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Q
- 新卒の就活でおすすめの業界は何ですか?
- 特定の業界を「おすすめ」とは言えません。 それは、社会情勢によって状況は一変するからです。たとえば、新型コロナウイルス感染症の流行によって倒産した会社は数多くありますよね。 将来伸びていく業界に属する企業を見極めるのも一つの方法ではありますが、まずは自己理解を深め、自分の進みたい方向性から業界や職種を探すのが良いでしょう。 休日のミスマッチに注意! 働き方の軸も大切に なお、業界選びで失敗したと感じ、離職や転職に至る理由として多いのが「休日のミスマッチ」です。 たとえば、平日休みの不動産業やサービス業を選んだ場合、数年経つと「土日休みの友人と予定が合わない」という理由で離職するケースは非常に多いです。入社当初は「平日休みでも良い」と感じていてもですね。 最初の1~2年は良くても、3~4年ほど経つと「自分のプライベートと合わない」と離職するケースをよく見かけます。 自分がどのような働き方、どのようなプライベートの時間を過ごしたいかを考え、休日の形態なども含めていろいろな業界を見ていくことが重要です。
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Q
- インターンで最適な髪型を教えてください。
- 髪色は業界にもよりますが、基準がわからないうちは黒髪か焦げ茶色くらいの暗めのトーンにしておくのが最も無難です。 就活は長い期間にわたるため、スプレーのようなその場限りの対処はおすすめできません。 また、インターンは面接と同様、企業側から評価されている場と考えるべきです。多くの企業がインターンでの学生の行動をチェックしています。 表情が明るく見える髪型で良い印象を目指そう! お辞儀や作業中に、髪が乱れてかき上げたり、前髪を気にして触ったりすることのない髪型にしましょう。 一つ結びやハーフアップなどで、顔周りをスッキリさせ、表情が明るく見える髪型にしていただけたらと思います。顔を出すことで、すごく明るい印象になりますよ。 仕事とプライベートは見た目も含めて切り分けよう なお、髪型を考える際、仕事とプライベートは別ものだととらえてほしいと思います。 実際に私が以前支援した男性の方は、髪色を赤や黄色に染めたいと言っていました。 その際、「派手な髪色が理由で選考に落ちるのはすごく損なので、髪色が自由な会社に合格してからおしゃれを楽しむのはどうか」とお伝えしたことがありますね。 「仕事とプライベートは分けたい」とおっしゃる方は多いですが、髪型や服装も含めて、しっかりと切り分けていただければと思います。
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Q
- 面接の手応えを感じないのでいつも不安です。
- まず「手応えがない」の感じ方は、人それぞれだと思います。たとえば、「面接官が不機嫌そうに見えたから」「自分自身がうまく話せなかったから」など、いろいろあるでしょう。 実際に、たくさんの求職者の方の話を聞くと、「絶対大丈夫だと思った最終選考に落ちた」という話はよく聞きますね。逆に、「全然ダメだった」と思っても通過することはよくあります。 そのため、学生の主観的な手応えと、企業側の評価は必ずしも一致しないことを理解してください。 面接後はすぐ振り返りをして気持ちを切り替えよう しかし、気持ちを切り替えないと次の選考に集中できないし、皆さん数社並行して選考を受けていると思います。 気持ちの切り替え方として、「今日の面接は以前と比べてどうだったか」「どこがうまくいかなかったか」といった点を振り返り、「じゃあ、次の面接ではこうしよう」と考えましょう。そうすることで、次の選考に集中できると思います。 手応えに一喜一憂せず、常に次に向けて準備を続けましょう。
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Q
- 優良企業とは具体的にどのような会社ですか?
- 一般的には、健康経営優良法人やえるぼし認定といった厚生労働省が認定するマークが一つの指標になりますが、それが実態とともなっているとは限りません。実際に、いろいろな企業を見て疑問に思うところも正直ありましたね。 最も重要なのは「自分にとっての優良企業」を見つけることです。 風通しの良さも重要! 相談しやすい環境かチェックしよう やりたいこと、働き方、職種、就業条件など自分自身の軸を明確にし、それが会社のビジョンや求める人材像と一致している企業が、あなたにとっての優良企業です。 個人的に感じる優良企業の特徴は、認定マークがあるかどうかよりも、人事担当者と社員同士の距離が近く、風通しが良い企業です。 困ったときにすぐ相談できる環境がある企業は、居心地が良く、長く働ける傾向にあります。
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Q
- 就活の性格診断で落ちることはありますか?
- 性格診断で判断されたくないと感じる学生の方もいるかもしれませんが、性格診断で落ちることはありえます。 企業側が求める人材像や職種の適性と合っているかを見るために、性格診断や適性検査を用います。 特に応募者が多い場合、初期段階でふるいにかけ、絞り込むための一つの判断材料として使われることがあります。 偽りはミスマッチの元! ありのままの自分で受けよう 「自分をよく見せよう」といった対策もいろいろ出ていますが、自分を偽って回答するのはおすすめしません。 仮によく見せようとして通過し、入社できたとしても、入社後に「検査結果と実際の人物像が違う」とミスマッチが起こる可能性があります。人事の方は、診断結果と実務での姿が違うことに案外気付きますよ。 結果として、望んでいた部署に入ったとしても、「思っていたのと違うな」と判断されると、部署異動につながることもありえるので、素直に回答するのが一番です。
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Q
- 私のような社会不適合者は就活も無理ですよね……?
