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Q
- キャリアプランとキャリアビジョンの違いは何ですか?
- キャリアプランとキャリアビジョンの違いは、短期目標と長期目標のようにとらえると、イメージしやすいと思います。 たとえば、収入面であれば「月収80万円」が短期目標。「年収1,000万円」が、長期目標となります。 直近でおこなう具体的なアクションがキャリアプランです。そして、数年先を見越した少しハードルの高い目標がキャリアビジョンです。 給与面で例を挙げましたが、面接やESでアピールする際は、業務内容について伝えます。 キャリアプランには、大学時代に学んできたことを活かして、入職後すぐに尽力できる内容を。キャリアビジョンでは、数年後にどのような存在へ成長を遂げ、どのような数値改善に貢献できているのかを想定して言語化します。 これらのプランやビジョンが明確であるほど、企業側は採用後の姿を想像しやすくなります。 キャリアプランは「強み」を、「キャリアビジョンは「関心」を軸に伝えよう キャリアプランを伝える際には、「自身の強み」をメインに伝えます。これは、今持っているものだからです。 キャリアビジョンは、関心について伝えるとよいでしょう。なぜなら、関心のあるものは、人から言われなくても率先して学ぶ傾向があるからです。併せて、価値観についても伝えられるとベストです。 企業とのマッチングには、価値観の共通認識が最も重要です。ここの親和性が低いと、入職してから「こんなはずじゃなかった」といった齟齬を感じやすくなります。 企業との相性も鑑みながら、プランとビジョンをまとめてみてください。
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Q
- 仕事をすぐ辞めたくなるのはなぜですか?
- 仕事を辞めたくなってしまう原因には、大きく分けて3つあります。 1つ目は仕事自体をしたくないというケースです。これはもう、仕事をしなくても生きていける方法を考えていくしかないので、一旦割愛します。 2つ目と3つ目は適職や天職に出会っていないということが考えられます。 この2点は、似て非なるものです。 適職は、自分ではそれほど大したことをしているわけではないのに、人の役に立てる仕事のことで、天職は自身の喜びや生きがいを伴うものだと私は考えています。 仕事をすぐ辞めたくなってしまうのは、このどちらにも該当していないからということが考えられます。その場合は、改めて自己分析をしてみることで、解決するケースが多いです。 自分が何を得意とし、何に価値観を感じ、何を幸せと感じるのか。これらを深堀りすることで、心に灯が燈る方をこれまで数多く見てきました。ぜひ、プロのコーチングを受けてみることをおすすめします。 自己分析で仕事における条件や得意・不得意を改めて見極めよう また、「理想と現実のギャップに気持ちがつかず、すぐ辞めたくなってしまいます」とありましたね。それも自己分析をすることで、「何は譲れなくて何には譲歩できるのか」が明確になるため、今後の仕事を模索する際の指針となるはずです。 一方で、時に理想と現実のギャップを埋めるには、ある程度の時間と努力が必要なこともあります。ギャップややりづらさを感じて落ち込んだり苦しんだりした経験が、後に花開き役に立つことがあるのです。 今悩んでいることは、いつか自分の背中を押す大切な経験となるはずです。ぜひ、未来のあなたのために、自己分析や自己内観を積極的におこなってみてください。
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Q
- 地元以外の保健師になりたい場合の志望動機の書き方を教えてください。
- 「地域の方々の温かさに触れ、街の雰囲気にも魅力を感じている」とのこと、素晴らしい志望動機だと思います。 保健師は地域に根ざした職業だからこそ、その土地やそこに住まう人々に魅力を感じているということが何よりも大切になります。 私も沖縄の離島や関西の温泉地など、出身地とは異なるさまざまな場所で働いてきました。どの土地でも人のご縁に恵まれ、涙の別れあり、今でも続く良いご縁もありといった状態です。 それはひとえに、質問をくださったあなたと同じように、その地域の方々や街の雰囲気に魅力を感じていたからにほかならないと思っています。 飾らない言葉でその地域への思いを伝えて信頼関係を築こう 地方の方々は、自分たちの土地へのリスペクトに敏感です。こちらがお高くとまれば、総好かんをくらいます。一方で、腹を割って懐に飛び込めば、ちゃんと受け入れてくれるのです。 沖縄を離れてから5年経ちますが、今でも毎年オジイからマンゴーが送られてきます。このように、その土地と人々を愛し、心を傾けたことは必ず誰かの目に留まります。 ぜひ、自信を持って「地域の方々の温かさに触れ、街の雰囲気にも魅力を感じている」と、先方に告げてみてください。 そして赴任が叶った際には、ぜひとも「ここが私の第2の地元です」と、伝えてみましょう。きっと、これまで以上に人々からの温かさを感じられることと思います。 願いが叶うよう、応援しています!
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Q
- 面接で不愉快な思いをした場合は、どのように対処すべきですか?
- 自分の未来を託す可能性もあったかもしれない企業で、そのような不愉快な思いをしたとのこと、さぞつらかったと思います。 まず、面接の場での対応ですが、高圧的な態度で質問する採用担当者は一定数います。その際は冷静に対応することが重要です。 こちらが弱気になると相手はどんどんつけ込んできます。必要なことに理路整然と答える、これがもっとも有効です。 また、プライベートなことに踏み込んだ質疑に関しては、今回の質問内容からはどのような問いかけがあったのかわからないため何ともいえないところですね。 仮に、結婚や恋愛のことについて聞かれたのであれば、早期退職されることを懸念しての質問だった可能性があります。 もちろん、面接で高圧的な態度をとるという、圧倒的に時代に則していない面接官のほうが大いに問題です。 しかし一方で、若い世代を採用する場合には、ライフステージの変化について尋ねるのも面接官の役割の1つだということも理解しておいてください。 入社前にミスマッチを見抜けたことは大きな収穫ととらえて切り替えよう 次に、気持ちの切り替えについてですが、まずは「入社前にわかって良かった」と、今回起きたこと自体を肯定的にとらえてみてはいかがでしょうか。 もし面接の際の担当者はとても良い人で、入社後に巡り合ったのがパワハラ上司だったら、と考えると、入社が決定する前に時代錯誤の人物が面接官をするような会社なのだとわかったことは、ラッキーだったといえるのです。 今後の行動に関しては、自分は「運が良かった」と思って次のアクションに臨んでみましょう。 会社に入ってから問題行動のある上司に悩まされ、精神を病んでしまう人も多くいます。事前にそれを回避できたあなたは、とても運の強い方です。ぜひ、自信を持って次に進んでください。
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Q
- 音楽業界への就職を成功させるにはどうしたら良いですか?
- 音楽など、技術を求められる業界への就職には、実績を示すポートフォリオが必要です。 奏者などの人前に出る職種であればもちろんのこと、作詞作曲やミキサーなどを扱うような表に出ない職種でも同様です。なぜなら、どのくらいの技量があって、どのような系統が得意なのかを明確化する必要があるからです。 私は、高校時代にバンドを組んでいた経験があります。そのとき、レコーディングを誰にミキシングしてもらうかで、楽曲が大きく印象を変えるのを目の当たりにしました。 この例のように、技術職の場合は誰がそれを担当するのかが、とても重要です。 数値化した実績とあなたらしさを武器に挑戦しよう そのため、あなただけの魅力を探し、あなたでなくてはならない理由も同時に見つけてください。あとは、それを媒体にまとめて、応募企業に提出できるようにするだけです。 現在は、YouTubeやInstagram、TikTokなど無料で配信できるものが多数あります。または、クラウドワークスやランサーズなどで案件を受注した実績をポートフォリオにするのも良いです。 いずれにしても、数値化した実績を提示できることが必須となります。私も未経験領域に挑戦し、倍率700倍を突破し就職が叶った経験があります。ぜひ、後に続いてください。応援しています!
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Q
- ソフトウェア業界とIT業界の違いは何ですか?
- ソフトウェア業界とIT業界の違いは、枠組みの大きさにあります。ソフトウェアは、ITの一部であり内包されています。 たとえば、飲食系の言葉に置き換えると、ITが和食というジャンルになり、ソフトウェアは刺身といったイメージですね。 IT業界のおもなカテゴリーには、次のようなものがあります。 ・パソコン、スマホなどのハードウェアメーカー ・ソフトウェア開発会社 ・インターネットサービスプロバイダー(ISP) ・通信会社 ・システムインテグレーター(SI) そしてソフトウェア業界のカテゴリーは以下の通りです。 ・OS開発会社(Windows、macOSなど) ・アプリケーション開発会社(Excel、Photoshopなど) ・Webアプリケーション開発会社 ・ゲーム開発会社 ・ソフトウェア保守会社 各分野で求められることをしっかり把握して自分に合う進路を見つけよう このように、一口にITといってもさまざまな分野があります。 私自身もIT業界に従事していた経験がありますが、医歯薬専門の企業だったため、それに準ずる国家資格を所有していることが入社の必須条件でした。 このように、応募書類を送る段階で、さまざまな条件をクリアすることが必要になるケースもあります。 しっかりとした情報収集をおこなって、自分にピッタリな業界選定をおこなってください。
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Q
- インターンシップに参加する前に準備するものはなんですか?
- 雰囲気や持ち物など、すべてが未開の地といった心境でしょう。参加にあたり、必要な準備と持ち物を順に解説していきます。 まずは、自己分析をおこないインターンに参加する目的を考えてみましょう。ここがフワッとしていると、なんとなく流されるままに参加といった状態となり十分な結果が得られない可能性があります。 自分はどのような人で、何のためにインターンシップを受けるのかを明確にしてから参加することがおすすめです。 次にインターンプログラムを確認したうえで選考対策を実施しましょう。 企業によってプログラムの内容が違います。グループディスカッションや面接など、事前に想定できる範囲でかまいません。 自分がどのような強み、価値観、関心を持っているのかを自己分析しまとめておくことで、「当日、何も力を発揮できなかった……」といった状態を回避できます。 参加企業と自身のマッチングポイントも合わせて考察しておくと、より効果的です。 質問内容も事前に準備が必須! インターンの内容に沿った質問を そして、ここまでで得た結果から、自己紹介と質問内容を考えます。ここまでが十分でない場合、参加するインターンとズレた内容となってしまう危険性があるため注意が必要です。 最後に、インターン時の持ち物を確認しておきましょう。 インターンの受付票、学生証、筆記用具、ノート、クリアファイル、スマートフォン、腕時計、スケジュール帳、印鑑、通帳(給与が発生するインターンの場合)などがおもな持ち物です。 参加するインターンによっては、給与が発生する場合があります。その際は、通帳も準備しましょう。また、交通費の支給がある場合は、印鑑が必要です。 このように企業によって異なるため、事前に確認をし、当日は忘れ物のないように準備しましょう。
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Q
- 公務員選考の履歴書の性格欄の書き方について教えてください。
- 公務員の仕事で最も重要視されるのは、正確性です。税金は、国民や市民から預かっているものであり、1円たりとも誤差は許されません。 「そのため、真面目さや責任感をアピールするのであれば、地道な作業にコツコツと取り組んだ実績なども合わせて伝えると良いです。 また、その際に周りの人たちと協力したエピソードがあれば、その経験も伝えましょう。短所を述べる際には、ポジティブな内容とセットにするのがポイントです。 たとえば、次のような構成です。 「私の短所は、新たな作業に時間を要することです。しかしその分、物事に慎重であり数値の正確性を担保した業務を遂行できます」 「私の短所は、心配性なところです。そのため、資料の提出前には何度も確認をおこないます。それにより、修正がなく完成度の高い企画書を共有することが可能です」 上記のように、弱点があるからこそ、より精度の高い業務ができることをアピールできれば、むしろ高評価に繋がる可能性が高いといえます。 「弱み」を裏返してあなただけの強みを見つけよう 実際、私も約3年ほど行政に在籍した経験があります。なかには、人とのコミュニケーションに苦手意識がある人もいました。しかし、むしろそこを強みに変換している人もいるのです。 「ポジティブ」×「ネガティブ」で、あなたならではの魅力をアピールしてみてください。
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Q
- 公務員面接で「何か質問はありますか?」と聞かれた場合、何を答えるのが良いでしょうか?
- 多くの場合、面接の最後には「何か質問はありますか?」という問いがあります。これは、ある意味では形式的なものといえます。 その意図は、「本当は質問をしたいのにできなかった」という応募者への配慮という観点からの声がけです。なぜなら、どうしても雇用側から応募者へ質問するといったパターンが多いからです。 一方で、採用側の選別という視点もあります。応募者が能動的なのか、受動的なのかという性質を見るというものです。これは、入職後に率先してリーダーシップを取れるのか、はたまた指示待ちなのかという特性を判断しています。 面接という緊張する場面で、自分から進んで関係構築をする人物なのか、相手の話にのる性質を持っているのかといったところは、今後のキャリア形成に大きく関係するからです。 そのため面接官は、各部署への適性も含め、応募者の資質を判断するために表題の質問をすることがあります。 関係構築をする気持ちで事前に質問を準備しよう 前述のことからもわかるように、「特にありません」と答えるよりは、小さなことでも質問を見つけ、「良い人間関係を構築するために」という意識を持って問いかけてみるとよいでしょう。 内容については、どのようなものでも差支えはありませんが、そこに至るまでの会話の流れを汲んで適切な質問をされることをおすすめします。 そのためには、事前にいくつかの会話パターンを想定しておくことが大切です。 心地よい人間関係は、相手を思いやる言葉のキャッチボールからはじまります。「この人と一緒に仕事をしてみたい!」と思ってもらえるような受け答えをできるよう、事前シミュレーションを存分におこない面接に臨んでください。
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Q
- 大学院生の就活はいつから始めるべきですか?
- 大学院を修了してからの就職はより専門性が高くなるため、企業とうまくマッチングすればスムーズな入職を見込めます。 開始時期については、大学院生として就活する場合、研究と両立する必要があるため修士1年生から計画的に取り組んでいくのがベストです。 スタートのタイミングとしては、修士1年生の4月がおすすめだといえます。 研究も就職活動も両立! 余裕あるスケジュールで 主なスケジュールは次の通り。 【Step1:修士1年生の4月〜】自己分析で自己理解を深める 【Step2:修士1年生の6月〜】業界・企業分析の実施、サマーインターンへの参加 【Step3:修士1年生の3月〜】選考エントリー 大学院生の就活には、推薦応募と自由応募があります。 どちらにもメリットやデメリットがありますが、共通していえるのはスケジュールに余裕を持って進めることが大切だということです。 「せっかく内定したのに留年してしまった!」といったことのないよう、研究と就活の両立を見据えたスケジューリングをしっかりとおこない、適切な取り組みをしましょう。