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Q
- 面接で友達の数聞かれたらどう答えるのが正解ですか?
- この質問は、友人の数の多寡よりも、「他人とどのようなコミュニケーションを取るのか」 「円滑なコミュニケーションが取れる人物なのか」を判断するためにされていると考えられます。 まずは正直に、質問さん自身が友人と呼べる人のだいたいの数を伝えるのが良いですね。 人によって、深く狭い付き合いを好む人もいれば、広く浅く多くの人とコミュニケーションを取れる人もいるでしょう。どちらが良い悪いという判断ではなく、その様子から自社の社風に合うかどうかを企業側は見ています。 自分なりの関係の築き方を語ることで業務適性の評価にもつながる! この質問には、飾らずに、普段のあなたのコミュニケーションの取り方や、どのような人たちと友人関係を築いてきたかといったエピソードを交えて答えるのが良いと思います。 これはあくまで私の所感ですが、「広く浅く関係を構築するタイプ」の人は、新規の顧客と頻繁に接する販売職や新規開拓営業など、常に新しい人と関係を築いていく仕事に向いていると評価されるかもしれません。 逆に、「少数と狭く深く関係を築くタイプ」の人は、既存顧客と長期的に良好な関係を築いていくルート営業のような、細やかなケアが求められる仕事で、その特性が活かせると評価される可能性があると思います。 こうしたコミュニケーションの取り方が、仕事の強みにどのようにつながるかを企業にアピールできると良いですね。
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Q
- 継続していることがないので、面接でどう答えれば良いかわかりません......。
- まずは、継続してきたことが1つもないのか、改めて振り返ってみてください。 普段、私が学生と面談していると、「継続したことはない」と言っていても、実は続けていたことや、本人が「継続」と意識していなかっただけで、立派なアピールポイントになる経験が見つかることがあります。 アルバイトや趣味などの範囲でも、数カ月以上続けていることがあれば、それが自己PRや学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)の材料になることもあります。 短期間の継続でも成果を示して「やり遂げた経験」として見せるのもあり! もし、成果が早く出るような物事にこれまで取り組んできたために、それ以上続ける必要がなかったという場合は、「〇カ月間でこれに取り組み、ここまでやり遂げた」という形で、「やり遂げた経験」として伝えるのも一つの方法です。 「期間にかかわらず、結果が出るまで取り組むことができる」というアピールにつなげられます。 企業はこの質問から、応募者に物事を継続できる力があるか、入社後も長く仕事を続けてくれるのか、といった点を知りたいのだと思います。 だからこそ、少しの期間でも続けられたことや無意識のうちに習慣化していることを振り返り、継続力の片鱗を示せるようにしましょう。
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Q
- ぶっつけ本番の面接で受かった人はいますか?
- まず、事実を言うのであれば、ぶっつけ本番の面接でも受かった人はいます。 しかしそれは、その人の元々のポテンシャルが高かったというケースもあるため、時間がなかったからとぶっつけ本番で面接に臨むのはあまりおすすめできませんね。 準備不足で結果が伴わなかった場合、後悔が残ってしまうからです。しっかりと準備をして臨むことが、結果的に納得のいく就職活動につながると私は思っています。 もし可能であれば、企業に相談して面接日程を調整してもらい、準備時間を確保してから臨むことを検討してください。 後悔しないために! 面接の雰囲気やマナーだけでもおさらいしておこう ぶっつけ本番でも通過する学生は、元々プレゼンテーションが得意だったり、社会人と話す場に慣れていたりするケースが多いです。 しかし、話が得意な人でも、就職活動特有の緊張感のある面接で実力を発揮できるとは限りません。 だからこそ、事前の準備で面接の独特の雰囲気に慣れておくことや、マナーをしっかりとおさらいしておくことは非常に大切なのです。 もし時間がないのであれば、YouTubeなどで面接対策の動画を見て雰囲気を掴んだり、入退室のマナーだけでも確認したりするなど、最低限の心の準備をしてから面接に臨むことをおすすめします。
