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Q
- 心理学を活かして高収入を得られる仕事はありますか?
- 一般的に、公認心理士や認定心理士で年収300〜400万円。家庭裁判所調査官で400〜550万円。法務技官では、500〜700万円程度の年収が期待できます。 一方で心理学者は、1,000万円以上の年収を得ることも可能です。ただし、かなりの狭き門ではあるため、経験や実績を問われることは言うまでもありません。 ですが、それはどの業界でも変わりません。高い年収を得るためには、プラスαの努力が必要です。 また、心理学の知識やスキルを活かして民間企業で高収入を目指す場合には、産業カウンセラーや人事労務、コンサルティングなどの分野が有力です。 特に産業カウンセラーは、企業のメンタルヘルスケアやキャリア支援に携わるため、高いスキルや経験が求められることから、年収も高くなる傾向にあります。 専門性を磨けば心理学の知識も高収入に変えられる いずれのケースにおいても、他者と同じ実力で高収入を実現するのは難しいと思われます。自分の得意分野を見つけて専門性を極めることで、キャリアアップも収入アップも叶いやすくなるでしょう。 心理系の職務は、人の役に立てる素晴らしい仕事です。ぜひ、あなたの専門性を活かして、高収入と社会貢献を両立してください。
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Q
- どうしても努力ができないのはなぜでしょうか?
- 努力ができないのには、2つの原因が考えられます。 1つ目は、過去に原因があるパターンです。 過去に頑張ったけど報われなかった体験がある場合、頑張ることを無意識に避けてしまうことがあります。なぜなら、再び傷つきたくないという心理が働くからです。 その場合、そのことを認め、自身に「つらかったね」と声をかけてあげてください。そのうえで、「もう一度、一緒にチャレンジしてみようか?」と、自分の内側にいる過去の自分に話しかけましょう。 これは、心理学用語でインナーチャイルドといいます。幼少期に経験した感情やトラウマが、大人になっても心の奥底に残り、現在の行動や感情に影響を与えるとされているのです。 インナーチャイルドを理解し癒すことで、現代の問題が快方に向かうことがあります。 また、幼い頃の記憶であるがゆえに、本人に自覚が無いこともあるでしょう。その際は、両親など周りの人の協力を仰ぐと良いと思います。 専門家のサポートが必要な場合もある! 自分を責めないことが大切 2つ目は、心意的な疾病を持っているというパターンです。この場合は、専門医の受診が必要となります。 医療機関の診断書があれば、特別枠での就職も可能です。もし、一般的な生活に難しさを感じているのであれば、一度テストだけでも受けてみると良いでしょう。 あまり自身のことを責めずに、考えられる解決方法を試してみてください。
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Q
- 30代、転職活動がうまくいきません。
- 30代の転職活動、これまでの経験やスキルがあるにもかかわらず、うまくいかないと焦りや不安が募りますよね。 そんなときは、一度立ち止まり、自身の活動を「①アプローチ方法」「②アピール内容」「③メンタリティ」という3つの視点から見直してみることが、突破口につながります。 まず、面接での「アプローチ方法」です。 新卒や20代の就職は、ポテンシャル採用といって、将来的な可能性への期待値から内定を出すことが多い傾向にあります。そのため、やる気をアピールすることで、多少の技量不足はクリアといったケースも見受けられるでしょう。 一方で、30代の転職となると、企業から求められるものがまったく違ったものとなるのが大きな特徴です。 20代の面接は、応募者のやる気を企業側が聞く場となりますが、30代の面接は、企業側の求めるものを応募者が聞く場となります。 そのため、自身の思いや考えばかりを述べてしまうと、不採用になりやすいといえるでしょう。まずは、面接が独りよがりなアプローチになっていないか再検討してみてください。 次に、「アピール内容」です。アプローチ方法のところで、20代はポテンシャル採用だとお伝えしました。 では、30代の採用にあたって企業側は何を求めているのでしょうか? それは、即戦力とリーダーシップです。 そのため、20代で作成したままの履歴書や職務経歴書と同様の書き方では、十分に魅力を伝えることができません。 30代の書類作成には、「前職で何を得たのか」「どのような実績をあげてきたのか」「その経歴をどう活かすのか」を明記することが重要です。 具体的な数値実績を記載し、その内容について面接で詳細を伝えるような組み立てにしていきましょう。 面接では自信のある表情でハキハキとアピール! メンタルを整えて臨もう 最後に、最も見落としがちな「メンタリティ」です。 書類選考は通ったのに最終面接で落ちるといった場合、メンタリティに問題があるケースが考えられます。おもな原因は下記の2つです。 ・自己肯定感や自己効力感の低下 ・他者比較 自己肯定感と自己効力感は、厳密にはまったく異なるものですが、こちらでは詳細説明を割愛します。どちらにも共通していることは、自分に対する価値観という点です。 度重なる不採用に、現在は自分自身への不信感が生まれてしまっている状態であることが考えられます。そして面接の際に、その自信の無さが滲み出てしまっている可能性があるでしょう。 他社比較もメンタリティに影響を与えます。周りの同年代など、他者との比較は人を卑屈にさせるのです。その劣等感も、面接官は敏感に察知します。 企業側は、自信のない人にリーダーを任せるわけにいきませんし、メンタルが弱い人には即戦力として責任のある仕事を任せたいとは思いません。 そのため30代の転職成功には、何よりもメンタルを整えることが大切となります。 ぜひ、他者との比較ではなく、自身の強みやこれまでの経歴を改めて棚卸し、新たなチャレンジに臨んでみてください。
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Q
- ものづくりを仕事にするにはどうすれば?
- 「ものづくり」は、日本の技術を活かせる素晴らしい仕事だと思います。小さい頃からものづくりが好きで、将来はそれらにかかわる仕事に就きたいと考えているとのこと、とても素敵な志ですね。 一言で「ものづくり」と言っても、実はさまざまなかかわり方があります。大きく分けると、「クリエイティブ」「制作」「マーケティング」という3つの分野に整理できるので、一つずつ見ていきましょう。 まず一つ目は、自身が作り手となる「クリエイティブ」の分野です。これは、デザイナーや作家のように、クリエイターとして世に新しい作品を生み出していく仕事になります。 専門性が高く、いわゆる「狭き門」ではありますが、まさに「ものづくり」の醍醐味を味わえる、少数精鋭の世界といえるでしょう。 二つ目は、製品が形になるまでを担う「制作」の分野です。こちらは「ものづくり」業界の大部分を占めていて、質問にもあった研究開発や設計、製造、品質管理など、非常に多岐にわたる職種が含まれます。 そして三つ目が、製品を届ける「マーケティング」の分野です。「ものづくり」は、製品がそれを必要とする人の手に届いて初めて完成します。 そのため、直接製品に触れることはなくても、営業や広報、販売戦略などを通じて作り手を支え、製品の価値を世に広める仕事も、この業界の重要な一部なのです。 分野の違いを理解することが大切! 自己分析を丁寧に このように、大分類でも3カテゴリーあるため、準備しておくことや取得すべき資格などは、進路を決定してからの選択となります。 あえて言うのであれば、上記に共通して有効なのは、色彩関連の資格です。 作品を生み出すクリエイターはもちろんのこと、設計段階でもマーケティングでも、ものがある限り色彩も存在します。そのため、色彩の知識は取得しておくと良いものの一つといえるでしょう。 ほかの準備や資格については、進路により大きく異なります。まずは自己分析を進め、自身の強み、関心、価値観について、徹底的に内観してみてください。 それらのステップを踏むことで、自ずと進むべき道や、すべきことが見えてくると思います。 ものづくりは、とても素敵な仕事です。ぜひ、自身の資質や個性を存分に活かせる進路を見つけてみてください。
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Q
- Webインターンシップのグループワークでは何をするのですか?
- インターンのグループワークは、いろいろな種類があって、どう振る舞えば良いか迷いますよね。大きく分けると、おもに3つのタイプがあるので、それぞれの特徴と評価のポイントを知って、自信を持って臨みましょう。 まず一つ目は、成果物を作成する「作業型グループワーク」があります。こちらのワークの特徴は、グループメンバーと特定の作業をして成果物を作成することです。 「限られた時間のなかで精度の高いアウトプット作業を完結させることができるか」といったことを判断されます。 成果物の質が高ければそれに応じて評価されますが、質そのものに加え、完成までのプロセスが重要視される点に注意が必要です。 二つ目は、議論し、結論を発表する「プレゼン型グループワーク」です。グループごとに与えられたテーマについて議論し、導き出した結論をプレゼンします。 そのため、こちらのワークの特徴は、ディスカッションが中心となる点です。 プレゼン型グループワークでは、自分のアイデアが採用されるかどうかが目的ではありません。 目立った発言をしていなくても、書記や進行役、資料検索など、グループに協力しスムーズな話し合いに貢献できていれば高評価につながります。 そして、三つ目は、チームで競い合う「ゲーム型グループワーク」です。こちらのワークの特徴は、グループ間で競い合う形式がとられます。 もちろん勝敗という数値結果も大事なのですが、重要視されるのはゲームに取り組む姿勢やゲーム中の行動などです。 それにより、コミュニケーション能力、協調性、積極性といった個性を見られます。 また、ゲームという特性上、素が出やすいといった特徴もあります。そのため、素直さや思考の柔軟性といった日常的な部分が露呈する可能性がある点が大きな特徴です。 グループワークで大切なのは他社の尊重! 日常生活のなかで身に付けよう 準備と心構えについては、付け焼き刃では十分な結果を残せないこともあるでしょう。 日頃から、他者を思いやり尊重することを心掛けることで、自然と魅力的な人物像を印象付ける振る舞いができるようになります。 グループワークが、素敵な社会人への第一歩となるよう取り組んでみてください。
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Q
- 商社の一般職はお嬢様が多いって本当ですか?
- 「商社の一般職はお嬢様が多い」という印象は確かにあります。ですが、それはひと昔前のことです。現在では、以前と比べ門戸が広がりつつあります。 商社の採用に偏りがあるという情報の背景には、縁故入社があります。 商社は、国内外の企業や個人を繋ぐことを職務とするため、○○さんのご子息や△△さんのご令嬢といった人物が、先方からの信頼を得やすいといった理由から血縁者などの入職が好まれる傾向にあったのです。 しかし、近年減少傾向にあります。そのため、一般家庭で育ったからといって就職で不利になることはありません。 正当に評価してもらえる企業を見極めて就職活動をしよう とはいえ、完全に廃止されているわけではありません。今でも、根強く縁故採用が残っている企業も一部見受けられます。 上記のことから、同族経営が色濃く残っている企業があることも念頭に置き、就職活動を進める必要があるでしょう。 また、縁故採用と似て非なるものに、リファラル採用があります。縁故採用が血縁を重んじるものである一方で、リファラル採用は社員の紹介による採用活動です。 こちらは、紹介者の評価に基づいて人材を判断することが重視されるため、縁故採用よりも公平性が高いとされています。ただし、この場合も幼い頃から英才教育を受けてきた富裕層の知的水準が高評価となることが考えられます。 このように、商社には一定数、お嬢様が多数在籍する要素があるということは事実です。ですが、血縁にとらわれず、正当な評価制度を設けている企業も多数あります。ぜひ、自分の生まれた家庭に自信を持って、就職活動を進めてください。
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Q
- 実習の自己PRが思いつきません。
- 看護など、専門技術を必要とする自己PRの際は、通常それにちなんだ経験を列記します。ですが、業界経験がない場合、記入できる内容が無く、自己PRの作成に困ることがあるのではないかと思います。 そのようなときには、ポータブルスキルを活用するとよいでしょう。スキルには二種類あります。一つはテクニカルスキル、もう一方がポータブルスキルです。 テクニカルスキルは、その業界ならではのスキルを示します。たとえば、看護がそれにあたります。 一方で、ポータブルスキルは、どのような業界や業種であっても普遍的に強みとして持ち運びのできるスキルのことを示します。 専門技術でのエピソードが見当たらない場合には、このポータブルスキルのなかから、今後の職務に関連のありそうなものを選定して自己PRを作成します。 ポータブルスキルのおもなものには、論理的思考力、コミュニケーション能力、問題解決能力、プレゼンテーション能力などがあります。これは、看護の現場に限らず、アルバイトや学生時代のことでも差支えありません。 ポータブルスキルを活用して数値で伝わるエピソードを選ぼう このとき、具体的な数値を入れられるものを選ぶことがポイントです。なぜなら、人は数値化されたもののほうが、評価をしやすいからです。 これまでの経験を棚卸しして、数値化できる実績を探し、自己PR表を作成してみてください。
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Q
- 就活中親からのプレッシャーがきついです。どう乗り越えれば良いですか?
- 質問の文面から、あなたがとても大切に育てられてきたことが伝わってきました。だからこそ、親御さんにきつく当たることができず、苦しんでいるのではないかと感じます。 まず質問者さんに認識してほしいのは、ずっと助手席に座っているわけにはいかないという事実です。 今は、親御さんが健在なので、助言もサポートももらうことができます。しかし、順番からいけば、あなたのほうが命の時間が長いはずです。 社会に出るこのタイミングで、ハンドルを自分で握らないと、後で苦労をすることになります。親御さんには、上記の内容を自分の言葉で説明して、理解してもらいましょう。 親の干渉に悩むときこそ、自分の進路を自分で決める力が問われる それでも干渉がある場合は、定期的な報告を義務にしてしまうのも1つの手です。1週間ごとでも、10日に1回でも構いません。 家族皆が確認できるカレンダーに予定を書き込んで、期日がきたら進捗を報告します。 また、親御さんの望む結果にならなかったときのことを、心配しているようですが、親の引いたレールに乗って生きることは、あなたの本当の望みなのでしょうか。 もしそうであれば何ら問題はありません。今後も親御さんの意向に沿うように人生を歩んでいけば良いと思います。 しかし、今のあなたが親御さんの干渉をプレッシャーだと感じているのなら、あなたの本音は別のところにあるかもしれません。その場合は、自分が選んだ進路に自信を持ち、胸を張って報告すれば良いのです。 そのためには、あなたが乗りたい車を選び、色を決め、自分でハンドルを握ることの覚悟を持ってください。 あなたの人生はあなたのものです。後悔の無い人生を歩んでください。
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Q
- 面接ばかりで疲れました......。
- 連日の緊張は、さぞ疲労が蓄積することと思います。 新卒の就活は、多くの学生が数十社の選考を受ける場合もあるので、周りの就活生も、あなたと同じように限界を感じながら現状に立ち向かっているのでしょう。 就活を無事に乗り切るには、リフレッシュが大切です。心身の疲労を同時に解消してくれるものとして、運動と入浴があります。 私は国家資格キャリアコンサルタントとして、企業からの案件依頼のほか、自身の書籍も出版しているため、1日に何万文字も執筆します。そのため、頭のなかは常に文字でいっぱい、スケジュール帳も予定でいっぱいなのです。 だからこそ、週に2度、ジムと温泉に通うことは欠かせません。 忙しいなかでもジムに行き、思い切り筋肉を動かした後は、温泉に入ってリラックスする。そうすることで、心身ともにリラックスできています。翌日には、いつも以上にキーボードが軽快な音を奏でているので、効果は実証済みですよ。 しんどいときほどより自分を労わる時間に目を向けることが大切 質問者さんも、頑張っている自分へのご褒美として、温浴施設へ行ってみることから始めてみてはどうでしょうか。適度に体をリフレッシュすることで、また新たなパワーが湧いてきます。 つらいことに目を向ければ、それが現実になります。「しんどい」と感じたときほど、心地良いものに目を向ける。そのような習慣を身に付けることで、つらさは半減します。 ぜひ、リフレッシュを心掛けながら就活を乗り切ってください。
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Q
- 就活で面接を掛け持ちするのはマナー違反にならないですか?
- まず、就活で面接を掛け持ちすること自体は、マナー違反にはならないので安心してください。そのうえで、考えたいのはハプニングが起きたときのことです。 面接が予定通りに進むとは限りません。そのため、予想外の事態での対応によっては、合否が左右されることもあります。 また、メンタル的な側面からの懸念点もあります。一度に複数のことを実行しようとすると、どうしても片手落ちになりやすい傾向にあることは否めません。 具体例として、1社目の面接が長引いた際に、この後面接する2社目のことが頭をかすめてしまう、といった状態が想定されます。 これは、午前中にAさんとデートをしているときに、午後に会うBさんのことを考えてしまう、といった状態に似ていますね。これでは、どちらと過ごす時間も中途半端になってしまいかねません。 ハプニングと集中力の両面に備えつつ、面接ごとの準備を徹底しよう このような点からも、就活は、できるだけそれぞれに面接日を設けて一球入魂できるのが理想的です。もし、企業側の要望により、どうしても同日面接が回避できない場合には、不意のハプニングを想定する必要があります。 掛け持ちをする2つの面接の時間に十分に余裕を持たせてスケジューリングをしましょう。 また、スケジュール管理の効率化には、書き出すことがもっとも有効です。 私自身も、企業からの執筆依頼や自身の著書執筆など、複数の業務を同時進行しています。そのため、電子ツールを使用したスケジュール帳のほかに、ノートや付箋、ホワイトボードなどを活用してスケジュール管理をしています。 先日、年商10億超えの代表取締役社長とお話をさせていただいた際に、スケジュール管理について同様の見解をお持ちでしたので、効果は折り紙つきです。ぜひ、試してみてください。