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選ぶならどっち?ドコモ光とフレッツ光の違いを徹底比較|乗り換え方法も解説

「ドコモ光とフレッツ光、どっちがいいサービスなの?」

ドコモ光は「NTTドコモ」の光回線、一方でフレッツ光は「NTT東日本・NTT西日本」の光回線。どちらもNTT系列の光回線ですが…

ドコモ光は「光コラボレーション」というフレッツ光の光回線設備を使ったサービスです。

つまり、ドコモ光・フレッツ光、名前は違えど光回線の品質は同じという事。

では、何が違うのか気になると思いますので、以下の3つのポイントに着目して比較したいと思います。

ドコモ光とフレッツ光の比較ポイント

結論から言うと、総合的にドコモ光の方がフレッツ光よりユーザビリティが高い回線です。

その理由を項目ごとにわかりやすく解説しますので、ドコモ光とフレッツ光どちらを使おうか迷っている人は参考にしてくださいね。

また、最近人気が出ているドコモ光・フレッツ光の超高速回線「10ギガプラン」の比較や、フレッツ光からドコモ光への乗り換え方法も解説するので、是非ご一読ください。

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比較ポイント1.月額料金

ドコモ光とフレッツ光の月額料金の比較をするにあたって、重要なのが“どのプロバイダーを選ぶか”ということです。

なぜなら、ドコモ光やフレッツ光は、利用するプロバイダーによって月額料金が異なるから。

プロバイダーとは?

ドコモ光やフレッツ光などの光回線をインターネットに繋げる事業者のこと。
光回線を「道路」に例えるなら、プロバイダーはデータを乗せて走る「トラック」のようなもの。
つまり、光回線だけ契約しても、データを運ぶプロバイダーと契約しないとインターネットに接続できないのですね。

ドコモ光のプロバイダーはタイプA・Bから選べる

ドコモ光のプロバイダーは21社あります。

プロバイダーはドコモ光の契約時にセットで選べるようになっており「タイプA」「タイプB」というグループの中から選ぶことができます。

タイプA

  • OCNインターネット
  • GMOとくとくBB
  • @nifty
  • BBエキサイト など16社

タイプB

  • @TCOM
  • TNC
  • アサヒネット
  • WAKWAK など5社

このプロバイダーの「タイプA・B」で月額料金が異なるので、実際のプロバイダー料金込みの月額料金をご覧ください。

プロバイダー
タイプ
戸建てプラン
月額料金
マンションプラン
月額料金
タイプA¥5,720¥4,400
タイプB¥5,940¥4,620
ドコモ光の月額料金(2年契約)

タイプBはタイプAより¥220高いのですが、タイプによるサービスの違いはありません。つまり、料金が高い方が速いとかそういった事はないのです。

これは単純に料金の違いだけの差異なので、余程タイプBのプロバイダーにこだわりがなければ、料金が安いタイプAを選ぶのが最適ですね。

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フレッツ光のプロバイダーは別途契約が必要

前提としてフレッツ光は「NTT東日本」「NTT西日本」に分かれていて、プランの名称や、月額料金は東西で異なります。

また、集合住宅向けの「マンションタイプ」は建物ごとに料金プランが異なり、建物の世帯数によって料金が変わるのが特徴です。

プロバイダーに関しては、ドコモ光のようにセットになっていないため別途契約をする必要があります。

光コラボは光回線とプロバイダーがセットになっているサービスです。そのため、フレッツ光のように別途プロバイダーを契約する必要がありません。

つまり、別途プロバイダーの月額料金が発生するということですね。フレッツ光のプロバイダーは数百社あるため、代表的なプロバイダーと料金を紹介します。

プロバイダー名戸建て
月額料金
マンション
月額料金
OCN¥1,210¥715~¥990
@nifty¥1,100¥1,045
BIGLOBE¥1,320¥715~¥990
Yahoo!BB¥1,320¥1,045
かもめインターネット¥2,410¥2,410
BBエキサイト¥550¥550
フレッツ光 代表的なプロバイダー

このようにフレッツ光のプロバイダーは戸建てとマンションで金額が異なり、価格もピンキリです。

ただし、あまり安いプロバイダーを選ぶと“通信速度が遅い”などの弊害が生じるので、¥1,000前後のプロバイダーを選ぶのが妥当です。

ここでフレッツ光の一般的なプロバイダーである「OCN」を利用した場合の月額料金をご覧ください。

戸建てマンション
NTT東日本
ギガラインタイプ
¥7,150プラン2:¥4,345
プラン1:¥4,785
ミニ:¥5,170
NTT西日本
スーパーハイスピードタイプ 隼
¥5,940プラン2:¥4,026
プラン1:¥4,466
ミニ:¥5,236
フレッツ光の月額料金(プロバイダーOCNの場合)

※NTT西日本フレッツ光「はじめ割」含む

戸建てに関しては、ドコモ光タイプA(月額¥5,720)と比べると、フレッツ光の方が全体的に高いですね。特に東日本は¥1,500くらいの差が出るので高いと言わざるを得ません。

マンションタイプは、「プラン2」が利用できるマンションにおいては、ドコモ光のタイプA(月額¥4,400)は高くなってしまいますが、それ以外のプランではドコモ光の方が安くなっています。

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比較結果:月額料金はドコモ光の方が安く手間がかからない

月額料金を比較した結果、料金は利用するプロバイダーに左右されるため、一概にドコモ光の方が安いとは言えないですが…

全体感としてはドコモ光の方が安く利用できるという結果になりました。

また、利用するにあたっての手続きは、ドコモ光は回線とプロバイダーがセットで申し込むことができるため、プロバイダー別に契約する手間は省けます。

料金に関してもプロバイダータイプA・Bの違いはあれど、フレッツ光のような細かい料金プランは無いのでシンプルでわかりやすいですね。

総じて判断するのであれば、ドコモ光の方が優秀なサービスと言えます。

比較ポイント2.通信速度

冒頭でも言いましたが、ドコモ光はフレッツ光回線を使ってインターネットを提供しているサービスなので、通信品質は変わりません。

以下に、ドコモ光とフレッツ光の下り平均速度を比較しました。

回線名下り平均速度
ドコモ光254.13Mbps
フレッツ光254.53Mbps
ドコモ光とフレッツ光の速度比較

参照:みんなのネット回線速度(2023年10月時点)

下り速度とは、1秒間にダウンロードできる容量のこと。この値が高ければ速いという事で、例えばアプリを落とすときに、多くの容量を短時間でダウンロードできる…といった形で体感できる速度のことです。

やはり、ドコモ光もフレッツ光もほぼ同じ平均速度でした。

ただし、平均速度は同じとはいっても、実際には利用するプロバイダーによって速度は大きく変わるのです。

プロバイダーによって速度は大きく異なる

まず、プロバイダーごとに平均速度がどれぐらい違うのか、ドコモ光・フレッツ光でそれぞれ比較してみたいと思います。

プロバイダー名ドコモ光フレッツ光
OCN259Mbps250Mbps
GMOとくとくBB261Mbps226Mbps
@nifty238Mbps243Mbps
楽天ブロードバンド158Mbps217Mbps
hi-ho108Mbps146Mbps
プロバイダーごとの下り平均速度比較

このように、ドコモ光であっても、フレッツ光であっても利用するプロバイダーによっては平均の通信速度が倍以上も違う事があるのです。

なぜ、同じフレッツ光回線を使っているのに速度が大幅に違うのかというと…

そのプロバイダー利用者数の違いや、保有している設備の良し悪しによって通信速度は変わるのですが、大きな原因としてはIPv6という高速通信が利用できているかにもよるのです。

IPv6が設定不要のドコモ光が優秀

「IPv6」というのは新たに作られた通信システムのこと。

一言で説明すると通信の渋滞を回避できる広い道路のようなものです。

従来は「IPV4」という道路を使っていたのですが、インターネットの普及によって利用者が増えたことから常に渋滞している状態だったのです。

そこで、渋滞を避けるために「IPv6」が開発されました。

IPv6を簡単に説明すると、従来より高速な通信システムのことです。従来の混雑して速度が遅いIPv4を2車線の道路に例えると、IPv6は3車線の道路のようなもの。インターネットの混雑を避けられるので高速通信が可能です。

つまり、道路の車線が増えて混雑なく利用できるのがIPv6という事ですね。

これを利用するには、以下の3つの条件をクリアする必要があります。

IPv6利用の条件

  • IPv6に対応したプロバイダーを利用する
  • IPv6対応のルーターを接続する
  • 「フレッツ・v6オプション」に申し込む

前提としてプロバイダーがIPv6に対応していないと、IPv6の高速通信が利用できません。

ドコモ光では、タイプABのすべてのプロバイダーがIPv6に対応しているのですが、IPv6対応ルーターをレンタルしているのは11社のみ。

OCNインターネットやGMOとくとくBBなどは、無料でIPv6対応ルーターをレンタルしているので、これらのプロバイダーを選べばすぐにIPv6が利用できるのです。

また、ドコモ光は「フレッツ・v6オプション」は自動で設定されるので申し込みは不要です。

一方でフレッツ光では、IPv6はあくまでオプションサービスなので「フレッツ・v6オプション」は別途申し込みが必要です。

その時点で、フレッツ光はひと手間かかるので、最初から自動で設定されているドコモ光は面倒が少なくIPV6をスムーズに利用することができるのです。

比較結果:簡単にIPv6が使えるドコモ光が便利

ドコモ光とフレッツ光の通信速度は、同じフレッツ光回線を利用しているだけあって、同じレベルの速度です。

ただし、注意しないといけないのがプロバイダー選び。プロバイダーによってIPv6の高速通信が利用できるか決まるからです。

フレッツ光においてはIPv6を利用するにもひと手間かかるので、あまり詳しくない人は自動で利用できるドコモ光の方を利用するのが賢明です。

比較ポイント3.割引特典

最後に、ドコモ光とフレッツ光の割引特典ですが、主な割引は3つあります。

割引特典

  • 初期工事費用割引
  • 月額料金割引
  • スマホのセット割引

それでは、各割引について解説していきます。

初期工事費用割引

ドコモ光もフレッツ光も初期工事費用がかかります。工事費用の金額は同額ですが、ドコモ光は割引特典により「無料」です。

回線ファミリータイプ
(戸建て)
マンションタイプ
ドコモ光無料
¥22,000
無料
¥22,000
NTT東西
フレッツ光
有料
¥22,000
有料
¥22,000
ドコモ光・フレッツ光初期工事費比較

一方、フレッツ光の工事費用は有料です。そのため、工事費は一括払いか分割払いで月額料金に加算されます。

ただし、賃貸住宅などで前の住人が使っていたフレッツ光回線をそのまま流用できる場合は、現地の工事は行わないため工事費用は¥3,300で済みます。

この場合においてもドコモ光であれば無料で工事が可能です。

月額料金割引

ドコモ光は2年契約の縛りを設けることで月額料金の割引を行っています。

フレッツ光の方はNTT東日本では月額料金割引である「にねん割」の新規受付を2023年9月末で終了しました。そのため現在行っている割引はありません。

NTT西日本では「光はじめ割」という長期利用割引を行っています。

回線ファミリータイプ
(戸建て)
マンションタイプ
ドコモ光2年契約
¥1,650割引
2年契約
¥1,100割引
NTT東日本
フレッツ光
割引なし割引なし
NTT西日本
フレッツ光
光はじめ割
2年間:¥1,210割引
3年以降:1,419割引
光はじめ割
2年間:¥495~¥605割引
3年以降:¥682~¥858割引
ドコモ光・フレッツ光月額料金割引比較

月額料金の割引金額を比較した結果、ドコモ光の方が最も割引額が大きいという結果になりました。

ただし、どちらも契約期間を定めているのが条件なので、2年ごとに訪れる契約更新月(満了月とその翌月、翌々月)以外で解約する場合は解約金が発生します。

回線ファミリータイプ
(戸建て)
マンションタイプ
ドコモ光¥5,500¥4,180
NTT西日本
フレッツ光
¥4,400¥2,200
ドコモ光・フレッツ光解約金

解約金自体はドコモ光の方が高いものの、ドコモ光は割引額が大きいため問題にはなりませんね。

スマホのセット割引

これはドコモ光のみ対象になる割引で、「ドコモ」のスマホと「ドコモ光」をセットで利用することを条件に割引されます。

割引金額は、ドコモのスマホ1台につき最大¥1,100、スマホの料金から減額されるというもの。

1台あたりの割引なので、ご家族で4台使っている場合は月間¥4,400の割引。年間にすると¥52,800にもなるので、かなりのメリットがありますね。

フレッツ光では、スマホの提供がないため割引はありません。

もしドコモのスマホをご利用中であれば、料金的にはドコモ光が最適な回線なりますね。

比較結果:割引特典は圧倒的にドコモ光が優秀

割引特典を3つ比較しましたが、どの割引もドコモ光の方が圧倒的に優秀です。

特に工事費が無料の特典は大きく、ドコモのスマホユーザーでなくても誰でも適用されるので、費用を抑えて光回線を利用したい人にはピッタリです。

また、この工事費無料は他社光回線でよくある工事費「実質無料」とは違い「完全無料」です。

何が違うのかというと「実質無料」は工事費を分割払いにして、分割された工事費を毎月同額だけ割引していく仕組み。完済まで使い続ければ実質的に無料となるのですが、途中で解約すると未払いで残った工事費が一括請求されるのです。

ところが、ドコモ光の工事費無料は「完全無料」なので、途中で解約しても工事費の請求はありません。

つまり、途中で解約してもかかる金額は2年契約の違約金だけという事になります。

初期費用を節約したいならドコモ光がおすすめ

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結論.申し込みがしやすいドコモ光の方が優秀

ドコモ光とフレッツ光を3つの比較結果をまとめます。

ドコモ光とフレッツ光の比較

  • 月額料金
    全体感としてはドコモ光の方が安い
  • 通信速度
    速度は同レベルだが、IPv6を利用するならドコモ光の方が簡単
  • 割引特典
    初期工事費・月額料金割引・スマホセット割、全てでドコモ光が圧勝

ドコモ光はフレッツ光の回線を使っているサービスなので通信速度のような、回線品質の部分では差はないのですが…

プロバイダーが同時に契約できたり、IPv6が標準で利用できたりとフレッツ光では手が届いていないところに手が届くといった利便性の良いサービスと言えますね。

また、工事費無料やドコモスマホのセット割引など割引面でもメリットが多い回線なので、フレッツ光と比べると…

ドコモ光の方が優秀と言わざるを得ません。

NTT東西は初期工事費の無料を止めてしまい、またNTT東日本は月額料金の割引も止めてしまったため、月額料金の比較でもあったように料金的なメリットはない回線になってしまっています。

その理由は、NTT自体が個人向けサービスはドコモ光のような「光コラボ」に任せて、自身は法人向けサービスにシフトチェンジしているからです。

そのため、ドコモ光では利用できないような「ひかり電話オフィスタイプ」のような法人向けオプションも潤沢に取り揃えています。

まとめますと、ドコモ光とフレッツ光を比較する場合に、個人ユーザー視点で考えるとドコモ光の方が圧倒的にお得なのですが、法人視点で見るとフレッツ光が最適になるのです。

法人・商業利用の光回線ならフレッツ光が最適です。

インターネット回線を法人・商業利用するなら、ひかり電話のサービスが豊富なフレッツ光が最適な回線です。

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10ギガプランならどっちがお得?

近年、人気が出てきている最大10Gbpsの超高速サービス「ドコモ光10ギガ」「フレッツ光クロス」を比較してみたいと思います。

前提として、ドコモ光10ギガはフレッツ光クロスの回線を利用しているため、回線品質は同じです。

その下り平均速度は1114Mbps!

通常のドコモ光・フレッツ光の4~5倍の速度が見込めるという事ですね。

以下が10ギガプランの比較表ですが、NTT東西で内容が異なるものの「戸建て・マンション」という住居タイプの区別はありません。

ドコモ光10ギガNTT東日本
フレッツ光クロス
NTT西日本
フレッツ光クロス
月額料金¥8,030¥6,050¥6,930
月額料金割引2年契約
-¥1,650
なし2年契約
-¥1,210
プロバイダー料金月額料金込み
(タイプA)
ぷらら
¥1,100
OCN
¥1,100
10ギガ専用
ルーターレンタル代
¥550¥550¥550
合計月額料金¥6,930¥7,700¥7,370
ドコモ光10ギガ・フレッツ光クロス月額料金比較

フレッツ光クロスのプロバイダーは、料金的も妥当な部類のプロバイダー「ぷらら」と「OCN」で比較をしていますが、ここでも料金的にドコモ光が最も安い結果となりました。

また、フレッツ光クロスは東西ともに工事費(戸建て:¥22,000・マンション:¥22,000)は有料。ドコモ光は無料となっています。

また、ドコモ光の10ギガは加入特典としてdポイント「17,000pt」がもらえるので、利用するなら今がチャンスですね。(2023年10月現在)

お住いの地域が10ギガに対応している地域であれば、ドコモ光の10ギガプランをご検討ください。

フレッツ光からドコモ光への切り換え手順

フレッツ光を利用している人が、ドコモ光に切り換える場合の手順を説明します。

ドコモ光はフレッツ光の回線を使っているサービスなので、回線自体はそのままでサービス提供元の契約情報を変更する手続きだけで切り換えることが可能です。

つまり、光回線の工事不要でドコモ光が利用できるということ。

その手続きを専門用語で「転用」と言います。

この転用の手続きを行う事で2週間~1か月程度でドコモ光に変更することができます。

転用手続きという聞きなれない言葉はややこしそうな感じもありますが、手続きはいたって簡単。実際の手続きの流れをわかりやすく説明しますね。

転用手続きの流れ

  1. NTTから「転用承諾番号」をもらう
  2. ドコモ光に転用の申し込み
  3. ドコモ光の接続設定をして利用開始

「転用承諾番号」の取得

転用の手続きで一番ポイントになるのは「転用承諾番号」を取得することです。

転用承諾番号とは何かというと、「NTTが転用を許可したという管理番号」で、この番号をドコモ光側に伝えて申し込みをすることで初めて転用ができるということです。

この番号がないと、悪質な光コラボ事業者や代理店などが、お客様の許可なく切り替えるという事が出来てしまう…そのため、お客様自身で番号を取得することになっているのですね。

番号の取得方法は、NTTの窓口に電話をするかWEBでの申請が可能です。

エリアWEB受付電話受付
NTT東日本光コラボレーション(転用)のお手続き
受付 8:30~22:00
0120-140202
受付 9:00~17:00
NTT西日本転用承諾番号のお受け取り
受付 9:00~25:00
0120-553104
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転用承諾番号の取得窓口

申請には、お客様情報の確認のための「お客様ID」または「ひかり電話番号」「登録時の電話が番号」が必要です。あらかじめ契約時の書類等をご用意ください。

転用承諾番号が発行されたら早めに「ドコモ光」の転用の申し込みを進めてください。というのは、この番号の有効期限は15日間だからです。

有効期限が過ぎると、再発行しないと転用ができないのでご注意ください。

ドコモ光に転用の申し込み

転用承諾番号が取得できたら「ドコモ光」へ転用の申し込みを行ってください。申し込みは電話や、WEB、ドコモショップで受け付けています。

転用にかかる費用は¥3,300。ドコモ光の利用開始の翌月に請求されます。

転用の申し込みの際に、利用していたフレッツ光のプロバイダーを継続するか変更するか選ぶことが可能です。

利用していたプロバイダーがドコモ光のタイプAのプロバイダーでない場合は、料金的に高くなることがあるので変更をおすすめします。

また、フレッツ光で「ひかり電話」や「フレッツ・テレビ」を利用していたのであれば、ドコモ光に変更した後も引き続き利用できるのでご安心ください。

ドコモ光の接続設定をして利用開始

ドコモより「開通のご案内」、プロバイダーより「プロバイダーID/パスワード」が送付されるので、ルーターやPCの接続設定を行い利用開始となります。

この時点で、利用していたフレッツ光の契約は解約となり、ドコモ光に移行され転用は完了となります。

最後に、プロバイダーを変更した場合は、利用していたプロバイダーはお客様自身で必要に応じて解約してください。その際にプロバイダーの割引サービスを受けていた場合、解約金が発生する場合があります。

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よくある質問と回答

ドコモ光やフレッツ光に関する「よくある質問と回答」を紹介します。本記事内にない情報を記載しましたので、ご覧ください。

Q.転用するデメリットはありますか?

A.フレッツ光のポイントが失効します。

転用するとフレッツ光は解約となるため、付随したメンバーズクラブが利用できなくなります。そのため、付与されているポイントも失効するので転用前に使い切ってしまう事をおすすめします。

Q.他社の光コラボからドコモ光に転用はできますか?

A.他社光コラボからの変更は「事業者変更」をすれば切り替えできます。

前提として、フレッツ光から光コラボに切り替えることを「転用」、光コラボから他の光コラボに切り替えることを「事業者変更」といい手続きの内容が異なります。

とはいえ、手続きのフローは似ており、利用中の光コラボの提供会社から「事業者変更承諾番号」を取得し、ドコモ光を事業者変更で申し込むことで切り替えが可能です。

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Q.通常のドコモ光1ギガから、ドコモ光10ギガに変更はできる?

A.変更は可能です。ただし、工事費がかかります。

ドコモ光1ギガから10ギガプランに変更することは可能ですが、その場合は以下の工事費がかかります。

10ギガプラン変更工事費

  • 戸建て:¥19,800
  • マンション:¥16,500

なお、ドコモ光電話・ドコモ光テレビオプションをご利用の場合、別途工事費がかかるので、お申し込み時に工事費用の総額をご確認ください。

まとめ.ドコモ光は光コラボの中でも優秀な回線

ドコモ光は、通常の1ギガプランも10ギガプランも初期工事費が完全に無料になるため、光コラボの中でも気軽に利用できる回線と言えます。

さらに、ドコモのスマホとセットで利用することで、通信費の大幅なコストカットができるので、ドコモユーザーであればドコモ光一択と言っても過言ではありません。

一方、フレッツ光の回線品質はドコモ光と同じものの、導入工事費や月額料金の面で劣っています。

より良い光コラボのサービスが展開されている現在では、フレッツ光を敢えて利用する旨味はありません。

もし、ドコモ光かフレッツ光かで迷っているのであれば、ドコモ光のご利用を強くおすすめします。

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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki

大学卒業後、服飾業界と教育業界を経てポート株式会社へ。
入社後は多数の新規メディア立ち上げに参画し、自身も有資格者ライターとして2,000本を超える記事を執筆。
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