ホームルーターとモバイルルーターの違いとは?どっちを選ぶべき?相違点・共通点を解説
コンセントを繋ぐだけでインターネットに接続できるホームルーターと、屋外に持ち運べるモバイルルーター。
見た目は明らかに異なりますが、性能や料金形態などの違いも気になりますよね。
簡単にまとめると、ホームルーターとモバイルルーターには以下7つの違いがあります。
相違点 | ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|---|
回線速度 | 受信:平均45.5Mbps 送信:平均6.2Mbps | 受信:平均31.1Mbps 送信:平均8.8Mbps |
アンテナの性能 | 2~3本内蔵 | 基本的に1本内蔵 |
利用可能なエリア | 契約時に設定した地域でのみ利用可能 | 電波が届く限りどこでも利用可能 |
通信制限 | ・一定期間内の通信量が多すぎると制限 ・地域内の回線が込み合うと制限 | ・一定期間内の通信量が多すぎると制限 ・データ容量を超過すると制限 |
連続使用時間 | 無制限 | 9時間~20時間程度 |
同時接続可能な端末数 | 15~64台 | 5~16台 |
月額料金 | およそ¥2,000~¥4,800 | およそ¥3,000~¥4,500 |
それぞれ、具体的にどう違うのか解説したうえで、共通点についても説明します。
なお、「どちらを選べば良いのか」を今すぐ結論づけたい方は、状況に適した回線・ルーターがすぐにわかるフローチャートを用意したので、ぜひご利用ください。
このフローチャートを試してみた結果、「固定回線が最適」という結論になった方は、ソフトバンク光やauひかりといったインターネット回線に目を向けてみましょう。
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回線速度の違い
ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|
受信:平均45.5Mbps 送信:平均6.2Mbps | 受信:平均31.1Mbps 送信:平均8.8Mbps |
ルーターのスペックを比較するうえで、特に重要な項目が「回線速度」です。
回線速度を確認するにあたっては、基本知識として以下を頭にいれておいてください。
回線速度に関する基本知識
- 公式サイト等に記載されている速度はあくまでも最大値
- 実際の回線速度は最大値の30%前後となるケースが多い
- 動画やブラウザを読み込む速さは「受信速度(くだり)」
- メール送信やファイルアップロードの速さは「送信速度(のぼり)」
日常生活において、ストレスなく動画サービスやWebサービスを利用したい場合は、特に「実際の平均受信速度」に着目してください。
ビデオ通信やオンラインゲームを利用する際は「送信速度」にも気を配る必要があります。
しかし、インターネットサービスの大半は「安定した受信速度」があれば快適に利用できるものです。
結論:ホームルーターの方が比較的に速い
ホームルーターとモバイルルーターのいずれも、基本的に公式サイト上で表記される最大回線速度に大きな差はありません。
しかし、実際の平均速度に着目すると、ホームルーターの方が比較的に優秀なのです。
どれぐらい速度に違いがあるのか、代表的なホームルーター・モバイルルーターそれぞれの回線速度を確認してみましょう。
まずは、ホームルーターの回線速度からご覧ください。
社名/サービス名 | ルーター機種名 | 回線速度(平均) |
---|---|---|
ドコモ home 5G | home 5G HR01 | 受信:205.7Mbps 送信:22.3Mbps |
SoftBank Air | Airターミナル5 | 受信:53.4Mbps 送信:6.85Mbps |
au ホームルーター5G | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 受信:67.3Mbps 送信:12.0Mbps |
au ホームルーター5G | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 受信:42.7Mbps 送信:7.2Mbps |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi HOME L02 | 受信:45.0Mbps 送信:6.9Mbps |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi HOME L01/L01s | 受信:45.1Mbps 送信:4.0Mbps |
UQ WiMAX | WiMAX HOME 01 | 受信:42.8Mbps 送信:6.3Mbps |
UQ WiMAX | WiMAX HOME 02 | 受信:43.8Mbps 送信:5.8Mbps |
UQ WiMAX | URoad-Home2+ | 受信:12.5Mbps 送信:3.3Mbps |
東京ケーブルネットワーク株式会社 | TCNワイヤレス ホームタイプ | 受信:30.1Mbps 送信:2.7Mbps |
ちゅピCOM | ちゅピCOM Air-LAN ホームタイプ ※広島県限定サービス | 受信:7.4Mbps 送信:1.8Mbps |
阪急阪神東宝グループBaycom | Baycom LTE(ホームタイプ) ※大阪府一部エリア限定サービス | 受信:36.4Mbps 送信:5.0Mbps |
阪神ケーブルエンジニアリング株式会社 | Hai connect(ホームタイプ) ※兵庫県・京都府・大阪府の一部エリア限定サービス | 受信:31.6Mbps 送信:7.3Mbps |
愛媛CATV | イーネットワイヤレス ホームタイプ ※愛媛県一部エリア限定サービス | 受信:12.5Mbps 送信:4.1Mbps |
CTY | CTYワイヤレス(ホームタイプ) | 受信:32.4Mbps 送信:1.4Mbps |
シティーケーブル周南 | CCSエアコネクト ※山口県限定サービス | 受信:20.0Mbps 送信:2.1Mbps |
・参考:みんなの回線速度
ご覧の通り、ホームルーターの回線速度は、平均45.5Mbps程度となっています(受信)。
一般的に、快適なインターネット利用に必要となる受信速度は10~30Mbps程度とされているので、「十分速い」と言えるでしょう。
一方で、モバイルルーターの平均回線速度は、以下の通りです。
社名/サービス名 | ルーター機種名 | 回線速度(平均) |
---|---|---|
株式会社 グッド・ラック | どんなときもWiFi | 受信:18.3Mbps 送信:11.1Mbps |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT W06 | 受信:35.9Mbps 送信:6.6Mbps |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT W05 | 受信:38.0Mbps 送信:5.9Mbps |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT WX06 | 受信:41.6Mbps 送信:8.6Mbps |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT WX05 | 受信:40.3Mbps 送信:6.7Mbps |
富士ソフト | FS030W | 受信:23.4Mbps 送信:12.5Mbps |
楽天モバイル | Rakuten WiFi Pocket | 受信:21.8Mbps 送信:16.2Mbps |
X-mobile | 限界突破 WiFi | 受信:13.9Mbps 送信:12.4Mbps |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT W04 | 受信:38.4Mbps 送信:3.8Mbps |
株式会社FREEDiVE | Mugen Wifi(ムゲンワイファイ) | 受信:10.0Mbps 送信:6.8Mbps |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT WX04 | 受信:16.7Mbps 送信:4.4Mbps |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT W01 | 受信:43.1Mbps 送信:5.3Mbps |
スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社 | THE WiFi | 受信:25.9Mbps 送信:9.7Mbps |
au | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 | 受信:68.6Mbps 送信:13.7Mbps |
・参考:みんなの回線速度
このように、モバイルルーターの回線速度は31.1Mbps程度が平均値です(受信)。
「快適なインターネット利用」に必要な速度には達しているものの、ホームルーターよりは若干遅いというのが実態です。
回線速度を重視するなら光回線がオススメ
ハッキリ言ってしまうと、ホームルーターやモバイルルーターの回線速度は、結局のところ光回線(固定回線)に敵いません。
というのも、電柱から直接光ファイバーを引き込んでインターネットにつなげる方が、圧倒的に通信回線が安定しており高速になるからです。
特に、自宅でPCを使ったりオンラインゲームをしたりする人は、いっそのこと光回線に切り替えてしまった方が良いでしょう。
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アンテナの違い
ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|
2~3本内蔵 | 基本的に1本内蔵 |
アンテナの性能に着目すれば、「Wi-Fiが届く範囲や安定性」の違いがわかります。
前提として、Wi-Fiは器機に内蔵されたアンテナから発信されており、起動時はそれなりに電力を消費しています。
そのため、基本的にアンテナが多く電力供給が安定している器機ほど、安定したWi-Fiを利用できるのです。
結論:ホームルーターの方がWi-Fiが安定している
ホームルーターとモバイルルーターでは、そもそも電力供給の方法が異なります。
ホームルーターはコンセントから直接電力が供給されるのに対し、モバイルルーターは内臓バッテリーを利用する仕組みです。
電力源から直接供給を受けるホームルーターの方が、そもそもアンテナが安定稼働しやすくなっています。
加えて、ホームルーターとモバイルルーターでは内臓アンテナの数も違います。
機種にもよりますが、ホームルーターの方がアンテナの数そのものが多いため、なおさらWi-Fiの安定性が高いのです。
利用可能なエリアの違い
ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|
契約時に登録した地域のみ | 電波が繋がる範囲ならどこでも利用可能 |
モバイルルーターは、そもそも出先でも利用できるように設計された機器なので、電波を受信できる場所に居る限りはいつでも利用できます。
一方、ホームルーターは「利用できる地域」があらかじめ決まっています。
そのため、契約時に設定された地域から出てしまうと、コンセントを繋いでもインターネットには接続できなくなるのです。
結論:モバイルルーターなら移動や引っ越しに影響されない
「場所を選ばない」という観点では、言うまでもなくモバイルルーターに優位性があります。
単純に出先で使えるというだけでなく、引っ越しで地域が変わったとしても、契約内容を更新する必要がありません。
ホームルーターの場合、回線が「地域」に紐づいているため、引っ越した場合はプロバイダー(もしくはキャリア)に連絡して契約内容を変更する必要があります。
もちろん、契約更新さえすれば、ホームルーターも引っ越し後に使い続けられます。
しかし、タイミングを間違うと数日以上インターネットが利用できなくなる可能性があるのです。
シームレスに利用できるという点では、モバイルルーターの方が扱いやすいと言えるでしょう。
通信制限の違い
ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|
・一定期間内の通信量が多すぎると制限 ・地域内の回線が込み合うと制限 | ・一定期間内の通信量が多すぎると制限 ・データ容量を超過すると制限 |
通信制限とは、文字通りインターネット回線による通信速度を抑えることです。
一般的には、ネットを使いすぎたときに発生するもので、制限がかかると回線速度が極端に低下します。
プランで取り決められている一定のデータ容量を超えない限り、基本的に通信制限がかかることはありません。
しかし、月間のデータ容量とは無関係に一定期間(主に直近3日間)の通信量次第で制限されることがあります。
また、ホームルーターの場合は地域に紐づいている関係上、回線が混み合う時間帯などは意図的に制限がかけられることがあるので注意してください。
結論:通信量が多いならどちらも制限されやすい
ハッキリ言ってしまうと、ホームルーターやモバイルルーターは「仕事やオンラインゲームに耐えうるもの」ではありません。
スマートフォンやPCでWEBを閲覧したり、動画サービスを利用したりするには十分でしょうが、通信量が大きい場合は制限がかかりやすいのです。
長時間のインターネット利用が日常的に発生するような方は、どちらも「最適なサービス」とは言えないでしょう。
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WiMAXの速度制限については、こちらの記事で詳しく解説しています。
連続使用時間の違い
ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|
無制限 | 9時間~20時間程度 |
常にコンセントをつないでおくホームルーターと異なり、モバイルルーターは内臓バッテリーの電力を消費します。
内臓バッテリーの持続時間は、最大でおよそ9時間~20時間程度。1~2日程度なら連続利用に耐えうるでしょうが、「常につなぎっぱなし」という使い方には適していません。
代表的な各モバイルルーターのバッテリー持続時間は、以下の通りです。
ルーター機種名 | 持続時間(初期状態) |
---|---|
どんなときもWiFi | 約12時間 |
Speed Wi-Fi NEXT W06 | 約9時間 |
Speed Wi-Fi NEXT W05 | 約9時間 |
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | 約9時間 |
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | 約9時間 |
FS030W | 最大20時間 |
Rakuten WiFi Pocket | 約10時間 |
限界突破 WiFi | 最大15時間 |
Speed Wi-Fi NEXT W04 | 約9時間 |
Mugen Wifi(ムゲンワイファイ) | 約12時間 |
Speed Wi-Fi NEXT WX04 | 約9時間 |
Speed Wi-Fi NEXT W01 | 約9時間 |
THE WiFi | 約12時間 |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 | 約16時間 |
なお、これらはあくまでも「購入した時点でのバッテリー持続時間」です。
使い続ければ、経年劣化により持続時間は短くなっていきます。
モバイルルーターを利用するのであれば、あくまでも「必要なタイミングだけ電源を入れる」という使い方を心がけ、バッテリーを長持ちさせた方がいいでしょう。
結論:常にWi-Fiを接続しておくならホームルーター
「自宅にいるときは、常にスマートフォン(もしくはPC)をWi-Fiにつないでおきたい」という方は、ホームルーターを選ぶべきでしょう。
電源にコンセントを繋いで利用する構造上、バッテリー切れにより突然インターネット接続が解除されるようなことはありません。
また、モバイルルーターの場合は「必要に応じてON/OFFを切り替える」という手間がありますが、ホームルーター利用時にそのような手間は不要です。
同時接続可能な端末数の違い
ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|
15~64台 | 5~16台 |
スマートフォンやPC、ゲーム機など、日常的に通信端末を複数利用している場合、ルーターの「同時接続可能台数」も確認しておく必要があります。
実際に接続できる台数は機種によって異なり、代表的なものでは以下のようになっています。
まずは、ホームルーター各種の同時接続可能台数をご覧ください。
ルーター機種名 | 同時接続可能台数 |
---|---|
home 5G HR01 | 65台 |
Airターミナル5 | 128台 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | 30台 |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | 40台 |
Speed Wi-Fi HOME L02 | 42台 |
Speed Wi-Fi HOME L01/L01s | 40台 |
WiMAX HOME 01 | 22台 |
WiMAX HOME 02 | 20台 |
URoad-Home2+ | 18台 |
TCNワイヤレス ホームタイプ | 64台 |
ちゅピCOM Air-LAN ホームタイプ ※広島県限定サービス | 64台 |
Baycom LTE(ホームタイプ) ※大阪府一部エリア限定サービス | 64台 |
Hai connect(ホームタイプ) ※兵庫県・京都府・大阪府の一部エリア限定サービス | 64台 |
イーネットワイヤレス ホームタイプ ※愛媛県一部エリア限定サービス | 32台 |
CTYワイヤレス(ホームタイプ) | 64台 |
ホームルーターは、総じて同時接続できる端末数が多くなっており、メジャーなモデルだと1度に64台をつなげられます。
ただし、いずれもWi-Fiでの接続を基本としており、LANケーブルを使った有線接続はいずれも1台のみです。
一方、代表的なモバイルルーターの同時接続可能台数は以下の通りです。
ルーター機種名 | 同時接続可能台数 |
---|---|
どんなときもWiFi | 5台 |
Speed Wi-Fi NEXT W06 | 16台 |
Speed Wi-Fi NEXT W05 | 10台 |
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | 17台 |
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | 10台 |
FS030W | 15台 |
Rakuten WiFi Pocket | 16台 |
限界突破 WiFi | 8台 |
Speed Wi-Fi NEXT W04 | 10台 |
Mugen Wifi(ムゲンワイファイ) | 5台 |
Speed Wi-Fi NEXT WX04 | 10台 |
Speed Wi-Fi NEXT W01 | 10台 |
THE WiFi | 10台 |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 | 11台 |
この通り、モバイルルーターは同時接続できる端末数が少なく、基本的には最大10台程度までつなげられる設計になっています。
ちなみに、こちらもWi-Fi接続が基本となっており、物によっては有線接続に対応していないモデルもあるのでご注意ください。
結論:実際にはどちらも変わらない
率直に言って、同時接続可能台数の多さでホームルーター・モバイルルーターに優劣をつける意味はありません。
前提として、ホームルーターやモバイルルーターは「家庭におけるインターネット利用」に適した通信機器です。
職場などで複数人が同時に利用する状況であれば、接続可能台数が多いルーターを選ぶべきでしょうが、そういった状況にはそもそも固定回線の方が適しています。
特に、モバイルルーターは個人的な利用に適しており、誰かと回線を共有するシーンは稀でしょう。
そのため、接続可能台数が多い方が良い、という判断方法は適切と言えないのです。
月額料金の違い
ホームルーター | モバイルルーター |
---|---|
およそ¥2,000~¥4,800 | およそ¥3,000~¥4,500 |
ここで言う「月額料金」とは、初期費用やオプション利用料金を除いた基本料金のことです。
具体的な料金負担がどの程度のものなのか、それぞれ確認してみましょう。
まずは、ホームルーター各種の月額料金から紹介します。
社名/サービス名 | ルーター機種名 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
ドコモ home 5G | home 5G HR01 | ¥4,500 |
SoftBank Air | Airターミナル5 | ¥5,907 |
au ホームルーター5G | Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | ¥5,170 |
au ホームルーター5G | Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | ¥4,708 |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi HOME L02 | ¥5,147 |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi HOME L01/L01s | ¥4,380 |
UQ WiMAX | WiMAX HOME 01 | ¥4,908 |
UQ WiMAX | WiMAX HOME 02 | ¥3,971 |
UQ WiMAX | URoad-Home2+ | ¥4,268 |
東京ケーブルネットワーク株式会社 | TCNワイヤレス ホームタイプ | ¥2,980 |
ちゅピCOM | ちゅピCOM Air-LAN ホームタイプ ※広島県限定サービス | ¥2,480 |
阪急阪神東宝グループBaycom | Baycom LTE(ホームタイプ) ※大阪府一部エリア限定サービス | ¥3,036 |
阪神ケーブルエンジニアリング株式会社 | Hai connect(ホームタイプ) ※兵庫県・京都府・大阪府の一部エリア限定サービス | ¥2,760 |
愛媛CATV | イーネットワイヤレス ホームタイプ ※愛媛県一部エリア限定サービス | ¥2,090 |
CTY | CTYワイヤレス(ホームタイプ) | ¥2,178 |
シティーケーブル周南 | CCSエアコネクト ※山口県限定サービス | ¥3,190 |
実際にはプランによっても金額が異なりますが、毎月の月額料金はおよそ¥2,000~¥4,800程度となっています。
一方、モバイルルーター各種の月額料金は、以下の通りです。
社名/サービス名 | ルーター機種名 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
株式会社 グッド・ラック | どんなときもWiFi | ¥4,928 |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT W06 | ¥4,908 |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT W05 | ¥4,908 |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT WX06 | ¥5,146 |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT WX05 | ¥4,908 |
富士ソフト | FS030W | ¥3,828 |
楽天モバイル | Rakuten WiFi Pocket | ¥3,278 |
X-mobile | 限界突破 WiFi | ¥3,850 |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT W04 | ¥4,908 |
