楽天ひかりは工事費無料で開通可能!仕組みと隠れたリスクを解説
楽天ひかりの工事は、キャンペーン適用で実質無料となります。しかし
「実質無料ってどういうこと?」
「0円で工事できるってことでいいのかな?」
こう迷われてしまう方も少なくないでしょう。
結論、楽天ひかりの工事費は完全無料ではありません。付与されるポイントと相殺されることで無料に見せかけているという仕組みです。
と言われても、すぐに理解・納得するのが難しい方も多いと思います。この記事では、楽天ひかりの工事費無料の仕組みを正しく理解できるよう、ひとつずつ丁寧に解説していきます。
これから楽天ひかりを契約しようと考えている人はぜひ参考にしてください。
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楽天ひかりの工事費は“実質”無料
さて、冒頭でお伝えした通り、楽天ひかりの工事費は、現在行われているキャンペーンにより“実質無料”となります。
過去には工事費が全額自己負担だった時期もありましたが、現在はしっかり初期費用を抑えて契約できる仕組みが整えられました。
高額な初期費用がネックだった方には朗報と言えるでしょう。
楽天ひかりの工事費無料の仕組み
「楽天ひかりの工事費は実質無料だ」とお伝えしてきましたが、気になるのは“実質”という言葉。結論、これは“工事費が0円ではないが、0円に見えている”ということです。
実際、工事費は全額発生し、お客様に支払っていただくことに違いありません。
その工事費は24回に分けて支払っていくのですが、それと同じ金額分の楽天ポイントが24ヶ月間付与される仕組みになっています。
つまり、毎月の支払いが発生する一方で、同額のポイントが手元に戻ってくるということ。支払い額とポイントが相殺されて“無料に見えている”ため、“実質無料”と言っているのです。
お金とポイントの動きを、以下の表で具体的に見てみましょう。
| 工事費の支払額 | ポイント還元 | 工事費の 実質負担額 | |
|---|---|---|---|
| 2ヶ月目 (支払いスタート月) | 916円 | 0円 | 916円 |
| 3ヶ月目 (pt還元スタート月) | 916円 | +916pt | 0円 |
| 4ヶ月目 | 916円 | +916pt | 0円 |
| 25ヶ月目 | 916円 | +916pt | 0円 |
| 26ヶ月目 | 0円 | +916pt | -916円 |
| 22,000円 | 22,000pt | 0円 |
このように、工事費とポイントが同額であることで、実質的な工事費の負担が0円になっていることがわかると思います。これが工事費“実質”無料のしくみです。
ちなみに還元されるポイントは、開通した月の“3ヶ月目”から付与がスタートし、26ヶ月目で全額還元が完了。
その時点で工事費とポイントが完全相殺され、工事費の実質負担額は0円になります。
適用条件は“楽天ひかりの新規お申し込み”だけでOK
この工事費無料キャンペーンは、基本的に“初めて楽天ひかりを申し込む方”であれば誰でも使えるものとなっています。
厳密に言うと、楽天ひかりのお申し込みだけでなく“申し込み月を1ヶ月目として4ヶ月目の末日以内に開通させること”も条件にはなっています。
しかしたいていの場合楽天ひかりは1ヶ月以内には開通されることが多いため、実質的に“申し込むだけでOK”と言えるのです。
楽天モバイルの契約は不要
時折、この工事費無料キャンペーンを使うために“楽天モバイルの契約が必要”という情報を見かけることがあります。
しかし、このキャンペーン使用時に楽天モバイルの契約は不要。これは、別のキャンペーンの適用条件であり、混同されがちなよくある勘違いです。
工事費を実質無料にするために、スマホまで楽天モバイルに乗り換える必要は一切ありません。
インターネット回線である「楽天ひかり」単独の申し込みだけで、確実に工事費無料の対象となります。
転用・事業者変更の場合は対象外
もうひとつ重要なのが、光コラボやフレッツ光からの乗り換えの場合、このキャンペーンは適用されないということ。
公式サイト等には、キャンペーン適用対象について「楽天ひかりの戸建てプランとマンションプランを初めてお申し込みの方」などという記載がありますが、それに合致していても対象から外れる場合があるのです。
まず光コラボとは、フレッツ光と同じ回線設備を使ってインターネットを提供するサービスのこと。有名なところで言うとソフトバンク光やドコモ光がそれにあたります。そして、楽天ひかりもこの「光コラボ」です。
光コラボの例
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- ビッグローブ光
- So-net光 等
そしてフレッツ光から楽天ひかり含む光コラボへ乗り換えることを“転用”、ソフトバンク光から楽天ひかりなど、光コラボ同士の乗り換えを“事業者変更”と呼びます。
この転用・事業者変更にあたる方は、たとえ対象プランに初めて申し込むとしても、この工事費実質0円キャンペーンの対象外となります。
ただし、転用・事業者変更の場合は、そもそも開通工事自体がありません。
使っている回線設備はどのサービスも“フレッツ光のもの”であり、今お使いの回線設備をそのまま流用するため、開通工事を行う必要がないからです。
工事自体が発生しないため、キャンペーンを適用するまでもなく、最初から工事費は“完全に0円”になります。キャンペーン対象外ではありますが工事費の負担もないので安心してください。
| 現在のネット環境 | 手続き | 工事の有無 | 工事費・キャンペーンの適用 |
|---|---|---|---|
| ・光回線を使っていない ・独自回線を利用中 | 新規契約 | あり | キャンペーン対象 (実質0円になる) |
| ・フレッツ光を利用中 | 転用 | なし | キャンペーン対象外 (最初から工事費0円) |
| ・光コラボを利用中 | 事業者変更 | なし | キャンペーン対象外 (最初から工事費0円) |
工事費無料キャンペーンに潜む3つの落とし穴
楽天ひかりの「実質0円」という響きは魅力的ですが、この仕組みには知っておかなければ損をしてしまう可能性のあるリスクが潜んでいます。
表面的なメリットだけを見て契約を進めるのは少し危険です。
ここから、楽天ひかりの工事費無料キャンペーンにおける「押さえておくべきルール」を解説します。仕組みだけでなく、リスクも申し込み前に把握しておいてください。
1.2年以内の解約で「残債」が一括請求される
このキャンペーンを利用するうえでもっとも注意すべきなのが“短期解約時に起こる多額の支払い”です。
大前提として、このキャンペーンは工事費の支払いが免除されているわけではありません。あくまでも工事費そのものは毎月支払っており、それと併せて楽天ポイントが付与されているだけのこと。
もし26ヶ月未満で楽天ひかりを解約した場合、当然ですがその時点で楽天ポイントの付与は打ち切られます。
なおかつ、まだ払い終えていない工事費の残りも免除されません。解約したその月に、残りを全額一括で支払うことになります。
その具体的な額は、解約タイミングによって変わります。以下のように、仮に1年(12ヶ月)で解約すると、工事費の残りは12,000円ほど。額にかかわらず、この残りは解約時に一括請求されます。
| 解約タイミング | 支払い済みの額 | 請求される 工事費 |
|---|---|---|
| 6ヶ月目 | 約4,500円 | 約17,500円 |
| 12ヶ月目 | 約10,000円 | 約12,000円 |
| 18ヶ月目 | 約15,500円 | 約6,500円 |
| 25ヶ月以降 | 22,000円 | 0円 (請求なし) |
早期に解約すればするほど、高額な出費がのしかかってきます。このリスクは事前に把握しておいてください。
2.土日指定などの「追加工事費」は無料にならない
今回のキャンペーンで実質無料になるのは、あくまでも基本工事費そのもののみ。
ご自身の都合で工事日や条件を指定した場合に発生する「追加費用」は完全な自己負担となる点は押さえておきましょう。
具体的に、無料にならない費用には以下のようなものがあります。
無料にならない工事関連費用
- 土日祝日の工事指定費用:3,300円
- 夜間や深夜の工事指定費用:6,270円〜33,000円(時間帯に応じて変わる)
- 回線種類変更費用(※):3,300円〜11,600円(作業員の派遣の有無によって変わる)
※:VDSLから光配線への変更などで発生
もちろん工事タイミングや内容が個人の都合で左右されるのは仕方のないことです。大切なのは、こういった日時指定や追加工事を行う場合の費用は自費になると押さえておくこと。
そうすれば、請求に驚くこともありません。
3.付与されるポイントには有効期限がある
このキャンペーンで付与される楽天ポイントは、いつまでも貯めておける通常ポイントではありません。付与日から約6ヶ月間のみ使える期間限定ポイントになっています。
つまり、還元されたポイントを使わずに放置していると、順次失効して消滅してしまうということです。
せっかく工事費をポイントで取り戻しても、それが失効してしまっては実質無料の意味がありません。限定ポイントから優先的に使う仕様にしておきましょう。
またこのポイントは街中や楽天市場でのお買い物、楽天モバイルの支払いなど、日常生活全般では通常ポイントと変わらず使うことができます。
しかし、楽天カードの支払いに充てたり、楽天EdyやSuica等の電子マネーにチャージしたり、楽天証券で投資信託を買ったりすることはできません。
通常ポイントなら可能である「現金と同じように扱うこと」はできない点は理解しておきましょう。
楽天ひかりの工事費に関するよくある質問
最後に、楽天ひかりの工事費に関してお客様からよく頂く質問をまとめました。細かな疑問の解消にぜひお役立てください。
Q.工事費無料キャンペーンはいつまで続きますか?
A.現状は定まっておらず、いつ終わるかは不明です。
他の終了したキャンペーンも同様ですが、すぐに終了する可能性はゼロとは言えないでしょう。
楽天ひかりでは過去にも工事費無料のキャンペーンを行っていたことがありましたが、それは約1ヶ月間のみ実施という期間限定のものでした。
そのため今回も、再開したとしても過去と同様に、期間限定ですぐ終わってしまう可能性が高いです。
そのため、今楽天ひかりを検討しているなら、工事費無料キャンペーンが行われている今お申し込みをすべきと言えます。
Q.1年間月額料金無料キャンペーンは終了したのですか?
A.こちらは2023年4月に終了しました
好評だった楽天ひかりの1年間無料キャンペーンは、2023年4月に終了しました。
こちらは現在再開予定などは発表されていません。
Q.楽天ひかりの解約時も撤去工事費がかかりますか?
A.かかりません
撤去工事費はかかりませんが、別途月額料金と同程度の契約解除料は発生します。工事費の残債がある場合、解約時に発生する金額はこの2つとなります。
まとめ.楽天ひかりは工事費無料で契約可能!ただし落とし穴には要注意
ここまで、楽天ひかりは工事費無料のになるのかどうか解説してきました。
楽天ひかりでは、以前は工事費が全額自己負担でしたが、現在はキャンペーン実施中につき工事費が実質無料となっています。適用条件も、楽天モバイルへの乗り換えなどは不要で、楽天ひかりのお申し込みのみでOK。
ただし、これは完全無料なのではなく、工事費の支払いと併せて楽天ポイントが付与されることで“無料に見えている”という仕組み。
工事費の支払いは実際には行われているため、支払い期間以内の解約時にはその残りをまとめて支払う必要があります。
とはいえこの実質無料のリスクと仕組みを理解できれば、特段損になることはありません。ぜひ楽天ひかりをお申し込みください。
記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki

