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Q
- 座談会後のお礼メールの書き方で悩んでいます。
- 座談会に参加したとのこと、それはとても良い経験をしましたね。社会人になれば、面談や打ち合わせ後の迅速なお礼メールは基本的なマナーの一つであるため、素晴らしい心掛けだと感じます。 さて、座談会後のお礼メールについて、以下のポイントをご参考にしてみてください。 具体的なエピソードと自分の言葉で感謝を伝えよう <件名の例> • 【御礼】○月○日 座談会 ○○大学 氏名 • 座談会参加の御礼 氏名 <本文のポイント> 「お話をお聞きして入社意欲が高まりました」といった抽象的な表現ではなく、「○○さんがお話しされていた××のエピソードのなかで、△△という点に大変感銘を受けました」のように、具体的な内容に触れることが大切です。 加えて、座談会で得た気づきや学びが、今後の自身の行動やキャリアビジョンにどう影響するのかを述べると、より深みのある内容になります。 <送信のタイミング> 座談会終了後は、早ければ当日中、遅くとも翌日中には送信するようにしましょう。メールを迅速かつ丁寧に送ることで、行動力・誠実さの印象にもつながります。 <注意点> テンプレートのような画一的な表現にならないように注意しましょう。具体性のないメールでは、本当に話を聞いていたのか伝わりづらくなってしまいます。 自分の感じたことや学んだことを、自分の言葉で伝えることを意識してみてくださいね。心より応援しています!
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Q
- 就活の面接で性格をどうアピールすれば良いですか?
- 就活の面接では「正直に答えるべき」と言われるものの、実際にはどこまで率直に伝えて良いのか悩みますよね。 そんなときは、面接の目的を思い出してみましょう。採用担当者が最終的に知りたいのは、「自社に馴染めそうか」「自社にどのように貢献してくれそうか」という2つの点です。 社風や価値観に合う表現へと言い換えてみよう この2点を意識したうえで、応募企業の社風や求める人物像に合わせて、表現の仕方を工夫することを推奨します。たとえば、実力主義で社内競争が激しい企業であれば、「負けず嫌い」という表現はプラスに働く可能性が高いです。 一方で、調和やチームワークを大切にする企業では、「負けず嫌い」よりも「最後まで粘り強く取り組む」と言い換えることで、より好印象を与えられる可能性があります。 つまり、「お調子者」「本番に強い」「周囲をよく見ている」といったあなたの個性も、相手に伝わりやすい言い方に変えて準備することが大切です。 また、「計画的な作業が苦手」といった弱みも、裏を返せば「突発的なことに強い」「臨機応変に対応できる」といった強みにもなります。伝え方一つで印象が大きく変わるのです。 最後に、「自分の性格を一言で表すと?」という質問には、企業の価値観にマッチしたキーワードを選び、それを裏付ける具体的なエピソードとともに伝えると良いでしょう。説得力のあるアピールに繋がります。 たとえば、周囲をよく見ているタイプなのであれば、下記のように伝えてみましょう。 「飲食店のアルバイトで洗い場を担当していた際、ピーク時にホールが手一杯になっているのに気づき、自主的に料理の配膳を手伝いました。店長からも「助かった」と声をかけられ、周囲を見て行動できる力は、自分の強みだと実感しました」 ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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Q
- グループワークがだるいと感じるのですが、どうすれば良いですか?
- グループワークをだるいと感じながらも、それを克服したいと思う姿勢は、とても前向きで素晴らしいと思います。 「しっかりと印象に残る発言をしなくては」「話をまとめなくては」と気負いすぎるあまり、グループワークを苦手だと感じている人も少なくありません。 ただ、実際に企業側が見ているのは、発言内容だけではないことを覚えておいてください。 就職後は、得意な仕事ばかりが分担されるわけではないため、苦手なことに前向きに取り組もうとする姿勢は、それだけで十分に評価の対象になります。 そのうえで、まず考えてみてほしいのは、なぜこのグループワークを乗り越えたいのかです。 グループワークは目的ではなく手段です。あなたがその企業に就職し、どんな仕事をしたいのか、どんな社会人になりたいのか、そのビジョンを明確にすれば、自ずとグループワークへのモチベーションが湧いてきませんか。 実践のなかで自分のスキルを磨いていくことが重要 次に、自分にできそうなことを洗い出してみましょう。 議論が苦手でも、ほかの人の話を丁寧に聞いたり、うなずきやあいづちを打ったり、時間管理やメモ係を引き受けたりと、チームに貢献する方法はいくつもあります。 「リーダーのように発言しないといけない」と思うかもしれませんが、それがあなたらしくないなら無理に背伸びする必要はないのです。 企業は役割分担のなかで自然に動ける人を求めています。無理に演じた結果、入社後にミスマッチを起こすほうがリスクは大きいのです。 最後に、実践的な練習として、身近な人と簡単なテーマでディスカッションするのも効果的です。 話し合いに慣れることで、不安やだるさは少しずつ薄れていきます。自分なりのかかわり方を見つけられるよう頑張ってください!
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Q
- 働きたい気持ちはあるのですが、現在の働けない状況から抜け出すにはどうすれば良いでしょうか?
- 働きたいという気持ちがあるのに就職活動がうまくいかない状況はとてもつらく、苦しいことだと思います。思い詰めてしまうのも無理もないかもしれません。 ただ、こういう時こそ一度立ち止まって、自分の状況を整理してみることが大切です。 就職が決まらないのは、あなたが社会に必要とされていないからではありません。多くの場合、企業の条件やタイミングがたまたま合わなかっただけです。 けれども、焦りが募ると自信をなくし、本来のあなたの魅力が伝わりにくくなる。そんな悪循環に陥ってしまうこともあります。 3ステップで見直そう! 企業と自分の共通点を見つけよう このような場合、私はまず、以下の3つのステップを見直すよう伝えています。これにより就職活動を立て直すことができ、内定につながった人も多いので、諦めずに取り組んでみてください。 一つ目は自己分析です。これまで頑張ったことや大切にしてきた価値観を振り返り、どんなときにやりがいを感じたか、どんな人生を歩みたいかを考えましょう。そして、なぜ自立したいのか、働きたいと思うのかを整理してください。 二つ目は業界、企業研究です。上記の自己分析をもとに、興味のある業界や、自分の強みが活かせそうな企業を調べて、その企業が求めている人物像を把握しましょう。 三つ目は書類、面接対策です。応募企業ごとに、自分の強みや志望動機の伝え方を工夫して、企業が求める人物像と、自分の共通点を意識して表現する練習をしてください。 やみくもに応募しても、想いや魅力が伝わらなければ選考は通りにくくなってしまいます。だからこそ、まずは自分を振り返ることから始めてみてください。今日、できる小さな一歩で構いません。 一人では難しいと感じるときは、大学のキャリアセンターや、わかものハローワークなどの支援機関を活用するのもおすすめします。あなたは一人ではありません。相談することも立派な行動の一歩です。心から応援しています。
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Q
- 3年浪人からの就職は不利ですか?
- 3年間の浪人生活を乗り越え、晴れて大学生になられたとのこと、本当におめでとうございます。同時に、周りの友人と比べてしまい、焦ったり、不安になったりしてしまう気持ちもよくわかります。 でも、大学生活はまだ始まったばかりです。これからどう過ごすかによって3浪という経験も、あなたならではの強みに変えることもできるので、安心してくださいね。 たしかに、就職活動において年齢を気にする企業はゼロではありません。一部の企業では、応募条件に年齢制限を設けていることもあります。ただ、人手不足となっている昨今、それはほんの一部のケースと言えるでしょう。 多くの企業が重視しているのは、大学生活でどんなことに取り組み、どんな力を身に付けてきたのかという点です。 ただ、私が採用にかかわった経験で言いますと、2年、3年と浪人を経験した学生に対して以下の点は確認をさせてもらっていました。 ・浪人中の悩みや苦しみをどう乗り越えたのか ・どんな目標や想いを持って挑戦を続けたのか ・その経験が今の自分にどうつながっているのか 浪人は失敗ではありません。むしろ、困難を乗り越えた経験として、粘り強さや人間的な成長を伝える大きなチャンスになります。 実りある大学生活を! 浪人経験も前向きに伝えよう だからこそ、これからの大学生活をどう過ごすかがとても重要です。浪人経験をどう意味付けて活かすかはこれからのあなた次第です。大学での学びや人との出会い、挑戦の一つ一つがあなたの強みとなるのです。 最後に、就活で気を付けていただきたいのは、浪人経験をネガティブにとらえて、隠そうとすることです。それだけは避けてくださいね。自分の言葉で正直に、そして前向きに伝えることができれば、信頼できる人として見てもらえるはずです。 あなたには、すでに困難を乗り越えた経験があります。その力を信じて、焦らずに、毎日を大切に過ごしていってください。きっと、あなたらしい道が見えてくるはずです。
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Q
- テストセンターでの性格検査は監視されていますか?
- 会場での受検を考えているのですね。不安や緊張、とてもよくわかります。 テストセンターでの監視体制についてですが、おもに会場内の監督官が巡回し、目視で確認をおこなう方法が中心です。 また、会場に設置された監視カメラによるモニタリングもおこなわれていますが、自宅で受検する監視型Webテストのように、パソコン画面や内蔵カメラを使って受検者の目線をチェックすることは基本的におこなわれていません。 つまり、テストセンターの監視体制は、不正行為の抑止力だととらえると良いでしょう。 監督官は、不審な行動がないかを確認するため、決まった位置から受検者全体を見渡したり、会場内を巡回したりしています。そのため、当日気を付けたいのは、不正を疑われるような行動をしないことです。 緊張から周囲をキョロキョロ見てしまったり、落ち着かずに体を動かしてしまったりしやすいですが、まずは深呼吸して落ち着きましょう。 自分らしい回答をするための準備で安心感を持とう それでも、意識しすぎて不安だという就活生には、性格検査の回答方法について事前に調べたり、自己分析を通じて自分らしい答えを準備しておいたりするようアドバイスしています。準備することが安心材料になるのです。 性格検査は、あなたの人柄や企業との相性を知るためのものです。正解はありません。一貫性のある回答になるよう、自分の考えを正直に答えられるよう準備しておきましょう。応援しています。
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Q
- 商社の一般職は勝ち組ですか?
- 給与水準が高い、福利厚生が整っている、転勤がない、定時に帰れる。こうした点に価値を感じるなら、商社の一般職は勝ち組と言えるかもしれません。 ただし、「自分の裁量で仕事を進めたい」「スキルを磨いてキャリアアップしたい」「長期的に自分らしい働き方を実現したい」と考える人にとっては、一般職の働き方では物足りなさや不安を感じることが考えられます。 実際、私が大手企業でのキャリア相談を受けるなかでも、一般職として働く方から「突然営業職への異動を命じられた」「総合職への転換か、給与を下げて一般職を続けるかの選択を迫られた」といった相談が寄せられます。 また、近年では一般職の業務がAI(人工知能)や外部委託に置き換えられるケースも増えており、安定と思われていた働き方も、決して安心とは言い切れない時代になっています。 「何に価値を置くか」で勝ち組の定義は変わる 勝ち組かどうかは他人が決めるものではなく、自分がどんな人生を望み、何に価値を置くかで変わってきます。 自分の人生をコントロールするためにも、いま一度将来のキャリアを中長期的な視点で考えてみることをおすすめします。
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Q
- 履歴書の「私の特徴」と自己PRとの違いがわかりません......。
- たしかに「私の特徴」と「自己PR」とそのまま聞くと、両者の違いはわかりにくいですよね。 では、少し視点を変えた例をもとに考えてみましょう。 たとえば、あなたが電気屋さんに掃除機を買いに来たお客さんだと仮定してみてください。購入の際には、どんな情報を知りたいでしょうか? 「この掃除機は軽量・静音設計、吸引力も業界最高水準です。連続使用時間は30分になります」これは製品の性能の説明ですね。 一方で、「静音設計なので夜でも使えます。軽いので力の弱い女性や子供でも扱いやすく、忙しい方の時短にも役立ちます」これはその掃除機を使う人にとってのメリットや活用シーンの話になります。 履歴書では客観的な情報と企業から見たメリットの話とを使い分けよう つまり、企業の採用もこれと同じ考え方ができるのです。 就活における私の特徴は、先ほどの例でいえば製品の性能に該当し、性格や行動傾向、価値観などの客観的な情報を伝えるものになります。 一方自己PRは、例に挙げた製品のおすすめポイントと同じで、自分の強みが企業でどう役立つか、企業にどんなメリットをもたらすのかをアピールするものなのです。 この2つをしっかり使い分けることで、あなたの魅力をより的確に、そして効果的に企業へ伝えることができます。履歴書を作成する際は、ぜひ意識してみてくださいね。
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Q
- エントリーシート(ES)は20社も出さなければいけないのでしょうか?
- 就職活動中は、周囲と比べて不安や焦りを感じてしまうものです。でも、最終的にあなたが入社するのは1社だけとなります。だからこそ、自分が納得できる就職活動をしていただきたいです。 令和6年度に内閣府が発表した「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」によると、ESの提出数が1~9社の学生は41.2%、10~19社が26.9%、20~29社が16.3%となっており、30社以上出している人は15.6%と少数派といえます。 つまり量より質の学生も多いということがわかりますね。 量より質を意識! 自己分析や企業研究にじっくり取り組もう やみくもにESを提出しても、内容が薄ければ選考を通過するのは難しくなります。 それよりも、自己分析や企業研究、志望動機の作成にじっくり取り組んだほうが、企業とのミスマッチも減り、面接でも自分の言葉でしっかりと語れるようになるでしょう。 すでに数社には提出済みとのこと、しっかり準備されていますね。 せっかくなので、提出済みのESをもとに一部をテンプレート化すれば、効率的に進めることができるかもしれません。 もちろん企業ごとに自己PRや志望動機の修正が必要にはなりますが、共通して使える要素はうまく活用していきましょう。 焦らず、自分のペースで、着実に取り組んでいくことが結果につながると思います。応援していますよ。
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Q
- 面接で「働きたい」という意味を伝えたいのですが、別の言い方はありますか?
- 企業が採用活動で応募者に対して特に知りたいのは、下記となります。 「自社の社風にマッチするか」、「自社にどのように貢献してくれるか(どんなメリットをもたらすか)」の2点です。 そのため、応募書類や面接で「働きたい」「成長したい」といった言葉だけを使うと、応募者自身のメリットにばかり焦点が当たっていると受け取られる可能性があります。 ただし、これらの言葉を使ってはいけないというわけではありません。重要なのは、その熱意をどれだけ具体的に伝えられるかです。 どう活躍できるかまで落とし込んで伝えるのがポイント! 伝え方次第で、意欲が伝わりやすく、幼く見られることもなくなります。 たとえば、「御社の〇〇事業が取り組む社会課題の解決に深く共感しており、自分が培ってきた力を活かして、事業の成長・拡大に貢献したいと考えています」という表現は、企業への貢献力をアピールできるでしょう。 そのほかにも、「御社の事業の〇〇な点に大きな魅力を感じました。私は新しいことを学び吸収することに意欲があり、入社後はいち早くお役に立てる自信があります」という言い方は、熱意をしっかりと示すことができます。 このように、熱意や志望動機を具体的に言語化することで、面接担当者が自社で働くあなたをよりリアルにイメージできるようになるでしょう。 どのようなきっかけや理由で応募を考えたのか、また自分のどんな強みを活かして貢献できるのかを、ぜひしっかりと整理してみてくださいね。