eo光のプロバイダーはどこ？事前に知っておきたいメリットとデメリットへの対処法

「eo光に興味はあるけど、プロバイダーはどこになるんだろう？」

結論から言ってしまうと、eo光のプロバイダーは“eo光”だけです。

つまり、eo光以外のプロバイダーは使えないので、フレッツ光など別の光回線からeo光に乗り換える場合は、今使っているプロバイダーも変更する必要があります。

この記事では、eo光のプロバイダーが“eo光”のみであることのメリットと、プロバイダーを変更する際の注意点について解説します。

そして、今使っているプロバイダーのメールアドレスを残したい人に対しては、継続して使用する方法についても解説していきます。

eo光のプロバイダーは「eo光」だけ

まず、冒頭でお話したように、eo光のプロバイダーは“eo光”だけです。

これは、光回線とプロバイダーの両方を、“株式会社オプテージ”という1つの企業が、セットでeo光を提供しているからです。

つまり、【光回線=eo光・プロバイダー=eo光】ということなのですが、そもそもプロバイダーの役割とは何なのでしょうか。

プロバイダーはインターネット上の情報を届ける業者

プロバイダーとは、自宅のパソコンなどの端末に、動画やニュースやSNSなどインターネット上の情報を運んでくれる業者のことです。

インターネットは“光回線とプロバイダー”の2つがそろって初めて利用することができるのですが、例えるとするなら光回線が「道路」、プロバイダーが「トラック」です。

道路があっても、情報を運んでくれるトラックがなければ、自宅まで情報が届かないというわけなので、プロバイダーはインターネットを利用する時にかかせない存在なのですね。

例えばフレッツ光のプロバイダーは、OCNやビッグローブなど数十社もある為、「どのプロバイダーを選んだらいいの？」と悩んだりした人もいたと思います。

これが、eo光だと選択肢は最初から“eo光”の一択なので、プロバイダー選びで悩む必要がありません。

現在使用しているプロバイダーは変更する必要がある

eo光のプロバイダーが“eo光”だけということは、フレッツ光など他の光回線からeo光に乗り換える時は、今使っているプロバイダーも変更する必要があるということでもあります。

eo光は光回線とプロバイダーを1つの企業がセットで提供しているので、eo光の道路(光回線)には、eo光というトラック(プロバイダー)しか通れず、他のトラックが通ることはできません。

実際のトラックと同じように、プロバイダーの中にも速い遅いなどの優劣があるので、選択肢が1つしかないということは、eo光が優秀なプロバイダーなのかどうかが、サービスとしてとても重要になってくるということでもあります。

eo光は優秀で安心して利用できるプロバイダー

eo光のプロバイダーは“eo光”だけですが、とても優秀で皆さんが安心して利用できるプロバイダーです。

国内に1,000社以上あると言われるプロバイダーの中でも、eo光は回線速度や料金など総合的に見てもかなり上位に入るプロバイダーなのです。

eo光は他の光回線と比べて2倍以上速い

まず、プロバイダーの優劣をつけるのに重視されるのが回線速度です。というのは、回線速度の速さがそのプロバイダーの品質の良し悪しを決めるからです。

ここでは、人気のある光回線とプロバイダーの平均速度を比較した結果、eo光はそれらと比べて2倍以上速いという結果となりました。

ちなみに「Mbps」とは、1秒間にどのくらいのデータを送れるかを表した単位のことで、数字が大きい方が速く、よりインターネットを快適に利用できることを意味します。

光回線名	プロバイダー名	平均速度
eo光	eo光	730Mbps
フレッツ光ネクスト	OCN	282Mbps
フレッツ光ネクスト	ビッグローブ	308Mbps
フレッツ光ネクスト	GMOとくとくBB	271Mbps
ドコモ光	OCN	275Mbps
ドコモ光	ビッグローブ	279Mbps
ドコモ光	GMOとくとくBB	287Mbps
ソフトバンク光	Yahoo!BB	318Mbps
楽天ひかり	楽天ブロードバンド	240Mbps

参照：みんなのネット回線速度

これだけでも十分に乗り換える価値のある優秀なプロバイダーであるとわかりますが、光回線とプロバイダーが同じ企業である場合、速度だけではなく光回線の品質そのものが安定するというメリットもあります。

つまり、回線の混雑具合に影響されて速度が低下したり接続不良が生じたりすることが少なくなる、ということ。より快適にインターネットをしようと思うなら、この“品質の安定性”こそ重要なのですね。

光回線とプロバイダーが別の企業の場合、どちらかに障害などのトラブルが起きると、すぐには連携がとれず、なかなか復旧せず解決しづらいといったことになりやすいです。

実際の社会でもそうですが、“つくる・運ぶ・売る”といった工程を、他社を挟まずできるだけ1社で完結できた方が、物事はスムーズに進みますよね。

その点eo光は、光回線とプロバイダーを同じ企業が提供していて、自社で両方の管理や改善を日々実施しているため、より安定した品質を維持でき、サポート対応もスムーズで、よりよいサービスを提供することが可能なのです。

