プロバイダーとは?回線との違いや付き合い方を解説
光回線を契約するときや、ネットのトラブル解決方法を探しているときなどに「プロバイダー」という言葉をよく見ませんか?
それもそのはずで、インターネットを使うためにはプロバイダーが必ず必要になるため、回線や様々なトラブルと同時に語らることが多いのです。
でもプロバイダーとは何なのかイマイチよく分かっていないという人も多いはずです。
この記事では、プロバイダーが何なのか、プロバイダーによって変わることや付き合い方について解説します。
地域によっては
利用可能な回線が限定されます地域・住宅によっては、設備が整っておらずご希望回線が使えない場合がございます。
まずは“どの回線が使えるか”をご確認ください。
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プロバイダーとは
一言で言うと、プロバイダーとはインターネットに繋げられるようにしてくれる業者のこと。
「え、インターネットに繋げてるのって回線じゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、実は回線だけではインターネットを使うことはできません。
回線とプロバイダーどちらも揃って、初めてインターネットが利用できるようになります。
回線とプロバイダーの違い
プロバイダーの役割をより明確に理解するためには、回線との違いを知ると良いです。
これら2つの違いを水道で例えるなら、回線は水道管、プロバイダーは水道局、インターネットが水となります。
水道局(プロバイダー)が水(インターネット)を供給し、水道管(回線)を通って家で使えるようになる。お家でインターネットを使う原理は、これと同じなのです。
回線だけではネットに繋がらないのは、水道管だけがあって、その中に水(インターネット)が通っていないからというわけです。
新しい家で水を使いたいときは、水道管を引いて、水道局に水を流してもらう必要がありますよね。
インターネットも同じように、回線を引いて、プロバイダーにインターネットを繋いでもらう必要があるのです。
プロバイダーによって変わること
プロバイダーによる違いは、主にこの2点。
プロバイダーによって変わること
①インターネットの速度
プロバイダーによってインターネットの速度が変わるのですが、正直なところその違いを体感することは難しいでしょう。
というのも、どのプロバイダーを選んだとしても、ゲームしたり動画を見たりという普通の使い方なら十分な速度が出てるからです。
よっぽど超高速な速度を必要としない限り、プロバイダー選びは気にしなくても良いです。
②料金の支払い形態
プロバイダーの料金の支払い形態は、「回線とは別途で支払う」か「回線とまとめて支払う」の2つがあります。
先ほど説明した通り、本来は回線とプロバイダーは別物なので、料金の支払いも別々にする必要がありました。
しかし、今では回線とプロバイダーをセットで契約できるようになり、料金の支払いも一つにまとめられるようなり、利用者も管理がとてもラクになったのです。
プロバイダーにこだわらないのであれば、回線とセットになっているものが、管理もラクで料金も安めなのでおすすめです。
プロバイダーとの付き合い方
ここまで、プロバイダーがどんな物かについて解説してきましたが、契約後どのように利用者と関わってくるのか、いまいちよくわかってないと思います。
多くの場合は、ネットが繋がらないなどのトラブル時に相談することになりますが、プロバイダーに問題があるとは一概に言えません。インターネットのトラブルは非常に複雑なのです。
その他に工事やキャッシュバックのこともありますが、なんでもプロバイダーに相談すれば必ず解決するわけではありませんので、トラブルのどの段階で問い合わせるべきなのか・そもそも解決する問題なのか解説します。
インターネットの速度に関して
サイトが開かない・動画が始まらない
「サイトがいつまでも開かない」「動画の読み込みがいつまでも終わらない」というときは、まずWiFiに接続されているか・ルーターなどの機器に異常がない確認してください。
WiFiや機器に問題がない場合、プロバイダー側でシステム障害が発生している場合がありますので、ホームページで確認するか、お問合せしてみると良いでしょう。
メンテナンスが無事に終われば、再びインターネットが使えるようになります。
お昼時や夜に速度が遅くなる
正午12時や午後5時以降にというように、決まった時間帯にネットの速度が遅くなるという場合、プロバイダーの利用者数が多く混雑しているかもしれません。
とはいえ、まずはその時間帯にたくさんの機器を接続していないか確認してください。住人や家族が仕事や学校から帰ってきて、接続台数が増えてしまったため速度低下が起こっている可能性もあります。
接続台数を減らしてみてそれでも遅くなってしまうのであれば、一度プロバイダーに問い合わせてみると良いかもしれません。
高速な回線を使っているはずなのに速度が遅い
高速な回線を使っているはずなのに、常に速度が遅い場合、ルーターなどの端末かプロバイダーの契約に問題がある可能性があります。
まずはルーターやLANケーブルが古いものでないか、十分な速度が出るものか確認してください。
端末に問題がない場合は、プロバイダーの契約でインターネットの接続方式がIPv6に対応しているか確認してください。
インターネットの接続方式にはIPv4とIPv6があり、IPv6の方が速いという特徴があります。
今使っているプロバイダーがIPv4にしか対応していない場合、高速な回線でも速度が遅くなってしまいますので、IPv6に対応している契約に変更してみてください。
回線工事について
先ほど解説した通り、回線とプロバイダーは別物ですので、回線工事についてプロバイダーに問い合わせても解決することはありません。
例えば、回線の工事のスケジュールがいつまでたっても決まらないということがたまにあるのですが、このトラブルはプロバイダーに問い合わせても解決しません。
回線のトラブルは回線業者に相談してみてください。
キャッシュバックについて
「キャッシュバックがあると聞いたのに、いつまでたっても貰えない」というときは、キャッシュバックがどの業者のものであるか、一度ご確認ください。
- 販売代理店のキャッシュバック
- 回線業者のキャッシュバック
- プロバイダーのキャッシュバック
この3つのうちどれかなのですが、ほとんどの場合、販売代理店のキャッシュバックである可能性が高いです。
プロバイダーの契約書類を確認し、キャッシュバックがついていると書いてある場合は、一度問い合わせてみてください。
プロバイダーについてよくある質問
最後に、プロバイダーについてよくある質問を4つ解説します。
Q.プロバイダーだけでインターネットは使えますか?
A.プロバイダーだけでインターネットを使うことはできません。
プロバイダーは、インターネットに接続するための入り口を提供しますが、単独でインターネットを提供することはできません。
インターネットに接続するための物理的な媒体、つまり回線が必要になります。例えば、光ファイバーケーブル、DSLの電話線、ケーブルテレビネットワークなどが回線として使われます。現在は光ファイバーケーブルが主流です。
プロバイダーが提供するインターネット接続サービスは、これらの回線を介してデータを送受信します。
インターネットを使うためには、回線とプロバイダーの両方が必要になります。
Q.使っているプロバイダーはどう確認しますか?
A.契約書類や請求書がなければ、確実に知ることは難しいです。
もっとも確実で簡単な方法は、契約書類や請求書を参照することですが、それらがない場合の確認方法をご紹介します。
自宅に設置されているモデムやルーターから確認する方法があります。
プロバイダーからモデムやルーターが貸し出されている場合、機器にロゴやブランド名が記載されているため、そこから確認ができます。
それでも不明な場合は、プロバイダーを確認できるサービスを使ってみると良いでしょう。
Q.プロバイダーは必要ないと聞きましたが本当ですか?
A.インターネットを使うにはプロバイダーが必ず必要です。
お客様が聞いた話は、「プロバイダーは回線とセットになっているから、別で契約する必要はない」という意味のものだったのではないかと考えられます。
先述の通り、インターネットを使うためにはプロバイダーは必須です。
契約が必要かどうかという点でみるならば、回線とセットになっているなら不要、セットになっていないなら必要です。
Q.プロバイダーは解約金がかかりますか?
A.単独でプロパイダーを契約している場合は、解約金が発生する場合があります。
回線とプロバイダーを個別で契約している場合、解約時に料金が発生してしまうことがあります。
解約金が発生するタイミングは、一定期間経過しないで解約したとき、契約更新月でないときに解約したときの2通りに分けられます。
ご自身のお使いのプロバイダーの解約金が発生する時期と料金は、契約書類をご確認ください。
回線とプロバイダーをセットで契約(光コラボ)の場合、それぞれ解約金がかかることはなく一つにまとめられます。
光コラボはプロバイダーのみの解約ができないので、回線も同時に解約しなければいけないことをご留意ください。
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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki