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Q
- 自己PRで「思いやり」を効果的に伝えるには?
- 「思いやりがある」というのも、素晴らしい長所です。しかし、自己PRとして伝えるには、より具体的な言葉に変換する必要があります。 なぜなら、「思いやり」という言葉は非常に抽象的で、人によってとらえ方が異なるからです。 あなたの考える「思いやり」を効果的に伝えるには、「周りの状況を察知して、先回りして配慮できる」「困っている人に寄り添い、率先して行動できるサポート力がある」というように、具体的な行動を示す言葉で表現すると良いでしょう。 行動の背景にある「なぜ」まで語ることが重要! 人間性を余すことなく伝えよう さらに、なぜあなたがそうした行動を取るのか、その背景にある自身の考えや経験を交えて話せると、あなただけのオリジナリティが生まれ、アピールに深みが増します。 たとえば、「過去に自分が困った経験があるからこそ、同じような状況の人を放っておけない」といったエピソードは、あなたの人間性を伝えるうえで非常に効果的です。 あなたが持つ「思いやり」という強みが、入社後、顧客や同僚に対してどのように発揮されるのか。その点を具体的に伝えることが、自己PRを成功させるポイントとなります。
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Q
- 「諦めが悪い」を長所として伝えるのはアリですか?
- 「諦めが悪い」という言葉は、それ自体が「執念深い」「頑固」といった、ネガティブな印象を与えかねません。 そのため、長所として伝える際には、言葉をポジティブなものに変換することをお勧めします。 たとえば、「粘り強い」「目標達成への意志が強い」「最後までやり遂げる力がある」といった表現に言い換えることで、あなたの強みがより魅力的に伝わるはずです。 このように、言葉の選び方一つで、面接官が抱く印象は大きく変わります。 粘り強さを活かしてどう貢献するのかを具体的に伝えよう そのうえで、なぜその強みを持っているといえるのか、具体的なエピソードを交えながら説明することが重要です。 学生時代の経験など、あなたの言葉を裏付ける事実を語ることで、アピールに説得力を持たせることができます。 そして最後に、その強みを仕事でどのように活かしていきたいのか、企業への貢献の形で締めくくると効果的です。 たとえば、「私のこの粘り強さで、貴社の〇〇という事業に貢献したいです」というように、未来の活躍をイメージさせましょう。
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Q
- 「人の役に立ちたい」という気持ちはどう仕事につなげれば良いですか?
- 「人の役に立ちたい」という思いは、仕事を選ぶうえで非常に大切な原動力となります。 その気持ちを具体的な仕事につなげるためには、まず「誰に」「どのように」役立ちたいのかを、自身で深く考えてみましょう。 たとえば、病気で苦しんでいる人を助けたいのか、あるいは、何かを学ぶ学生をサポートしたいのか、対象が違うだけで仕事内容は大きく異なります。 また、「ありがとう」と直接感謝されることに喜びを感じるのか、縁の下の力持ちとして誰かを支えることに満足感を得るのか、自身がやりがいを感じる瞬間を具体的にイメージすることが、仕事探しの軸を明確にしてくれるでしょう。 自己満足では不十分! 相手に寄り添う気持ちを大切にしよう どんな仕事も、必ず誰かの役に立っています。書類を一つ作成するだけでも、次の工程を担当する人のサポートになっていますし、社会全体を支えることにつながっているのです。 役に立たない仕事というのは、一つもありません。 そのうえで最も大切なのは、あなたの「役に立ちたい」という気持ちが、自己満足で終わらないようにすることです。 相手が本当に求めていることは何かを考え、相手の立場に寄り添う視点を常に持つことが大切でしょう。それが、真の意味で「人の役に立つ」仕事をするための第一歩となります。
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Q
- 人をサポートする仕事に就きたいのですが、どんな職種がありますか?
- 「人をサポートする仕事」と一口にいっても、その対象や方法は多岐にわたります。まずは、「誰を」「どのように」サポートしたいのかを具体的に考えてみましょう。 たとえば、社内の営業担当者を支えたいなら「営業事務」、経営層を支えたいなら「秘書」という仕事があります。 あるいは、病気やけがをした人を助けたいなら「医療・介護職」、買い物をする顧客を手伝いたいなら「販売員」、企業のIT環境を支えたいなら「社内SE」というように、さまざまな職種が考えられるでしょう。 自分の進みたい方向性で職種を絞り込んでいこう! どのようなサポートの形に、自身がやりがいや喜びを感じるのかを深く考えてみることが、職種を絞り込むうえでの重要なヒントになります。 また、目指す職種によっては、特定の資格やスキルが求められる場合もあるでしょう。 自身がやりたいサポートの形を具体化していくことで、今、身に付けるべきこともおのずと明確になってきます。いろいろな可能性を探りながら、自身に最も合うサポートの形を見つけてください。
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Q
- 面接から逃げたい気持ち、どうしたら良いですか?
- 面接日が近づくにつれて、準備不足への不安やプレッシャーから「逃げたい」と感じてしまう気持ちは、よくわかります。多くの学生が、程度の差こそあれ同じような気持ちを経験するものです。 しかし、もし本当に面接を受ける意思がないのであれば、無断で欠席するのだけは絶対にやめましょう。 無断欠席という行動は、「嫌なことから逃げる」という癖を付けてしまう可能性があります。 誠実な対応が社会人としての第一歩! 自身の選択に責任を持とう 必ず辞退の連絡を入れ、社会人として責任ある行動を心掛けてください。 あなたが連絡をしなくても、企業の業務は滞りなく進んでいきますが、誠実な対応ができるかどうかは、今後のあなた自身の行動や考え方に大きく影響します。 面接に臨むのか、あるいは辞退するのか、自身の意思を明確に相手に伝えることが大切です。その一つひとつの選択と行動が、未来のあなたを創っていくということを忘れないでほしいと思います。
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Q
- 面接で2時間も話すのは異常ですか?
- 面接時間が2時間と設定されていても、一概に異常とはいえません。むしろ、企業があなたのことをより深く知りたい、じっくりと対話したいと考えている証拠であり、大きなチャンスと前向きにとらえるべきです。 企業によっては、複数回おこなう面接を一度に集約し、効率的に選考を進める目的で長時間の面接を設定しているケースも考えられます。 2時間という時間のなかで、さまざまな角度からあなたの個性や能力、将来性を見極めようとしているのです。 深掘り質問がされる場合も! 当日焦ることのないように万全の準備をしよう 長時間にわたるということは、それだけ深く掘り下げた対話の機会があるということです。複数の面接官が同席し、それぞれの視点から多角的な質問をされることも想定されます。 たとえば、今までの経験について深く質問されたり、入社後のキャリアプランについて具体的な考えを求められたりするでしょう。 話しているうちに、あっという間に時間が過ぎていくこともよくあります。 どのような質問が来ても対応できるよう、自己分析や企業研究といった準備を万全にして臨むことが、このチャンスを最大限に活かすことにつながるでしょう。
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Q
- 人間関係が怖くて転職に踏み出せないです……。
- スキルアップを目指して転職を考えているのに、新しい職場の人間関係が怖くて踏み出せないという気持ちはよくわかります。新しい環境に不安を感じるのは自然なことです。 まずは、現在の職場で入社したときのことを思い出してみてください。最初は不安でも、時間をかけて人間関係を築いてきた過去があるに違いありません。「できた」という過去の経験が、あなたの自信になるのです。 新しい環境にもいずれ慣れることができると、前向きにとらえてみましょう。 「合わない」と感じているのは自分だけかも? 気にせず会話をしてみよう また、「意地悪な人や合わない人がいたらどうしよう」という不安もあるかもしれません。しかし、それはあくまであなた自身の感じ方であり、相手は何も思っていない可能性もあるのです。むしろ、コミュニケーションを取りたいと思っている場合もあります。 どこにでも、色々な性格の人がいるのは事実です。しかし、それもお互いさまなのです。過度に怖がらず、まずはあなたから心を開いてみましょう。
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Q
- 仕事が楽しくないので辞めたいのですが、打開策はあるでしょうか?
- まず、仕事にやりがいを感じられないというのは、多くの人が一度は経験する悩みです。 日々の業務や時間に追われるうちでさまざまな要因が複雑に絡み合い、そのような感情に至っている可能性がありますので、まずはご自身の状況を客観的に整理してみることが大切です。 やりがいを再定義! 初心を思い出してみよう 入社当時はどのような目標や期待を持ってこの仕事を始めたのか、現状とその理想との間にどのようなギャップがあるのか、人間関係については具体的にどのような点が問題だと感じているのか、などを一つひとつ振り返ってみましょう。 特に人間関係については、残念ながらどの職場に行っても、ある程度似たような問題は起こりえるものです。 今の仕事のなかで、どのような瞬間に少しでも達成感や充実感を得られるのか、あるいはどのような貢献ができているのかといった視点から、ご自身なりのやりがいを見つけ出す努力をしてみることが、現状を打開するための一歩になるかもしれません。
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Q
- UターンIターンJターンの違いを教えてください!
- まずUターンは、地元から都市に進学などで移住した方が、生まれ育った土地に戻ることです。 Iターンは、都心に住んでいる方が就職などで生まれ育った土地ではない、それ以外の地域に移り住むことです。 Jターンは、大学進学などで地方都市に移住した後、就職などで都市部に移住、その後、転職などで地元に近い地方都市で就職することです。 私は現在都心の大学で支援をおこなっているため、相談でよく耳にするのはUターン就職です。大学で都心に出てきたが、就職は地元に帰ってしたいというものです。 多くはありませんが、次に耳にするのがIターン就職です。どこか地方都市に行って就職したいというものです。 理由を聞くと、「都心の人の多さがあまり好きではない」「もっと近くに自然を感じて生活したい」というものです。 場所はどこでもいいという方から、祖父母など親戚が住んでいる地域だからというものもあります。 Jターン就職については、転職希望者の相談で耳にしたことがあります。大学は地方都市だったが、都心で就職をした方が家族の事情などで地元に近い、帰りやすい場所に移住するために転職活動をしているという方でした。 質問者の方の場合はUターン就職に当たります。地元に帰りやすいというのが、どういう状況なのかにはよりますが。 地方就職の選択肢を整理すれば、自分らしいキャリアが見えてくる Uターンのメリットとしては、おっしゃる通り、地方都市は都心に比べて生活関連、特に住居関連の費用が抑えられるというメリットがあります。 また、通勤が人の多い都心より楽になる、地元であれば住み慣れた街でご両親や兄弟、古くからの友人と会いやすくなる、またお互い助け合えるというメリットもあります。 デメリットとしては、都心ほど就職先の選択肢がないということでしょうか。 地方で探す場合は、まずどのような企業のどのような職種で求人があるのかを調べて、そのなかから自分に合った仕事を探すということになるでしょう。
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Q
- 案外就活って楽しすぎませんか?
- 就職活動を始める前は大きな不安を感じていたものの、実際に始めてみると、さまざまな企業の社会人の人たちからお話を聞けたりする機会が多く、予想外にとても楽しいと感じているのですね。 まず、就職活動というプロセスを楽しいと感じられることは、非常に素晴らしいことです。 多くの人がプレッシャーや不安を感じやすいなかで、そのように前向きにとらえられるのはあなたの大きな強みと言えるでしょう。 入社後のギャップに注意! 前向きに進もう ただし、一つだけ心にとどめておいていただきたいのは、就職活動期間中というのは、企業側も学生である皆さんに対して、ある意味で「お客」として丁重に接してくれる側面があるということです。 実際にその企業に入社し、社員として働くようになれば、当然ながら学生時代とは立場が変わり、より厳しい現実や責任がともないます。 今の前向きで積極的なマインドは、これからも大切に持ち続けてください。 そして、そのうえで、社会の現実もしっかりと見すえながら、て最良の道を選んでいくことを願っています。