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光回線マンションタイプ18社比較・選び方|ネット設備がない場合の対処法

マンションに住んでいる人や、マンションに引越しを予定している人の中には…

「マンションで光回線を使いたいんだけど、どうすればいいの?」と疑問を抱いている人もいらっしゃると思います。

この記事ではマンションで利用できる光回線にフォーカスして、どんな光回線があってどれを選ぶのが最適なのかを解説していきます。

そのうえで、マンションの設備環境ごとに手続きの方法や利用できるまでの期間、あらかじめ把握しておきたい注意点についても案内しますので、マンションで光回線を導入する参考にしてください。

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マンション向け光回線18社比較・おすすめの選び方

前提として、マンションのような集合住宅で光回線のインターネットを利用する場合「マンションタイプ」というマンション専用プランが利用できます。

マンションタイプは、建物に光回線の“屋内設備”を設置して住人間でシェアして利用するタイプなので、月額料金が戸建てタイプと比較すると安価なのが特徴です。

マンションタイプは1本の光回線を住人間でシェアして利用するタイプです。電柱から光回線を屋内設備まで配線し、そこから各部屋まで配線します。

以下に、主だった光回線18社のマンションタイプの月額料金・平均速度を比較しましたのでご覧ください。

光回線月額料金下り
平均速度
上り
平均速度
スマホ割
光コラボ
ドコモ光
4,400円450Mbps324Mbpsドコモ
光コラボ
ソフトバンク光
4,180円409Mbps243Mbpsソフトバンク
ワイモバイル
光コラボ
ビッグローブ光
4,378円409Mbps290Mbpsau
UQモバイル
光コラボ
@nifty光
4,378円326Mbps281Mbpsau
UQモバイル
光コラボ
楽天ひかり
4,180円378Mbps250Mbpsなし
光コラボ
excite MEC光
3,850円404MbpsMbpsなし
光コラボ
GMOとくとくBB光
4,290円370MbpsMbpsなし
光コラボ
おてがる光
3,608円345MbpsMbpsなし
NTT東日本
フレッツ光
4,345円
~5,170円
364Mbps264Mbpsなし
NTT西日本
フレッツ光
4,026円
~5,236円
364Mbps264Mbpsなし
独自回線
auひかり
4,180円
~5,500円
362Mbps205Mbpsau
UQモバイル
独自回線
NURO光
3,850円907Mbps651Mbpsソフトバンク
独自回線
eo光
3,436円
~5,447円
438Mbps385Mbpsau
UQモバイル
独自回線
コミュファ光
4,070円475Mbps386Mbpsau
UQモバイル
独自回線
メガ・エッグ
4,070円465Mbps458Mbpsau
UQモバイル
独自回線
ピカラ光
4,400円536Mbps442Mbpsau
UQモバイル
独自回線
BBIQ光
4,510円
~6,380円
499Mbps450Mbpsau
UQモバイル
ケーブルTV
J:COM NET
4,730円
~5,258円
306Mbps50Mbpsau
UQモバイル
【1ギガ光回線】マンションタイプ 18社比較

※参照:みんなのネット回線速度
※フレッツ光 プロバイダOCNの場合の料金
※NURO光は最大2Gbps ・J:COM NETは320Mbpsサービスも含む

上記18社の中で一番シェアが大きいのは「光コラボレーション(通称光コラボ)」で、フレッツ光の回線とプロバイダをセットにして販売しているサービスです。

光コラボとはフレッツ光回線とプロバイダーがセットになったサービスのこと。光コラボなら別途プロバイダ―契約をする必要はありません。

光コラボはNTT東日本・西日本フレッツ光回線を共同で使っているため、フレッツ光の設備があるマンションであればどこでも、どの光コラボも利用すること可能。提供エリアも日本全国と広いのが特徴です。

一方で、「auひかり」「NURO光」といった光回線は「独自回線」と言われており、フレッツ光回線以外の光回線を独自で整備しサービス提供しています。

独自回線はNTT以外の光回線を独自に提供しているため、提供エリアが限られます。

光コラボのように設備を共同利用していないため、通信が混雑しないことから通信速度は速いのですが、提供エリアは限られているのがデメリットです。

では、マンションで光回線を利用する場合、どのサービスを選べばいいのでしょうか?重視するポイントごとに解説しますね。

“料金の安さ”を重視するならスマホセット割で選ぶ

インターネット回線は、日常生活に欠かせないライフラインの1つ。快適に利用できる事も重要ですが、毎月料金負担が発生するのも事実。

そのため、月額料金の安さで光回線を選びたい!という人には「スマホのセット割引」が使える光回線を選ぶのがおすすめです。

スマホのセット割引とは?

光回線と対応したキャリアのスマホをセットで利用することで、スマホ側の料金が毎月最大1,100円割引されるサービス。
スマホ1回線ごとに割引が適用されるため、家族で同じキャリアのスマホを使うことで割引額が増えるので、スマホ+光回線のトータルコストが削減可能。

スマホ1回線なら年間13,200の削減、家族で3回線使っているなら年間39,600円もの削減になるのでインパクトは大きいですね。

上記の比較表を見てもわかる通り、セット割引が使える回線は複数あります。具体的にどの光回線を選べばいいのかスマホキャリアごとに解説しますね。

ドコモユーザーなら「ドコモ光」一択でOK

<特徴>
「ドコモ光セット割」対象回線
・プロバイダ選択可能
・工事費が完全無料(3/31まで)
提供エリア日本全国
マンションタイプ
月額料金
4,400円~
キャンペーン
※ドコモ光×GMOとくとくBB
・最大39,000円キャッシュバック
・Wi-Fiルーターレンタル無料
・他社解約金 最大25,000円相当還元(dポイント)
ドコモ光

ドコモのスマホを利用しているのであれば光コラボの「ドコモ光」がおすすめです。

ドコモのセット割引「ドコモ光セット割」が利用できるインターネット回線は「ドコモ光」とドコモが提供するホームルータードコモhome5Gだけです。

つまり、マンションで利用する光回線としては「ドコモ光」一択となります。

特にドコモ光のプロバイダをGMOとくとくBBにするとキャッシュバック特典やWi-Fiルーター無料レンタルがあるのでおすすめです。

auスマホを使っているなら「auひかり」か「ビッグローブ光」

<特徴>
「auスマートバリュー」対象回線
「UQ自宅セット割」対象回線
・プロバイダ選択可能
・工事費が実質無料
提供エリア日本全国のauひかり設備があるマンション
マンションタイプ
月額料金
4,180円~5,500円
キャンペーン
※auひかり×So-net
・最大30,000円キャッシュバック
・他社解約金 最大30,000円還元+上乗せキャッシュバック最大20,000円
auひかり

auスマホ・UQモバイルのユーザーであれば、通信速度に定評がある「auひかり」がおすすめです。

ただし、auひかりは利用できるマンションが限られているので事前に提供状況を確認しましょう。

また、マンションタイプの料金は、マンションごとに決められている料金プランによって変わり、最も高い「ミニギガ」にプランだと月額5,500円にもなります。

そのため、auひかりが提供エリア外だった場合や、料金が高いプランしか利用できないといった時は光コラボの「ビッグローブ光」がおすすめ回線になります。

もしくは、西日本限定ですが電力会社が提供している「eo光」や「コミュファ光」などもauスマートバリューに対応しているので合わせて検討しましょう。

<特徴>
「auスマートバリュー」対象回線
「UQ自宅セット割」対象回線
・工事費が実質無料
・移転工事費無料(3年プラン)
提供エリア日本全国
マンションタイプ
月額料金
4,378円(3年プラン)
キャンペーン・30,000円キャッシュバック
・Wi-Fiルーターレンタル無料(半年間)
auユーザーには「ビッグローブ光」

お住いのマンションにauひかりの設備がなく利用できない場合は、KDDIの提携会社でセット割に対応した「ビッグローブ光」が代替の回線として選択肢に上がります。

ビッグローブ光は光コラボなので日本全国のマンションで利用できることから、引っ越しの際にも継続利用でき、移転の工事費用も無料なので長く利用できる光回線です。

ソフトバンクスマホユーザーには「ソフトバンク光」がおすすめ

<特徴>
「おうち割光セット」対象回線
・工事費が実質無料
・移転工事費無料
提供エリア日本全国
マンションタイプ
月額料金
4,180円
キャンペーン・開通までWi-Fiレンタル可能
・他社解約金 最大100,000円相当還元
ソフトバンク光

ソフトバンク光ではセット割引「おうち割光セット」が利用でき、ソフトバンクスマホ・ワイモバイルの料金が割引されます。

セット割引の条件として“オプションパック(月額550円)”を契約する必要がありますが、パック内容にWi-Fiルーターレンタルや光電話のような必須オプションが含まれているため無駄にならないのでおすすめです。

ソフトバンクスマホのセット割引は、低価格かつ高速回線の「NURO光」でも対応していますが、NURO光は利用できるマンションがあまり多くなく、導入するのにひと手間かかります。

そのため、ソフトバンクユーザーが手軽にインターネットを始めるにはソフトバンク光が最適です。

スマホセット割にこだわらないなら「excite MEC光」がおすすめ

<特徴>
・工事費が実質無料
・月額料金最安級
・契約期間の縛りなし・解約金なし
月額料金一戸建て:4,950円
集合住宅:3,850円
キャンペーン・事務手数料無料、初月無料
・Wi-Fiルータープレゼント
excite MEC光

スマホのセット割引が対象にならないスマホ───格安スマホやahamo・povo・LINEMOのような格安プラン───を使っている人には、単純に月額料金が安い光回線がおすすめです。

料金が安い光回線というと「おてがる光」も候補に挙がりますが、キャンペーン内容が充実している「excite MEC光」がおすすめです。

スマホ割引が適用されない人や割引にこだわりがない人は、こういった安い回線を選びましょう。

“通信速度”を重視するなら最大速度に着目して選択

マンションタイプで速度を重視する場合、そのマンションで使える光回線の「最大速度」に着目する必要があります。

最大速度とは?

最大速度とは「最大100Mbps」や「最大1Gbps」といったように、その回線が持つ技術規格上の最大値(スペック)のこと。
これは、1秒間に送受信できる最大のデータ量を表していて、大容量のデータを短い時間でやり取りできる方が速いということなのです。

つまり、通信速度の速い回線を利用したいなら、最大速度のスペックが高い光回線を選ぶ必要があるということ。

ただし、マンションタイプは「提供方式」によって、共有部の設備から各部屋までのケーブルの種類が異なり、最大速度も異なります。

マンションタイプは共有部に導入されている設備から各部屋までの通信ケーブルの種類がマンションごとに異なります。

重要なのは、そのプランで利用しているケーブルが何か?ということですが、提供方式は3種類ありそれぞれケーブルが異なります。

方式名称ケーブル種別最大速度特徴
光配線方式光ファイバー1Gbps
10Gbps
速度が速い
10ギガのプランもあり
VDSL方式電話回線100Mbps干渉のため速度が遅い
LAN方式LANケーブル100Mbps干渉は少ないが
最大速度が遅い
マンションタイプの屋内配線の種類

この3つの方式の中で最も速度が速いのは光配線方式で現在は多くのマンションで採用されています。

そのため、お住いのマンションで利用できるプランが「光配線方式」なら速度的な問題はないということ。

次いで多いのはVDSL方式。これは既存の電話回線を利用して各戸まで配線するので、改めて配線作業をする必要がなく簡単にサービスが提供できるため、マンションタイプが登場した当初から採用されている方式です。

とはいえ、最大速度は100メガ(1ギガの10分の1)なので、速度を重視するならこのプランは避けた方がいいですね。

最後に、あまり導入しているマンションは多くないですがLAN方式があります。

これは光回線の設備導入時に各部屋までLANケーブルを配線しているプランで、VDSLのような電波干渉が少ないため速度は出ますが、そもそものLANケーブルの規格が最大100メガであることが多いため、最大1ギガの光回線に劣ります。

VDSLだったら他社光回線の提供方式も確認

VDSL方式なら避けた方が良い…と言いましたが、提供方式はサービスごとに異なる場合もあるので、他の光回線の提供方法も確認してみましょう。

例えば、auひかりのマンションタイプがVDSL方式でも、光コラボの提供方式は光配線方式…ということも実際にはあるのです。

そのため、VDSL方式でもがっかりせず、他の光回線の状況をエリア確認で調べてみてください。

最大速度の“例外”があるサービス

NURO光
NURO光のマンションタイプは光配線方のみ。他社と異なり下り最大2ギガのスペックでサービス提供しています。

auひかり タイプG
auひかりのタイプGはVDSL方式ですが、G.fastという技術を用い下り最大664Mbpsの速度でサービス提供しているのでおすすめです。

NURO光

SoftBankのスマホ料金が安くなる

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auひかり

au / UQ mobileユーザーはこれ一択

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受付時間:09:00〜20:00 土日祝日も営業

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※適用条件:お申込み内容確認電話の際に「PORTブロードバンド限定キャッシュバックを希望する」とお申し出ください。

速度重視なら10ギガ回線のマンションタイプがおすすめ

10ギガの光回線というと“一戸建て向け”のサービスが多いですが、実のところマンションでも利用することは可能です。

ただし、マンションに導入されている設備が10ギガ回線に対応している必要があり、利用できるマンションは限られます。

以下に、マンションで使える10ギガサービスを比較しましたのでご覧ください。ちなみに、10ギガ回線を利用するために必要な10ギガ対応ルーターレンタル代を含んだ料金です。

回線名月額料金上り
平均速度
下り
平均速度
NTT東日本
フレッツ光クロス
7,150円1462Mbps1604Mbps
NTT西日本
フレッツ光クロス
8,030円1462Mbps1604Mbps
ドコモ光 10ギガ6,930円1384Mbps1123Mbps
ソフトバンク光 10ギガ6,930円1002Mbps1031Mbps
ビッグローブ光 10ギガ
※2年プラン
6,820円1097Mbps1359Mbps
@ニフティ光 10ギガ
※3年プラン
6,930円996Mbps1269Mbps
NURO光 10ギガ5,700円1379Mbps1748Mbps
eo光 10ギガ
メゾンタイプ
6,530円1222Mbps1098Mbps
コミュファ光
マンションF10G
5,940円3193Mbps2374Mbps
BBIQ光 10ギガ4,290円
~6,160円
1598Mbps1436Mbps
メガ・エッグ 光10ギガ5,720円2211Mbps2140Mbps
【10ギガ回線】マンションタイプ 11社比較

※参照:みんなのネット回線速度
※フレッツ光クロス:プロバイダ OCNの場合

10ギガ回線は通常1ギガのマンションタイプと比べると、月額500円~3,000円ほど高くなります。

ただし、回線速度は1ギガ回線の3~6倍も速いので、日常から重いデータを扱う人や、オンラインゲーマー、動画配信をする人におすすめです。

上記の金額は期間限定の割引キャンペーンは含めていないため、さらに安く利用できることもあります。

もちろん、スマホのセット割引にも対応しているので興味があったら10ギガ回線を検討してみてください。

マンションのインターネット設備環境は3パターン

ここまで、「マンションタイプ」の光回線のサービスについて紹介してきましたが、マンションで利用できるインターネットの設備環境は3パターンあります。

多くのマンションでは「マンションタイプ」が利用できるのですが、他にも「全戸一括型タイプ」のマンションも増えています。

また、インターネット設備がない集合住宅も存在するので、それぞれのパターンでインターネットを利用する場合の特徴や、利用開始までの手順、工事の有無などを解説していきます。

マンションの設備環境

  • ①マンションタイプ
    フレッツ光やauひかりなどマンションタイプの設備が導入されている。
    自分で対応している光回線から選んで契約可能。
  • ②全戸一括型タイプ
    インターネット完備・インターネット無料の住宅。
    建物所有者が全戸一括でまとめて契約しているためサービスが選べない。
  • ③光回線の設備なし
    小規模のアパートなどでインターネットの設備自体が導入されていない住宅。

お住いのマンションは、上記の設備環境のどれかにあたります。

お住いの住宅がどのパターンにあたるかは、賃貸情報や契約書を確認するという手がありますが、他にもサービスごとに、公式サイトからエリア検索することで、マンションタイプが使えるかどうかの確認ができます。

各光回線の提供エリア検索一覧

上記のエリア検索で、郵便番号・住所を入力し、お住いのマンション名を指定することで利用できるマンションタイプのプラン等を確認することができます。

フレッツ光・光コラボのエリアは同じ

光コラボはフレッツ光と同じ回線を使っているため、提供エリア検索はフレッツ光の公式ページから行います。
お住いのマンションでフレッツ光が利用できれば、光コラボ各社の窓口から申し込みが可能です。

①マンションタイプ

一番オーソドックスなパターンがマンションタイプに対応した住宅で、導入されている設備からサービスが選べるのはこのパターンのみ。

特徴導入されている設備からサービスが選べる
平均月額料金4,200円
管理会社・大家の許可不要
工事の有無サービス・状況によりけり
利用開始までの期間1~2週間程度
マンションタイプの概要

フレッツ光の設備があれば、どの光コラボも選んで使えるほか、auひかりやケーブルテレビのインターネットなど複数の設備が導入されていることもあります。

また、インターネットの設備を導入している時点で、建物を所有している大家さんの許可を得ているため個別に使用許可を連絡する必要もありません。

マンションタイプの導入手順と工事内容

マンションタイプを利用するには以下の手順になり、サービスの申し込みから約1~2週間で利用開始となります。

  1. 光回線の申し込み
  2. 工事日程の調整
  3. 開通工事
  4. 初期設定をして利用開始

最初に、マンションタイプのサービスを選び、申し込みを行ってください。

その際に工事をいつ行うかを決める必要があるので、立ち会いができる日程で調整をする必要があります。

工事と言うと大掛かりな印象を受けますが、工事は30分~1時間程度で完了するので、立ち会いの手間はあるものの大きな負担はありません。

内容的には、マンションの設備とお客様の部屋まで光回線を配線するという内容で、基本的には電話回線の配管を利用して光ケーブルを通す工事を行います。(光配線方式の場合)

工事が完了次第、事前に届いているONUやルーターなどの機器を接続して、初期設定を行えば利用開始です。

工事日程は管理会社に連絡しよう

工事の日程が決まったら忘れずに管理会社に連絡しておきましょう。
というのは、マンションタイプの工事は屋内設備がある場所で行うため、機械室のような場所に設備が設置されていると、機械室を開ける「鍵」を手配する必要があるからです。
事前に管理会社に工事日を伝えておけば鍵の手配を行ってくれるので、工事当日の作業がスムーズに進みます。
最悪の場合、鍵が開けられず工事日程を再調整となるのでご注意ください。

光回線が引き込まれている場合は工事不要

フレッツ光・光コラボのマンションタイプに限り、すでに光回線が部屋まで来ている場合は工事が不要になります。

工事なしでインターネットを開通されることを専門用語で「無派遣工事」といい、作業員がマンションに派遣されず、工事はNTTの局舎内だけで済みます。

ただし、無派遣工事になるのは部屋内に「光コンセント」という光回線のジャックが設置されていることが条件です。

光コンセントは2種類あり、電話のジャックにかぶせて設置する「一体型」と、光コンセントだけ単体になって壁から出ている「分離型」(ローゼット型)があります。

賃貸マンションなど、以前に住んでいた人がフレッツ光や光コラボを利用していたら、その時に工事した光コンセントはそのまま残っているので、それを流用することで工事なしで開通させられるのです。

PORTブロードバンド
編集部の所感

自宅のインターネット回線の需要が増えている昨今、無派遣工事で利用開始できるケースも増えています。
ただし、他社のサービスでも光コンセントを設置するので、それがNTTのモノではなく利用できないケースもあるのです。
無派遣工事になるかどうかは、申し込み後の日程調整の時に確定しますので、光コンセントがあっても工事なしとは限らないのです。

全戸一括型タイプ

全戸一括型とは、インターネット完備・インターネット無料の賃貸マンションで採用されているタイプのこと。

特徴月額料金はかからないがサービスは選べない
平均月額料金無料
管理会社・大家の許可不要
工事の有無なし
利用開始までの期間1週間程度
全戸一括型タイプの概要

これは、マンション所有者(大家さん)が、賃貸マンションの空部屋対策として全戸同じ光回線サービスを一括で契約しているというもの。

全戸一括型とは賃貸マンションオーナーと回線事業者が、全世帯分のインターネット契約をまとめて契約している提供タイプのこと。インターネット完備・インターネット無料の住宅が全戸一括型にあたる。

インターネットの月額料金は、家賃や管理費に組み込まれているため基本的には無料で利用できるのですが、好きなサービスが選べないのがデメリットです。

ただし、一括型は導入時に工事が完了しているため、入居後はスムーズにインターネットの利用ができるのはメリットですね。

全戸一括型を提供している回線事業者はいくつかあるので代表的な事業者を紹介します。

サービス名称運営会社
フレッツ 光ネクスト
マンション全戸加入プラン
NTT東日本
フレッツ光 全戸加入プランNTT西日本
e-mansion
UCOM光 レジデンス
株式会社つなぐネットコミュニケーションズ
CYBERHOME株式会社ファミリーネット・ジャパン
D.U-NETD.U-NET 株式会社(大和ハウスグループ)
FGBB株式会社ファイバーゲート
e-Broad光イーブロードコミュニケーションズ株式会社
あぱねっと株式会社キッズウェイ
レオネット株式会社レオパレス21
B-CUBIC株式会社ブロードエンタープライズ
アイネット株式会社Ai.Connect
NURO光 Connectソニーネットワークコミュニケーションズコネクト株式会社
J:COMネットJCOM株式会社
全戸一括型 事業者一覧

全戸一括型のサービスは分譲・賃貸マンションにかかわらず提供していて、入居の際の契約書等にマンション設備として上記の名称があれば一括型ということになります。

無料インターネットの手続き方法

一括型のインターネットの手続き方法は事業者によって異なります。一般的に入居の際に「登録方法」の説明があり、マニュアル等がもらえます。

ここでは、NTTの全戸一括型の手続きの流れを解説しますね。

  1. 一括型の申し込み(会員登録)
  2. プロバイダの選択
  3. レンタル機器の受け取り・接続
  4. 初期設定をして利用開始

NTTの全戸一括型の場合、NTTに連絡し申し込みを行う必要があります。

その際にインターネットを接続するための業者「プロバイダ」を選びます。ただし、プロバイダは大家さんが指定している場合があるので選べないことも多いです。

その後は配送されるレンタル機器を接続し、プロバイダから届いている案内をもとに初期設定をすることで利用開始となります。

速度のプラン変更には追加料金がかかることも

全戸一括型の光回線は、月額料金がかからず工事なしですぐに利用できるのがメリットですが、通信速度については事業者によって満足度が異なります。

というのは、全戸で同じ回線を利用しているため、夜の時間帯はインターネットが混み合い、通信速度が落ちる傾向があるからです。

また、居住者に対し無料で提供しているため、そもそもの最大速度が遅い場合もあるのです。

そういった場合は、追加料金を支払うことで最大速度が速いプランに変更することができる事業者もあるので、速度が遅くて使い物にならないといった場合は利用している事業者へ相談しましょう。

③光回線の設備なし

マンションやアパートにインターネットの設備環境がない場合も多くあります。

建物によっては物理的な理由から設備自体が導入できないことや、マンションタイプを導入する世帯数の基準に満たない場合など、設備がない理由は様々です。

とはいえ、自宅で光回線が利用できないと困りますよね。その場合は集合住宅でも「戸建てタイプ」を導入することができます。

マンション設備がない集合住宅では、戸建てタイプを導入することが可能。

戸建てタイプをマンションに導入する場合、マンションタイプとは違い、設備を置かずダイレクトに部屋まで光回線を引き込みます。

引きこみ方法は、既存の電話線の配管を利用したり、エアコンのダクトの隙間から引き込んだりするのが一般的です。

ただし、建物の外壁に対して工事を行ったり、配管を使ったりするので、工事前に建物所有者大家さんや管理会社の許可が必要になります。

特徴月額料金は戸建て料金なので高い
光回線を専有できるので通信速度は速い
平均月額料金5,400円
管理会社・大家の許可必須
工事の有無あり
利用開始までの期間1ヵ月~3ヵ月程度
戸建てタイプの概要

マンションに戸建てタイプを引き込む場合、工事は必須となり、事前の許可取りもお客様で行う必要があるうえに、月額料金もマンションタイプより1,000円以上高くなります。

その代わり、一本の光回線を専有して利用できることから、通信速度は速くマンションタイプよりも快適に利用できます。

光回線が引ける階数制限はある?

光回線を引き込めるマンション・アパートの階数には制限があり、サービスによって異なります。
例えば、フレッツ光や光コラボにおいては、階数制限はありません。auひかりの場合は、関東なら3階建て以下の建物、関東以外では2階建て以下の建物しか導入できないといった制限があります。

戸建てタイプを集合住宅に導入する手順

マンションに戸建てタイプを導入する手順は以下です。

最初にお客様自身で“光回線を導入してもOKかどうか”を大家さん・管理会社に許可を得る必要があります。

  1. 大家・管理会社の許可を得る
  2. 光回線の申し込み
  3. 工事日程の調整
  4. 開通工事
  5. 初期設定をして利用開始

導入の許可が得られれば、光回線の申し込みに進むことができます。導入タイプは一戸建てになるので申し込みから利用開始までは約1ヵ月~3カ月程度かかる場合があります。

工事は立ち合いになり、工事時間も1時間~2時間ほどかかることもあるので必ず余裕をもって立ち会える日程で設定しましょう。

こちらも工事日が決まり次第、管理会社や大家さんに連絡しておくと、当日一緒に立ち会ってもらえることがあり、当日の工事内容等をその場でチェックしてもらえるのでスムーズに工事を進められます。

工事が終わり次第、配送されているレンタル機器を接続して、初期設定を終えれば利用開始となります。

退去時は撤去工事が必要

賃貸マンションに戸建てタイプを引いた場合、引越などで退去する際は原状回復のため「回線の撤去工事」が必要になる事があります。
撤去工事はサービスによっては“有料”になるため、事前に確認しておきましょう。(フレッツ光・光コラボは無料)
また、撤去工事の手配にも時間がかかるため、引越が決まったらすぐに手配をすることをおすすめします。

工事不要のホームルーターもおすすめ

もし、戸建てタイプの工事許可が下りなかった場合は、光回線を利用することができないので他の手段を考えましょう。

工事なしで自宅のWi-Fi環境を整える手段としては、スマホのような“モバイル回線”を使った「ホームルーター」がおすすめです。

ホームルーターは大きく分けて以下の3種類があり、各社スマホキャリアのセット割引に対応しています。

ホームルーター名称月額料金スマホセット割
ドコモhome5G4,950円ドコモ
ソフトバンクAir5,368円ソフトバンク
ワイモバイル
WiMAX3,750円~au
UQモバイル

ホームルーターの月額料金はマンションタイプの光回線よりも高めなので、スマホのセット割引を利用するのがおすすめです。

ホームルーターの通信速度は、光回線より劣るものの高速通信を必要としない用途(WEB閲覧・動画視聴)であれば問題なくこなせます。

そのため、光回線が使えない場合だけではなく、工事が面倒な人や、すぐに引越してしまう人、急いでWi-Fiを利用したい人にもおすすめです。

マンションの光回線に関するよくある質問

マンションの光回線についてよくある質問とその回答を紹介します。細かな疑問にお答えしているので、ぜひ目を通してみてください。

Q.マンションで光回線を使う場合の初期費用は?

A.開通工事の料金は¥5,000〜¥30,000ほどですが、キャンペーンで実質無料になることがあります

開通工事の料金に¥5,000〜¥30,000とムラがあるのは、光回線のサービスごとに設定されている金額がことなり、工事の有無でも変わってくるからです。

とはいえ、光回線の中では新規加入キャンペーンで「工事費無料」「工事費用キャッシュバック」といったものもあるので、実質的な負担がないこともあります。

条件があるので気を付けなればいけませんが、そういったキャンペーンある光回線を積極的に活用していきましょう。

Q.全戸一括型のマンションでも、戸建てタイプは引けますか?

A.建物所有者(大家)から許可をもらえれば可能です。

「全戸一括型のインターネットが遅いから戸建てタイプを引きたい!」といった声はよく聞きますが、実際のところ大家さんの許可をもらうのは困難です。

と言うのは、大家さんからすれば、インターネットは完備しているのだから、工事など都度対応するのが手間だし建物に傷がつくため、例外は認めたくないという気持ちがあるからです。

なので、通信速度でお困りの場合は、速度のプラン変更ができるかどうかを、サービス提供している事業者側に相談してみてください。

それが難しければ、大家さんに交渉するしかないのですが、別手段としてはホームルーターを利用するというのもあります。

Q.工事が面倒くさいのでポケットWi-Fiで良いですか?

A.選択肢としてはアリですが、電波のエリアに注意しましょう。

ポケットWi-Fiやホームルーターといったモバイル回線のサービスは、スマホと同じく5Gエリア・4Gエリアといった電波のエリアがあります。

モバイル回線を利用する場合は、自宅や学校・勤務先などの生活圏の電波エリアが“圏外”になっていないか、“5G回線”が使えるかなどを確認しましょう。

ただし、インターネットの通信速度を重視するなら、最初から光回線を選んだ方が、無駄な費用がかからなくて済み、速度・安定面でのストレスもないのは確かです。

まとめ.マンションで光回線を使うなら、まずは設備を確認

マンションで光回線を利用するには、最初に「マンションタイプ」が使えるか設備を確認しましょう。

そのうえで、料金を重視するならスマホのセット割引ができる光回線を選んだり、速度重視なら最大速度が速い回線を選ぶという流れになります。

設備の確認方法は、管理会社に問い合わせるのが手っ取り早いですが、当社のようなフレッツ光や光コラボ各社、auひかり、NURO光など複数社の取り扱いのある総合代理店に問い合わせるのが、そのまま申し込みもできるためおすすめです。

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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki

大学卒業後、服飾業界と教育業界を経てポート株式会社へ。
入社後は多数の新規メディア立ち上げに参画し、自身も有資格者ライターとして2,000本を超える記事を執筆。
PORTブロードバンドにおいても「読者のインターネット回線に関する最適な意思決定を支援する」という信念のもと、総務省の認可を得た正規販売代理店(届出番号C2203454)として、信頼できる情報を“誰にでもわかりやすく”発信している。

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