通信速度を重視する人には“NURO光”もおすすめ

eo光はトップクラスに速い回線の1つですが、地域によっては利用できない場合もあります。そういった場合は、eo光と同じく高速回線である“NURO光”がオススメです。

eo光は月額料金も比較的安い

回線速度ほどの差ではないですが、光回線とプロバイダーを合わせた月額料金で見ても、ほとんどのサービスより安いという結果となりました。

ちなみに、eo光よりも安い結果となった楽天ひかりも、eo光と同じように光回線とプロバイダーを同じ企業(楽天モバイル株式会社)が提供しているパターンです。

光回線名	プロバイダー名	月額料金
eo光	eo光	¥5,448
フレッツ光ネクスト	OCN	¥5,940(NTT西日本)
フレッツ光ネクスト	ビッグローブ	¥5,621(NTT西日本)
フレッツ光ネクスト	GMOとくとくBB	¥5,566(NTT西日本)
ドコモ光	OCN	¥5,720
ドコモ光	ビッグローブ	¥5,720
ドコモ光	GMOとくとくBB	¥5,720
ソフトバンク光	Yahoo!BB	¥5,720
楽天ひかり	楽天ブロードバンド	¥5,280

光回線とプロバイダーが別々の企業の場合は、それぞれで売上や利益を取る必要がある為、どうしてもセットで提供している場合よりも、料金が高くなる傾向があります。

つまり、セットになっている方が、料金を抑えるという意味でもメリットがあるということです。

eo光は請求先や問い合わせ先を一本化できる

最後に、料金をまとめて支払えること、問い合わせ先が1つになることもメリットと言えます。

光回線とプロバイダー、それぞれから毎月請求が来ると、どちらか払い忘れてしまったり、支払いの整理が面倒だったりしますよね。それを一括にすることで、手間がかからず払い忘れを防ぐことができます。

それから、インターネットにつながらないなどの不具合・トラブルがあった場合、光回線側とプロバイダー側どちらに連絡するのか迷わなくてすみます。

インターネットに限らず、問い合わせ先がわかならいというストレスはどんな場面でも起きやすいので、こういった時に問い合わせ先が1つなら便利ですよね。

eo光が利用できない場合は“ビッグローブ光”もおすすめ

ビッグローブ光の戸建て向けタイプは月額¥5,478。eo光と同じくらいの料金なので、eo光が利用できない場合の代わりになる回線として最適です。auスマホのセット割もできるのでおすすめです。

プロバイダーを乗り換えるデメリットと対処法

「eo光が優秀なプロバイダーということはわかったけど、デメリットはないの？」

eo光に限らず、プロバイダーを乗り換える場合のデメリットは主に下記の2つです。

この2つのデメリットですが、基本的にはそれぞれ解決する方法があるので、それぞれ解説していきます。

キャンペーン適用で解約違約金は実質¥0

eo光に使えるプロバイダーは“eo光”だけなので、別の光回線から乗り換える場合、確実にプロバイダーも乗り換えることになります。

光回線とプロバイダーの契約期間は通常2年なので、乗り換えるのが更新月以外だと、元の光回線とプロバイダーから解約違約金を請求されます。

フレッツ光のように光回線とプロバイダーが別々の場合は、それぞれから解約違約金を請求されることになりますが、合わせて¥8,000～¥13,000程度が相場です。これはセットの場合も同程度の相場です。

ただし、現在eo光では、戸建ての方は最大¥60,000、マンションの方は最大15,000、この解約違約金を負担してくれるキャンペーンを行っているので、実質デメリットにはならないということですね。

少額払えば今使用しているメールアドレスは残せる

プロバイダーを変更する際、「今使っているプロバイダーのメールアドレスは引き続き使えるのかな？」と心配している人も多いのではないでしょうか。

メールアドレスを変更すると、今契約しているサービスの登録情報の修正が必要になったり、知人に変更したことを伝える必要があったり、色々と面倒に思いますよね。

プロバイダーの解約をしなければ、そのままメールアドレスを使用することはできますが、どのプロバイダーも約¥1,000/月かかってきます。

ただし、多くのプロバイダーでは、コース変更をすれば月に数百円だけで、メールアドレスを残して引き続き使用することができます。

そこで、有名なプロバイダーのメールアドレスだけ残せるコースをまとめたのでご確認ください。

手続きは基本的に電話1本で可能ですが、eo光が開通してからでないと、それまでインターネットが利用できなくなってしまうので、必ずeo光が開通する日が決まってからコース変更の電話をするようにしましょう。

プロバイダー名	コース名	月額料金	電話番号
OCN	バリュープラン	¥275	0120-506-506
ビッグローブ	ベーシックコース	¥220	0120-86-0962
GMOとくとくBB	フレッツISDN接続サービス	¥473	0570-045-109
So-net	モバイルコース	¥220	0120-80-7761
@nifty	@nifty 基本料金	¥275	0120-32-2210
TNC	モバイルプラン ソク割15	¥544	0120-696-927
ぷらら	ぷらコミ0	¥220	0120-971-391
ASAHIネット	メール・ブログ コース	¥330	0120-030-275
BBエキサイト	BB.exciteメール	¥418	0570-783-812
TCOM	メールコース	¥330	0120-805-633
au one net	メール専用コース	¥550	0120-22-0077
エディオンネット	サービス基本料	¥330	0120-71-2133
ODN	「メール」コース	¥220	0088-222-375
hi-ho	ちょこっとコース	¥220	0120-858-140
DTI	Ubicプラン	¥220	0570-00-4740
TikiTiki	メールアドレス コース	¥385	0120-576-900
WAKWAK	メール専用コース	¥220	0120-309-092
Tigers-net	ベーシックコース	¥330	0120-650-633
SYNAPSE	シナプス・シンプル	¥308	099-813-8699
ちゃんぷるネット	ちゃんぷるネット Mail	¥330	098-851-2800

無料とはいきませんが、どうしてもメールアドレスを引き続き使いたい人は、このメールアドレス残し用のコースを活用しましょう。

ただし、全てのプロバイダーでメールアドレスを残せるわけではなく、いくつか有名なプロバイダーでも残せない場合があります。

勘違いしている人がいますが、「Yahoo!BB」のプロバイダーメールと、「Yahoo!」のフリーメールは違います。

Yahoo!BBのドメインは「@ybb.ne.jp」なので、Yahoo! JAPANのフリーメールである「@yahoo.co.jp」は、Yahoo!BBを解約しても引き続き使えるので安心してください。

それでは、メールアドレスを残せない場合はどう対処すればいいのでしょうか。

メールアドレスを残せない場合は独自ドメインメールをつくろう

メールアドレスを残せないプロバイダーの場合、これをいい機会だと思って「独自ドメインメール」を作ってしまいましょう。

そもそもメールアドレスには、主にプロバイダーが有料で提供している「プロバイダーメール」、GmailやYahoo!メールなど企業が無料で提供している「フリーメール」、そして自分で1から作ってしまう「独自ドメインメール」の3つがあります。

なぜ独自ドメインメールを勧めるかというと、下記の比較結果を見れば、プロバイダーメール・フリーメールと比較して、独自ドメインメールの方が優れていることがわかります。

項目	プロバイダーメール	フリーメール	独自ドメインメール
料金	¥220～	無料	¥86～
メリット	・特になし	・無料で使える	・唯一無二のアドレス ・ビジネスに使える ・定額で何個も作れる
デメリット	・高い	・セキュリティが不安 ・ビジネスで使いづらい	・特になし

フリーメールは心許ないですし、どうせお金がかかるなら、プロバイダーメールより安くて唯一無二のメールアドレスを何個も作れる、独自ドメインメールの方がはるかに優秀と言えます。

このように、プロバイダーを乗り換える際のデメリットも、多くの場合は対処する方法があるので、安心してeo光へ乗り換えることができるのではないでしょうか。

まとめ.プロバイダーにこだわりがある人にもeo光はオススメ

今回の記事では、eo光に興味はあるけど、プロバイダーがどこになるのか気になっている人に対して、eo光のプロバイダーは“eo光”のみで、別の光回線からeo光に乗り換える場合は、今使っているプロバイダーも変更する必要があるということを解説しました。

プロバイダーを変更することに不安を感じる人もいるかもしれませんが、eo光はプロバイダーとしても優秀で、特に回線速度に関しては他と比べて圧倒的に速いです。

そして、プロバイダーにこだわりを持っている人にはデメリットになり得る、メールアドレスが引き継げないという問題に関しては、ほとんどの場合はコース変更で引き続き使うことができます。

インターネットを利用する上で最も大事なのは、いかに快適な環境で利用できるかで、プロバイダーがどこかではありません。

プロバイダーにこだわりすぎて、品質の悪い光回線を利用し続けるのは本当にもったいないことなので、1日も早くeo光に乗り換えることをオススメします。

eo光の利用を検討するなら、まずはエリア検索から

eo光は関西地域で利用できる最も優秀な回線ですが、提供できるエリアが限定されていることが最大のデメリットです。利用を検討しているのであれば、まずeo光の公式WEBサイトから提供エリア検索をしてくださいね。

もし、利用ができないようであれば、日本全国が提供エリアになっている以下のような光回線がおすすめです。お気軽にお問い合わせください。