auひかりの料金はいくら?プラン別の月額料金と初期費用まとめ|実はコスパ最強

「CMや広告で見るauひかりの回線速度や契約特典に惹かれて、契約したいと思っているけど、auひかりの公式サイトを見ても料金の書き方が複雑で一体いくらで使えるのか分からない」
そんな方のために「auひかりの料金は一体いくらなのか」詳しく紹介しますね。
まずは、auひかり料金のポイントをおさえておきましょう。
auひかり料金のポイント
- 利用する住居によって2つのタイプに分かれる
- 戸建てタイプの月額料金¥5,390~
- マンションタイプの月額料金¥4,455~
- auひかりの月額料金は他社とほとんど変わらない
- コスパは最強
- auスマホユーザーなら月額料金もお得
それぞれ解説していきます。
目次
auひかりの月額料金1.月額料金
auひかりの月額料金は、利用する住居の形態によって下記の2つのタイプに分かれます。
戸建ての住居で利用するなら「戸建てタイプ」
集合住宅で利用するなら「マンションタイプ」
それぞれ料金が違うので、この記事では両方紹介しています。自分の住居形態の料金だけを知りたい方は、自分の住んでいる方を選択して該当箇所にジャンプしてください。
auひかりの料金1-1.戸建てタイプの月額料金
まずは、戸建てタイプの月額料金から紹介しますね。
最初に知っておいて欲しいのが、auひかり戸建てタイプの月額料金は、下記の要因で変動するということ。
auひかりの料金が変動する要因
- 最大速度
「1Gbps」「5Gbps」「10Gbps」のどれかを選択 - 利用年数
1年目、2年目、3年目以降で料金が変動 - 契約期間
「3年」「2年」「契約期間なし」のどれかを選択
変動する全てのパターンを紹介すると、候補が多すぎて分かりにくくなってしまいます。そこで、絶対に選択しない方がいいパターンは最初から除外してしまいますね。
具体的には、契約期間が「2年」と「契約期間なし」のケースです。
この2つのケースは、はっきり言って選択するメリットがありません。そもそもの月額料金が高く、適用される特典も少なくなってしまうからです。
詳しく説明すると、話が逸れてしまうので省略しますが、とにかく、3年プランの料金面にメリットがあるということ。
そのため、今回は3年プランに絞って紹介します。
では、前置きが長くなってしまいましたが、auひかり戸建てタイプ3年プランの月額料金をご覧ください。
利用年数/最大速度 | 1Gbps | 5Gbps | 10Gbps |
---|---|---|---|
1年目 | ¥5,610 | ¥5,610 | ¥7,018 |
2年目 | ¥5,500 | ¥5,500 | ¥6,908 |
3年目 | ¥5,390 | ¥5,390 | ¥6,798 |
4年目以降 | ¥5,390 | ¥5,940 | ¥7,348 |
auひかり戸建てタイプ3年プランは、3つの最大速度があり、それぞれの料金は利用年数に応じて月額料金が変わります。
ちなみに、最大速度とは、理論上の最高の回線速度のことです。最大1Gbpsの回線でも、実際にはそれ以下のスピードにしかなりません。
実際の速度は、KDDI側のシステムの都合やルーター等の機材環境によって変化するので、「最大速度は参考値であり、実際はそこまで速くはならない」と覚えておいてください。
表の料金を見てみると、1年目〜3年目にかけて¥110ずつ安くなっていますね。変化があるのは4年目以降で、1Gbpsのプランは3年目と同じ金額、5Gbpsと10Gbpsのプランは、3年目よりも¥550金額があがっています。
これは、2022年12月現在、5Gbpsと10Gbpsのプランを選んだ人は、3年間¥550/月の割引を受けているからです。
この割引があるおかげで、1Gbpsと5Gbpsの月額料金が1〜3年目が同じ金額になっています。
では、どの最大速度を選択するのが最適なのか。次で詳しく説明します。
最大速度は1Gで十分
最大速度を選ぶ際にポイントとなるのが、「インターネットを使って何をするのか」です。
自分の用途の中で、一番回線速度が必要なものでも快適に使えるものを選択しましょう。
ただし、最大速度が5Gbps・10Gbpsのプランを契約しても、その速度を活かせる用途はほんの一部。ほとんどの場合、1Gbpsで十分です。
というのも、日常的なネット利用───動画視聴やゲームアプリの利用、通常のネットサーフィン───をする分には、1Gbpsすらオーバースペック気味だから。
5Gbpsや10Gbpsの回線速度を活かせるとすれば、動画配信サービスや、FPSオンラインゲームでコンマ1秒を争っているような人たちです。
さらに、最大速度を5Gbps・10Gbpsにする場合は、接続するルーターやLANケーブルも、それに対応したものを準備しなくてはなりません。
実際に速度を実感できる場面も少なく、環境を整えるのに費用もかかるので、「なんとなく速い方がいいから」と5Gbps・10Gbpsを選択するのはおすすめしません。
特殊な用途が無い場合は1Gbpsを選択しましょう。
ちなみに、auひかりの回線速度についてはこちらの記事でさらに詳しく説明していますので、気になる方はご覧ください。
戸建てタイプの月額料金を他社と比較
auひかり戸建てタイプの月額料金を紹介しましたが、結局のところ気になるのは「高いのか安いのか」ですよね。
実際に金額を他社と比較してみましょう。ただし、auひかりの月額料金は1年目・2年目・3年目以降で変動するので、見やすくするために3年間の合計金額を比較しています。
また、最大速度が5Gbps・10Gbpsのプランを活かせる人は少ないので、今回は1Gbpsのプランを比較しています。
サービス名 | 3年間合計金額 | auひかりとの金額差 |
---|---|---|
auひかり | ¥198,000 | – |
ソフトバンク光 | ¥205,920 | ¥7,290 |
ドコモ光 | ¥205,920 | ¥7,290 |
J:COM | ¥197,208 | -¥792 |
NURO光 | ¥205,920 | ¥7,290 |
「ソフトバンク光」「ドコモ光」「NURO光」との差は¥7,290で、月額料金にすると¥202です。auひかりは、比較した中では若干安めですが、ほとんど差はありません。
と言っても、何も料金だけが重要なわけではありません。実際に契約するとなると、品質面も無視できないでしょう。
料金が同じくらいの場合、より高品質なものを利用したいと思いますよね?
つまり、最適な通信回線を選ぶにはコスパが重要だということ。
コスパとはつまり、速度(1Mbps)あたりいくらで利用できるかということです。ここでは、「料金÷平均速度」で算出しますね。
コスパの計算方法
3年間の合計金額 ÷ 36ヶ月 ÷ 回線速度(Mbps)
戸建タイプのコスパは¥11.2/1Mbps
この観点で評価するなら、「auひかりのコスパは最強」と言っていいほど優れているのです。
どれくらい優れているのか、他社とも比較してみましょう。
サービス名 | 回線速度平均 | コスパ |
---|---|---|
auひかり | 490Mbps | ¥11.2/1Mbps |
ソフトバンク光 | 318Mbqs | ¥17.9/1Mbps |
ドコモ光 | 271Mbps | ¥22.9/1Mbps |
J:COM | 249Mbps | ¥22.0/1Mbps |
NURO光 | 481Mbps | ¥11.8/1Mbps |
回線速度が圧倒的に速いauひかりは、コスパの面でみるとやはり優秀ですね。
しかし、なぜこれほどまでに速度が速いのでしょうか。
auひかりは独自回線だから混雑しない
auひかりの回線速度が他社よりも速い理由は、混雑しないからです。
実は、フレッツ光やドコモ光、ソフトバンク光など、ほとんどの光回線は、同じ経路を利用して通信を行っているのです。

auひかりの回線速度が他社よりも速い理由は、混雑しないからです。
実は、フレッツ光やドコモ光、ソフトバンク光など、ほとんどの光回線は、同じ経路を利用して通信を行っているのです。
一方で、auひかりは独自の経路をつくり、そこを通って通信しています。

つまり、auひかりが利用する経路は混雑しにくく、スピードが安定して出せるということです。
auひかりの料金1-2.マンションタイプの月額料金
次に、マンションタイプの月額料金を紹介します。
auひかりのマンションタイプは、住んでいるマンションによって6種類のプランがあります。
プラン | 月額料金 |
---|---|
マンションギガ | ¥4,455 |
マンション ミニギガ | ¥5,500 |
タイプG | ¥5,390 |
タイプV | ¥4,180 |
タイプE | ¥3,740 |
タイプF | ¥4,290 |
これだけプランがあり、どれになるかは住んでいるマンションによって異なるのです。プランによって異なるのは月額料金だけではなく、回線速度も違います。
なぜこれほどプランが分かれているのかというと、マンションによって配線の方式が違うからです。
全て紹介すると話が脱線してしまうので、今回は割愛します。詳しく知りたい人は、下記の記事を参考にしてみてください。
関連記事
- auひかりマンションタイプは実質6種類
auひかりのマンションタイプについて詳しく解説しています。
マンションタイプの月額料金を比較
では、マンションタイプの月額料金が「高いのか安いのか」他社と比較してみましょう。
auひかりマンションタイプは6種類のプランがありますが、今回比較するのは最もポピュラーな「マンションギガ」です。
では、実際に比較した結果をご覧ください。
サービス名 | 月額料金 | auひかりとの金額差 |
---|---|---|
auひかり | ¥4,455 | – |
ソフトバンク光 | ¥4,180 | -¥275 |
ドコモ光 | ¥4,400 | -¥55 |
J:COM | ¥5,258 | ¥803 |
ビッグローブ光 | ¥4,378 | -¥77 |
マンションタイプの月額料金が高いJ:COMよりは安いですが、その他とは大きな差はありませんね。
しかし、実際に契約するとなると、費用面だけでなく品質面も考慮しなければなりません。
いくら安くても、品質が悪ければ後で後悔してしまいますよね。つまり、最適な通信回線を選ぶのに重要なのは、コスパだということ。
マンションタイプのコスパ:¥9.0/1Mbps
では、コスパはどうなのでしょうか。
コスパの計算式は以下の通り
コスパ計算式
月額料金 ÷ 回線速度(Mbps)
これで1Mbpsあたりの料金が出てくるので、これを通信回線のコスパとします。
「Mbps」とは、回線速度を表す単位のことで、数字が大きければ大きいほど回線速度が速いということです。
コスパの良し悪しも分かるように、他社のコスパとも比較しましたので、結果をご覧ください。
サービス名 | 回線速度平均 | コスパ |
---|---|---|
auひかり | 490Mbps | ¥9.0/1Mbps |
ソフトバンク光 | 318Mbqs | ¥13.1/1Mbps |
ドコモ光 | 271Mbps | ¥16.2/1Mbps |
J:COM | 249Mbps | ¥21.1/1Mbps |
ビッグローブ光 | 265Mbps | ¥16.5/1Mbps |
月額料金の差はそこまでありませんでしたが、auひかりは回線速度が高速なので、コスパがかなり優秀ですね。
なぜこれほどに回線速度が速いのかは、戸建てタイプの月額料金を紹介した際に紹介した通りです。
auスマホとセットならさらにお得に
ここまでで、「auひかりは、料金は普通だけど性能がいい」ということはお分かりいただけたかと思います。
しかし、auひかりには料金もお得になる特典も用意されています。「料金も安くて性能もいい」となれば、まさに最適な通信回線と言えますよね。
具体的には、auひかりとauスマホをセットで使うと家族内のauスマホが1台当たり最大で¥1,100/月割引される「auスマートバリュー」というもの。
家族内のauスマホを使っている全員が割引対象になるのがミソで、台数によってはauひかりの月額料金以上の割引額になるかもしれません。
ただし、適用するには以下の条件があります。
auスマートバリュー適用条件
- 固定電話サービスオプションの申込み(¥550/月)
- auのスマホ、タブレット、ケータイ電話の対象プランを契約する
現行のスマホプランであれば、ほとんどが対象のプランになるので、auスマホを持っている人ならほぼ全員がこの特典の対象になります。
ただし、auスマホを持っていれば、auスマートバリューが自動的に適用されるわけではありません。auスマートバリューの申込みが必要です。
申込み自体は非常に簡単ですぐに終わります。auショップに行くか、KDDIブロードバンドキャンペーンセンターに連絡して、auスマートバリューに加入したい旨を伝えてれば、すぐに手続きを行ってくれます。
auひかりの料金2.初期費用
さて、auひかりの月額料金について納得がいった方は、「実際に手続きを進めるうえで発生する費用」についても気になってきますよね。
つまり、初期費用はいくらかかるのか?ということ。
auひかりの初期費用は登録手数料¥3,300のみ
一般的に、光回線の初期費用は「工事費用」+「登録手数料」で計算します。しかし、auひかりの初期費用は「登録手数料」の¥3,300しかかかりません。
なぜなら、2022年12月現在auひかりは、通常¥33,000〜¥41,600かかる工事費用を¥0にするキャンペーンをやっているからです。
このキャンペーンが適用される条件は、auひかりの契約期間を2年or3年にするだけなので、非常にハードルが低いです。
他社から乗り換える場合は乗り換え費用がかかることも
他社から乗り換える場合は、乗り換え元の回線で解約費用や工事費用の残債が発生することもあります。
具体的にどのくらいの費用がかかるのかは、乗り換え元に問い合わせないと分かりませんが、おおよそ¥5,000〜¥20,000程度が平均です。
ただし、auひかりなら申込み特典でこの乗り換え費用を還元してくれます。
つまり、auひかりの初期費用だけで乗り換えることができるのです。解約金や工事費用残債が気になって乗り換えを躊躇している人も、このキャンペーンをうまく利用すれば余計な費用をかけずに乗り換えられるかもしれません。
まとめ.auひかりの料金は他社と変わらないがコスパは最強
公式サイトを見ても、書き方が複雑で一体いくらになるのか読み取りにくいauひかり。
整理して金額を導き出すと、他社とほとんど変わらないことが分かりました。ただし、コスパは最強です。また、auスマホとセットで利用すれば、料金面でもお得に使うことができます。
いずれにせよ、料金面だけに着目するのではなく、総合的に判断することが、最適な通信回線選びには何よりも重要ということです。
「auひかりのことは分かったけど、他の回線のことは分からない」「通信回線の種類が多すぎて、どこから目をつけていいか分からない」
そんな方は、PORTブロードバンドお問い合わせ窓口までご連絡ください。
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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki