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Q
- デザイン系の仕事は安定していますか?
- 質問者さんがデザイン系の仕事として、何をイメージしているかによって話は少し変わってきます。 たとえば、美しいビジュアルを作るとか、目を引くお洒落なデザインを生み出すことをデザインの仕事と考えているなら、確かにAI(人工知能)に代替される部分は出てきています。 ただし、デザインにかかわる業界そのものは年々拡大傾向にあり、そういう意味では業界としての安定性はあると言えます。 一方、テクノロジーの進化が早い分野でもあるため、求められるスキルや視点は大きく変化しています。 たとえば、消費者(ユーザー)が使いやすいWEBサイトを設計する際、ボタンの配置をどこにするか、商品購入までスムーズに進める動線をどう作るか、こうしたことも列記としたデザインです。 近年では、これらはUI(ユーザーインターフェース)デザインやUX(ユーザーエクスペリエンス)デザインと呼ばれ、非常に注目が集まっている分野です。 デザイン系の仕事と言っても幅広く、どんなスキルや知識が必要かは、自分がどの領域に進みたいのかによって変わってくることが見えてくるはずです。 安定を目指すなら、変化を恐れず学び続けよう まずは自分が関心のある分野がどこにあるのかを考えてみましょう。 最近のデザイン業界に関するニュースを見たり、業界動向をまとめたサイトに目を通すことで、おおまかな方向性をつかむことができると思います。 そのうえで興味のある分野が見えてきたら、そこに必要なスキルを学んでいくといいと思います。 先に挙げたようなビジュアルを作り出すという分野についても、AIが台頭してきているのは事実です。 しかしクライアントの言葉にならない想いをくみ取ってデザインに落とし込むのは、まだまだ人にしかできない仕事です。 そういうコミュニケーション能力を伸ばすのも、デザインにかかわって仕事をするためには非常に重要でしょう。 どの分野に進むにしても、安定を求めるなら大切なのは学び続けること、そして変化に敏感であることです。変化の多い業界だからこそ、学び続ける人ほど、長く求められます。
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Q
- 職場で孤立していて、辞めたいときはどうすれば?
- 職場で孤立しているように感じること、そしてその状態で働き続けることに限界を感じているのですね。とてもつらい状況だと思います。 「周囲が楽しそうにしているのに、自分には話しかけにくいような気がする」そう感じると、ますます距離を感じてしまいますよね。 一方で、質問文に書かれていることを読む限りでは、今の状況が本当に孤立しているのか、それともそう感じているだけなのか、判断が難しい面もあるように思います。 多少精神的に余裕があるケースであれば「おはようございます」と一言声をかけてみるとか、ちょっとした仕事の相談を誰かに持ちかけてみることで、相手の反応を知ることができるかもしれません。 専門家に相談して自分の状況を整理しよう ただ、すでに「精神的に限界」と感じているようですから、そうしたアクションすら難しいかもしれませんし、無理をする必要はありません。 そこで、今の状況を少しでも抜け出すための選択肢として、いくつかできそうなことをお伝えしますね。 まず、キャリアコンサルタントなど専門家によるカウンセリングを受けてみるという方法があります。キャリア形成リスキリング支援センターというサイトでは、無料で面談を受けられるようになっています。 また、心療内科や精神科など医療の専門家に相談することも一つの手段です。 有給を活用しながら転職活動を進めてみるなど、負担を減らしつつ環境を変える方法もありますが、まずは専門家に相談し、自分自身の状態を整理してみてください。 それによって、今の職場にとどまるべきか、環境を変えるべきか、より自分にとって納得のいく選択が見えてくるはずです。自分にとって本当に合う働き方や人との距離感を、少しずつでも探っていけると良いですね。
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Q
- 職場で孤立しても気にしないほうが良いですか?
- あなた自身が、仕事をするうえで特に支障を感じていないのであれば、無理に周囲とのかかわり方を変えようとしすぎる必要はないと思います。 たとえば、仕事に関する相談ができないとか、必要な情報がまわってこないなど、業務に支障が出ているのであれば対応を考える必要がありますが、相談内容を見る限りそういった状況ではなさそうですね。 「協調性がないと評価されるのでは」という不安についても、確かに将来的に周囲との連携が必要な立場や、人をまとめるポジションに就く場合には、影響が出る可能性もゼロではありません。 ただ、今の仕事でしっかり成果を出せているのであれば、それだけでも十分に評価される力を持っているということです。 周囲となじめなくても仕事で信頼を得ることはできる 周囲と雑談をしたり、輪に入ったりできることが協調性のすべてではありませんし、雑談の輪に加われないことと仕事上で信頼されないことはイコールではありません。 今後もし「もう少し人とかかわる仕事にも挑戦してみたい」と思うときが来たら、そのときに必要なスキルの一つとして取り組んでいけばいいのです。それまでは、これまで通り集中して仕事に向き合っていけば良いと思います。
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Q
- 就活の面接で志望動機はどれくらいの長さが適切ですか?
- 一度に話す量という意味では、相手が「まだ話すのか」と思わない程度の、30秒〜1分前後が適切でしょう。 大切なのは、一度にすべてを伝え切ろうとしないことです。面接官とのラリー、つまり対話の回数を増やすことが重要です。 いくら完璧にまとめて結論から話したとしても、話す量が多くなると聞いている人は疲れてしまいます。 たとえば、「私の志望動機はこうです。なぜならこうこうこうだからです」というように、まず短く1分程度で区切ります。 そうすれば、相手が「では、ここは具体的にどうなのですか?」と質問してくるでしょう。 このラリーを増やすことが非常に重要です。そのためには、結論から話すことを意識し、適切なところで話を区切るようにしてください。 言いたいことすべてをそこで言い切る必要はありません。 結論から話す際のポイントは、一言で言い切ることです。結論から話すことを誤解している人が多いのですが、結論が入っている文章全体を話すと思われがちです。 そうではなく、まず最初に「私の良いところはこういうことです」と、句読点(。)で言い切る形でスタートするのです。 面接官との対話で深掘りを目指そう! 結論から伝える訓練は必要 結論から話すことを言い換えるならば、一言でまず言い切ることからスタートするということです。これはよくある間違いです。 時系列で話して最後に結論を話すのは日常会話の延長です。よくあるのが、句読点がなく一文が長いパターンです。これは意識しないとそうなってしまいます。 次に話すことが決まっていないのに、「〇〇なので」と最後につなげてしまうと、話が途切れて困ってしまうことがあります。 たとえば、「私がこの会社を選んだ理由は、こうこうこうでこういうところが良かったからなので……」のように、「なので」でつなぐ必要はあまりないかもしれません。 「〇〇からです」で切ればそれで終わるのに、次の言葉が決まっていないのに流れで「なので」とつけがちです。練習のときに、言い切ることを意識して慣れると良いでしょう。 そもそも日本語は結論から話す言語ではないので、難しいと感じるかもしれません。 日本語は普段からこのように話さないため、訓練しないと結論から話す話し方は身に付きません。 これは英語や中国語などのラテン系の言語の話し方に近いですね。訓練しなければ身に付かないものです。
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Q
- 就活の面接でよく聞かれる定番の質問には何がありますか?
- 就職活動を始めるにあたり、よく聞かれる定番質問として、まず3つの準備が必要です。 「自己PRを教えてください。」「志望動機を教えてください。」「学生時代に頑張ったことを教えてください(ガクチカ)。」 これら3つの質問は、ほぼ確実に聞かれるため、必ず準備しておきましょう。これらは鉄板ともいわれる質問なので、しっかりと対策しておくべきです。 これらの質問は、たとえ聞かれなかったとしても、自己分析を進めるうえでの基礎となりますので、やっておいて損はありません。 面接はテストではなく自分のことを伝える場! 深く自己分析すれば対応可能 次に、一般的な質問以外の、聞かれる頻度は少ないものの重要な質問を押さえておきたいという意見についてです。 質問者の方は、まるでテスト対策のように「先生が出す質問に対して正解を答えられるように準備する」というイメージをお持ちではないでしょうか。 しかし、面接は出された質問に正解を出すものではありません。面接はテストとはまったく異なります。 そのため、聞かれる頻度は多くないですが、重要な質問は多岐にわたります。 一次面接では先ほど挙げた3つの質問がよく聞かれますが、役員面接や社長面接になると、そのときの会話の流れによって質問内容がまったく予想できません。 聞かれる質問すべてを網羅しようとすると膨大な時間がかかりますし、それはあまり効果的ではありません。 それよりも、自分自身を深く理解すること、つまり自己理解を深めることに時間を使いましょう。 そうすれば、結局自分自身のことについて聞かれるので、どんなことを聞かれてもスムーズに答えられます。 具体的に何を深めるかというと、「どのような生き方をしたいか」「自身の価値観は何か」「どのような働き方をしたいか」といったことです。 これらが自己PR、志望動機、ガクチカといった形で消化されますが、結局聞かれるのはこれら本質的な部分です。 したがって、まずは自己PR、志望動機、ガクチカの3つを準備し、そのうえで自己理解を深めてください。 そうすることで、どんな質問が来てもスムーズに答えられるようになります。
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Q
- 自己分析がうまくできない原因は何なのでしょうか?
- 「やってもやっても深まらない」と感じている人は、深めるのを途中で止めてしまっている可能性があります。 そこからが自己分析だ、というところで止めてしまっているのです。なぜなら、自分自身のメンタルブロックがあるからではないかと思われます。 「しっくりこない」「誰でもいえることじゃない」と思ってしまうことで、そこからさらに一段深く掘り下げるはずなのに、そこで止めているからモヤモヤしているのかもしれません。 たとえば、「粘り強い」「チャレンジ精神がある」といった抽象的な表現は、ほかの人とかぶることが多いです。 コミュニケーション能力がある、フットワークが軽いといったものも同様です。 しかし、「誰でもいえることじゃない」というのは、そうかもしれません。そこにまつわるエピソードこそが、その人らしさなのです。 自分なりのエピソードが出てくれば問題ない! 背景・理由を考えていこう したがって、自分の自己PRの最初のラベリングの部分は、多少かぶるのは当たり前です。自分なりのエピソードがそこで出てくれば問題ありません。 たとえば、「呪術廻戦が好き」という人はたくさんいるでしょう。しかし、好きな理由やポイントは人それぞれではありませんか? 「キャラクターが好き」という人もいれば、「ストーリーが好き」「絵柄が好き」という人もいるでしょう。それがその人らしさなのです。 「呪術廻戦が好き」とほかの人もいっているからといって、「自分なんて……」とはなりませんよね。その理由やエピソードで、その人らしさを出すものです。 ですから、そこで自己分析を止めてしまわないでください。ちゃんと理由を考えていけば、自分らしさが出ます。
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Q
- 理系のGPA平均を教えてください! 就活への影響ってありますか?
- GPAが2.8とのことですが、全体の中では「平均的」といった印象です。決して悪い数字ではありませんが、ESなどで数字そのものをアピールするには3.5以上は欲しいところです。 GPAは全科目の平均です。得意科目や特に力を入れた科目もあれば、逆にあまり興味が湧かなかったものや苦労した科目もあるでしょう。あなたの場合、それらをすべて平均させた数字よりも、「何を、どのように頑張ったか」を語る方が効果的なガクチカになると思います。 たとえば、質問者さんが書かれている「教授に質問した」「セミナーに参加した」などの行動は、それ自体がとても良い材料になります。これらの中から一つに絞って、「こういう背景があって」「こう考え」「こう行動した」という流れで説明すると、ガクチカとしてしっかりアピールできると思いますよ。 GPAのスコアだけでなくそこまでのプロセスを語れるように準備しよう ガクチカで大事なのは、「あれもこれもやりました」ではなく、「このことを、こう考えて工夫してやり抜きました」と一つのことを深掘りすることです。 具体的なエピソードはその人の特徴を効果的に伝え、面接官の印象に残りやすいものです。学業の中で「特にこういうことを、このように頑張った」という形で焦点を絞ったアピールを意識してみてください。
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Q
- 文系のGPA平均っていくつですか?
- GPAの平均は、文系であればおおよそ2.4〜2.8くらいと言われています。あなたのGPAは2.2とのことなので、成績だけを見ると平均よりやや下回っていると言えるかもしれません。 ただし、GPAの数字がそのまま就職活動の合否や人材評価に直結するかというと、必ずしもそうとは限りません。 あなたは「サークル活動を頑張っていた」と書いています。そういった取り組みの中で得た経験や学び、成長したことがあるなら、それを自己PRやガクチカとしてしっかり伝えることのほうが、実際の選考では効果的です。 特に文系の場合、理系に比べると学業の内容が業務に直結することはそこまで多くないので、GPA以外の活動をどう語るかが非常に大事になります。 GPAが高いだけではアピールとしてもの足りないかも 一方「GPAが高ければ課外活動をしていなくても評価されるのか?」という問いには、「それだけでは足りない」と言えます。 GPAの数字が高い「だけ」では、魅力的な人材という印象になりません。どうやってその成績を維持したのか、何を考えて取り組んだのか、その裏にある姿勢や工夫まで伝えて初めてアピールになります。 あなたは、これまでの学生生活の中で努力したことがあるようですから、そこを深堀りしてみてください。 大切なのは、どうしてそれに力を注いだのか、そこから何を学び、どう自分が成長したのかを、自分の言葉で語れるようにすることです。
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Q
- 理系の就活費用はどれくらいかかりますか?
- 「理系の就活費用」とのことですが、理系か文系かで就活の費用に差はありません。ただ、理系の大学院生などは研究室からの推薦があると短期間で就活が終わることもあり、結果的に費用が低く抑えられることはあります。 ただしそれはあくまで結果論であって、そもそも理系だから、文系だからということで発生する費用に違いはないと考えてください。一般的に、就活に必要な費用は7万〜10万程度と言われます。 最もお金がかかるのがスーツ・鞄などの被服費、そして企業までの交通費です。そのほかにも、証明写真・宿泊費・書籍代などにお金がかかります。 スーツは2万〜5万くらいが相場ですが、ものによっては1万円台に抑えることも可能です。靴と鞄もピンキリですが、それぞれ5,000〜1万円くらいの幅で見積もっておくといいかと思います。 交通費はかなり幅がありますが、5〜7万円くらいかかることが多いです。飛行機や新幹線を使えば往復2〜3万円くらいはかかりますが、夜行バスなどを利用することでグッと抑えることも可能です。 交通費は、住んでいる場所と、どこにエントリーするかによって大きく変わるので、もし質問者さんが地方都市に住んでいて都心部での就職を考えているのであれば、交通費は多少余裕を持って見ておく方がいいかもしれませんね。 研究との両立を意識して早めに準備すれば費用も抑えられる! 就活にかける期間が長くなればなるほど費用は膨らんでいきます。 もちろん、費用を抑えることを第一目的とするのはおすすめできませんが、しっかり準備すればするほど、短期間で就活を終えられる確率は高まります。 質問者さんは理系で、研究との両立も気になるとのこと。余裕を持ったスケジュールで準備を進めることが、結果的に就活にかかる費用を抑え、かつ研究との両立にもつながるので、ぜひ早めに準備をスタートさせることをおすすめします。
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Q
- 2026卒の就活はいつから始めるべきですか?
- 2026年に卒業予定なのですね。 はじめに結論をお伝えすると自己分析に真っ先に取り組むことです。具体的には、自分がどんな業界に興味があるのか、自分の得意なことは何か、といったことをひとまずでいいので言葉にしてみることです。 就活スケジュールとして基本的には夏のインターンに参加することからスタートするのが一般的です。夏インターンに参加しようとすると、エントリー先をどこにするかを先に決めないといけません。 そのためには「自分は何をしたいんだろう」という、自分自身の思いとぶつかることになります。ここが最初のハードルです。「インターンに参加しないといけないのはわかるが、そもそもどこのインターンに参加すればいいか選べない……」という状態です。 エントリー先を選べないと、そのままタイミングを逃し、秋〜冬のインターンを探すことになります。しかし結局そこでも同じ選択を迫られるわけです。 インターン先を選ぶためには自分が何に興味があるのかわかっていない前にはなかなか進めません。一方で、ここを突破してしまえば、就活はかなりスムーズに進んでいきます。 効率よく動きたいなら、まずは自己分析からはじめよう なるべく効率的に就活を進めたいのなら、まずは自己分析をに手をつけることです。一見遠回りなように見えますが結果的にこれが一番です。 自己分析は過去も多くの就活生が悩んできたので、さまざまなツールやサポート手段が揃っています。たとえば、ネット上で無料の自己分析ツールはたくさんありますし、就活エージェントでも無料で自己分析サポートをしてくれます。 こういった外部のリソースをうまく活用しながら自己分析を進め、自分が進みたい方向を明らかにしましょう。就活を進めるなかで「やっぱりこっちの方が面白そうだ」と考えが変わることはよくあります。 しかし、それも最初の方向づけがあるからこそ「こっちじゃなかった」と判断できるのです。何より自己分析を通して「こっちに興味があるかも」と思えると、エントリーするなど行動を起こしやすくなるのが大きなメリットです。 自己分析は就活のすべての動きのスタートになる最も重要なアクションの一つなので、ぜひ早めに取り組んでいきましょう。