auひかりとフレッツ光はどちらが優秀?5つの項目で徹底比較
「auひかりとフレッツ光のどっちを契約した方がいいのかよく分からない」
両者の違いが分からず頭を悩ます人も少なくないでしょう。
先に結論を言うと、auひかりの方がおすすめです。
その理由は、auひかりには一部地域で使えないデメリットがありますが、使えるなら費用面も性能面も、フレッツ光より圧倒的に優れているからです。
今回は、以下のポイントに着目して比較しながらその根拠を紹介します。
それぞれどちらが優れているのか、どちらを選ぶべきなのかを分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
地域によっては
利用可能な回線が限定されます地域・住宅によっては、設備が整っておらずご希望回線が使えない場合がございます。
まずは“どの回線が使えるか”をご確認ください。
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比較ポイント1.提供エリア
まずは、提供エリアを比較してみましょう。
提供エリアとは、簡単に言うとサービスを使うことができる場所のことです。
サービスを使えるかどうかを決定付けているのは、物理的に回線設備が整っているかどうかという点です。つまり、電柱に回線が通っていれば提供エリアですが、通っていなければ提供エリア外ということです。
両者の提供エリアをまとめると、以下のようになります。
サービス | 戸建 | マンション |
---|---|---|
auひかり | 関西・東海エリアを除く | 全国(一部住宅を除く) |
フレッツ光 | 全国 | 全国 |
提供エリアで比較すると、auひかりは一部地域では提供されていないため、フレッツ光の方が優秀という結論になります。
「天下のauが、なんで関西・東海で使えないの?」と思った人も多いのではないでしょうか。
その理由は、次で詳しく説明します。
ちなみに自分の住んでいるところでどちらが使えるかをすぐに知りたい方は、下記のサイトで確認してみてください。
提供エリア検索
- フレッツ光
東日本:NTT東日本光回線提供エリアのご確認
西日本:NTT西日本光回線提供エリアのご確認 - auひかり
auひかり提供エリア検索
auひかりが関西・東海エリアで使えない理由
なぜauひかりの戸建てタイプが関西・東海で使えないのかというと、提携企業とユーザーの取り合いを避けるためです。
提携企業とは、「eo光」「コミュファ光」の運営会社です。
とはいえ、エリア全域で使えないわけではありません。提携企業とバッティングする可能性がある地域で使えないのです。具体的には以下の通り。
auひかり未提供エリア
- 関西エリア
大阪府、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県、兵庫県、福井県(嶺北地方) - 東海エリア
愛知県、静岡県、三重県、岐阜県
上記の地域で戸建てタイプのauひかりは使えませんし、これから使えるようになる可能性もほとんどありません。
auひかりマンションタイプを使える集合住宅が少ない
auひかりマンションタイプは、そもそも利用可能なマンションの数が少ないのです。その原因は、auひかりマンションタイプを導入しても、auひかりしか使えないからです。
そもそも光回線を利用するには、屋外を通る光回線を屋内に引き込む必要があります。戸建の住宅であれば、住んでいる人の判断で引き込むができますが、マンションの場合は、管理側が判断します。
ここで問題となるのが、auひかりが独自回線であるということ。auひかりを屋内に引き込んでも、 auひかりしか使えないのです。
フレッツ光やドコモ光、ソフトバンク光など多くの光回線は、設備を共有しているので、いずれかを使えるようにしておけば、ユーザーがさまざまな光回線を自由に選んで契約できるようになります。
そのため、マンションの管理側としても、独自回線であるauひかりを引き込むのに消極的にならざるを得ないのです。
では、大家・管理会社に相談して導入してもらえばいいじゃないかと思うかもしれませんが、それもできません。なぜならauひかりは、新たなマンションタイプの引き込みを受け付けていないから。
そのため、利用できる集合住宅が数年間全く増えておらず、auひかりマンションタイプを使える集合住宅が少ないままなのです。
比較ポイント2.回線速度
次は、通信回線の性能を表す「回線速度」を比較します。
前提として覚えておいていただきたいのが、各光回線の公式サイトに記載されている通信速度は、あくまでも「最大速度」だということ。車に例えて考えてみてください。最大で300km/hだせるスポーツカーでも、実際は数十km/hで走りますよね。