株式会社FREEDiVE | Mugen Wifi(ムゲンワイファイ) | ¥4,268 |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT WX04 | ¥4,908 |
UQ WiMAX | Speed Wi-Fi NEXT W01 | ¥4,908 |
スマートモバイルコミュニケーションズ株式会社 | THE WiFi | ¥3,281 |
au | Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 | ¥5,458 |
ご覧の通り、おおよその月額料金は¥3,000~¥4,500程度です。
モバイルルーターもプランによって料金が異なるため、一概に上表の値段通りに利用できるとは言えません。
しかし、おおよその金額(¥3,000~¥4,500)から大幅に外れることはないでしょう。
結論:モバイルルーターの方が少し安い
正直なところ、ホームルーターとモバイルルーターの月額料金に大きな差はありません。
しかし、数百円の違いまで比較するなら、モバイルルーターの方が若干安いというのが結論です。
ただし、それはあくまでも「おおよその月額料金」を比較した場合の話です。
実際には、モバイルルーターより安価に利用できるホームルーターも少なくないので、申込を検討する際は各社プラン毎の金額に着目してください。
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ホームルーターとモバイルルーターの共通点
ホームルーターとモバイルルーターは、本質的にはどちらも「端末をインターネットにつなげるための通信機器」です。
ここまでに説明した通り、両者は7つの点で異なっていますが、少なからず共通する特徴もあるのです。
しかし、それら共通点は、必ずしもユーザーにとってメリットばかりではありません。
最後に、ホームルーターとモバイルルーターの共通点を、メリット・デメリットに分けて紹介します。
メリットとなる共通点
メリット
- 接続設定が簡単
- 開通工事が不要
- 料金が固定回線より安価
ホームルーターとモバイルルーターに共通するメリットは、何と言っても「簡単かつ安価に利用できること」です。
固定回線を利用する場合、電柱から室内にケーブルや光ファイバーを引き込む「開通工事」が必要となります。
また、利用する回線によってはPC上で複雑な設定を要するため、単純に「インターネットを使い始めるまで」が面倒くさいのです。
一方、ホームルーターやモバイルルーターは、契約手続きさえ済ませてしまえば電源をいれるだけですぐに利用開始できます。
早ければ即日で使い始めることができ、接続設定も簡単なので、手間や時間を掛けたくない方にはピッタリです。
デメリットとなる共通点
デメリット
- 障害物があると接続不良になる
- 根本的には有線接続できない
- 場合によって通信制限がかかる
手軽さという点でメリットがある一方、ホームルーターとモバイルルーターには「通信機器としてのスペックは固定回線に劣る」というデメリットがあります。
これは、「大元の回線とルーターの接続方法」の違いに起因するものです。
ホームルーターやモバイルルーターは、基地局から発信される信号をもとに回線を接続しています。つまり、遠隔でつながっているということ。
一方で、固定回線は「電柱から引き込んだケーブルや光ファイバー」を用いて、物理的に接続しています。
インターネット回線というものは、物理的に接続したほうが明確に安定するもの。
そのため、ホームルーターやモバイルルーターは、いずれもネット回線の安定性や速度に弱点を抱えているのです。
まとめ.ライフスタイルに適した通信機器を選ぼう
今回は、ホームルーターとモバイルルーターにどのような違いがあるのか、7つの観点から比較しました。
総括すると、ホームルーターとモバイルルーターには以下のような違いがあります。
ホームルーターとモバイルルーターの違い
- ホームルーターの方が比較的に高速かつ安定している
- モバイルルーターは引越し先・移動先でも使い続けられる
- ホームルーターは地域の回線混雑状況に影響される
- モバイルルーターは連続使用に適していない
どちらを選ぶべきか?というのは、「普段どのようにインターネットを利用するのか」というライフスタイルに基づいて判断すべきでしょう。
常に自宅でWi-Fiを繋ぎっぱなしにしておくなら、ホームルーターを選ぶべきです。
反対に、場所を選ばず必要に応じてWi-Fiを使いたいのであれば、モバイルルーターが適しています。
ただし、いずれも固定回線に比べれば速度・安定性が劣っていることも事実です。
テレワークやオンラインゲームなどで、自宅における通信量が大きくなる方については、固定回線の利用をご検討ください。
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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki