楽天ひかりの引越し|手続きの流れや費用が画像でわかる
「近々引っ越しの予定があるから、楽天ひかりの手続きも済ませておこう」
そう思って公式サイトなどをチェックしてみたものの、あっさりし過ぎていて「いつまでに何をしたらいいのか」かえってわからない。
そういった方に向けて、楽天ひかりの引っ越しについて詳しく・わかりやすくお伝えしようと思うのですが・・・
実は、状況によっては必ずしも「楽天ひかり公式の引っ越し手続き」を取るべきではないのです。
くわしくは本文で説明しますが、まずお客様の状況ではどんな選択肢が最適なのか、以下のフローチャートで判別しておきましょう。
パターン1 楽天ひかりを 移転する |
パターン2 他回線に 乗り換え |
さて、フローチャートを試した結果「楽天ひかりを移転する」という選択肢に至った方は、ぜひこのまま記事を読み進めてください。手続きの詳細をご説明します。
一方で、「他社回線に乗り換え」となった人については、このまま楽天ひかりを使い続けると困ったことになる恐れがあります。
一言にまとめると「引っ越してからしばらくネットが使えなくなる可能性がある」という話なのですが、その理由については本文で説明しますね。
まずは新居で楽天ひかりが使えるかチェック
どのような方法で引っ越しを進めるにせよ、まずは新居で楽天ひかりが使えるかどうか確認しなくてはいけませんし、そのうえで最適な手続きの方法を見極める必要があります。
以下のエリア確認公式窓口をご利用いただくと、新居で楽天ひかりがご利用可能か確認のうえ、そのまま手続きを進めることもできます。
NTT光受付窓口引越し・移転
- 公式窓口から引越しの申し出
- 現住居の利用回線を解約
- 新居で工事に立ち会い・開通
公式窓口ならたった5分で手続き完了こちらの公式受付窓口にお問合わせいただくと、通常なら30分~1時間程度かかる面倒なお手続きを専任スタッフに全て無料でサポートしてもらえます。
受付時間:09:00〜20:00 土日祝日も営業
楽天ひかりの引っ越し手続き=移転
引っ越し日までに十分な時間(1ヶ月以上)がある、もしくは新居での工事が不要という方については、楽天ひかり公式の引っ越し手続き・・・「移転」をすることになります。
移転というのはインターネット回線の引っ越しを意味する専門用語で、要するに「契約内容のうち、住所情報だけを現住所のものから新居のものに変更してしまおう」という手続きです。
移転手続きのポイントは、「楽天ひかりは解約しない」ということ。
そもそも、インターネット回線(楽天ひかり)の契約というのは、住宅×楽天ではなく個人×楽天で結ばれています。
その契約内容には「どこでネット通信をするのか」・・・つまり住所情報が含まれているのですね。
移転とは、要するにその住所情報だけ変更して引っ越しを済ませる手続き。
契約内容の一部が変わるだけなので、わざわざ楽天ひかりを解約したり契約を結びなおしたりする必要がないのです。
楽天ひかりを移転する手続きの流れ
最初に言った通り、移転手続きは楽天ひかり公式のものなので、その流れはいたってシンプル。
まずは、動画で手続きの全体像をご覧ください。
各ステップで具体的にどのような手続きをとることになるのか、ひとつずつ説明しますね。
STEP1.会員ページで 「設置場所変更」の手続きをする
会員ページとはメンバーズステーションのこと。「設置場所変更」の手続きをするというのは、つまり楽天ひかりに「引っ越ししますよ」と申し出るという意味です。
メンバーズステーションにログインしたら、以下の手順を踏むだけで簡単に手続きができます。
設置場所変更手続きの流れ
- 会員メニューを開く
- 「登録情報・設定変更」を選択
- 「楽天ひかり 設置場所変更」を選択
操作そのものは簡単ですが、この時点で住所がちゃんと決まってないと手続きができないので注意してください。
要は「どこに引っ越すのか」を申し出ないといけないわけなので。
まだ引っ越しが確定していない方は、少なくとも新居が決まってから手続きを進めるようにしましょう。
STEP2.楽天ひかり工事受付センターから工事日を連絡してもらう
設置場所変更手続きをすると、新居で工事が必要かどうかのチェックが行われます。
その結果として「工事が必要」となった場合、楽天ひかり側から「お客様の工事日が決まりました」と連絡がくるのです。
ここで注意してほしいのは、工事日は基本的に楽天ひかり側の都合で決まるということ。
基本的に工事日は申し込んだタイミングによって決まるのですが、その組み合わせは以下の通り。
申し込み日 | 工事日 |
---|---|
1日~5日 | 翌月1日 |
6日~15日 | 翌月10日 |
16日~25日 | 翌月20日 |
26日~末日 | 翌々月1日 |
どうしても都合がつかない場合は、楽天ひかりに問い合わせることで別の日程を提案してもらえる可能性があります。
とはいえ、基本的には一方的に工事日を決められてしまうのでご注意ください。
ちなみに、今住んでいる家についても、場合によっては撤去の工事が必要となります。
これも楽天ひかり側が確認してくれるのですが、建物によっては原状復帰の一環として楽天ひかりの設備を撤去しないといけないのです。
STEP3.現住居・新居それぞれで工事に立ち会う
工事というのは、要するに「住宅に楽天ひかりを使うための設備を取り付けたり撤去したりする作業」のこと。
そもそも、楽天ひかりというインターネットサービスを利用するには、電柱から引き込む「回線(光ファイバー)」や室内に設置する「光コンセント」といった設備が必要になります。
どれも物理的な設備なので、取り付けたり撤去したりするには作業員さんが工事をしないといけません。
その工事には、かならず「立ち合い」が必要なのです。
やること自体は、文字通り現場で作業が終わるまで一緒に居るだけ。長くても2時間あれば終わります。
では、そもそもなぜ立ち合いが必須なのか?という点ですが・・・
作業員としても、誰も見てないところで何かトラブル(壁に意図せぬ傷をつけてしまったりなど)があったとき、責任問題になったら困りますよね?
そもそも、工事は住宅内で行うものですから、誰の目もないところで勝手にやることはできません。それはつまり、不法侵入ということになってしまうので。
というわけで、工事が必要なら誰かしらが立ち会う必要があるのです。
STEP4.契約内容の住所情報を変更する
最後に、メンバーズステーションで住所情報を変更すれば移転手続き完了です。
変更手続きそのものは、マイページ(メンバーズステーション)上の案内に従って操作するだけなので簡単。
ちなみに住所情報は早めに、できれば工事が終わった当日に済ませておきましょう。
というのも、楽天ひかりは「契約内容で設定されている住所」でしか利用できない仕組みになっているため、住所変更を済ませておかないとネットが使えないのです。
まずは新居で楽天ひかりが使えるかチェック
移転手続きを行うにあたっては、まずは「新居で楽天ひかりが使えるかどうか」を確認しなくてはいけません。
以下の公式窓口でエリア検索いただくと、新居で楽天ひかりがご利用可能か確認のうえ、そのまま手続きを進めることもできます。
NTT光受付窓口引越し・移転
- 公式窓口から引越しの申し出
- 現住居の利用回線を解約
- 新居で工事に立ち会い・開通
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手続きが面倒な方は代理店にご相談を
「代理店」というのは、総務省の認可を受けて通信会社(楽天ブロードバンドやドコモなど)の代わりに「回線の売り込み」をしている会社のこと。
代理店の業務は「お客様がインターネット回線を接続するためのサポート」なので、面倒な契約手続きについても一部代行してくれます。
引っ越し時に生じる手続きについてもサポートを得られるので、工事日の調整や住所変更などが手間に感じるなら、代理店に相談してみる手もあるのです。
なお、当サイトを運営するPORT株式会社のグループ会社「株式会社INE」も代理店業務を行っているので、ぜひお気軽にご相談ください。
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楽天ひかりの引っ越し費用は新居での工事費のみ
移転手続きの進め方がわかったら、今度は「費用はどれくらいかかるのか」が気になりますよね?
その費用とは、基本的に「引っ越し先(新居)での工事費」を指します。
ちなみに、もし現住居で撤去工事が発生したとしても費用は発生しません。そちらは基本的に無料で対応してくれます。
では、その「新居での工事費」がどれくらいなのかというと、実は少し複雑になっています。
というのも、工事費は「どこに引っ越すか」によって変動するからです。
「同じエリア内」「エリアをまたぐ」とはどういう意味か?
エリアというのは、お住まいの地域がNTT東日本・NTT西日本どちらの管轄に入っているかを意味しています。
そもそも、楽天ひかりは「NTTの回線設備」を利用してインターネットサービスを提供している光コラボレーションという種類の回線なのです。
その回線設備の持ち主であるNTTは「NTT東日本・NTT西日本」に別れていて、それぞれが担当している地域のことを「エリア」と呼びます。
引っ越しによってこのエリアをまたぐ(NTT東日本エリアからNTT西日本エリアへの転居など)ことになると、設備の厳密な持ち主が変わってしまうので工事費が余計にかかってしまうのです。
これを踏まえて、楽天ひかりの工事費がいくらになるかを確認しておきましょう。
楽天ひかりの工事費は3,300円~22,000円
まずは、あらためて「楽天ひかりの工事内容」をご覧ください。
要するに、楽天ひかりの工事では
- 回線(光ファイバー)の引き込み
- 建物内の配線整備
- 光コンセントの設置
- 周辺機器の設置
の4つの作業が行われています。
楽天ひかりの工事費というのは、この4つの作業のうちどれを対応するかによって金額が変わるのです。
ご覧の通り、引っ越し先に何の設備も整っていない場合は11,000円~22,000円程度の出費が必要になりますが、現場作業がない場合は3,300円で済みます。
こう言われると「現場作業がないってどういう意味?」と思いますよね。
そもそも楽天ひかりの「工事」では、住宅で行う現場作業のほかに、事業者(NTT)側で設定変更を行う事務作業があります。
要するに、現場作業が無い工事とは「設定変更だけで済む」ということ。
「住宅に作業員がやってきて何らかの作業をするならそれなりの費用がかかるけど、そうでなければ安く済む」と覚えておいてください。
他サービスに切り替えれば工事費無料
派遣工事が行われない限り、楽天ひかりの引っ越し手続きにはそれほど費用がかかりません。
しかしそれは、裏を返すと「工事が発生すると高くつく」という意味でもあります。
ただでさえ引っ越しにはお金がかかるのだから、工事費の負担はできるだけ軽くしたい。
誰だって、そう思いますよね。
であれば、いっそのこと引っ越しを機に「他社回線に切り替える」という手も考えておいてください。
例えば、以下で紹介する回線サービスを選べば、新規契約特典で工事費を0円にできます。
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※2)適用条件:お申込み内容確認電話の際に「PORTブロードバンド限定キャッシュバックを希望する」とお申し出ください。
auひかり
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専門家からのアドバイス
北村豊貴
プロフィールを見るNTT東日本・NTT西日本の境界線をご確認ください
NTTは、各地の電力会社の電源周波数によって 「NTT東日本」と「NTT西日本」を分けています。そのため、日本地図で言う「東日本」「西日本」の区分とは異なります。詳細はNTT公式ページでご確認ください。
移転手続き開始のタイミングは引っ越しの1ヶ月前
さて、引っ越しを控えている方は「いつまでに手続きを始めたら良いの?」という疑問も解消しておきたいですよね。
結論、楽天ひかりの移転手続きを始めるベストタイミングは「引っ越しの1ヶ月前」です。
というのも、楽天ひかりの工事日が基本的に「申込み日の約1ヶ月後」に設定されるから。ここで、もう一度「工事日がどうやって決まるのか」を振り返ってみましょう。
ここで重要となってくるのは、「工事日については融通が利きにくい」ということ。
光回線の工事というのは、基本的にどの会社でも申し込みから1ヶ月以上後の日程でしか予約できません。
しかし、1ヶ月以上後なら自由に日程調整できるのが大半なのです。
これが楽天ひかりの場合、基本的に「申し込みの約1ヶ月後」に工事日が決定される仕組みとなっているので、行動が早すぎてもいけません。
というわけで、ベストタイミングを逃すと途端に工事日の調整が面倒になるのです。
混雑状況によっては工事日がなかなか決まらないことも
注意しておくべきことはまだあります。
引っ越しのタイミングによっては、光回線の工事が混雑してなかなか予約がとれないケースもあるのです。
要するに、引っ越ししてから何ヶ月も工事ができない可能性があるという意味なのですが・・・それはなぜか?
実のところ、そもそも楽天ひかりの工事は「NTTの作業員」が請け負っています。
すでに説明したとおり、光コラボの一種である楽天ひかりの回線設備はNTTのもの。そうである以上、設備を整える工事作業もNTTの仕事なのです。
問題は、そのNTTには沢山の工事依頼が来ているので、とても混み合いやすくなっているということ。
そもそも、光コラボという種類にあたる回線は楽天ひかりだけではありません。
有名どころだと、ドコモ光やソフトバンク光なんかも光コラボの一種。
NTTは、そういった光コラボ各社からの工事依頼を一手に引き受けているのです。
というわけで楽天ひかりの工事も非常に混雑しやすく、引っ越しシーズンなどは特に「工事待ち」が発生しやすいのです。
どれくらい待たされるかというのはタイミング次第ですが、ひどいときは2~3ヶ月以上待たされるケースも。
ふつう、早めに行動しておけばある程度は「新居でネットが使えない期間」を短くできるものなのですが、基本的に申し込み日の1ヶ月後を工事日に設定しようとする楽天ひかりの場合、その手段も効果的とは言えません。
要するに、楽天ひかりは「工事日がなかなか決まらないとネット無しの期間が長くなりやすい」ということです。
工事が済むまでネットは使えないのに費用が発生する
さらに困ったことに、楽天ひかりは「工事が済むまでのネットが使えない期間」についても料金を請求してくるのです。
一般的な光回線だと、引っ越ししてから工事が済むまでの「契約はしているけれどネットが使えない期間」については料金が発生しません。
その期間がたとえ1週間だけだったとしても、そのネットが使えていない日数分の料金は免除されるのです。
ところが、楽天ひかりはネットが使えていようが使えていまいが関係なく、契約している限り満額料金を請求してくるのです。
これが数日だけなら大した金額にもなりませんが、1ヶ月・2ヶ月と続いた場合は「無駄金を払っている」感が否めません。
つまり、引っ越し後すぐネットが使えるわけではないなら、移転をすることで無駄な費用を請求される恐れがあるということなのです。
専門家からのアドバイス
北村豊貴
プロフィールを見る引っ越しシーズン(3〜5月)は特に混雑します
引っ越しの多い3〜5月は、NTT側も工事の依頼が多く混雑しています。希望の工事日を抑えられないこともありますので、余裕を持って動きはじめましょう。
引っ越してすぐネットが使えないなら乗り換えた方がいい
最初のフローチャートで「他回線に乗り換え」という選択肢に至った人については、楽天ひかりを続けると「ネットが使えない期間が生じて無駄金も請求されるリスク」があります。
先ほど説明した通り、楽天ひかりは工事の順番待ちが発生しやすい・・・つまりネットが使えない期間が生じやすいにもかかわらず、その間の料金だけはしっかり請求されるから。
もちろん、その期間(引っ越してから工事までの期間)が数日程度なら、そのまま楽天ひかりの移転手続きを進めても問題ないでしょう。
しかしそうでなければ、いっそのこと他回線に乗り換えてしまった方が、シームレスにネットを使えて無駄金も払わずに済むのでお得です。
楽天ひかりから他社に乗り換える際の費用は?
乗り換えという選択肢について考えると、どうしても「費用はどれくらいかかるの?」という疑問が沸いてくるもの。
結論、具体的な金額はマンションタイプの場合最大7,480円、戸建ての場合は8,580円。
あくまでも「最大金額」で、うまくいけば3,300円で済みます。
費用の内訳は「楽天ひかりの解約金」+「他回線の契約事務手数料」なのですが・・・
解約金については、タイミング次第で0円(無料)にできるのです。
そのタイミングとは、「契約更新時期」。
楽天ひかりは、基本的に最低契約期間(最低でもこの年数は契約を続けてねと言う期間)が2年もしくは3年に設定されており、契約時にいずれかを選ぶことになります。
その期間内に解約するとお金がかかるのですが、更新月から3ヶ月間の「更新時期」は解約金が発生しないのです。
具体的に「何年何月から何月までが更新時期なのか」というのは人によって違いますが、この点は楽天ひかりに問い合わせればすぐわかります。
うまくタイミングが合えば解約金について心配する必要は無くなり、安く乗り換えられますよ。
更新時期じゃなくても実質無料で乗り換えられる
率直に申し上げると、そもそも解約金について心配する必要はありません。
なぜなら、多くの光回線には「他社の解約金を全額負担してくれるサービス」が用意されているからです。
なぜそういったサービスが多いのかというと、答えは単純でどの会社も「他回線を使っているお客様」を獲得したいから。
要するに、乗り換えのハードルを下げることで顧客確保を狙っているのですね。
事情そのものは企業が利益を狙ってのことですが、お客様にとってもメリットが大きいので、そういったサービスは存分に活用してしまいましょう。
ちなみに、他社解約金を負担してくれる回線をお探しなら、以下ページで「簡単に回線を探せるサービス」について説明しているので、ぜひ参考にしてください。
機器返却を怠ると違約金が発生するので注意
楽天ひかりから他社回線に乗り換える場合、「楽天ひかりからレンタルしている器機(ONU・ルーター)」は返却しなくてはいけません。
返却を怠っていると、5,000円~20,000円程度の違約金を請求されるのでご注意ください。
関連ページ
- 楽天ひかりの解約金をゼロにできる乗り換え先を探す
こちらのページで、解約金を全額負担してくれる回線を無料でお探しするサービスの詳細について説明しています。
最適な乗り換え先はソフトバンク光
引っ越しを機に楽天ひかりから乗り換えるなら、ソフトバンク光が最適だと思います。
なぜなら、ソフトバンク光には以下2つの特徴があるから。
ソフトバンク光の特徴
- 楽天ひかりの違約金を全額負担してくれる
- 開通するまでソフトバンクAirを無料レンタルできる
違約金の話についてはすでに説明した通りなのですが、「開通するまでソフトバンクAirを無料レンタルできる」というのがミソ。
ソフトバンクAirとは、(ご存じかと思いますが)ソフトバンクが提供している置くだけWi-Fi(ホームルーター)のこと。
回線速度はソフトバンク光に劣るものの、文字通りコンセントにつないで「置くだけ」でネットが使える装置なので、工事までの”つなぎ”としてはピッタリ。
開通するまでの期間限定ですが、これを無料でレンタルできるので、ソフトバンク光に乗り換えたら「ネットが使えない期間」が発生しないのです。
そもそも、引っ越しを機に楽天ひかりからの乗り換えを検討するなら、その理由は「ネットが使えない期間が発生してしまうから」。
その問題を抜本的に解決できるので、乗り換え先としてはソフトバンク光が最適なのです。
ソフトバンク光
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専門家からのアドバイス
北村豊貴
プロフィールを見る乗り換え先の初期費用と天秤にかけてご判断を
乗り換えを行う際は、新しい回線の初期費用と楽天ひかりを継続したパターンの費用を天秤にかけましょう。
乗り換え先の初期費用が予想外に高く、「やっぱりネットをつかない期間を我慢すればよかった」と後悔することもあります。
楽天ひかりの引っ越しに関する質問と回答
最後に、楽天ひかりの引っ越しに関する「よくある質問と回答」を紹介します。
細かな疑問にお答えしているので、ぜひ目を通しておいてください。
Q.「移転手続き」はいつまでにやればいいの?
A.ベストタイミングは引っ越しの1ヶ月前です
今回の記事で説明した通り、楽天ひかりの移転手続きは「引っ越し日の1ヶ月前」を目途に対応してください。
なぜなら、引っ越し先の工事日が「申し込み日の約1ヶ月後」に設定される仕組みになっており、タイミングを外すとネットが使えない期間が長引きやすいからです。
Q.引っ越ししたら「無料キャンペーン」はどうなるの?
A.継続するのでキャンペーン利用開始から1年で終了します
楽天ひかりと楽天モバイルをセットで利用すると適用される「1年間無料キャンペーン」は、引っ越し後も何ら変わらず継続されます。
つまり、キャンペーン適用開始から11ヶ月目に引っ越したとしたら、翌月にはキャンペーンが終了するということ。
引っ越しを機にキャンペーンが復活することはないので、旨味を感じなくなったらいっそ「楽天ひかりよりメリットがある他社」に乗り換えてしまっても良いでしょう。
Q.楽天ひかりを解約するならいつから手続きすればいい?
A.最低でも1週間前までに手続きしてください
引っ越しを機に楽天ひかりを解約するなら、最低でも1週間程度前までには手続きを済ませておいてください。それ以降となると、思うように手続きが進まず引っ越し後にずれ込む可能性もあります。
撤去工事が必要になると工事の立ち合いが発生するので、できれば「解約しよう」と思い立ったタイミングで手続きを進めた方がいいです。
専門家からのアドバイス
北村豊貴
プロフィールを見る前もってしっかり段取りをしましょう
楽天ひかりの移転や解約は1日で完結するものではなく、1週間〜1ヶ月の期間を要します。
工事が必要な場合はご自身のスケジュールを調整する必要もありますので、しっかりと段取りを決めて行いましょう。
まとめ.楽天ひかりの引っ越し手続きは時間に余裕をもって進めよう
さて、今回は楽天ひかりの引っ越し手続きについて、画像や動画を交えて丁寧に解説しました。
あらためて言いますが、楽天ひかりの引っ越し手続きをやるなら「1ヶ月前」がベストタイミング。
そのタイミングを外してしまうと、スムーズに工事の予約がとれなくて、引っ越しをしてからネットを使えない期間が発生してしまう恐れがあります。
しかも、楽天ひかりは「ネットが使えない期間」についても料金が発生するので、無駄金を払わなくてはいけません。
つまり、引っ越し手続きで大事なのは「時間に余裕をもって」進めること。
もしタイミングが合わないなら、いっそ他社に乗り換えた方が賢いと言えます。
楽天ひかりにこだわりがあるなら話が変わりますが、重要なことは新居でも快適なインターネットライフを実現することですよね?
どんな選択をすればそれを実現できるのか、その点を念頭に手続きを進めていただければと思います。
まずは新居で楽天ひかりが使えるかチェック
どのような方法で引っ越しを進めるにせよ、まずは新居で楽天ひかりが使えるかどうか確認しなくてはいけませんし、そのうえで最適な手続きの方法を見極める必要があります。
こちらの公式窓口でエリア検索をしていただくと、新居で楽天ひかりがご利用可能か確認のうえ、そのまま手続きを進めることもできます。
NTT光受付窓口引越し・移転
- 公式窓口から引越しの申し出
- 現住居の利用回線を解約
- 新居で工事に立ち会い・開通
公式窓口ならたった5分で手続き完了こちらの公式受付窓口にお問合わせいただくと、通常なら30分~1時間程度かかる面倒なお手続きを専任スタッフに全て無料でサポートしてもらえます。
受付時間:09:00〜20:00 土日祝日も営業
記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki
専門家からのアドバイス
北村豊貴
プロフィールを見る楽天ひかりを使い続けるなら「移転」を
「引っ越す時は回線を解約しないといけない」と勘違いしている人もいますが、必ずしもその必要はありません。
移転の手続きを行えば、解約することなく利用住所を変更することができます。
一度解約してから契約し直すよりも、手間や費用も抑えられますよ。