブ光

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3.契約時の特典を比較

ビッグローブ光ドコモ光
キャッシュバック
30,000円
dポイント
2,000円相当
初回特典の比較結果

まず、インターネット回線の契約では初回の特典として、キャッシュバックなどのキャンペーン特典が付くことが多く、ここでは特典の金銭的メリットに着目して比較します。

ビッグローブ光は現金キャッシュバックに対し、ドコモ光はdポイント付与。金額もビッグローブ光の方がダンゼンお得になっています。

比較結果:初回特典はビッグローブ光が圧倒的に優秀!

やはり、いつでもどこでも誰でも無条件で利用できる現金キャッシュバックのビッグローブ光が優秀です。

ドコモ光のdポイントでは、前提として「d POINT CLUB」に入会していなければ利用できません。

dポイントの利用も、「d POINT CLUB」が提携しているお店やネットショップでの支払いにしか使えず、限定的です。

また、以下のような制限がかかっています。

dポイントの利用制限

  • 他サービスのポイントに交換できない(JALマイルの交換も不可)
  • ケータイ料金の支払いも利用不可
  • データ量の追加購入も利用不可
  • ポイントの有効期限は6か月

有効期限が決まっていると、焦って無駄遣いをして終わってしまいそうですね…

よって、貯蓄でも何にでも利用できる現金キャッシュバックの方が圧倒的に優秀という結果でした。

ビッグローブ光

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4.料金の割引特典を比較

ビッグローブ光ドコモ光
auのスマホ料金
年間最大13,200円割引
ドコモのスマホ料金
年間最大13,200円割引
UQ mobileのスマホ料金
年間最大10,296円割引
BIGLOBEモバイル
年間2,640円割引
料金割引の比較結果

ここでいう「割引特典」というのは、スマホと光回線をセットで利用することを条件に割引される料金のことで、対象のスマホ側の料金が割引されます。

上記の比較はスマホ1台分の年間割引額となっているので、ご家族など対象のキャリアのスマホを複数台契約している場合は、台数に応じて割引額も増えます。(BIGLOBEモバイルは1台のみ割引対象)

ドコモ光は割引対象が「ドコモ」だけですが、ビッグローブ光は、「au」以外にも「UQ mobile」や「BIGLOBEモバイル」などの格安スマホも割引の対象になっており、割引対象のスマホキャリアの幅が広くなっていますね。

比較結果:対象のスマホを利用しているかどうかによるためドロー

割引対象のスマホを使っているか、何台使っているかなど、人によってメリットの大きさが違うので、一概にどちらが優れているとは言えないのでドローにしました。

つまり、「au」や「UQ mobile」を利用しているならビッグローブ光が優秀、「ドコモ」を利用しているならドコモ光が優秀となります。

また、スマホの格安プランであるドコモの「ahamo」、auの「povo」を利用している場合は、そもそも月額料金が低額のプランなので割引の対象になりません。

要するに、格安プランを利用しているならば、スマホの割引特典は無視して、キャッシュバックなどの特典で光回線を選ぶことが最適ですね。

ビッグローブ光

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5.サポート体制を比較

ビッグローブ光ドコモ光
BIGLOBEお助けサポート(最大2ヵ月無料)
BIGLOBE訪問サポート(有料)
AIチャットサポート
ネットトータルサポート(初回31日間無料)
LINEお問い合わせ窓口
無料訪問設定サポート(プロバイダによる)
24時間おたすけロボット
サポート体制の比較結果

ビッグローブ光のサポート体制は最大2ヵ月無料で利用できる「BIGLOBEお助けサポート」や、「ぴっぷる」というAIチャットサポートがあり、質問に対しAIが対応しますが、AIで解決できない問題は、人間のチャットオペレーターと直接やり取りすることもできるのが便利ですね。

ドコモ光の方も初回31日間無料の「ネットトータルサポート」があり、インターネットの設定方法などをLINEで聞くことができるため、電話をする時間がない時などでも気軽に問い合わせができます。

比較結果:サポート体制はどちらも優秀

サポート体制に関してはどちらも優秀です。

両社とも期間限定ですが、無料で利用できるサポート窓口を用意しています。

どちらもリモートサポートを使って遠隔操作でインターネットの設定ができるため、「ネットがつながらない!」という問題が無料期間内でほぼ解決できると思われます。

こういったサポート体制があることで、インターネットの初期設定に自信がない方であっても安心してインターネットを始めることができますね。

ただし、無料期間が終了したら月額料金が発生するので、無事にインターネットがつながって、サポートを利用しなくなったら解約の連絡を忘れずに。

ビッグローブ光
BIGLOBEお助けサポート
ドコモ光
ネットトータルサポート
月額522円月額550円
サポートの月額料金

リモートサポート以前に、パソコンやインターネットの設定が「全く分からないから、全て誰かにやって欲しい!」という方は訪問設定を利用するのも手です。

訪問設定はビッグローブ光では有料(15,840円)になってしまいますが、ドコモ光ではプロバイダーによっては無料で行っています。

ドコモ光の無料訪問設定に対応したプロバイダーは13社もあるため、一部を紹介します。

ドコモ光 無料訪問設定対応プロバイダー

  • @nifty
  • BB.excite
  • BIGLOBE
  • GMOとくとくBB

※2024年2月時点

もし最初から訪問設定を希望される場合はドコモ光を選んだ方がよさそうですね。

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結局どっちの回線が優れているの?

さて、ビッグローブ光とドコモ光を5つのポイントで比較してきたわけですが、どちらのサービスが優れているのでしょうか?

それは、みなさんがインターネットを契約するにあたり、何を重視したいかによって異なってくると思います。

ここでは、両サービスの特長から重視する内容を2つに分けて説明します。

キャッシュバック重視の人はビッグローブ光

まず、契約時の特典として現金30,000円のキャッシュバックがあり、月額料金に換算すれば実質半年間くらいは無料で利用できるのは魅力的ですね。

移転工事費も無料なので引越しが多い方や、引越しを予定されている方にもお得なサービスになっています。

よって、ビッグローブ光は金銭的なメリットを重視する人におすすめです。

ビッグローブ光

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コスパ重視の人はドコモ光

逆にドコモ光はコスパを重視する人におすすめです。

ここで言う「コスパ」とは、料金と速度のバランスです。数値で表した方がわかりやすいので、「料金÷速度=コスパ」という形で算出します。

ドコモ光は平均よりも速度の速いプロバイダーを選ぶことができるので、ドコモ光のプロバイダーの中でもトップクラスの速度が出る「OCNインターネット」で比較をします。

項目ビッグローブ光ドコモ光
(プロバイダー:OCN)
月額料金4,378円4,400円
下り平均速度241Mbps285Mbps
コスパ
(料金/速度)
18.1円/1Mbps15.4円/1Mbps
コスパの比較結果

このように、ドコモ光の回線速度がビッグローブ光を上回っているので、ドコモ光の方がコスパは優秀ですね。

通信速度はその通信サービスの「質」なので、通信速度が速くてコスパがいい「質」の良いサービスを重視する人にはドコモ光をおすすめします。

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まとめ.コスパを気にしなければ金銭的なメリットが大きいビッグローブ光が最適

今回は、「ビッグローブ光」と「ドコモ光」を5つの項目に着目し、どちらが優れているかを比較しました。

比較結果をまとめると、このようになります。

比較結果まとめ

  • 回線速度:ドコモ光が優秀
  • 月額料金:ビッグローブ光が優秀
  • 契約時の特典:ビッグローブ光が優秀
  • 割引特典:人によって様々
  • サポート体制:どちらも優秀

著者の見解としては…

ビッグローブ光はコスパはドコモ光に及ばないものの、キャッシュバックや移転工事費無料の金銭的なメリットがとても大きいと感じます。

通信速度の平均値もドコモ光と同等の速度を出しており、インターネットを普通に利用するには困らない速度であるといえるので、コスパの部分に拘らなければビッグローブ光をおすすめします。

ただし、利用しているスマホがドコモである場合は、契約台数に応じたセット割が適用されるので、ドコモ光にした方が正解という事も考えられます。

自分にとってどちらのサービスが最適であるかは、利用しているスマホや、将来的な引越しの有無などを勘案し、総合的に判断することが必要ですね。

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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki

大学卒業後、服飾業界と教育業界を経てポート株式会社へ。
入社後は多数の新規メディア立ち上げに参画し、自身も有資格者ライターとして2,000本を超える記事を執筆。
PORTブロードバンドにおいても「読者のインターネット回線に関する最適な意思決定を支援する」という信念のもと、総務省の認可を得た正規販売代理店(届出番号C2203454)として、信頼できる情報を“誰にでもわかりやすく”発信している。

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