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ドコモ光から楽天ひかりへの乗り換えはNG!安さに釣られると後悔するかも

「楽天ひかり、今使ってるドコモ光よりめっちゃ安いじゃん、乗り換えようかな」

Youtubeの動画広告などで楽天ひかりを目にすると、その料金の安さに惹かれ、ドコモ光からの乗り換えが頭にちらつくのではないでしょうか?

しかし、結論からお伝えすると、その安さにのみ惹かれて、ドコモ光から楽天ひかりへ乗り換えるのはおすすめできません。

実はこの「料金の安さ」にはからくりがある上に、実際に楽天ひかりを使っていくと、料金の安さというメリット以上に大きなデメリットを感じてしまう可能性が高いからです。

一体どういうことか、この記事では、楽天ひかりの安さの実状や乗り換えないべき理由について、順を追って詳しく解説していきますね。

ドコモ光から楽天ひかりへの乗り換えはおすすめできない

結論から言うと、ドコモ光から楽天ひかりへの乗り換えはおすすめしません。

とはいえ、楽天ひかりを契約すると楽天市場でのお買い物時に得られるポイントが2倍になるという特典があるので、お客様が普段から楽天市場でよくお買い物をされるのであれば乗り換えてもいいかもしれません。

そうではないなら、楽天ひかりには乗り換えないほうがいいでしょう。

月額料金が大幅に下がるのは契約して1年目のみ

楽天ひかりに乗り換えると、たしかにコストダウンはできます。戸建てとマンションで料金は違ってきますが、ドコモ光と比べると大幅なコストダウンですよね。

サービス名マンションタイプ料金戸建てタイプ料金
楽天ひかり¥1,980¥3,080
ドコモ光¥4,400¥5,720
ドコモ光と楽天ひかり1年目の月額料金

でもこの大幅に低い料金で使えるのは、実は契約して1年目のみなのです。2年目以降は料金が跳ね上がって、正直ほぼドコモ光の料金と変わらなくなるのですよ。

サービス名マンションタイプ料金戸建てタイプ料金
楽天ひかり¥4,180¥5,280
ドコモ光¥4,400¥5,720
ドコモ光と楽天ひかり2年目以降の月額料金表

これは、楽天ひかりは現在「他社から乗り換えると1年目の月額料金は基本料から2,000円オフされる」というキャンペーンをやっているからです。だから、1年目のみお安く使えるのですね。

ドコモ光に比べると回線速度はかなり落ちる

また乗り換えるべきでない理由はそれだけではありません。回線速度も、ドコモ光に比べると楽天ひかりはかなり劣ります。

サービス名平均速度ping値
楽天ひかり152Mbps47ms
ドコモ光235Mbps18ms
ドコモ光と楽天ひかりの速度の違い

どちらの数値を見ても、楽天ひかりはドコモ光よりもかなり遅いということがわかりますよね。だから、料金はたしかに安くなっても、実際使ってみると使いづらさを感じてしまうかもしれません。

Mbps

回線速度を秒速で示したもの。数値が高いほど通信が高速ということになる

ping値

サーバーの応答時間のことで、WebサイトのURLをクリックして、そのサイトが表示されるまでの時間のこと。数値が低いほど通信が高速ということになる

オンラインゲームやオンライン会議に支障が出る可能性も

では実際、どれくらい使いづらさを感じてしまうのでしょうか。いくつかの目的別に考えてみましょう。

目的必要な速度必要なping値
サイト閲覧10Mbps60ms
動画視聴10Mbps60ms
オンラインゲーム100Mbps30ms
オンライン会議20Mbps40ms
さまざまな目的ごとに必要な速度

速度については、楽天ひかりは最低限必要な速度を満たしているので、問題なく使えるでしょう。

しかしping値では、オンラインゲームとオンライン会議で必要な値を上回ってしまっています。これはつまり、自分の操作に対してタイムラグが生じたり、画面が乱れてしまう可能性があるということです。

その点ドコモ光はこの最低限必要なping値よりもはるかに小さい値ですから、オンラインゲームもオンライン会議も快適にできるということですね。

ドコモ光から楽天ひかりに乗り換えると、これらの場面で不便を感じてしまうかもしれません。

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楽天ひかりのうま味は契約1年目の料金面でしか感じられない

だから、楽天ひかりに乗り換えて「よかった~!」と感じるのは1年目の段違いに安い料金面のみ。ただ安くてもドコモ光よりも速度は遅くなるので、速度面では不満を感じてしまうかもしれません。

そして2年目以降は、ドコモ光と比べると料金は大して変わらないのに速度は遅くなっている、という事態に陥ってしまう可能性が考えられます。

契約後に後悔しても解約には¥10,450もかかる

さらに、もし乗り換え後に「やっぱり楽天ひかり、嫌だ!」となっても、簡単には解約ができないのもネックなところです。

楽天ひかりは3年縛りでの契約となります。もし3年以内にどうしても解約したいとなれば、違約金を¥10,450も払わなくてはいけません。

こういった情報を踏まえると、ドコモ光から楽天ひかりへ乗り換えるのはデメリットばかり。だから、今使っているドコモ光に特段不満があるわけではないなら、楽天ひかりへの乗り換えはしないほうが良いということです。

まとめ.ドコモ光から楽天ひかりに乗り換えるのはメリットが少ないのでやめておくべき

今回は、ドコモ光から楽天ひかりへの乗り換えがおすすめできない理由を解説してきました。

楽天ひかりは、ドコモ光に比べて大幅に低い月額料金が魅力的ではあるものの、実はそれは契約した1年目のみの価格。2年目以降はドコモ光とほぼ変わらない料金になります。

さらに、楽天ひかりの回線速度は、ドコモ光に比べ、日常生活の一部に支障をきたすほどかなり遅くなってしまいます。

そう考えると、ドコモ光から楽天ひかりへ乗り換えるメリットはあまりありません。

今ドコモ光を使っていて特に不満を感じていないのなら、楽天ひかりへの乗り換えはやめておくべき。快適かつコスパの良いインターネット環境を実現するためには、楽天ひかりよりもドコモ光を使い続けるのがおすすめです。

記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki

大学卒業後、服飾業界と教育業界を経てポート株式会社へ。
入社後は多数の新規メディア立ち上げに参画し、自身も有資格者ライターとして2,000本を超える記事を執筆。
PORTブロードバンドにおいても「読者のインターネット回線に関する最適な意思決定を支援する」という信念のもと、総務省の認可を得た正規販売代理店(届出番号C2203454)として、信頼できる情報を“誰にでもわかりやすく”発信している。

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