自分の価値を正確に理解して自信を持って就職活動を進めてほしい
私が18年間、専門学校の担任として学生の就職支援に携わるなかで大切にしてきたのは、「その人が持つ強みや可能性を一緒に見つけて言語化すること」です。
多くの学生は、自分の経験や努力を正しく評価できないまま、不安を感じながら活動しています。そのような学生が少しでも前向きに就職活動ができるようにサポートするのが私の強みです。
私は日々の学習やアルバイト経験など、些細な出来事の中から価値を丁寧に拾い上げ、本人が理解しやすい形に整理することを心がけてきました。
また、SPIの基礎的な考え方や学習方法をサポートし、論理的に物事をとらえる力を伸ばす支援もおこなってきました。
「できていない部分」ではなく「すでに持っている力」を軸に方向性を見える化し、学生の自信につながるコミュニケーションを大切にしています。
他人と比べるのではなく自身と向き合うことが就職活動を成功に導く
皆さんに覚えておいて欲しいのは、就職活動とは「正解を当てにいく作業」ではなく、「自分に合う環境を探す旅」だということです。
周りの友人やSNSの情報に触れると、どうしても他人と自分を比べて焦ってしまうことがあるかもしれません。しかし、就職活動において大切なのは「あなた自身の意思」です。自身と向き合い、自分が大切にしたい価値観や得意なことを整理することで、結果的に納得のいく選択につながります。
また、面接は一方的な評価の場ではなく、企業とあなたの相性を確かめる対話でもあるのです。そのため、飾られた答えではなく、あなた自身の言葉で話すことが重要なポイントとなります。