- ネガティブにとらえていますが、裏を返せば「ご自身の特性をしっかり自己分析できている」ということです。 しかし、現在ではマイナスな部分だとご自身では感じているため、面接官側もそのような印象を受ける部分があるのかなとは思います。 とらえ方を変えて、短所を長所に言い換えることが重要です。たとえば「意見を曲げられない」は、「軸を持って仕事に取り組める」「粘り強い」「根気強い」と表現できます。 そして、自信を持ち、芯のある話し方をすることで、面接官に与える印象も変わります。 社会に出て環境が変われば、今の弱みが強みに変わったり、うまく適応できたりする可能性も十分にあります。ぜひ自分自身をマイナスにとらえるのではなく、強みとしてうまく表現してみてほしいです。 自信を持って伝えよう! 第三者への相談も視野に 実際に、質問者さんのように自分に自信を持てない就活生を支援したことがありますが、ネガティブなとらえ方をポジティブな表現に変えるよう伝えました。 なかなか就活がうまくいかないと、ネガティブな部分が出てきてしまい、その学生の良さがうまく表現されていないと思ったため、エントリーシート(ES)や自己PRを全面的に書き直すサポートをしました。 このように、第三者に見てもらうことも有効ですよ。大学のキャリアセンターなどを活用してみてください。
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Q
- 就活で内定が決まる平均的な時期はいつ頃なのでしょうか?
- 企業が内定を出す時期によりますが、近年は「内々定」という形で3年生のうちに決まるケースも増えているように感じています。 私自身の実感として、特に夏頃のインターンシップ終了後に3年生に、内々定が口約束のような形で出るケースが増えています。近年では、1年生のうちから動いている人たちも多く、早期化が進んでいる状況です。 しかし、これは早期選考の傾向であり、経団連加盟している企業や中小企業などは従来通り4年生になってから、というケースも多くあります。 行きたい企業の情報を集めて出遅れを防ぐ準備をしよう 「いつまでに決まれば安心」という時期を気にするより、自分が行きたい業界や企業の過去の選考スケジュールをしっかり調べ、情報収集を怠らないことが大切です。 「どのように選考が進められるか」「いつ頃に内定を出していたか」といった点ですね。そうすれば、「選考に出遅れた」「行きたい企業の選考がすでに終わっていた」という事態を防げます。 SNSや友人の状況を見て「自分はまだ内定がない」と焦ると、本当にやりたい仕事を見失ったり、最初にもらった内定で妥協して就活をやめてしまったりする傾向があります。 4年生になってから自分が行きたい企業に内定をもらえたケースもありますので、周りと比較せず、自分の軸を持って進めることが最も重要です。
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Q
- ピアスを開けたばかりで外せないのですが、就活ではどうしたら良いですか?
- ピアスを付けていたからといって、即不合格になるわけではありません。しかし、可能であれば、短い面接の時間だけ外し、会場を出た後に駅など少し離れた場所で消毒して付け直すのがベストです。 どうしても外せない場合は、ファーストピアスであっても、透明など色の落ち着いたものや、粒の小さい目立たないものに付け替えることをおすすめします。 業界のルールも確認して清潔感を意識して対応しよう しかし、飲食業など、業務中にアクセサリー着用が禁止されている業界では、そもそも仕事をするときに外さなければいけません。 このような業界だと面接時に「仕事中は外せますか?」 と確認される可能性があります。そのため、受ける業界によっても適切な対応は変わってくるかと思います。
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Q
- 就活中に企業から土日に電話がかかってくるのはなぜでしょうか?
- 土日に企業から電話がかかってくること自体はありえます。理由として、週明け月曜日に、面接日程の調整などで学生にすぐ対応してほしい場合、前倒しで連絡することがあるためです。 選考時期、人事担当者は非常に忙しく、やむをえず休日出勤して対応している場合があります。 電話に出られなかった場合は、週明け平日の企業の勤務時間内に折り返しの電話をしましょう。 ブラックと即断せず企業のフォロー体制を見極めよう なお、土日に連絡があったからといって、一概にブラック企業とは断定できません。休日出勤をしても、その後にきちんと代休を取得できる制度が整っている企業も多いためです。 休日出勤の有無よりも、その後のフォロー体制がどうなっているかを見極めることが重要です。
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Q
- 面接で「人生で一番辛かった時期」を聞かれたら、どのように答えれば良いですか?
- 大学生で「人生で一番辛かった時期」と聞かれてもピンとこない場合は、苦労したこと、大変だったこと、頑張ったことのように言葉を変えて考えてみましょう。 小さなことでもOK! 得られた経験を詳しく語ろう これまでのクラブ活動や勉強の経験のなかから、その困難をどう乗り越え、そこから何を得られたのかを具体的に話すことが重要です。 社会人として困難に直面した際にどう乗り越えるか、適切に対処できるかという点を見られているので、どんな些細なことでも、自身が辛いと感じた経験であれば問題ありません。