そのため、回線速度を比較する際は「平均速度」に着目しましょう。
それを踏まえて、両者の通信速度を比較した下記の表をご覧ください。
ただし、今回は戸建プランの速度で比較しています。マンションタイプは住んでいる建物や、同じマンション内の利用者の数によって速度が変わってしまうので比較が難しいためです。
項目 | auひかり | フレッツ光 |
---|---|---|
平均ダウンロード速度 | 525Mbps | 272Mbps |
平均アップロード速度 | 477Mbps | 216Mbps |
「平均ダウンロード速度」も「平均アップロード速度」もauひかりの方が2倍ほど速いですね。では、なぜこれほどまでに平均速度に違いがあるのでしょうか。
「Mbps」とは
Mbpsとは「Mega Bit Per Second」の頭文字で、1秒当たりに送受信されるbit数を表す単位です。
要するに、回線速度を秒速で示したものです。
ちなみに、「上り」「下り」と分類されるケースがありますが、それぞれ「上り=送信」「下り=受信」という意味です。
auひかりは独自の回線を利用しているから回線速度が速い
auひかりとフレッツ光の回線速度の差は、両者がユーザーにサービスを届けるために利用している経路の違いによるものです。
フレッツ光は、NTTが整備した回線を利用して全国にサービスを提供しています。NTTが整備した回線は、フレッツ光だけではなく、ドコモ光やソフトバンク光など様々なサービスで利用されています。
高速道路に例えると、一本の道に複数の会社の車が走っている様なイメージです。
一方で、auひかりは独自で整備した回線を利用してサービスを提供しています。こちらも高速道路に例えると、auひかりが走る道路は、他の会社の車が走っておらずスピードが出せます。
要するに、両者が利用している回線の混雑状況の差によって、通信速度に差がでているということです。
より詳しい仕組みについて知りたい人は下記の記事を参考にしてみてください。
関連記事
- 光回線の種類はぜんぶで4つ|それぞれ特徴や代表的なサービスも紹介
光回線の種類ごとの特徴や代表的なサービスについて解説しています。 - auひかりの平均速度は136Mbps!ただし満足度は高い|100人の測定結果から解説
auひかりの速度については、こちらの記事でも詳しく説明しています。 - フレッツ光の速度は平均88Mbps!100名の測定結果から満足度が高い理由を解説
フレッツ光の速度については、こちらの記事で詳しく説明しています。
比較ポイント3.月額料金
次に、月額料金を比較してみましょう。ただし、auひかりとフレッツ光の場合は、単純に月額料金を比較することはできません。
なぜなら、auひかりはプロバイダー料金があらかじめセットになった月額料金になっているからです。一方、フレッツ光はプロバイダー料金がセットになっておらず、別途費用をかけて自分で契約しなければなりません。
ちなみに、プロバイダーとはユーザーの各家庭にインターネットを届ける事業者のことです。通信回線(auひかりやフレッツ光など)とプロバイダーの両方を契約して初めてインターネットが使えるようになります。
そのため今回は、両者の条件を揃えるためにフレッツ光に大手プロバイダーの平均的な月額料金である¥1,100をプラスした金額で比較してみました。
住居 | auひかり | フレッツ光 |
---|---|---|
戸建 | ¥5,610 | 西日本:¥5,830 東日本:¥6,490 |
マンション | ¥4,180※ | 西日本:¥4,675 東日本:¥4,455 |
※プランによっては金額が変わる場合もあります。
表で比較した結果、auひかりの方が西日本は戸建だと¥220/月、マンションだと¥495/月安いですね。また、東日本は戸建だと¥880/月、マンションだと¥275/月安くなりました。
月額料金で考えるとそこまで大きな差ではありませんが、年間にすると最大で¥10,560違うことになります。
よって、月額料金はauひかりの方がお得であると言えます。
格安のプロバイダーを利用する場合は注意が必要
今回は大手プロバイダーの平均的な料金(¥1,100/月)を参考にしてauひかりとフレッツ光の月額料金を比較しましたが、格安プロバイダーを探せば、¥500/月ほどのところもあります。
しかし、そういった格安のプロバイダーを利用する場合は、サポート体制が充実してなかったり、通信速度が遅かったりすることがあります。
格安のプロバイダーを利用する場合は、事前に口コミなどで情報を集めて吟味するようにしましょう。
比較ポイント4.工事費用
次に工事費用を比較します。
auひかり | フレッツ光 |
---|---|
無料 | ¥3,300〜¥22,000 |
auひかりは、新規工事費用が無料になるキャンペーンをやっているので¥0です。一方、フレッツ光の新規工事費用は、¥3,300〜¥22,000かかります。
なぜ、フレッツ光の工事費用は幅があるのでしょうか。その理由を次で説明します。
フレッツ光の工事費用が変動する理由
フレッツ光の工事費用は¥3,300〜¥22,000まで変動します。
変動する理由は、新規工事を行う住宅に既設の流用可能な回線設備があれば、工事の手間が省けて、その分費用が抑えられるからです。
先ほど説明した通り、フレッツ光が利用しているNTTが整備した回線は、他社光回線でも利用されています。
これを共有している光回線同士なら、契約するサービスが変わっても設備を流用することができます。
前の入居者がいずれかを利用していたとすれば「引っ越しを機にフレッツを契約しようと思ったら、新居に設備が導入済みだった」とういこともありえます。
ちなみに、ここで紹介した工事費用は、あくまでも標準的な工事を行った際の工事費用です。土日祝日や夜間の工事、建物の構造が複雑で特殊な工事が必要な場合は、追加工事費用が発生する場合がありますので注意してください。
詳細な工事費用を知りたい方は下記公式ホームページをご覧ください。
NTT東西公式サイト
比較ポイント5.スマホセット割
スマホセット割とは、特定のキャリアのスマホと通信回線をセットで利用すると料金がお得になる特典のことです。スマホセット割を比較してみました。
auひかり | フレッツ光 |
---|---|
auスマホ1台あたり最大1,100円/月 | なし |
このスマホセット割は、auひかりにはありますが、フレッツ光には無い特典です。割引額が大きい特典なので、2つを比較する際は無視できないポイントです。
具体的には、auひかりとauスマホをセットで使うと家族内のauスマホが1台当たり最大で¥1,100/月割引される「auスマートバリュー」というもの。
契約者本人以外にも、家族内のauスマホを使っている全員が毎月割引されるので、場合によっては、トータルでauひかりの月額料金以上の割引額になるかもしれません。
ただし、適用するには以下の条件があります。
auスマートバリューの適用条件
- auひかりと固定電話サービスの申し込み
- auのスマホ、タブレット、ケータイ電話の対象プランを契約する
auスマートバリューは申込みが必要なので、auひかりを申し込む時に同時に申請しましょう。
auひかりを電話やauショップなど、対人で契約をする場合は必ず担当者からスマートバリューの申込みの確認がされます。ただし、webでauひかりを契約した場合は、myauからスマートバリューの申請を行う必要がありますので忘れないようにご注意ください。
ちなみに、スマートバリューはauひかりが開通してなくても、申請した日から適用されます。そのため、少しでも早く申請しましょう。
また、auひかりの固定電話サービスは¥550/月なので、必要のない人でもauスマートバリューを適用する目的で契約してもいいですね。
まとめ.高性能で費用面も優れるauひかりがおすすめ
ここまで、auひかりとフレッツ光を5つのポイントに分けて比較してきました。最後に、この結果を参考に「結局どちらがおすすめなのか」を結論づけましょう。
auひかりとフレッツ光両方を選べる人は、基本的にauひかりがおすすめです。なぜなら、通信回線の性能を表す回線速度も費用面もauひかりの方が優れているからです。
ここでもう一度、今回の比較を簡単に振り返ってみましょう。
比較結果まとめ
- 提供エリア:フレッツ光の方が広い
- 回線速度:auひかりの方が高速
- 月額料金:auひかりの方が安い
- 工事費用:auひかりは無料
- スマホセット割:auひかりはauスマホとセットでスマホ料金がお得
「回線速度」「月額料金」「工事費用」「スマホセット割」4つのポイントでauひかりが優れていましたね。特に、auスマホユーザーであれば多くのキャンペーンが適用されて、費用面の差がより大きくなります。
あえてフレッツ光を選ぶメリットは特にありません。ただし、auひかりは関西・東海エリアでは提供されておらず、マンションタイプが使える集合住宅も限られています。
auひかりが利用できない場合は、フレッツ光も検討するか、今回比較した両者以外のサービスにも目をむけてみましょう。
auひかり
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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki