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Q
- 転職したことを後悔しています。前の会社に戻れますか?
- 転職を後悔し、以前の会社に戻りたいと考える人は実際にいます。実際、復帰できる可能性はゼロではありません。 ただ、最終的には企業の判断次第なので、チャレンジせずに後悔するよりは、ダメ元で一度行動してみる価値は十分にあると私は思います。 どの企業も、企業内の事情は常に変化していて、新たに人を雇う余裕があるか、あるいはあなたのいたポジションに空きがあるかはわかりません。あなたが退職したあとに、すでに新しい人材を確保している可能性も考えられます。 まずはアポから! 丁寧な連絡で誠意を伝えよう 具体的な行動としては、2つのルートが考えられます。 1つは、企業の公式Webサイトや求人サイトを確認し、もし募集があれば正式なルートで応募する方法です。もう1つは、在籍時にお世話になった上司や先輩に直接連絡を取り、相談の機会を設けてもらうことです。 後者の場合は、メールでいきなり「戻りたい」と伝えるのではなく、まず「ご相談したいことがあるので、一度お時間をいただけないでしょうか」とアポイントを取ることが大切です。 復帰したいという真剣な思いは、直接会って話すことで、より深く伝えられるでしょう。
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Q
- 「生産技術はやめとけ」という意見は信じたほうが良いですか?
- インターネット上の「〇〇はやめとけ」といった意見は、あくまで誰かが書いた個人的な感想に過ぎません。誰がどのような意図で書いたかわからないネットの情報と、実際にその仕事で生活している人の生の声とでは、情報の価値がまったく違います。 たとえば「生産技術」は、わかりやすくいうと「効率的にかつ品質高くモノ作りができるようにする」仕事です。工場で今まで5人で作っていたものを3人にして人件費を削減する、今まで1時間で100個作っていたのを40分に短縮する、あるいは不良品や事故が起こった際にどこに原因があったかを見つけ、再発防止策を練るなど、その業務は多岐にわたります。 物事を分析したり、仮説を立てたり、論理的に物事を考えることが得意な人が向いていると言えるでしょう。 しかし実際は、会社から「いつまでに、これをこのように改善しろ」と指示があっても、現場としては簡単にはできないこともよくあります。期限までに結果を出さなければならないというプレッシャーの中で、計画を練り、現場とコミュニケーションを取って調整し、何とか数字を捻り出すという大変さがあるのは事実です。 こうした仕事に対して、「やり切った」「結果を出せた」「実際に生産効率が良くなった」ということにやりがいを感じる人もいれば、「プレッシャーがつらすぎて合わない」という人もいます。 その噂が業界を代表するものだと考えるのは危険! 自分に合うかどうかを大切に ネット上の「残業が多い」「休日出勤がある」といった情報が一部の職場で事実であったとしても、それが業界のすべてを代表するわけではないように、こうした「つらさ」の部分だけが切り取られて「やめとけ」という情報になっている可能性もあります。そうした情報に振り回されるのはやめましょう。 興味を持ったのであれば、自身で深く調べて判断することが重要です。具体的には、OB・OG訪問、会社説明会への参加、企業のWebサイトの隅々まで読み込むなど、一次情報に触れる機会を増やしましょう。OB・OG訪問のマッチングアプリを使えば、特定の職種の人から直接話を聞くこともできます。 そうすることで、仕事の具体的なイメージが湧き、自身に合うかどうかを主体的に判断できるようになるはずです。ネットの不確かな情報が原因で、あなたの天職になるかもしれない仕事への扉を自ら閉ざしてしまうのは、あまりにももったいないことだと思います。
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Q
- 仕事が覚えられないことで萎縮してしまいます。
- 仕事が覚えられず、「周りに迷惑をかけているのでは」と不安になっている場合も、その多くは自分の思い込みである可能性があります。まずは上司に「ご迷惑をおかけしていないか心配です」と正直に相談し、客観的なフィードバックをもらいましょう。 また、「仕事が自分に向いていないのでは?」という不安もあるかもしれません。しかし、仕事の適性はすぐに判断できるものではありません。 1、2年目は誰でも経験不足やスキル不足でうまくいかないものです。まずは3年、と一つの目安を設けて取り組むことをおすすめします。 やり方を変える勇気を持とう! 記録が成長のカギ 3年経てば、一通りの業務サイクルを経験し、仕事の全体像が見えてくるでしょう。スキルも経験もある程度身に付いた状態で、それでも違和感があるなら、そのとき初めて「合っていない」という判断が現実味を帯びてきます。 それまでは、具体的な対策として記録を取ることを徹底してください。教わったこと、ミスしたことなどをすべてメモし、振り返る習慣をつけるだけでも、状況は大きく改善します。 これまでのやり方で結果が出ていない以上、やり方を変えることは「失敗」ではなく「改善」です。
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Q
- 就活バッグはGUで買っても大丈夫ですか?
