ADSLの終了は2024年3月末!インターネットを使い続けるには乗り換えが必須
さっそく結論から言ってしまいますが、ADSLは2024年3月末をもってサービスが終了します。
ADSLにもいくつか種類があるので、それぞれの終了時期をまとめました。すでにほとんどのサービスが終了していますが、まずはご覧ください。
ADSL | 終了時期 |
---|---|
フレッツADSL | 2023年1月31日に終了済み |
Yahoo!BB ADSL | 2024年3月31日に終了 |
OCN ADSL | 2023年1月31日に終了済み |
au one net ADSL | 2022年3月31日に終了済み |
eAccess ADSL | 2021年9月30日に終了済み |
ADSLアッカ | 2017年2月28日に終了済み |
2023年1月31日をもってフレッツADSLとOCN ADSLが終了し、残すところはYahoo!BB ADSLのみ。それも、2024年3月末には終了してしまいます。
つまりYahoo!BB ADSLユーザーは、それまでに回線を乗り換えておかないとインターネットの継続利用ができないということ。
では、そもそもADSLはどんなサービスで、終了時期を過ぎると何ができなくなるのか?
シームレスにインターネットを使い続けるには、いつまでに何をすればいいのか?
この記事で、それぞれ解説します。
地域によっては
利用可能な回線が限定されます地域・住宅によっては、設備が整っておらずご希望回線が使えない場合がございます。
まずは“どの回線が使えるか”をご確認ください。
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ADSLとは電話線を使ったインターネット通信のこと
そもそも、ADSLとは何なのか?
簡単に説明すると、電話線を使ってインターネット通信をするサービスのことです。
電話線は、文字通り「電話で使う回線」のことです。
電話で通話するときは、音声信号が電話線を通して送受信されているわけですね。
その音声信号は、電話線の一部しか通っておらず、けっこうスキマが残っているのです。
ADSLは、そのスキマを使ってデジタル信号を送受信することで、インターネット通信を可能としています。
スプリッタとモデムを使ってインターネット通信をしている
もう少し詳しくADSLの仕組みを説明しておきましょう。
さっき説明した通り、電話線には「電話に使う音声信号」と「インターネット通信で使うデジタル信号」が同時に流れています。
つまり、電話線を通っている時点では、2種類の信号が混ざり合ってしまっているのです。
混ざり合った状態でそのままPCにつないだら、コンピュータとしてもどの信号を使ったらいいのか混乱しますよね。
だから、ADSLでは「スプリッタ」という信号を仕分ける装置を使って、デジタル信号だけをインターネット通信用に抽出する仕組みをとっています。
ただ、これだけではまだPCをインターネットにつなぐことはできません。
なぜなら、PCにとってデジタル信号は外国語のようなものだから。つまり、理解できる言葉になっていないのですね。
だから、スプリッタで仕分けられたデジタル信号を、今度はモデムという器機を使って「PCが理解できる言語に翻訳(変換)」することになります。
要するに、ADSLは「電話線を流れるデジタル信号を、スプリッタとモデムを使ってインターネットにつないでいる」のです。
ルーターとは
図の中に登場しているルーターとは、簡単に説明すると「複数のPCやスマホを同時にネット接続させる器機」です。
モデムひとつだけでは1台のPCしかネットにつなげられないので、複数端末を使うにはルーターが必要になります。
ルーターについて解説した記事もあるので、そちらも参考にしてみてください。
登場時は高速回線だった
ちょっと歴史の話をしましょう。
今や旧型扱いを受けているADSLですが、登場した当時は「インターネット回線のエース」みたいなものでした。
では、以前はどんなサービスが利用されていたのか?
1980年代後半、インターネット通信の主流は「ダイヤルアップ接続」という、電話回線を使ったシステムでした。
これは電話で使う音声信号を利用していて、インターネットを使っている間は電話ができない・長時間利用すると電話代が高くつくといったデメリットがありました。
ダイヤルアップ接続とともに広く使われていたのが、ISDNです。
ISDNでは、ADSLと違い「電話線の中の、音声信号が通っているスペース」を使ってインターネット通信を行います。
音声信号を使うダイヤルアップ接続と違い、あくまでもデジタル信号を使うので、ネットを使いながら電話もできるという点がメリットでした。
しかし、ISDNには回線速度が遅いという問題もあったのです。
そこで登場したのが、ADSLです。
ADSLはダイヤルアップ接続やISDNの約5~10倍の回線速度を誇り、「高速インターネット」として日本中に普及していきました。
そんなADSLも、あとすこしで完全にサービスが終了してしまいます。
ADSLは2024年3月末でサービス終了
冒頭でも説明しましたが、ADSLは2014年3月末までに全サービスの終了が決定しています。
すでにフレッツ(NTT)やKDDIなどが提供していた多くのADSLが終了しており、現存しているYahoo!BB ADSLも2014年3月末に終了します。
基本的にサービス終了後はADSLによるインターネット接続はいっさいできなくなるので、ご利用の方はそれまでに他回線への切り替えを済ませておかないといけません。
ADSLがサービス終了するのはなぜ?
そもそも、なぜADSLが終了してしまうのかというと、一言にまとめれば「光回線に負けてしまったから」です。
まず、ADSLというサービスは1990年代に生まれて、2000年代前半に普及しました。
広く使われたサービスですが、20年以上の時間が経って、その設備はかなり老朽化しています。
一方で、ADSLに変わる新たな高速インターネットとして「光回線(光ファイバー)」が急速に整備されていきました。
その国内普及率は、2020年3月時点で99.1%。(参考:総務省『光ファイバ整備の推進』)
旧設備の老朽化と最新サービスの普及にともない、提供元であるNTT等の通信事業者は「もうADSLは終了して、光回線をもっと推進していこう」という判断に至ります。
とうわけで、ADSLは2024年3月末をもって全サービスが終了することになったのです。
本当のタイムリミットは「光回線の提供エリアになる日」
基本的に2024年3月末にサービスが終了するADSLですが、一部地域では少しだけ猶予期間が残されています。
猶予期間は地域によって違いますが、タイムリミットは「光回線の提供エリアになるまで」です。
前提として、光回線によるインターネット通信は、光ファイバーが整備されている地域でしか利用できません。
その「光ファイバーが整備されて光回線が使えるようになった地域」のことを、専門用語で提供エリアといいます。
提供エリアに含まれている地域の人は、たとえ光回線を契約していなくても、NTTのような通信事業者から「もうADSLを使わなくていい人」とみなされてしまいます。
先ほど説明した通り、光ファイバーの普及率は99.1%。残り0.9%の地域に住んでいる人も、設備が整い次第ADSLが使えなくなるということです。
ADSLが終了するとどうなる?
では、ADSLが終了したらどれくらい困ることになるのか?という点ですが…
正直に言って、インターネットが使えなくなる以外には何もありません。
電話線そのものが使えなくなるわけではないので、電話が止まったりテレビが見れなくなったりすることはないのです。
つまり、今ADSLを使っている人は、終了するまでに「インターネット環境をどうするか」という問題だけ解決すればいいのです。
インターネットを使い続けるには他回線に乗り換え!
ADSLを使っている人がとれる対処としては、基本的に2択。
インターネットの無い生活を受け入れるか、他の回線に乗り換えるかです。
乗り換えるのであれば、選択肢は大きく4つに分かれてきます。
それぞれどんな特徴があるのか、ひとつずつ説明しますね。
乗り換え先1.高速インターネットの光回線
光回線とは、光ファイバーという透明な繊維をつかった通信サービスです。
音声信号やデジタル信号といった複数の信号を通す電話線と違って、光ファイバーには光信号だけが流れています。
光回線は、その光信号を使ってインターネット・電話・テレビなどの通信サービスを利用できるようになっているのです。
光信号が光ファイバーを通るスピードは、デジタル信号が電話線を通るよりはるかに速く、その分だけインターネット回線もスピーディーになっています。
つまり、光回線はとにかく高速なインターネット回線ということ。
ADSLとくらべても、およそ5~6倍以上の速度で利用できるので、普段からPCやゲームなどでインターネットを利用することが多い人にピッタリです。
光回線にするならフレッツ光以外がオススメ!
いまフレッツADSLを使っている人には、NTTから「フレッツ光」への乗り換えを勧める案内が届いていることでしょう。
ハッキリ言って、光回線の中でフレッツ光は「オススメできないサービス」です。
というのも、フレッツ光の料金は他とくらべて高いのです。光回線に乗り換えるなら、それ以外のサービスに目を向けたほうが良いでしょう。
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乗り換え先2.コンセントを差すだけで使えるホームルーター
ホームルーターとは、いわゆる「置くだけWi-Fi」と呼ばれているもので、コンセントをつなぐだけでインターネットが使える商品です。
代表的なところだと、ソフトバンクAirやドコモhome5Gがこれにあたります。
ホームルーターの魅力は、何と言ってもセッティングがとても簡単なこと。
基地局から受信した信号をつかってインターネット通信をするWi-Fiルーターなので、いちいち開通工事をしたり複雑な設定をする必要がありません。
もっとも、回線速度については光回線に及びませんが、普段それほどインターネットを使わないという人には合っているでしょう。
乗り換え先3.どこに居ても使えるモバイルルーター
モバイルルーターは、いわゆるポケットWi-Fiといわれている商品で、これを持っていれば場所を問わずインターネットに接続できます。
仕組み自体はホームルーターと大して変わらないのですが、充電式でどこにでも携帯していけるという点が特徴です。
つまり、自宅だけでなく出先でもPCやスマホをWi-Fi接続できるということ。
もちろん、回線速度には期待できませんが、場所を選ばないというのは大きな魅力です。
人によっては、自宅には光回線を導入しておいて、出先で使うようにモバイルルーターを持っています。
ちなみに、ホームルーターとモバイルルーターの違いについては、他の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
乗り換え先4.ケーブルテレビ利用者に適したCATV回線
CATVというのは、ケーブルテレビが提供しているサービスの一種です。
有名どころだと、J:comがこれにあたりますね。
率直に言って、ケーブルテレビを使っている人以外にはあまりお勧めできないサービスです。
なぜなら、これを使うには「ケーブルテレビを導入すること」が前提になってしまうから。
あくまでも「ADSLの終了にあたり、インターネットを継続利用できるようにすること」が目的なら、光回線やホームルーターなどに目を向けたほうが良いと思います。
関連記事
- J:COMの回線は速度が遅い?平均速度とコスパの良し悪しを評価
J:COMの回線速度については、こちらの記事で詳しく解説しています。
最適な乗り換え先はどこ?
結局のところ、ADSLからの乗り換え先はどこが最適なのか?
それは、「普段どれくらいインターネットを使っているのか、料金はどれくらいまで許容できるのか」など、お客様の状況・要望によって様々です。
もし、ご自身で乗り換え先を探すのが難しそうでしたら、ぜひPORTブロードバンド問い合わせ窓口にご相談ください。
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※注意
- 乗り換え手続きはADSL終了の2ヶ月前までに!
インターネット回線の乗り換え手続きというのは、申込から開通までにおよそ1~2ヶ月程度かかってしまうのが一般的です。
ADSLが終了するギリギリになってしまうと、一時的にインターネットが使えない期間が生じてしまいかねません。
乗り換え手続きはお早めに!せめて、ADSL終了の2ヶ月前までには済ませておきましょう。
まとめ.ADSLの終了に備えて乗り換え手続きを進めよう
2000年代前半に広く普及したものの、2014年3月末までに全サービスが終了してしまうADSL。
光回線の提供エリア外に住んでいる方には少し猶予期間があるものの、いずれは使えなくなってしまいます。
ADSLの終了に伴って考えておくべきは、インターネット回線をどうするか。継続利用するには、他の回線に乗り換える他ありません。
まだ終了までに時間はありますが、ギリギリになると手続きや工事が間に合わない可能性もあるので、ぜひ今のうちに対応を検討しておいてください。
ADSLからの乗り換え先をお探しの方へ
「サービス終了に備えて、今の内にADSLからの乗り換え先を見つけておきたい」
そういった方は、以下のおすすめ光回線を参考にしてみてください!
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今から手続きを進めておけば焦ることもないですから、ぜひ乗り換えをご検討ください。
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記事の編集責任者 奥山 裕基 Okuyama Yuki