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Q
- 職場で馴染めない新人ですがどうすればいいでしょうか?
- 入社して間もない時期は、誰でも環境に慣れるまで時間がかかります。雑談の輪に入れない、会話がぎこちないと感じることは珍しいことではありません。 ですが、馴染めていないように見える時期が続いても、長いキャリア全体に大きな影響が出るわけではありません。仕事に向き合う姿勢が丁寧であれば、少しずつ周囲との関係も育ちます。 「積極的に」と言われても行動のイメージが湧きにくいときは、身の回りの小さな一歩から始めるのが有効です。 質問や軽い話題を通してコミュニケーション量が増えていく たとえば、日々の業務で気づいたことや分からないことを先輩に質問することも立派なコミュニケーションです。 質問される側は仕事の理解度をつかみやすくなり、自然と会話が生まれます。無理に雑談を増やさなくても、業務を通じて関係が築かれていくことは多くあるのです。 また、知識の幅を広げることは自信につながります。本やニュース、映画のような軽い話題でもかまいませんし、休日の過ごし方としてキャンプや散歩の話題でも十分です。自分の世界が少し広がると、会話の種が増えて自然とやりとりがしやすくなります。 話題作りを目的にするというより、自分の視野を少しずつ耕していくイメージが近いかもしれません。 時間を重ねることで関係性も深まっていく 馴染めない時期は、自分だけが取り残されているように感じやすいものです。 しかし、組織は時間とともに関係性が変わる環境です。短期間の空気感だけで自分の価値を決めつける必要はありません。 丁寧に仕事を覚え、分からない部分をまっすぐに言葉にしながら経験を重ねていけば、気がついた頃には周囲との距離が自然に縮まっています。焦りを手放し、自分の歩幅で丁寧に進むことが、結果として一番良い働き方につながります。
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Q
- 医療事務の面接で魅力的な志望動機を伝えるにはどうすれば良いですか?
- 人の役に立ちたいという志望動機は、とても素敵だと思います。 しかしながら、自身でも感じておられる通り「人の役に立つ仕事は世の中いっぱいある」「志望動機としてはまだ弱い」というのが実情でしょう。 ここで大切なのが数ある職業のなかでなぜ医療事務なのかという点です。待遇面が良い職種に的を絞った場合、他にも星の数ほど仕事はあります。ではなぜあなたは医療事務を選択したのか?そこを自己分析して掘り起こしてみてください。 また未経験からの挑戦で熱意はあっても具体的な経験やスキルで語れることが少ないというのも、仰るとおりです。 ですが大丈夫です。私自身も未経験から5回の異業界転職に成功しています。その際に、アピールポイントとしたのは業界の経験ではなく人生の経験です。 人生の経験や価値観と医療事務をつなげて志望動機を語ろう 必ず人生のどこかの点と選択した職業はつながっています。その点をアピールできれば、業界での経験はまだなくとも大丈夫です。 またその就業先を選んだ理由について述べる場合には、企業リサーチがかかせません。 じっくりと資料やHPを拝読し、ほかの誰もが気づかない魅力を探してみてください。その考察を自身の言葉で素直に伝えてみましょう。きっと熱意が伝わるはずです。 ぜひ異業界転職の成功に続いてください。応援しています。
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Q
- 就活の最終面接の結果はいつ頃来ますか?
- 最終面接の結果は、企業や選考の規模によって差がありますが、一般的には3日〜1週間前後で連絡が来ることが多いとされています。 意思決定が早い企業では翌日ということもありますし、慎重に社内協議をおこなう企業では2週間ほどかかる場合もあります。 最終面接は「合否を最終的に決める場」なので、役員や人事部長がスケジュールを調整して会議をおこなうこともあり、結果通知が遅れるケースも少なくありません。 そのため、「連絡が遅い=不合格」とは限りません。企業によっては、全候補者の面接が終わってから一括で決定を通知することもあります。 そのため焦らず待ち、1週間を過ぎても連絡がない場合は、丁寧なメールで問い合わせるのが良いでしょう。たとえば「選考結果のご連絡時期についてお伺いできれば幸いです」といった穏やかな文面がおすすめです。 結果を待つ時間こそ次の面接や自己分析を磨く準備期間にしよう 待っている間は「結果待ち=準備期間」ととらえ、他社の面接対策や自己分析の見直しを進めましょう。 最終面接に進めたということは、企業から一定の評価を得ている証拠です。結果に一喜一憂せず、自分の成長を信じて次の行動を続けることが、最終的にあなたを理想の企業へと導いてくれます。
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Q
- 動画クリエイターと映像クリエイターの違いは何ですか?