- 就職活動で使うバッグは、ブランドや購入場所が問題なのではなく、ビジネスシーンにふさわしいデザインかどうかがすべてです。 バッグは、スーツや靴と同様に、あなたのビジネスパーソンとしての姿勢やTPOをわきまえる能力を示すアイテムの一つと言えます。 面接では、余計な心配事を抱えず、自分のアピールに100%集中することが大切です。「このバッグで大丈夫か」と少しでも不安になるなら、それは避けるのが賢明な判断でしょう。 基本はシンプル・黒・無装飾! この3点を押さえれば安心 選ぶ際の基本は、「シンプル」「装飾が少ない」「黒色」の3点です。この条件を満たすものであれば、どこで購入しても問題ありません。 今は非常に安価で質の良いビジネスバッグが手に入ります。AmazonなどのECサイトで探せば、1,000円台で見つかることもありますよ。 数千円の投資で要らぬ心配をなくせるなら、それは決して高い買い物ではないはずです。まずはWebサイトなどで、これらの条件に合うものを探してみてください。
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Q
- エージェント経由で内定承諾後に辞退すると、損害賠償は発生しますか?
- 転職エージェント経由で内定を承諾した後に辞退しても、求職者個人が損害賠償を請求されることは基本的にありません。なぜなら、あなたと企業の間にはまだ直接的な雇用契約が成立しておらず、契約関係は企業とエージェントの間にあるためです。 もし企業から何か損害賠償の請求が発生するとすれば、あなたではなくエージェントにいきます。そういったリスクも含めて間に入ってくれるのがエージェントの仕事なので、心配は不要です。 信頼を失う覚悟は必要! 誠実な対応を心掛けよう ただし、内定承諾後の辞退は、そのエージェントからの信用を著しく損なう行為です。 良い非公開求人は信頼できる候補者に優先的に紹介されるため、将来的に優良な転職機会を失うことにつながります。 もし辞退するのであれば、できる限り早く、誠意をもってエージェントに伝えることが社会人としての最低限のマナーです。それが、失う信頼を少しでも食い止め、自分のキャリアへの影響を最小限にする唯一の方法と言えます。
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Q
- iPhoneでZoom画面を録画したら、バレることはありますか?
- 面接の様子を無断で録画することは、発覚するリスクの有無以前に、倫理的な問題があります。振り返りのために録画したいのであれば、「面接の振り返りをさせていただきたく、録画してもよろしいでしょうか」と、正直に相手の許可を得るべきです。 正直に許可を求めれば、多くの企業は「熱心な学生だ」と好意的に受け止めてくれます。もし断られたとしても、ルールを守る誠実な姿勢を示すことができるでしょう。黙って録画するようなリスクを冒す必要はまったくありません。 バレたときのりスクは甚大! 軽率な行動は避けよう もし企業側が録画を禁止しているものを無断で録画した場合、企業の採用活動に関する未公開情報などを不正に記録したととらえられる可能性があります。 それが発覚すれば、内定取り消しはもちろん、万が一データが外部に流出すれば、訴訟などの法的な問題に発展する可能性もゼロではありません。 安易な行動が取り返しのつかない事態を招くことを、肝に銘じておくべきです。
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Q
- 面接で希望勤務地を聞かれたら、どう答えれば良いですか?
- 面接で希望勤務地を聞かれた際、企業側が見ているのは単なる希望地だけでなく、あなたの柔軟性や組織への貢献意欲です。 そのため「基本的には貴社の方針に従う所存ですが、もし希望が許されるのであれば〇〇での勤務を希望します」という答え方をおすすめします。 まずは会社の意向を尊重する姿勢を示したうえで、自分の希望を伝えるという構成です。これは、自分の希望よりも会社の戦力になることを優先しているという意思表示になり、貢献意欲の高さを示せます。 譲れない条件がある場合は理由と貢献意欲をセットで伝えよう もちろん、家庭の事情などで勤務地に絶対に譲れない条件がある場合は、その理由を正直に、かつ丁寧に説明することが重要です。 そのうえで、その条件下でいかに貢献できるかを伝えることで、マイナスの印象を和らげることができます。ただ、内定の可能性を最大限に高めたいのであれば、まずは基本の答え方で柔軟な姿勢を見せることが得策です。 それで希望が通る可能性も十分にありますから、この答え方を準備しておくことをおすすめします。
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Q
- 仕事のプレッシャーで潰れそうです……。
- 「期待に応えられていないのではないか」「周りの同僚はできているのに、自分だけが弱い人間なのではないか」といった不安は、その多くが客観的な事実にもとづかない推測から生まれています。 他人の状況は一部分しか見えないものです。隣の芝生は青くみえるだけで、実は皆同じようにプレッシャーと戦っているのかもしれません。 まずは、その不安の根拠となっている評価について、上司に直接確認してみましょう。もし高く評価されていたにもかかわらず、思い込みで退職してしまったら、これほどもったいないことはありません。 一人で抱え込まないで! 専門家を頼ることも考えよう もし不安が非常に強く、日常生活に支障が出ている場合は、心療内科など医療専門家のアドバイスを受けることも並行して検討してください。 心の専門家は、物事のとらえ方の癖を客観的に指摘し、プレッシャーを上手に乗りこなすための具体的な方法を一緒に考えてくれるパートナーです。 一人で抱え込まず、外部の視点を取り入れることで、心が軽くなることもあります。
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Q
- 自分にだけ厳しい上司がいるのですが、どのように対処すれば良いですか?
- ほかの同僚と比べて自分にだけ上司が厳しいと感じる場合、まずはその上司に直接聞いてみることが一つの方法です。「改善したいので」という前向きな姿勢で、「何か理由があれば教えていただけますでしょうか」と聞いてみましょう。 また、あなたにそう話してくれた同僚一人だけでなく、その上司をよく知る複数の先輩などにも意見を聞いてみることで、より客観的で多角的な上司像が見えてくるかもしれません。 「あの人は見込んでいる部下にこそ厳しく接するタイプだから、期待されているんじゃないか」といった、自分では気づかなかった背景がわかる可能性もあります。 自分を客観視しよう! 仕事の質を見直すのも大切 同時に、本当に自分の仕事の質がほかの人より低い可能性はないか、という視点で自己を振り返ることも忘れないでください。自分が思っている評価と、上司が見る評価に乖離がある可能性もゼロではないかもしれません。 もし本当に自分の仕事の質が低い場合、それは成長のチャンスです。厳しい指摘は、改善すべき点を具体的に教えてくれているサインだととらえましょう。これらのことをおこなったうえで状況が改善しないなら、人事部などに相談するのも良いと思います。
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Q
- 厳しい上司についていけません……。どうすれば良いですか?
- 上司からのダメ出しが続き、自分のすべてが否定されているように感じるつらい状況なのですね。 そういうときは、まず「仕事の成果物に対する指摘」と「自分自身の人格否定」とを切り離して考えることが大切です。 上司には、部下の成果物の品質を担保し、マネジメントする役割があります。厳しい指摘は、その責任をまっとうしている証拠とも言えるのです。あなた自身を攻撃しているわけではなく、単に自分の役割を遂行しているだけ、ととらえてみましょう。 スキル不足が解消されれば天職になるかも! 上司に相談して進めていこう そのうえで、どうすれば上司が求めるクオリティに応えられるのかに集中しましょう。部下のスキルを引き上げることも上司の重要な仕事の一つです。 そのため、厳しい指摘は成長のための無料コンサルティングのようなものだと考え、指摘された点を改善すれば、確実にスキルアップにつながります。 「今の仕事が合っていないのでは」と感じることもあるかもしれませんが、それは単なるスキル不足が原因であることも多いです。まずは、上司に積極的に質問・相談し、スキルアップに集中してみてください。 それでも違和感が残るなら、そのとき改めて適性を考えても遅くはありません。