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Q
- 就活から逃げた人っていますか?
- 「就活から逃げた人っていますか?」という問いに対しては「います」。ただし、「逃げた」と言っても、その意味するところは人によって違います。 たとえば、正社員として就職する道を選ばなかった人を「逃げた」というならよくあるケースです。アルバイトを続けながら自分のやりたいことを探したり、「自分のペースで働ける生活のほうが合っている」と判断してフリーランスになったり。 一般的とは違うやり方で就活を進めた人もいる また、いわゆる一般的な就活の流れ──就活サイトからエントリーしてESを書いて面接を受ける──という形を取らずに、知人の紹介やアルバイト先から正社員登用された人もいます。これを「逃げた」と言うか「別の道を選んだ」と言うかは考え方次第です。 「興味のない企業に無理に応募している」「面接で自分を偽って話している」と書いていますが、就活がうまくいかない原因はそにあるかもしれません。 企業の立場からすると、本当にその会社に興味がある人や、自分の言葉で話している人の方が強く印象に残ります。もし「正直、どこでもいいから働けてお金がもらえればいい」と思っているなら、それも一つの価値観です。 その場合は、若手人材を積極的に求めている業界、たとえば宿泊・飲食・建設・福祉などに目を向けてみるのも手です。ひとまずどこかの環境に身を置いてみることで、自分の興味や、合う合わないが見えてくることがあります。そこから自分の進みたい方向にキャリアチェンジするというやり方もあります。 就活の正解は一つではありません。わからないときはわからないなりに「ひとまず」の選択をし、自分に合った形を模索すること自体が、立派なキャリア選択ですよ。
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Q
- 就活で親の言いなりになるのはおかしいですか?
- 「親の期待に応えたい」という気持ち自体は、とても素敵なものです。 今、質問者さんは「安定した大企業の方が安心かもしれない」と思う一方で、「内定をもらっても満足して働けるか自信がない」と感じている。どちらも自然な気持ちだと思います。 親の勧めで受けた企業が結果的に合っていた、ということもあるでしょう。でも「親の意向に沿って就活を進めること」には、いくつか注意点もあります。 まず、親世代の価値観と、今の時代の働き方は一致しないことがあるという点。たとえば「大企業に入れば安定」といった考え方は、今では必ずしも当てはまりません。 企業の寿命が短くなり、業界構造も大きく変わっています。今の若い世代にとっては「安定性」だけでなく「成長性」や「やりがい」も企業選びの大きな軸になっています。 自分の意志で決めたことが仕事を頑張る原動力になることも もう一つは、自分で選ばなかった道だと、いざ困難にぶつかった時に踏ん張りが利きにくいということです。誰かの意向で決めた会社だと「どうして自分で選ばなかったんだろう……」と後悔の念が生まれやすいのです。 どの会社に入っても、仕事をする以上、困難なことは必ず出てきます。そのときに「自分で選んだ道だから」と思えることは、大きな支えになります。自分のやりたいことを見つけたいと思ったとき、まずやってみてほしいのは、いったん親のアドバイスから少し距離を取ってみること。 たとえば「ちょっと自分で考えてみたい」と伝えて、自分自身の感覚で企業を見てみることです。そのうえで「面白そう」と思う会社があったらエントリーしてみてください。 今までは「安定しているかどうか」という親の言う指標で探していたところを「面白そう」という自分自身の感覚を大事にしてみるわけです。そうやって自分の気持ちを頼りに行動していくことで、「自分の軸」が少しずつ見えてきます。 そして、その「自分で選んだ感覚」が、きっとこの先の頑張る力になります。親の意見を聞くのは悪いことではありません。しかし、最終的に生き方を選ぶのは、やはり「自分自身」です。
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Q
- SPIの適性検査で落ちることはありますか?
- SPIで不合格になる可能性はあります。 特に、応募者が採用枠を大幅に超えるような超人気企業や大企業では、SPIの点数で絞り込みがおこなわれることがあります。 これは、業務効率化のために設定されるボーダーラインによるものです。 性格検査の結果が合否に影響することは基本的にほとんどありません。 しかし、回答に一貫性がなかったり、企業の求める社風と明らかに合わないと判断されたりするような極端なケースでは、影響が出る可能性はゼロではありません。 たとえば、論理的思考力や合理性が強く求められる企業で、論理性が著しく欠けていたり、ストレス耐性が極端に低いと判断されるような場合は、不合格となることもありえます。 性格検査は正直に回答することが最重要 SPI突破のための対策として、能力検査は1カ月ほどの準備期間があれば、十分ボーダーラインに到達することが期待できます。 一方、性格検査は無理に自分を偽らず、正直に回答することをおすすめします。 なぜなら、それが自分に合った企業を見つけることにつながるからです。論理的思考力が求められる企業に論理的な思考力がない人が入社してもつらい思いをするだけでしょう。 SPIはあくまで選考の一部であり、参考材料として活用されることが多いものです。 そのため、超人気企業の絞り込みに該当しない限りは、過度に時間投資しすぎず、バランスの良い対策を心掛けましょう。正直に自分の回答をしていくのが大切です。 無理に自分を偽ると、回答の一貫性がなくなり、面接などでも見抜かれてしまう可能性があります。企業はSPIを徹底的に研究しているので、正直に答えるのが一番です。
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Q
- 動物病院の面接で落ちた原因がわかりません……。
- 自分としては十分手応えがあったのに不合格になってしまうと「なぜだろう」と落ち込んでしまうのは当然のことです。しかし、気持ちを切り替えてそこから反省材料を見つけ、次に活かしていきましょう。 まず、質問者さんは「動物が好き」「ずっと動物にかかわる仕事がしたい」という気持ちを持ち、面接でもこれまでのアルバイトやボランティアの経験、資格取得に向けた勉強、さらには自分の性格面も伝えたとのこと。 ここで今一度振り返ってみてほしいポイントが2つあります。 1つ目は「なぜ他でもなくその病院なのか」が伝えられていたかどうかです。動物病院に限らず、面接では「どうしてうちの会社(病院)を選んだのか」が非常に重要な視点になります。採用側が不安に思うのは、「動物病院ならどこでもいいと思っているのでは?」という点です。 実際、採用にはコストと時間がかかります。だからこそ、「他でもなく、ここで働きたい理由」が明確な人、つまり「長く働いてくれそう」「本気度が高そう」と思える人を選びたいのです。 動物が好きだけでは物足りない! ほかの応募者と差別化しよう 2つ目は「他の応募者とどう差別化できていたか」です。 動物病院を志望する人の多くは当然「動物好き」なので、それだけでは他の応募者との差がつきにくいもの。「動物にかかわるなら他の仕事もあるのに、どうして病院なのか」「自分にとって動物病院とはどんな場所なのか」、こういった問いに対して、自分なりのエピソードや背景を交えて語れると、説得力がぐっと増します。 つまり、面接で重要なのは「熱意」だけでなく「その病院で働きたい理由」と「自分ならではの視点(差別化)」です。ぜひこの2点を振り返り、質問者さんがこれまで頑張ってきたことを絡めて伝え方を工夫し、より納得のいく面接につなげてほしいと思います。
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Q
- SPI非言語の推論、時間が足りずに終わる場合どうしたら良いですか?
- 特に非言語分野のように時間制限があり、苦手意識がある場合は、闇雲に問題を解くのではなく、正答率を重視した戦略が効果的です。 たくさんの問題を解くことよりも、解ける問題を確実に正解することを優先しましょう。たとえば、1分で5問を適当に解くよりも、確実に解ける3問のうち2問を正確に解く方が、結果的に良いスコアにつながります。 わかる問題から解き着実に正答率を上げよう 時間内に終わらせるコツとして、まず、「わかる問題」を優先してください。問題全体をざっと見て、自分が「解きやすい」と感じる問題から手を着けていくのがおすすめです。 練習を重ねていくと、問題のタイプを見て「これは得意なパターンだ」「これは時間がかかりそうだ」と判断できるようになります。この判断力が、本番での効率的な解答につながります。 なお、時間がないからといって適当に回答すると、正答率が大きく下がってしまいます。わからない問題は無理に深追いせず、次に進む勇気も必要です。 練習を通じて自分の得意・不得意な問題タイプを把握し、本番ではそれらを瞬時に見極めて解答していくことで、限られた時間の中で最大のパフォーマンスを発揮できるでしょう。
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Q
- 能力検査の対策はどんなことをすれば良いですか?
- 能力検査(SPIなど)の対策としては、まずSPIの対策本を1冊購入し、一通り解いてみることが王道です。どのくらいのレベルが求められるのか、どのような問題形式が出るのかといったイメージをつかめば、不安を解消できるでしょう。 満点ではなく合格ラインを目指そう 対策本を解くことで、自分の得意な分野や苦手な分野が明らかになります。学校のテストと異なり満点を取る必要はなく、合格ラインを超えれば問題ありません。 特に非言語分野で時間がかかってしまう場合は、正答率を重視し、確実に解ける問題から手をつけるのが効果的です。たくさん回答することよりも、正確に回答することを意識しましょう。解きやすい問題と解きにくい問題を見極める力を養うために、さまざまな問題を練習することが重要です。
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Q
- 現在就活中で鬱のようになっているのですが、これは甘えでしょうか?
- 就職活動が長引き、うまくいかないと気持ちも沈みますね。 「気分が落ち込む」「やる気が起きない」「生活が不規則」といった状態にあり、なんとかこの状況を変えたい、少しでも前を向きたいと考えている中で、避けたいのが「自分を責めること」と「一人で解決しようとすること」の2つです。 まずは「自分は甘えているのでは」と考えるのを意識的にやめましょう。 はっきり言いますが、これは「甘え」ではありません。今は「どうしていいかわからず、途方に暮れている状態」です。行動が取れないのは「何をどうしたらいいかわからない」ということの反応なのです。それを「甘え」というのは違います。 そしてもうひとつ「一人でなんとかしよう」とすることも無理を生みやすくなります。ここは、専門家の手を借りながら状況を変えていくという選択をしてみてください。 たとえば、大学のキャリアセンターや就活エージェントに相談してみるのも一つの方法です。また「キャリア形成・リスキリング支援事業」という国の支援制度では、キャリアコンサルタントによる無料相談を受けることもできます。「就活 無料相談」などで検索してみると、使えるサービスがたくさん出てきます。 助けを求めることも視野に入れて心身の健康も大切にしよう さらに、もし心身の不調が続くようであれば、心療内科や精神科などの医療機関の受診も選択肢の一つです。「自分はまだ大丈夫」と思っていても、身体や心は限界に近いこともあります。 質問者さんの苦しさは、他の誰かと比較されるものではありません。周囲の人には見えないかもしれませんが「どうしていいかわからない」という状態こそが、今の本当の課題なのだと思います。 だからこそ「助けを求める」というアクションをしてみてください。それが今の閉塞感に変化を生むきっかけになるはずです。
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Q
- 就活の面接に持っていく物についてメールで確認しても良いですか?
- 面接の持ち物についてメールで確認することは、基本的に問題ありません。ただし、企業から特に指示がない場合は、特別な持ち物は不要だと考えて良いでしょう。 企業が持ち物について言及していないということは、通常、特別な準備は求めていないというサインです。一般的に面接に持っていくもの(履歴書、エントリーシート(ES)、筆記用具、学生証、ハンカチ、ティッシュなど)があれば、まず困ることはありません。 もし仮に企業側で特別な持ち物が必要だったのに伝え忘れていたとしても、それは企業側の責任であり、「連絡がなかったから持参しませんでした」と伝えれば理解してもらえるはずです。 どうしても不安な場合はメールの例を参考に問い合わせよう それでも不安で仕方がない場合は、メールで確認することも可能です。その際は、企業の手間を考慮し、以下のような形で質問をすると良いでしょう。 件名:「〇月〇日面接に関する持ち物確認(氏名)」 本文: 「〇月〇日に面接を予定しております〇〇(氏名)と申します。 お忙しいところ恐縮ですが、当日の持ち物について確認させていただければと存じます。 現在、履歴書、筆記用具、学生証を持参する予定でおりますが、他に何か必要なお持ち物がございましたら、ご教示いただけますと幸いです。 当日を楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。」 このように、「何を持っていけばいいですか?」と尋ねるのではなく、自分が持参する予定のものを伝え、それ以外に必要があれば教えてほしいという形で尋ねると、企業側も返信しやすくなります。 基本的には、特別な指示がない限り、通常の面接に必要なものだけ持っていけば大丈夫です。過度に心配しすぎず、面接の準備に集中しましょう。
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Q
- 医療事務の新卒採用面接で聞かれることは何ですか?
- 医療事務の新卒採用面接では、医療業界での経験がないのは当然のことなので、その点を過度に心配する必要はありません。企業側も新卒採用であるため、経験不足は承知のうえです。 面接官が新卒の医療事務職で特に重視するのは、以下の2点です。 職場の人間関係にうまく溶け込めるか(人間性): 医療現場はチームワークが非常に重要です。協調性があり、周囲と良好な関係を築ける人物かどうかを見極めようとします。 長く働き続けられるか(定着性): 医療事務の仕事は、専門的な知識も必要とされ、決して楽な仕事ではありません。そのため、「すぐに辞めてしまわないか」「困難なことがあっても頑張り続けられるか」といった、仕事への意欲や忍耐力を見ます。 「なぜ医療事務なのか」を明確にしよう これらのポイントを確認するために、面接官は「他にも事務職があるのに、どうして医療事務を選んだのか」という質問を投げかけることが多いでしょう。この質問に対して、明確な理由を述べられることが重要です。 たとえば、「なんとなく楽そうだから」とか「病院は安定していそうだから」といった漠然とした理由では、あなたの意欲が伝わりにくいかもしれません。たとえ心の中ではそう思っていたとしても、面接でアピールする際には、具体的なエピソードや、医療事務の仕事に対する深い理解を示す言葉を用意しておくことが大切です。 「なぜ、他の事務職ではなく医療事務なのか」という問いに、あなた自身の言葉で明確に答えられるように準備しておきましょう。
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Q
- ゼミのなかでガクチカになる経験がない場合どうすべきですか?
- 「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」は、必ずしもゼミでの経験である必要はありません。面接でゼミについて質問される可能性はありますが、それは学業に関する質問であり、ガクチカとして話す必要はないのです。 ガクチカで企業が知りたいのは、華々しい実績ではなく、あなたの「人柄、行動特性、能力」です。 君の人柄が伝わるエピソードなら何でもいい! それらを伝えられるエピソードであれば、アルバイトでもサークル活動でも、あるいはプライベートな取り組みでもかまいません。 まずは、自分がアピールしたい強み(たとえば、計画性がある、コミュニケーション能力が高いなど)を考えてみましょう。そして、その強みが発揮されたエピソードを探すのです。重要なのは「何を成し遂げたか」よりも、「課題に対してどのように考え、どうかかわったか」を具体的に語れることです。