- 法律や経産省で定められた厳密な定義の違いはなく、実際にはほぼ同じ意味で使われることが多いです。 ただし、あくまでもイメージですが、使われるコンテンツの傾向の違いはあるかもしれません。 動画クリエイター:YouTube、TikTok、InstagramなどのWebやSNSプラットフォームなど 映像クリエイター:テレビ、映画、広告業界、音楽業界など 前者は一人または少人数で制作していくニュアンス、後者は監督やカメラマン、編集者など、チームを組閣してプロジェクトとして制作していくニュアンスで使われることが多いです。 求められる媒体や制作スタイルの傾向を把握すると判断しやすくなる しかし、冒頭でも述べたように明確な違いはありませんので、求人掲載元の企業が求職者にどのようなスキル、業務内容を求めているかを分析していく必要があります。 面接に進むことができた場合は、「御社にとっての映像クリエイターとは何ですか?」という質問をしてみるのが良いかもしれません。
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Q
- 1dayインターンシップの持ち物で、ノートパソコンは持っていくべきでしょうか?
- 初めての1dayインターンに向けて、しっかりと事前準備をしようという姿勢がとても素晴らしいと感じました。結論からお伝えすると、企業から特に指示がない場合、基本的にはノートパソコンの持参は不要です。 1dayインターンは、多くの場合業界理解、仕事体験、グループワークなどが中心で、パソコンを操作するよりも、ディスカッションや発表・メモへの記入がおもな内容になります。 そのため、筆記用具とメモ帳があれば十分対応できるでしょう。 内容に応じて必要性が変わるため事前確認が安心 ただし、いくつか例外もあります。 たとえばIT企業や企画系のワークショップ型インターンでは、パソコンを使って資料作成やアイディア発表をおこなう場合があります。この場合は事前案内で「パソコン持参」と記載されることがほとんどです。 もし不安であれば、参加前に企業へ確認してみるのが確実です。問い合わせる際は「パソコンの持参が必要な場面はありますでしょうか?」と丁寧に聞けば印象も良いでしょう。 また、カバンのスペースに余裕があり、薄型ノートパソコンやiPadを所有している場合は、万一に備えて持参するのも一つの方法です。
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Q
- 人間関係に疲れてしまい、学校に行きたくないのですが、どうすれば良いのでしょうか?
- 人間関係に疲れて学校へ行きたくないと感じる経験は、多くの方が通る道です。特に大学では、自分で人間関係を築く自由がある一方で、「合わせなければ」と無理をしてしまう人も多いのが特徴的であると言えます。 まず大切なのは、「行きたくない」と感じる自分を責めないことです。 心と体が「少し休ませて」とサインを出している状態なので、無理をして出席するよりも、一時的に距離を取る勇気を持つほうが長い目で見て健全でしょう。 そのほかには、大学のカウンセリングルームや学生相談室など、話を聞いてくれる場所を活用するのもおすすめです。 自分のペースで回復できる環境づくりが次の一歩につながる また、「卒業まで我慢」か「進路を変える」かは、今すぐ白黒つける必要はありません。 大切なのは、心が回復する時間を確保し、自分のペースで考えることです。焦って決めるよりも、「どんな環境なら自分が安心して過ごせるか」を丁寧に内観や自己分析をすることで良い選択につながる可能性が高まるでしょう。 社会に出ても人間関係のストレスはゼロにはなりませんが、職場には多様な環境があります。 たとえば、デザインや研究職など一人で集中できる仕事や、少人数の職場を選ぶことで無理なく働ける人も多いのが実情です。また、実力を付け独り立ちすれば、在宅という働き方も視野に入れられます。 あなたは疲れやすい人なのではなく、感受性が豊かで人を大切にできる人だからこそ、心が疲れてしまうのではないでしょうか。その優しさは、社会に出てもきっと誰かを支える力になります。 焦らず、自分を守りながら一歩ずつ進んでみてください。応援しています。
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Q
- 月9日休みの場合、年間休日は何日になるのですか?
- 求人票に「月9日休み」とあると、実際にどのくらい休めるのかわかりにくいものです。 まず、「月9日休み」というのは1カ月に9日間の公休があるという意味です。1年は12カ月なので、単純計算すると9日×12カ月=108日。つまり、年間休日はおよそ108日前後となります。 一般的に「年間休日120日」とされる企業と比べると、やや少なめです。 ただし、これはあくまで法的に問題があるわけではありません。労働基準法では「週1日以上の休み=年間52日以上」が最低ラインとされています。したがって、月9日休みでも十分に基準を満たしています。 注意したいのは、「月9日休み」が固定ではなくシフト制である場合。なぜなら、月によって8日や10日になることがあるからです。 繁忙期に休みが減るケースもあるため、面接時に年間休日の目安や繁忙期の休暇状況などを確認しておくと安心です。 有給休暇を組み合わせれば実質的な休日数は増やせる また、有給休暇は別に付与されます。入社半年後から10日以上が与えられるため、上手に組み合わせれば年間120日以上の休みを確保することも可能です。 大切なのは、働き方のバランスです。シフト制でも連休が取れる環境や、有給を気兼ねなく使える職場なら、実質的な働きやすさは十分にあります。 休日数だけで判断せず、自分のライフスタイルに合う勤務形態であるかを総合的に見極めましょう。
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Q
- 初任給とは、中途採用でも使う言葉ですか?
- 「初任給」という言葉は、一般的には新卒で初めて社会人として受け取る給与を指す場合に多く使われます。企業の採用ページなどでも、「初任給:〇〇円」と書かれているのは新卒採用向けの情報です。 一方で、中途採用の場合は「初任給」という表現はあまり使われません。 なぜなら、すでに社会人経験があるため、給与は経験・スキル・前職の収入を考慮して決定されるからです。そのため、一般的には「初月給与」や「入社後初の給与」と表現するのが自然です。 日常会話で「初任給」という言葉を使っても問題はない ただし、会話のなかで「初任給」という言葉を使っても間違いではありません。たとえば、「転職後の初任給はいくらくらいになるか確認した」といった形で使っても、誤解を招くことは少ないでしょう。 また、入社日によっては給与が日割り計算になることもあります。たとえば、月の途中で入社した場合や、給与計算期間が1日〜末日である企業では、「勤務した日数分だけ支給」という形になります。 新卒と手取りが違うのは控除額が異なるため 新卒と中途の手取りが違うのは、社会保険料や所得税、住民税などの控除額が異なるためです。特に中途採用では、前年の所得にもとづく住民税が差し引かれるケースもあります。 上記のことから、「初任給」という言葉は新卒中心の表現ですが、中途の場合も新しい環境での最初の給与として使っても問題ありません。
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Q
- 派遣で働きながら正社員に転職するのは可能ですか?
- 結論からお伝えすると、派遣で働きながら正社員を目指すことは十分に可能です。大切なのは、タイミングと段取りを意識することです。 まず、転職活動を始める理想のタイミングは、契約満了の2〜3カ月前です。書類選考や面接日程の調整、内定後の入社準備などを考えると、これくらいの期間があると安心です。 派遣契約は更新の有無を早めに確認できることが多いので、「次の契約をどうするか」を見すえて動くとスムーズです。 成功のカギはタイミングと段取りを押さえて動くこと 次に、面接日程の調整についてですが、正社員の選考は平日におこなわれることが多いため、半休や有給を上手に活用するのがおすすめです。 派遣会社に「家庭の事情で休みたい」と伝える程度で問題はなく、無理に詳細な理由を説明する必要はありません。信頼できる担当者に「転職を視野に入れている」と相談するのも一つの方法です。 また、現職を学びの場ととらえることで、残りの期間も有意義に過ごせるでしょう。派遣先でのビジネスマナーやチーム連携の経験は、次の転職先でも必ず評価されます。 今の仕事を活かして次へ進むという前向きな姿勢を大切にし、派遣先と良好な関係を築きながら転職を目指しましょう。
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Q
- HSP気質の人は接客業に向いていないのでしょうか?
- HSP(Highly Sensitive Person)の方は、「刺激や感情を人よりも敏感に受け取りやすい」という特性を持っています。これは生まれ持った気質の一つであり、個性とも言えます。 そのため、五感や感情のアンテナが鋭く、人の表情や声のトーン、場の空気などに強く反応しやすいという特徴がありますが、決して性格の弱さや甘えではありません。 接客業は人とのかかわりが多く、その場の雰囲気を感じ取る力が求められます。そのため、HSPの人は共感力や観察力を活かせる場面が多いとも言えます。 ただし、刺激が強すぎる環境が続くと、疲労が蓄積しやすいのも事実。無理に慣れようと頑張りすぎると、心身のバランスを崩してしまうこともあります。 共感力や丁寧さに目を向けることで適性が見えてくる 大切なのは、「接客=不向き」と決めつけることではなく、自分に合った接し方や職場環境を選ぶことです。 たとえば、落ち着いた雰囲気のカフェや少人数制の店舗など、静かな接客の場では、あなたの繊細さが安心感としてお客様に伝わります。 将来的には、丁寧さや思いやりを活かせる職域が向いているでしょう。医療事務、図書館の受付、カウンセラー、ライターなどは、落ち着いた環境で人を支える仕事です。 「自分は人より敏感」と受け止めるのではなく、「人より深く気付ける特技がある」ととらえることで、HSPの特色が圧倒的な強みになります。ぜひ、ご自身の長所を活かして活躍してください。応援しています。