おすすめ光回線4社を紹介|後悔しない“選び方”も解説

今まで自宅にネット環境が無かったけど、事情──テレワークが始まることになったり、オンラインゲームをしたくなったり──があって回線を引こうと思っている。
そんな状況で、「ネット回線ってよくわからない。結局どれにすればいいの?」と思っている方も多いはず。
とりあえず光回線にしよう…という所までは考え至っても、具体的な選択肢についてはよくわからない。手続きとかWi-Fi設定とか面倒だし、もうこれっきりにしたい。
そういった方のために、まずは当サイト(PORTブロードバンド)が厳選した“おすすめ光回線”を4つ紹介しますね。
さて、ざっと紹介するとこの4つなのですが…
当然ながらそれぞれ異なる特徴を持っているので、実際には「誰に対しておすすめなのか」という違いがあります。
というわけで、今回は上記4サービスをタイプ別に紹介しますね。
ちなみに、“本当に最適な光回線”というのは結局のところ人それぞれなので、お客様にバッチリ合ったサービスの選び方もご説明します。
おすすめ光回線その1.ソフトバンク光

-
平均速度
319.4Mbps -
月額料金
¥5,720~
¥4,180~
一言にまとめるなら、ソフトバンク光は“ザ・安パイ”な光回線。
というのも、爆速とは言えないまでも快適な通信速度を保ちつつ、料金負担も悪くない(こう言ってよければ平凡)なのです。
「とてもお得」というわけではありませんが、これを選んでおけば間違いないという光回線サービス…と言って差し支えないでしょう。
爆速じゃないけど快適な“通信速度”
一般的に、光回線サービスの通信速度は275Mbps(Mbps:通信速度の単位)あれば問題ないと言えます。400Mbpsを超えると、それは爆速と言って良いレベル。
その点ソフトバンク光は、およそ319Mbpsという“爆速レベルではないが、快適な速度”を保てているのです。
ザ・平凡な“月額料金”
光回線サービスの利用料金は、戸建て住宅で月額¥5,430程度、集合住宅で月額¥4,280が一般的。
ソフトバンク光の場合、戸建て・集合住宅いずれも“一般的な金額”と大差ありません。
コスパ重視のお客様におすすめ
どんな人にソフトバンク光が適しているのかというと、この一言に尽きるでしょう。
「速度が遅いのは困るけど、料金がバカ高いのも嫌だ」
「料金が格安だと確かに嬉しい。でも、肝心の速度が伴っていないのも困る」
こういった速度と料金のバランス…つまり“コスパの良さ”を重視している人に、ソフトバンク光は自信をもってオススメできます。
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おすすめ光回線その2.auひかり・NURO光
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平均速度
509.5Mbps月額料金
¥5,390~
¥4,455~
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平均速度
588.7Mbps月額料金
¥5,200~
¥5,200~
先にお伝えしておくと、auひかりとNURO光はかなり似たサービスです。
これらは同じような通信速度で、月額料金も大差ありません。
というわけで、一括でご紹介しているのですが…
簡潔に言うと、auひかり・NURO光はとにかく爆速なのです。
というのも、両サービスは“ダークファイバー”という高速システムを有していて、ここで紹介する他回線と比べると約1.5倍近いスピードを叩き出せているのですね。
ただし、どちらも一部地域限定サービスであるという問題点を抱えているため、必ずしも利用できるとは限らないことはご了承ください。
ダークファイバー系だから爆速
“ダークファイバー”というのは、要するに他社が使っていない回線設備(光ファイバー)のこと。
現在、ほとんどの光回線サービスは“NTTが保有している光ファイバー”を活用して提供されており、複数社のユーザーが同時利用するので混雑・遅延が発生しやすいのですね。
その点、ダークファイバーは「その会社(au、NURO)以外は使っていない」ので、単純に回線が混雑しなくて快適に利用できるというわけです。
一部地域限定なので要注意
“ダークファイバー系の回線”は、ネット通信に必要な光ファイバーが全国区に整備されているわけではありません。
たとえばauひかりの場合、近畿地方・中部地方のほとんどで利用できなかったりします。
なので、auひかり・NURO光に興味を持たれたお客様は、まず「自宅で使えるのかどうか」という点を確認しておいてください。
速度重視のお客様におすすめ
率直に言って、ネットを酷使するようなお客様はauひかり・NURO光を選ぶべきだと思います。
具体的には…
ネットを酷使する使い方
- オンラインゲーム参加(ガチ勢)
- 動画配信
- ネットを酷使するテレワーク(エンジニア系など)
- 4名以上での同時ネット利用
こういった用途は、爆速回線を使わないと「遅延・ラグが鬱陶しくてやってられない」といったストレスに繋がりかねません。
そこまで酷使するわけではないといったお客様にはオーバースペック、という意味でもありますが、ちょっとしたストレスも看過できない人はぜひauひかり・NURO光をご利用ください。
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おすすめ光回線その3.ビッグローブ光

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平均速度
264.6Mbps -
月額料金
¥5,478~
¥4,378~
端的に言うと、ビッグローブ光はキャッシュバックが美味しい光回線サービスです。
裏を返すと、それ以外は平凡と言わざるを得ません。
通信速度は“悪くないけど超快適と言うほどでもない”ですし、料金も一般的なレベルです。
しかし、キャッシュバック特典という点においてはかなり優秀。
というのも、ビッグローブ光は“現金¥30,000が無条件でもらえる”のです。
ポイントは“無条件”であること。正直、キャッシュバックという特典自体は珍しくなく、ほとんどの光回線は何らかの形でそれを行っています。
しかし一般的なキャッシュバック特典は、利用するための条件ハードルがかなり高いのですね。
たとえば「現金¥100,000キャッシュバック!ただし、同時にウォーターサーバーの契約もお願いしますね」といった具合に。
ハッキリ言って、それキャッシュバックする気ないじゃないか!と言いたくなるようなものが大半。
それがビッグローブ光の場合、特殊な条件を満たす必要なく、純粋に¥30,000を受け取ることができるのです。
速度・料金は一般的なレベル
爆速というわけでも格安というわけでもないので、回線サービスのスペックを重視している方にはおすすめしていません。
無条件で¥30,000キャッシュバック
ビッグローブ光のキャッシュバック特典を利用する条件は、“契約すること”だけ。
不要なオプションをつけたり、無関係なサービスを抱き合わせで契約したりする必要はありません。
金銭的メリット重視のお客様におすすめ
言うまでも無く、ビッグローブ光は“キャッシュバック¥30,000を魅力に感じるお客様”におすすめできるサービスです。
とはいえ、それをどのように判断すればいいのか?基準の設け方は気になる…というより、ピンと来ないですよね。
これはPORTブロードバンド編集部の見解なのですが、「3年以内に引っ越す可能性があるかどうか」で判断していいと考えています。
それ以上の長期間利用となると、シンプルに速度と料金のバランスに着目して判断した方が賢いでしょう。
反対に、2~3年以内に引っ越しする───つまり、回線見直しの機会があるなら、現金¥30,000のメリットを獲って良いかと思います。
さて、ここまでにご紹介した4社が、当サイトおすすめの光回線です。
ただし、それはあくまでも“安パイ”である、ということは覚えておいてください。
結局のところ、バッチリ最適なサービスというのは人それぞれ。
もちろん、ご紹介した4社がそれである、という人もいるでしょう。
しかし実際には、お住まいの地域やご利用のスマホキャリアなど、様々な条件によって最適解が異なることの方が多いのです。
というわけで、次項からは“お客様にとって最適な光回線”を見つける方法について説明しますね。
“最適な光回線サービス”の見つけ方
そもそも、最適な光回線サービスとはどんなものなのか?
PORTブロードバンドとしては、一言にまとめると“快適かつ最もお得に使えるサービス”こそが最適である、と考えています。
光回線…つまりインターネット環境は、日常生活を送るうえで欠かすことのできないインフラ。
水・ガス・電気と同じく、大前提として“何の問題もなくストレスフリーに利用できることが重要”なわけです。
その条件を満たしたうえで、もっとも料金負担が軽くなるものこそ、お客様にとって最適な光回線であると言えます。

例えるなら、車を選ぶとき“速度”と“燃費”を両立しているものが最適、ということ。
つまり、“快適さ”を妥協せずに済む範囲で、料金面で最もお得なサービスを選んでほしいのですね。
Step1.選択肢を洗い出す

光回線サービスとは、光ファイバーを用いたインターネット回線。
言うまでも無く、ご自宅付近の電柱に光ファイバーが通っていなければ利用できません。
ポイントは、“どの会社の光ファイバーが通っているのか”によって使える光回線サービスの選択肢が決まってくる、ということ。
例えばお客様がauひかりを希望されたとして、ご自宅付近にKDDIの光ファイバーが通っていなければ物理的に利用できません。
そのため、“どの光回線が最適なのか”というテーマについて考えるときは、何よりもまず選択肢を洗い出さなくてはいけないのですね。
では、具体的にどうしたらいいのかというと…

要するに、“お客様自身で調べる”か“誰かに調べてもらうか”の2つです。
明確に「あの回線がいいな」という目星がついているなら、そこの公式サイトに設けられているエリア検索ページをご利用ください。
光回線サービスの公式サイトなら、どこも必ず用意があります。
目星がついていない人は、ぜひコンシェルジュにご相談を。
有り体に言ってしまうと、光回線の正規販売代理店に電話しましょう、ということです。
無料かつ簡単に選択肢を把握できる
「代理店に相談」という提案には、不信感や違和感を覚えるお客様もいらっしゃることでしょう。
それをやってしまうと、営業をかけられたり騙されたりするのではないか?と。
確かに、いわゆるゴリ押し営業をしているような代理店に頼ると、そうなってしまう可能性もあります。
つまり“どこに相談するか”が重要なわけですが、ぜひ当社(PORT)グループの代理店INE社にご相談ください。
お客様にとって不利益となったり迷惑に感じたりするような対応はしないよう徹底していますので、安心してご相談いただけます。
もちろん、“話だけ聞いて手続きはしない”ということでも問題ありません。とにかく大事なのは、今お客様にどんな選択肢があるのかを知ること。
そのためのお手伝いをしていますので、お悩みの方は気軽にお電話ください。
ご相談・お問い合わせは無料!
お急ぎの方・話だけでも聞きたい方は
お電話ください
Step2.自分にとって快適な“速度”を見極める
選択肢が出そろったら、そこから“快適に使える回線”に絞り込みましょう。
要するに、十分な速度を出せる光回線を見極めてほしいのですね。

まずは“普段どうやってネットを使っているのか”を振り返ってください。
スマホでアプリを使ったり動画を見たりする程度?
テレワークやオンラインゲームを日常的にやっているレベル?
動画配信のようにネットを酷使する使い方もしている?
何にせよ、お客様が日常において「ネット重いな…」といったストレスを感じるような速度では、光回線サービスを利用する意味がありません。
では、その具体的なボーダーラインはどんなものなのか?というと…

概ね、こんな具合。
念のためお伝えしておくと、これは“いちネット利用者として”筆者が独断で引いたラインです。
一般的には「100Mbpsあれば問題ない」と言われていますが、(ヘビーユーザーである筆者としては)その程度の回線では物足りない印象が強かったので。
もう少し具体的に表記しておきますと…
使い方(例) | 必要な速度 |
---|---|
・スマホアプリの利用 ・サブスク動画の視聴 ・Youtube動画の視聴 ・SNS、WEBサイトの閲覧 ・LINE通話 | 平均100Mbps 以上 |
・スプラトゥーン、APEXなどのオンラインゲーム参加(ライトユーザー) ・テレワーク、オンライン会議 ・2、3名での同時ネット利用 | 平均250Mbps 以上 |
・オンラインゲーム参加(ガチ勢) ・動画配信 ・ネットを酷使するテレワーク(エンジニア系など) ・4名以上での同時ネット利用 | 平均400Mbps 以上 |
あくまでも“例”ですが、概ね上表の通り。さて、ここで説明が必要となるのは「平均ってどういうこと?Mbpsって何?」という話。
先にご説明しておくと、Mbpsというのは通信速度を表す単位で、1秒あたり1バイトのデータ通信ができるということなのですが…要するに「数値が大きいほど速い」とだけ覚えておけばOKです。
一方で、平均速度の話ですが…
“平均速度”に着目して絞り込もう
大前提として、インターネット回線の速度というのは“最大速度”と“平均速度”の2種類があります。
その違いは、

イメージとしては、こんな感じです。
要するに、「最大速度はあくまでもポテンシャルの上限であって、お客様が実感できるのは基本的に“平均速度”の方」ということ。
お客様としては、日常で体感するスピードこそが重要ですよね。だから、比較するときは“平均速度”に着目すべきなのです。
では、絞り込みやすいように“主な回線サービスと平均速度”を一覧にまとめておきますね。
サービス名 | 平均速度 (Mbps) | 対象 |
---|---|---|
NURO光 | 588.7 | 超ヘビー ユーザー |
auひかり | 509.5 | 超ヘビー ユーザー |
ソフトバンク光 | 319.4 | ヘビー ユーザー |
ドコモ光 | 278.9 | ヘビー ユーザー |
OCN光 | 276.1 | ヘビー ユーザー |
フレッツ光Next | 274.7 | ヘビー ユーザー |
ビッグローブ光 | 264.6 | ヘビー ユーザー |
楽天ひかり | 240.7 | ライト ユーザー |
nifty光 | 191.2 | ライト ユーザー |
excite光 | 188.8 | ライト ユーザー |
さて、この時点である程度は選択肢が絞られたという人もいるはず。
超ヘビーユーザーの方などは、もうNURO光もしくはauひかりの2択ですね。
ここから更に絞り込むには、料金に着目しなくてはいけません。
Step3.金銭的に1番お得な光回線を絞り込む
このステップでやることは単純で、先ほど絞り込んでもらったサービスの中でもっとも料金が安いサービスを選ぶだけ。
というわけで、先ほど挙げた回線の料金一覧をご覧ください。
※それぞれ戸建て用の料金・集合住宅用の料金を記載しています。
サービス名 | 月額料金(税込み) |
---|---|
NURO光 | ![]() ![]() |
auひかり | ![]() ![]() |
ソフトバンク光 | ![]() ![]() |
ドコモ光 | ![]() ![]() |
OCN光 | ![]() ![]() |
フレッツ光Next | ![]() ![]() |
ビッグローブ光 | ![]() ![]() |
楽天ひかり | ![]() ![]() |
nifty光 | ![]() ![]() |
excite光 | ![]() ![]() |
さて、ここだけの情報のみで結論をだすなら…
- 超ヘビーユーザーならNURO光
- ヘビーユーザーならソフトバンク光
- ライトユーザーならexcite光
となります。
もちろん、ここで決着をつけてしまっても良いのですが、最適な回線を選ぼうと思うなら“料金割引”という点も勘案するべきでしょう。
もっと言うと、“スマホの料金が割り引かれる特典”に着目すれば、よりお得なサービスを選べるのです。
スマホ料金の割引特典がある光回線がおすすめ
例えばSoftBankのスマホを使っているならソフトバンク光を、DoCoMoのスマホを使っているならドコモ光を選んだ方が良い、という話。
では、どの回線がどれくらい安くなるのか?というと…
サービス名 | 対象の スマホキャリア | 割引後の 月額料金(税込み) |
---|---|---|
NURO光 | SoftBank | ![]() ![]() |
auひかり | au | ![]() ![]() |
ソフトバンク光 | SoftBank | ![]() ![]() |
ドコモ光 | DoCoMo | ![]() ![]() |
ビッグローブ光 | au | ![]() ![]() |
この通り。
ここで挙げている各回線なら、月額¥1,100…年間にすると¥12,100もお得になります。
実際に割引されるのはスマホ料金ですが、要するにこれぐらいインパクトがあるのだと理解しておいてください。
関連記事
- インターネット料金は¥4,000~¥5,000が相場|ただし速度とのバランスも重要
光回線の料金については、こちらの記事でもくわしく解説しています。
光回線に関する“よくある質問と回答”
さて、最後に“光回線に関する、よくある質問と回答”をまとめておきますね。
細かな疑問が残っていると思うので、ぜひ目を通してください。
Q.光回線とホームルーターならどっちが良いの?
A.当サイトとしては光回線をおすすめします
ホームルーター(置くだけWi-Fi)は、仕組み上どうしても通信速度が遅くなりがちです。
というのもホームルーターは、データのアップロードに時間がかかる商品ばかりなのですね。
前提として、インターネット通信というのは“ユーザーから「こういうのが欲しい」というリクエストが送信(アップロード)され、それに応じたデータを受信する”という仕組みになっています。
そのためアップロードが遅いと、必然的に“リクエストしてから受信するまでの時間”が長引いてしまうのですね。
一方で光回線サービスはアップロード速度も良好なので、ほとんどストレスなくネット通信ができるというわけです。
関連記事
- ホームルーターの平均速度は140Mbps!って遅いの?
ホームルーターの速度についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。
Q.スマホの5Gと光回線ならどっちが速い?
A.PCやゲームなどを使うときは光回線の方が速いです
5Gは確かにスピーディーなのですが、それはあくまでも“スマートフォンでネット通信をするとき”に限った話。
テザリングなどを利用してPCやオンラインゲームを楽しめるレベルかというと、そこまでではありません。
なので、たとえ使い放題の5Gプランを利用しているとしても、ご自宅には光回線サービスを導入しておいた方が良いかと思います。
Q.自宅に光回線が通っているか確認する方法はある?
A.“エリア検索”をお試しください
エリア検索とは、要するに“光回線サービスを使うために必要な設備が整っているかどうかを調べること”です。
具体的には、NTTや光回線サービスの公式サイトに“検索ページ”が設けられていて、それを使って調べられます。
すでに「このサービスを使いたい」という目星がついているなら、その公式サイトでエリア検索を試してみてください。そうすることで、そのサービスを使えるかどうかという点が明らかになります。
もし「自分の家でどのサービスが使えるのかザックリ知りたい」といった状況にあるなら、ぜひ以下電話番号にお問合せください。専任コンシェルジュが、お客様の選択肢を素早くご確認いたします。
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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki