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光回線再利用とは?独自回線・光コラボ間を「撤去工事なし」で乗り換える方法

光回線をNURO光や10ギガ回線に乗り換えたいけど…「今の回線の撤去工事が面倒」「光電話番号が変わると困る」と踏み出せない人も多いかと思います。

2026年現在、それらの悩みを解消する画期的な仕組みとして「光回線再利用」が利用できます。

これまで、ドコモ光などの「光コラボ」と、auひかり(S)やNURO光などの「独自回線(シェアドアクセス)」の間で乗り換える際は、一度回線を撤去して引き直す、高額で手間のかかる工程が必須でした。

しかし、最新の制度改正により、屋外から引き込んだ光ファイバーを撤去せずにそのまま流用することが公式に可能となっています。

この記事では、戸建てにお住まいの方が比較的簡単な工事で、最短2週間で開通させるための条件や手順を詳しく解説します。

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目次

光回線再利用とは?光コラボ・独自回線間の乗り換え方法

光回線再利用(設備再利用)とは、これまで互換性がなかった「独自回線(シェアドアクセス)」と「光コラボ」の間で、屋外配線をそのまま引き継いで使う“手続き”のことです。

光回線再利用とは、通常の乗り換えのように、回線の引き直しをするのではなく、同じ光回線を使ったまま乗り換え先の回線につなぐこと。

通常、独自回線への乗り換え(またはその逆)では、利用していた光回線を撤去し、新たに光回線を引き直す…といった方法を取っていました。

この仕組みの登場により、宅内に引き込んだ光回線はそのまま流用し、乗り換え先の光回線につなぎ変えることができるようになったのです。

そのため、従来の光回線撤去・光回線の引き直しといった「工事の重複」という構造的な問題が解消されています。

独自回線(シェアドアクセス)とは?

NTTが敷設した光ファイバーのうち、使われていない芯線を他社が借り受けて独自の通信設備で提供するサービスのことです。
auひかり ホーム(S)やNURO光などがこれに該当し、光コラボよりも混雑しにくい傾向があります。

転用・事業者変更・光回線再利用の違い

光回線再利用は、「転用」、「事業者変更」に続き、2025年以降のインフラ有効活用を目的として、新たな乗り換え方法となっています。

光回線再利用がこれまでの手続きと最も異なる点は、事業者が変わっても既存の引込線(光回線)などの設備を再利用できるため、撤去・新設工事を最小限にして切り替えられる点です。

以下の表で、2026年現在の主要な乗り換え手続きの違いを整理しました。

手続きの項目転用事業者変更光回線再利用
対象パターンフレッツ光

光コラボ
光コラボ

光コラボ
独自回線

光コラボ
物理的工事
(屋外)
原則不要原則不要
(屋外の切替のみ)
宅内機器
(ONU等)
継続利用可能継続利用可能交換が必要

光回線再利用は「配線の引き直し」という大規模な物理工事を回避しつつ、事業者間のネットワークを繋ぎ変える合理的な仕組みであることが分かります。

ここで重要なのは、再利用であっても「電柱等での切り替え作業(外線工事)」自体は発生するという点です。

しかし、宅内まで新しい線を引きこむ「新設工事」とは異なり、既存の設備をそのまま流用するため、作業時間は短縮され、建物へのダメージも最小限に抑えられます。

転用や事業者変更ほどの手軽さではありませんが、新規導入に比べれば遥かにスマートな乗り換え手法といえます。

ただし、再利用の場合は信号方式が変わるため、宅内機器(ONU)の交換が必須となる点に注意してください。

外線工事(切替作業)とは?

電柱から自宅へ引き込まれている光ファイバーの接続先を、旧事業者の設備から新事業者の設備へと物理的に繋ぎ変える作業です。立ち合いが不要な「無派遣工事」になるケースが多いですが、屋外での技術的な切り替え工程は必ず発生します。

光回線再利用ができる対象回線と住宅タイプ

光回線再利用は非常に便利な仕組みですが、すべての環境で利用できるわけではありません。

スムーズに手続きを進めるために、まずはご自身の利用環境が以下の条件を満たしているか確認しましょう。

対象は「戸建て住宅」かつ「NTT設備ベース」の回線のみ

2026年2月現在、この手続きが利用可能なのは原則として「戸建て住宅(ファミリータイプ)」に限られています。

これは、電柱から直接宅内へ引き込まれている光回線をそのまま流用する仕組みであるためです。

一方で、集合住宅(マンション)が原則対象外となっている理由は、共有部にあるMDF(主配線盤)から各住戸までの配線構造にあります。

マンション内は事業者ごとに設備の管理状況が異なり、配線の付け替え作業が複雑化しやすいため、現時点では屋外配線の再利用だけでは手続きを完結できないのが実情です。

再利用可能な主要事業者リスト

光回線再利用は、NTTの設備をベースとした回線間でのみ機能します。

2026年現在の主要な対応事業者は以下の通りです。

  • シェアドアクセス側
    auひかり ホーム(S)・NURO光
  • 光コラボ側
    ドコモ光、ソフトバンク光、@nifty光、ビッグローブ光、So-net光など

独自回線の中でも「NTTの光ファイバーを借り受けているサービス」同士であれば再利用が可能であるということです。

ただし、“楽天ひかり”や“GMOとくとくBB光”といった光コラボは、再利用に対応していないので注意が必要です。

また、各電力会社が独自にファイバーを敷設・運用している「電力系光回線(eo光、コミュファ光、メガエッグ等)」は、NTTの設備網とは完全に独立しているため、本制度の対象外となります。

auひかり ホーム(S)とは?

auひかりのうち、NTTの光ファイバー(シェアドアクセス)を借りて提供されているタイプのことで、主に関東・中部・関西地方および、沖縄県以外が対象エリアになっています。
このホーム(S)に対し、自社設備で提供する「ホーム」タイプもあり、そちらは再利用の対象外となるため、契約書や「My au」でのタイプ確認が必要です。

目的別:光回線再利用で乗り換えるメリットと活用シーン

光回線再利用を活用することで、「通信速度の向上」や「乗り換えの手間・コストの削減」を同時に実現できます。

ご自身の目的に合わせて、以下の3つのシーンで活用を検討してください。

1. 速度重視:光コラボから「独自回線」へ最速で切り替える

「夜間の速度低下を解消したい」という場合は、光コラボから独自回線(NURO光やauひかり)への切り替えが最も効果的です。

光回線戸建てタイプ 平均速度
【光コラボ】ドコモ光下り:445Mbps 上り:374Mbps
【光コラボ】ソフトバンク光下り:497Mbps 上り:402Mbps
【光コラボ】ビッグローブ光下り:494Mbps 上り:405Mbps
【独自回線】auひかり下り:638Mbps 上り:599Mbps
【独自回線】NURO光下り:807Mbps 上り:728Mbps

平均速度参照:みんなのネット回線速度

上記の表は、平均速度を比較したものですが、光コラボに比べ独自回線の2社であれば、1.5倍~2倍の速度改善が見込まれるということですね。

一般的には、独自回線への新規申し込みは屋外工事の予約が取りにくく、開通まで1〜2ヶ月待たされることも珍しくありません。

しかし、光回線再利用を適用すれば、屋外の引き込み工事をスキップできるため、最短10日〜2週間程度でのスピード開通が可能です。

既存の配線を活用するため、新しく壁に穴を開けたりビス留めをしたりするリスクを避けられるのも、戸建て居住者にとっては大きな安心材料といえます。

2. コスト重視:「独自回線」からセット割のある光コラボへ

スマホ料金を抑えるために、セット割が効く光コラボへ乗り換えたい場合、ネックになるのが「旧回線の撤去費用」です。

特にauひかりなどは、解約時に約3万円の撤去工事費がかかるケースがありますが、再利用ならこの費用を完全に0円に抑えられます。

費用項目従来の乗り換え(撤去+新設)光回線再利用
旧回線の撤去費用11,000円 〜 33,000円0円
事務手数料・手続費契約事務手数料
3,300円
契約事務手数料
3,300円

光回線再利用手続費
6,600円
新回線の工事費用22,000円 〜 44,000円3,300円(無派遣)
合計初期費用目安36,300円 〜 80,300円13,200円~

再利用を選択することで、高額になりがちな「撤去費用」を大幅にカットできるということです。

従来の乗り換えではタイミング次第で8万円近い出費を覚悟しなければなりませんが、再利用を活用すれば約1.2万円までコストを凝縮できます。

ただし、乗り換え先の工事費についてはサービスにより異なり、3,300円~49,500円の金額がかかる場合があります。

とはいえ、後述する「工事費実質無料キャンペーン」を実施している窓口を選べば、この費用もさらに安く抑えることが可能です。

3. 最新トレンド:10ギガプランへのスムーズな品目変更

2026年、主流となりつつある「10ギガプラン」への移行にも再利用は有効です。

屋外配線が10ギガの規格を満たしていれば、設備をそのまま維持して10ギガ環境へ「バイパス道路」のように移行できます。

ドコモ光やソフトバンク光では、10ギガエリアの拡大に合わせて高額なキャッシュバックキャンペーンを強化しています。

再利用の手軽さと、10ギガ移行特典を組み合わせることで、最新の高速通信環境を最もお得に手に入れることができます。

10ギガ回線への再利用確認は窓口で

屋外配線の種類によっては、10ギガの信号を通すために光回線の張り替えや、光コンセントの交換等の工事が必要になる場合があります。
申し込み時の適合判定で「派遣工事」が必要と言われた場合は、ケーブルの規格が古いため、最新設備へ更新するチャンスと捉えましょう。

2025年の制度改正で解決!光電話番号の維持と「双方向ポータビリティ」

光回線の乗り換えにおいて最大の懸念点だった「固定電話の番号引継ぎ(ポータビリティ)」は、2025年の制度改正によって大きく前進しました。

しかし、2026年現在の運用状況を確認すると、選択する事業者によって「再利用手続きと同時に番号を引き継げるかどうか」に明確な差があるため、注意が必要です。

【注意】事業者によって異なるポータビリティの対応状況

2025年1月より開始された「双方向番号ポータビリティ(LNP)」自体は制度として確立されていますが、これを「光回線再利用」という特殊な工事形態と組み合わせて提供できるかは、受け入れ側のシステムに依存します。

代表的な事業者の対応状況を比較すると、以下の通りの違いがあります。

事業者名光回線再利用時の
番号ポータビリティ対応
注意点
auひかり
ホーム(S)
対応可能工事日当日に切り替え。
着信は17:00以降となる。
光コラボ各社原則対応可能ドコモ光やソフトバンク光などは、
再利用と同時に同番移行が可能。
NURO光不可
(2026年2月時点)
番号維持を希望する場合、
再利用ではなく「通常申込」が必要。

利便性が高いはずの「光回線再利用」であっても、NURO光のように番号ポータビリティとの併用に対応できていないケースがあるということです。

NURO光へ番号維持のまま乗り換えたい場合は、屋外配線を再利用せず、従来通り新規で引き込み工事を行う必要があるということ。

ご自身の優先順位(工事の速さか、番号の維持か)を慎重に判断しなければなりません。

移行にかかる費用と注意事項

制度改正により、番号ポータビリティにかかる費用は2,200円程度に設定されており、利用者の経済的な負担は最小限に抑えられています。

この費用を支払うことで、本来であれば番号が変わってしまうはずの独自回線から光コラボへの移行であっても、同じ番号を使い続けることが可能です。

手続きそのものは非常にシンプルで、新しい光回線の申し込み時に「今の電話番号を継続する」という旨を伝えるだけで完了します。

双方向番号ポータビリティとは?

NTT設備を借り受けて提供される光回線(光コラボや一部の独自回線)において、事業者間で電話番号を引き継げる仕組みです。
2025年の制度改正により、従来は持ち出しが困難だった「事業者発行の番号」も、対象となる光電話サービス間であれば原則として維持が可能になりました。

切り替わりタイミングには注意が必要

専門的な知識や複雑な設定は不要なため、初心者の方でも迷うことなく進められるのがこの制度の大きなメリットです。

ただし、実際に番号が切り替わるタイミングについては、事業者のシステムによって詳細なルールが異なります。

例えば、auひかり ホーム(S)を光回線再利用で申し込むケースでは、回線の切り替え工事と同日に番号の移行作業も並行して行われます。

実務上の注意点として、切り替え当日は「発信」は工事完了後すぐに可能となりますが、「着信」ができるようになるまでには数時間のタイムラグが発生します。

一般的には17:00以降になるまで着信が制限されるため、仕事などで固定電話を常用している場合は、この空白時間を考慮してスケジュールを立てる必要があるでしょう。

【2026年2月】光回線再利用がお得な窓口とキャンペーン比較

光回線再利用を選択する場合、事務手数料や再利用に特化した手続費といった初期コストが発生します。

しかし、2026年2月現在の主要各社の特典状況では、これらの諸費用や元回線の解約に伴う違約金などは、公式キャンペーンによる「還元」や「実質無料化」で十分に補填できる仕組みが整っています。

サービス名契約事務
手数料
光回線再利用
手続費
工事費解約金還元
ドコモ光
ahamo光
4,950円6,600円
無料
最大22,000円
→実質無料
※dポイント還元
最大10万円
※dポイント還元
ソフトバンク光4,950円なし最大31,680円
→実質無料
最大10万円
ビッグローブ光なし7,700円最大22,000円
→実質無料
なし
auひかり
ホーム(S)
3,300円なし最大48,950円
→実質無料
※光電話契約が条件
最大3万円
+キャッシュバック
2.5万円
NURO光3,300円なし最大49,500円
→実質無料
最大7万円
+キャッシュバック
5千円

光回線再利用に特有の「手続費」が発生する事業者であっても、他社の解約金還元や工事費の実質無料キャンペーンを活用することで、トータルの負担を抑えられることが分かります。

初期費用の大半を占める「工事費」については、どの事業者を選んでも分割払い相当額が割引やポイントで還元され、最終的な持ち出しが実質的にゼロになることが分かります。

また、乗り換え元の光回線の契約途中で高額な違約金が発生する場合でも、ドコモ光やソフトバンク光は最大10万円という手厚い還元を用意しているため、金銭的な負担を気にせず乗り換えることが可能です。

工事費「実質無料」の注意点

工事費が「実質無料」となる場合、分割払いの期間中に解約すると、残りの工事費(残債)を一括で支払う必要があります。
24ヶ月や36ヶ月といった還元期間を完走することで初めて「負担ゼロ」となるため、中長期的な利用が前提となっていることに注意しましょう。

光回線再利用の手続きフローと注意点

光回線再利用をスムーズに完了させるためには、専用の「光回線再利用承諾番号」の取得と、「期限内の申請」が重要です。

以下の手順に沿って、確実に手続きを進めていきましょう。

1. 現在の事業者から「光回線再利用承諾番号」を取得する

光回線再利用を始めるには、まず現在契約している通信事業者に連絡し、11桁の「光回線再利用承諾番号」を発行してもらう必要があります。

これは従来の事業者変更承諾番号とは異なる専用の番号で、アルファベット1文字+有効期限4桁+管理番号6桁で構成されています。

  • 取得方法: 各事業者のカスタマーセンターへの電話、または会員専用マイページから発行の手続きを行ってください。
  • 注意すべき有効期限: 承諾番号の有効期限は発行日を含めて15日間です。有効期限が切れると再取得が必要になるほか、乗り換え先の事業者によっては「有効期限まで10日以上残っていること」を条件とするケースが多いため、取得後は即日~3日以内に次の申し込みを行うのが鉄則です。

2. 新事業者に申し込み、宅内設備の再利用判定を受ける

取得した承諾番号を手元に用意し、乗り換え先の事業者(ドコモ光、NURO光など)へ「光回線再利用」として申し込みます。

この際、事業者側でシステムの適合判定が行われます。

  • 工事種別の決定: 設備状況により「無派遣工事(立ち合い不要)」か「派遣工事(立ち合い必要)」かが決定されます。
  • 再利用不可のケース: 屋外配線の劣化が激しい場合や、10ギガへの品目変更で既存ケーブルが規格を満たさない場合は、再利用を希望しても「新設工事」へ切り替えを求められることがあります。

3. 開通日に機器を設置し、旧事業者の機器を返却する

開通日(切り替え日)になったら、新事業者から届いた新しいONU(回線終端装置)などの機器を設置します。

  • 接続のタイミング: 電柱での外線切り替え作業が完了する時間帯(通常、当日中)に、既存の光コンセントに新しい機器を接続します。
  • 旧機器の返却: 屋外の線は残しますが、旧事業者のONUやルーターは必ず返却しなければなりません。返却を怠ると、契約規定に基づき数万円の「未返却違約金」が発生するため、同梱の返却キットを利用して速やかに発送してください。

光回線再利用が完了すると、元の回線が自動的に解約されます。

ご自身で旧事業者に解約の連絡を入れる必要はなく、二重に料金が発生する期間を最小限に抑えられます。

ただし、光回線と紐づかない「オプションサービス(独自のメールアドレスやセキュリティソフト等)」を継続利用している場合は、別途解約が必要になるケースもあるため、念のためマイページ等で契約ステータスを確認しておくのが確実です。

光回線再利用に関するよくある質問

最後に、光回線再利用を検討する際によくある疑問にお答えします。細かな疑問にお答えしているので、ぜひ目を通しておいてください。

Q.ONU(回線終端装置)は今のものをそのまま使えますか?

A.信号方式が異なるため必ず交換が必要です。

屋外配線はそのまま流用しますが、宅内の通信機器(ONUやホームゲートウェイ)はレンタル品であるため、乗り換え先の事業者が提供する専用品に差し替える必要があります。

旧事業者の機器は、開通後に必ず指定の方法で返却する必要があります。

Q.再利用手続きをしても「派遣工事(立会い)」になることはありますか?

A.設備の劣化状況や10ギガへのアップグレード内容によっては発生します。

宅内の光コンセントが古いタイプの場合や、10ギガプランへの移行で既存のケーブルでは速度が担保できないと判断された場合、作業員が自宅を訪問する「派遣工事(22,000円〜)」が必要になるケースがあります。

その場合は、一般的な乗り換え方法と同様な、立ち合い工事・撤去工事が必要になります。

Q.光回線再利用をすれば、将来の解約時も撤去工事費はかかりませんか?

A.将来の解約時には「乗り換え先の契約規定」が適用されます。

光回線再利用は、今回の乗り換えで発生しうる「撤去作業」をスキップする仕組みです。

将来その回線を解約する際は、新しく契約した事業者の解約ルール(撤去費用の有無)が適用されるため、完全に撤去費が無料になるわけではない点に注意してください。

Q.集合住宅(マンション)でも「再利用」は使えますか?

A.2026年2月現在、原則として「戸建て住宅」限定のサービスです。

マンション等の集合住宅では、建物内の共有設備から各住戸への配線が事業者ごとに固定されているため、屋外配線だけを流用することができません。

そのため、光回線再利用ができるのは、直接光回線を引き込んでいる「戸建て住宅」のみです。

まとめ.光コラボ⇔シェアドアクセス間の乗り換えは再利用が便利

2026年における「光回線再利用」は、戸建て住宅に住むユーザーが、光コラボと独自回線の垣根を越えて、最も効率的に乗り換えるためのスタンダードな手段となりました。

これまでは「撤去と新設」という高額なコストと数ヶ月の待ち時間が当たり前でしたが、本制度を活用すれば、以下のメリットを享受できます。

光回線再利用のメリット

  • コストの最小化:撤去工事費の費用と手間をなくし、新設工事費もキャンペーンで実質無料にできる。
  • スピード開通:屋外の引き込み作業をスキップし、最短2週間程度で最新の通信環境へ移行できる。
  • 利便性の向上:2025年開始の「双方向番号ポータビリティ」により、電話番号の維持も容易に。

ただし、NURO光のように一部の組み合わせで番号維持ができないケースや、そもそも地域限定・戸建て限定であるといった制約も存在します。

まずはご自身の利用環境と、乗り換え先が提示する「解約金還元」や「工事費実質無料」の特典を照らし合わせ、最も損のない回線選びを進めてください。

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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki

大学卒業後、服飾業界と教育業界を経てポート株式会社へ。
入社後は多数の新規メディア立ち上げに参画し、自身も有資格者ライターとして2,000本を超える記事を執筆。
PORTブロードバンドにおいても「読者のインターネット回線に関する最適な意思決定を支援する」という信念のもと、総務省の認可を得た正規販売代理店(届出番号C2203454)として、信頼できる情報を“誰にでもわかりやすく”発信している。

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