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Q
- 就活生です。8月まで内定なしだとまずいですか?
- 周りの友人がどんどん就活を終えていくなかで、自身は8月まで内定なしだと焦る気持ちがつのることと思います。ですが、ここはまず落ち着きましょう。 市場の動きとして、8月以降は内定辞退者が多くなる傾向にあり、それにともなう追加募集をかける企業があります。そのため、希望する業界や企業の情報を常にリサーチしておくことが大切です。 企業の視点にも立って十分な自己分析をおこなおう また、チャンスとあらば、素早くアクションを起こすことも必要です。そのためには、日頃より分析をしっかりおこなっておくことが何よりも重要となります。 特に、自己分析なくしては、合格への道は険しいと言わざるを得ません。 企業の面接担当者は、膨大な数の応募者の面接をします。そのため、ありきたりのプロフィールでは、心に残らないというのが実情です。 「なぜ通過に至らないのか?」といった企業側の視点と、「自分の強みは何か?」といった応募者側の視点の双方に立つことで、新たなアピールポイントを発見できる場合があります。 ぜひ自己分析を深め、あなたの魅力が存分に伝わるような書類作成と面接にトライしてみてください。
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Q
- 仕事が決まらない状況が続き、うつ気味です。どうすれば脱却できますか?
- なかなか仕事が決まらず、自分への無価値感で精神的に落ち込んでしまう気持ち、とてもよくわかります。 まず、お伝えしたいのは、不採用は人格否定ではないということです。書類選考で何度も落ちたり、最終面接で不採用になったりするたびに、「ダメ」という烙印を押されたような気持ちになってしまうと思いますが、決してそうではないのです。 以前一緒に仕事をしていた人は、50社ほど書類を送り選考を通過したのは1割程度で、結局、最終面接には合格しなかったと言っていましたね。その後、現在の企業と出会い、今はキャリア支援の仕事をしています。 その人の印象は、誰よりも優しく、誰よりも熱意を持って仕事に臨んでいるというものです。私も、幾度となく力添えをいただきました。 無理は禁物! 自分のペースで就活にチャレンジしよう なかなか仕事が決まらないと落ち込んでしまうのは無理からぬことと思いますが、その分決まったときの喜びもひとしおだと思います。 きっといつか、今の苦しい思いや悔しい思いが役に立つ瞬間が訪れるはずです。そのときを信じて、無理のない範囲でチャレンジを続けてほしいと思います。 質問者さんが、天職と出会えるよう願っています。
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Q
- 就活っていつからいつまでやるんですか?
- 一般的には、大学3年生の3月から就活をスタートするとされています。 以前は、大学4年生になってから開始するケースが多かったのですが、近年は3年生のうちに内定を獲得する学生が増えてきました。理由としては、就職活動の早期化とインターンシップ直結採用が定着してきたためといわれています。 就活の終わりは、内定を獲得したタイミングとなります。企業側の採用期間は定員に達するまでです。 インターンシップなどを皮切りに、学生とコミュニケーションを取り、優秀な人材の獲得に努めます。 採用人数に達したことで、早い段階で採用活動がストップとなる企業がある一方で、8月以降の内定辞退者への欠員募集対応や、通年募集を継続する企業もあります。そのため、採用期間については企業ごとに異なるので、「この時期」といった明確な終了時期はありません。 通常通り就活を進めるのであれば、一般的な就職活動開始時期にあたる、大学3年生の3月からスタートするのがよいでしょう。 早期スタートと継続的な準備が希望の内定につながる 希望の企業に就職するためには、事前準備が欠かせません。企業のリサーチ、自己分析などを早期におこない、ガクチカの実績を積み上げておくことも大切です。 直前になって慌ててしまわぬよう、早め早めの準備がおすすめです。
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Q
- 面接の手応えが最悪でした......。
- 面接の手応えが最悪で自分を責め、落ち込んでしまい、さぞつらいことと思います。そのようななかで今後同じような経験をしないための対策方法や気持ちの切り替え方へ気持ちを向けられていることは、素晴らしいことです。 まずは、そのようなモチベーションをキープできている自分自身を、十分に褒めてあげてください。 徹底した準備とメンタル管理で次こそは自信を持って臨んで合格につなげよう では、面接がうまくいかなかった原因についてですが、情報・準備・メンタル管理の3点が考えられます。 面接の際に、的外れなことを回答してしまうときは、情報不足がおもな原因です。企業リサーチが十分であれば、職務に適した受け答えができるはずだと思います。 こうした情報不足には、質と量の双方からのアプローチが必要です。量をたくさん集めても、焦点がズレていれば質が低い分析になってしまいます。 また、膨大な量のリサーチをしても、自分の言葉で言語化できなければ他者には伝わりづらいといえるのです。適切な質と量を担保した情報収集をおこなうことで、面接での的外れな回答を回避できます。 また面接の成功には、シミュレーションがもっとも重要です。 一問一答のような形で、面接官からの質問と自身の回答を想定し、Q&Aの一覧表を作成してみましょう。それを元に、何度も繰り返しシミュレーションをおこないます。 面接のシミュレーションをおこなう際は、その様子を録画するとより効果的です。後で動画を見直すことで、自分がどのような話し方で、どこで詰まっているのかを確認できます。 頭の中で質問と答えを想像しただけでは、実力を発揮するのは難しいでしょう。地道な前準備があってこそ、本番で120%の魅力を発揮できるようになります。 スポーツ選手がそうであるように、本番で輝く選手は圧倒的な練習量だと聞きます。「もうこれ以上できることは何もない!」というところまで、準備を進められたら次はきっと大丈夫です。 気持ちを切り替えて次のチャンスを掴んでください。応援しています!
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Q
- 向上心がないと幸せになれませんか?
- 「何を幸せだと思うか」は、人それぞれです。多くの人は、仕事での昇進や昇給を目指し、達成することに喜びを感じます。しかし、必ずしもそうでなくとも良いのではないでしょうか。 実例として、私の体験談を共有します。2018年に、沖縄であるセミナーに参加したときのことです。 ビジネス系の勉強会だったことから目標を披露する際に、皆さんの口からは、「年収1,000万円」「月収100万円」「事業の成功」など、お金にまつわる宣言がたくさん飛び交いました。 私の順番になり、「旅をするように生き、暮らすように旅をする」と発表したところ、一瞬会場が静まりかえったのです。しかし、私は自分の生き方に自信を持っていたため、何1つ悪びれることなく、堂々とその場にいました。 すると、次の発表者からは、「私…月収100万円って書いたのですが、やっぱり世界中を旅して暮らしたいと思いました」と、心の底から叶えたいと思っていることを語り始める人が続出しました。 挙句には、「あの!先ほど年収1,000万円と言ったのですが、私も旅がしたいです!」と、前言撤回をする人まで出現したのです。 このことからもわかるように、人は皆幸せな時間を過ごしたいと願っています。 本当の望みに正直になれば、心から満たされる生き方が見えてくる 多くの人が昇進や昇給を目指すのは、お金があることによって自分のしてみたいことへチャレンジする機会を得たり、欲しいものを手に入れたりするチャンスが多いと感じているからです。つまり「本当の望みは別のところにある」といったケースが多いといえます。 このことからも、向上心がなくても幸せに生きることは可能です。ただし大きな望みを叶えたいのであれば、ほんの少し努力は必要になってきます。 しかし1番大切なのは、自分の気持ちに嘘をつかないことです。マイペースな自分を認め、堂々と生きていってほしいと思います。
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Q
- 新卒の仕事の辞め方を知りたいです。
- 「入社前に聞いていた仕事内容と実際の内容が大きく異なり」とありますが、社会人1年目でさぞ戸惑ったことと思います。それゆえに、疑問から不安、そして不満へとつながってしまったのではないでしょうか。 そのようなときに、まず試していただきたいのは、「なぜ?」に着目するということです。「なぜ、上司はこの業務を自分に当てがったのだろう?」「なぜ、この仕事を自分が担当する必要があるのだろう?」 これらを自分自身で考察するのです。答えが出た場合は、さらに深く内省をしましょう。答えが出なかった場合には、上長に相談をしてみましょう。 そうすることで、入社1年目の立場からは見えなかった見解を知ることができ、自分の甘えなのか否かも見えてくる可能性があります。 早めの退職相談が大切! 次のキャリアへの影響も考えて準備しよう もし、「もう相談する段階にない」「今すぐにでも辞めたい」という場合には、順を追って退職を進めましょう。 まずは、1〜3カ月前に直属の上司に伝えます。法律上は2週間前とされていますが、多くの場合に就業規則などで数カ月前と定めがあるはずです。 次いで、後任者への引継ぎなどがあればおこないます。上長への退職相談後は、概ね指示があるので、それに従う形で差支えないと思います。 なお、新卒で退職することによる今後のキャリアへの影響は、やはり大きいといわざるを得ません。なぜなら、新たな企業からも「不満があったらすぐに辞める人」として認識されかねないからです。 それを回避するには、転職の際にネガティブな退職理由を述べないことです。面接では、「新たなチャレンジをしたい」「そのために、早めの方向転換をしようと思い転職に踏み切った」とポジティブな志望動機を伝えるようにしましょう。 不満からの転職は、さらなる不満を招いてしまうことも多いのが実情です。ぜひ前向きな勤務の継続、または転職を目指してみてください。
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Q
- 生徒会の経験って就活でアピールになりますか?
- 就活の際、生徒会の経験は十分にアピールポイントになり得ます。役職を務めたのであれば、さらに有効だといえますね。 生徒会での経験を、昔の話だと採用担当者に感じさせないためには、直近の経験と絡めて伝えるのがおすすめです。 過去の実績に直近の経験を重ねて、成長ストーリーとして伝えよう 近々の出来事で、アピールできることがそれほどなくても問題ありません。 その際は、中高のエピソードを7割、そこに大学時代の実績を3割ほどプラスしてエピソードを作ります。その際は「これまでの経験から何を学び、どう成長し、それをどう活かせるか」まで伝えることが大切なポイントです。 たとえ中高の経験だとしても、今のあなたを創っている要素であることは、まがいもない事実だと思います。それらを入社後の仕事で活かし、活躍することを採用担当者にイメージしてもらうことは十分に可能です。 また、生徒会の経験はどのような業界でも活かせるポータブルスキルと、とらえて差し支えないと思われます。 そのため、「どのような職種や企業の就活で効果的なのか?」といった視点から企業を選ぶのではなく、自分軸を大切にして企業や業界の選定をおこなってみてください。 自分が望んでいるのは、どういった業界のどんな職種であるかに意識を向け、自己分析を進めることが大切です。 そのなかで、あなたの実績を活かすという逆説的な思考を持つことで、これまでの実績が過去の栄光にならず、再び輝きだしますよ。 ぜひ、自身の経験と強みを最大限に活かせるのはどんなシーンなのかに想像を巡らせ、就活を進めてください。
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Q
- やりたくない仕事への向き合い方がわかりません。
- やる気の出ない仕事に取り組むのはつらいものです。それらの解決には、いくつかのステップがあるので順を追って解説しますね。 ①自己分析 ・なぜ、今の仕事を好きになれないのか ・なぜ、好きになれない仕事に就いたのか ・なぜ、業務内容に興味を持てないのか ・なぜ、興味を持てない業務内容がある職種に応募し採用を受け入れたのか ②現状把握 ・今の仕事のどのような部分が好きになれないのか ・今の職務内容のどのような部分に興味を持てないと感じるのか ③解決方法 ・本当に辞めるわけにいかないのか ・辞めるための方法は何かないのか ・なぜ辞めるわけにいかないと感じるのか ・現職を退職した際の公的手当などはどのようなものがあるのか ④未来予想 ・仮に現職を辞めた場合に、次はどのような職種に就きたいのか ・新たな職場で現職と同じような無気力状態になる要因はないのか 前述した項目をノートに書き出してみてください。携帯電話やPCのメモ機能ではなく、ペンと紙を使うのがポイントです。 自己分析・現状把握・解決策・未来予想を順に整理してみよう ①と②は似通った質問と感じることもありますが、まったく別物です。①は「why」②は「what」から回答します。 これらの設問に向き合うことで、原因を明確化させることができるのです。 現在の勤務先にいながら解決できそうであれば、上司に相談するなどの対策を取ってみるのが良いと思います。逆に現職では解決が難しく、職業自体に問題がある場合は、転職をするのが賢明です。 年齢が高くなっても転職に成功している人は、たくさんいます。 自身の市場価値をリサーチし、収入アップやキャリアアップの見込みがあるようなら、異業界転職を視野に入れるのも選択肢の1つとして有効ではないでしょうか。
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Q
- 9月からインターンシップに参加するのは遅いですか?
- 部活に力を入れているとのこと、素晴らしいと思います。 9月からのインターン参加ですが、決して遅いということはないので安心してください。 ただし、夏と秋では内容や力を入れるべき箇所が違うため注意が必要です。 まずは目的について、夏は就活を始めたばかりの学生が、業界や企業を理解するための場であることが多いです。対して、秋は本選考につながる早期選考を意識した内容であることが多いです。 次に内容について、夏は企業説明会やワークショップ、グループディスカッションなど、情報収集や体験を重視する内容が多く、秋は企業研究や自己分析、面接練習など、就活本番に向けて実践的な内容が多いという特徴があります。 そして、選考の難易度においては、夏は参加のハードルが低い場合が多く、秋は参加希望者が多いこともあり、選考が厳しくなる傾向があるでしょう。 最後に、早期選考につながる可能性は、夏は確実性が低いのに対して、秋は可能性が高く、内定取得の可能性も高まってくるといえるでしょう。 企業ごとにインターンの内容を調べてから参加しよう 上記の違いから、秋インターンは就活を意識した内容が多く、早期選考につながりやすいという特徴があります。夏インターンとは異なり、就活本番に向けて実践的な内容を体験できるため、就活の準備を効率的に進めることができます。 一方で、秋インターンに参加する際は、選考が厳しくなる傾向があることに注意が必要です。 また、インターンの内容や選考基準は、企業によって異なります。準備を十分に整えてから参加するようにしましょう。
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Q
- 市役所の面接に行く予定ですが、市役所の呼び方は何が正解ですか?
- 一般的な企業面接では、「御社」や「貴社」を使用するシーンを見聞きしますが、市役所は行政という特殊な業態ゆえに表現に迷うことがあると思います。 おすすめの呼び方は、2つあります。 1つ目は、シンプルに「○○市」と表現する方法です。「○○市では、どのような取り組みをおこなっているのでしょうか?」といった具合に表現します。 2つ目は、少し形式ばった言い方です。話し言葉では「御庁(おんちょう)」、書き言葉では「貴庁(きちょう)」とする方法がこれにあたります。これは、市役所や区役所は官庁の1つであるという考え方からきています。 どちらでも差し支えないと思われますが、面接の際に緊張すると、言葉に詰まることも想定されます。自分にとって無理のない表現を使用するのがおすすめです。 書き言葉と話し言葉の混同には注意! 「貴○○」といった表現の使い方には十分に注意しましょう。本来「貴○○」は、書き言葉なので、面接の際は使用しません。 また、面接官は多数の応募者に対応します。そのため、付け焼き刃では簡単に見抜かれてしまいます。 落ち着いて面接にのぞめるよう、何度も面接シミュレーションを実施し、十分な準備をして当日を迎えましょう。