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Q
- 「大人しい」ということを長所に言い換えてアピールしたいと考えています。
- 「大人しい」という性格は、「謙虚」「控えめ」「落ち着いている」といったキーワードに言い換えることができるでしょう。自分がしっくりくる言葉を選んでください。 私がこれまで出会った学生のなかには、本人は「大人しい」と表現していましたが、実際には「聞き上手」で「傾聴力がある」と評価できる人もいました。自身がこれらに該当しないか検討してみるのも良いでしょう。 大人しさが役立った具体的な経験をアピールしよう 面接官に伝える際は、その強みが発揮された具体的なエピソードを添えることが重要です。 「控えめ」や「大人しさ」が良い結果につながった経験を思い出し、それを伝えることで、入社後にどのように活かせるかを考えてみてください。 たとえば、「傾聴力」であれば、「入社後も顧客のお話を真摯に伺います」とアピールできますし、「謙虚さ」であれば、「自身の力を過信せず、常に努力し続けます」といったようにアピールできるでしょう。
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Q
- 就職活動がわからなくなってきました。
- 就職活動、本当にお疲れ様です。内定が出ず、焦りや不安を感じるのは当然のことだといえます。 特に周りで内定が出始めると、自分だけ取り残されたように感じてしまうのも無理はありません。「企業が求める人物像に合わせようとしすぎて、自分がわからなくなった」というのも、多くの学生が陥りがちな悩みです。 しかし、就職面接は繕った自分を発表する場ではなく、ありのままの自分のなかにある企業との共通点や、「なぜこの企業で働きたいのか」という思いを伝える場です。まず、面接や就活に向き合う姿勢を再認識しましょう。 企業に合わせすぎると、返ってあなたの魅力が伝わりにくくなってしまうことがあります。 自信をなくしたときこそ第三者の意見が立ち直るヒント この状況から脱却するためには、まず客観的な視点を取り入れることを強くおすすめします。キャリアセンターの職員や信頼できる人に、エントリーシート(ES)の添削や模擬面接をお願いしてみましょう。 自分では気づけなかった改善点や、逆に強みとなる部分が見えてきます。そこでもらったフィードバックは真摯に受け止め、具体的な行動につなげてください。 そして、少し視野を広げることも検討してみてください。これまで考えていなかった業界や企業にも目を向けてみると、新たな発見や、自分に合う場所が見つかることもあります。 小さなことからでも、「できた」という経験を積み重ねることが、自信を取り戻すきっかけになるのです。焦らず、諦めず、あなたらしさを大切にしながら、もう一度就職活動と向き合ってみてください。応援しています。
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Q
- 就活で応募企業を5社に絞るのは危険ですか?
- 志望する業界や職種によって母集団の数が異なるため、一概に5社が少ないとは言えません。 自分と同じ志望のほかの人が5社くらいに絞っているのであれば、決して少ないわけではないでしょう。 しかし、業界全体の企業数が多い場合、5社は少ない印象を与える可能性があります。その場合は、第一志望群、第二志望群というように優先順位を付け、第二志望群の情報収集も並行しておこなうことをおすすめします。 自分に合わせて社数を決めて対策をしていこう 第一志望群の結果が思わしくなかった場合に、すぐに第二志望群へ切り替えられるように準備しておくことが大切です。ただし、学生によってキャパシティは異なります。 第二志望群の情報収集に注力しすぎて、第一志望群への対策がおろそかになっては本末転倒です。 自身のキャパシティを考慮し、もし「この5社に集中して向き合う」と覚悟を決めるのであれば、その5社に全力で取り組むことも一つです。後悔しない選択をしていきましょう。
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Q
- 自己PRで部活で培った継続力を効果的にアピールするにはどうすべきですか?
- 継続力をアピールする際は、壁に直面したり、物事がスムーズに進まなくなったときに、それをどう乗り越えたかというエピソードをセットで語ることが重要です。「なんとなく長く続けられました」ではアピールとして不十分です。 長く続けていれば、一度や二度は「もう続けられない」「やめようかな」と思った経験があるはずです。そのときの状況を「壁」や「課題」として説明し、それを乗り越えるために工夫した点、そして現在も続けていることを具体的に語りましょう。 部活の継続力を会社への貢献につなげて話そう 部活を続けるための目標があったはずなので、目標に向かって途中で諦めずに努力してきたことをエピソードに盛り込むことも大切です。 そして自己PRの最後には、「仕事で困難や壁に直面したとしても、培ってきた継続力を活かして途中で投げ出さずに貴社に貢献します」といった形で締めくくりましょう。 途中で辞めることがプラスに働く業界は基本的にないため、継続力は多くの企業で良い評価を得られるでしょう。 特筆するとすれば、同じ作業を長期間続ける必要がある業務や、ルーティンワークが多い職種では、途中で投げ出さずに真摯に取り組む継続力は、特に重要なアピールポイントになると思います。
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Q
- 焦りやすいという短所は面接でどう伝えるべきですか?
- 「焦りやすい」という言葉をそのまま使っても、その後の説明次第でマイナスな印象にはならないと思います。もし言い換えたい場合は、「緊張しやすい」といった表現も考えられます。 「焦りやすい」や「緊張しやすい」といった特性は、物事に真剣に向き合っているからこそ、早く成果に結び付けたいという意思の表れである可能性があります。 説明の際には、「真剣だからこそ早く決断を下したい」「真剣に取り組んでいるからこそ緊張してしまう」といったように、自身の状況を正直に伝えましょう。 最終的には「現在は落ち着いて行動するように心掛けている」など、改善に向けた取り組みを添えることで、リカバリーできるでしょう。 決断が早いという意味では強みにすることができる スピード感が求められる業界では、「決断が早い」という点は良い側面として評価される可能性があります。 たとえば、裁量権が大きく、自分で判断して業務を進める必要があるベンチャー企業などが挙げられます。業種にかかわらず、自身で迅速に判断し行動する必要がある職務では、この特性が活かせるでしょう。 焦りやすい性格が強みとなることもあるため、そういった場所も探してみましょう。
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Q
- 1人で抱え込むという短所は面接でどう伝えるべきですか?
- 「一人で抱え込む」という学生のエピソードを聞いていくと、やはり「責任感がある」というタイトルがしっくりくるケースが多いです。もしそういったエピソードを持っていれば、責任感と伝えるのが良いのかなと思います。 責任感はやはり社会に出てから必要なものですし、ポジティブな表現として伝わると思います。 短所は正直に伝えて今ではどう改善しているか話そう また、短所として答えるというところでいくと、一人で抱え込むことはそのまま答えて、結果的に責任感があるエピソードになっているという構成が良いと思います。 短所自体をポジティブな回答にしてしまうと、「短所を聞いているんだけど……」となってしまうかもしれません。 そのため、今は一人で抱え込みすぎずに、周りに頼るようにしているというリカバリーをおこなっているところまで伝えていくのが良いと思います。
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Q
- 面接時間が15分は短すぎませんか?
- 1時間などの面接と比較すると、15分は確かに短いと感じるかもしれません。 しかし、多くの場合、企業は第一印象を重視しているため、時間の長さについてはあまり深く考える必要はないでしょう。 第一印象は、最初の数秒で決まるというデータもあるように、見る人が見れば短い時間でも判断できる要素です。 おそらく、入退室の際の立ち振る舞いや、笑顔、挨拶、敬語の使い方など、社会人としての基本的なマナーが身に付いているかを判断されているため、長い時間を確保していないのだと思います。 面接官が入社後のイメージを抱くことができれば採用につながる! 話している内容ももちろん見られてはいます。 一方で、15分という短い時間を考慮すると、話している姿や表情などから「働く姿が想像できるか」という第一印象と、「入社後に活躍してくれそうか」という期待感を軸に見ていると考えられるでしょう。 つまり、その点を意識して面接に臨むことで、短い時間のなかでも自分をアピールすることができます。