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Q
- 公務員のエントリーシートの「自己啓発活動」の書き方を教えてください!
- 公務員のESで「自己啓発活動」について書く際、「何か意識の高い内容でなければならない」と考えるのは、よくある誤解です。 「自己啓発」とは、読書やスクール通いといったことだけではなく、「自分自身を高めるための活動全般」を指します。 そのため、あなたが実践している「週末に1万歩歩く」「毎日ストレッチをする」といった健康管理も、立派な自己啓発活動です。大切なのは、その活動をどう伝えるかという「表現の工夫」の部分になります。 目的・きっかけ・学びの3点で活動をアピールしよう 効果的な伝え方は、まず「何のために(目的)」その活動をしているのかを明確にすることです。 たとえば、「常に高いパフォーマンスで仕事に取り組めるよう、心身の健康を維持するため」といった目的を述べます。 次に、それを始めた「きっかけ」や、乗り越えようとしている「課題」に触れ、最後に、その活動を続けることで得られている「学び」や自分自身の「変化」で締めくくると良いでしょう。 この構成で語ることにより、日々の小さな習慣が、あなたの自己管理能力や目標達成への真摯な姿勢を示す、説得力のあるエピソードに変わるのです。
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Q
- エントリーシートの文字数が多いとつらいです……。
- ESの文字数が多くて書けない、という悩みですね。その場合、必要なのは文章を「膨らませる」テクニックではなく、文章の「材料」そのものを増やすことです。 多くの場合、文字数が埋まらない根本的な原因は、自己分析や企業・業界研究が不足していることにあります。 たとえば、あなたが大好きな趣味やゲームについて語る時を想像してみてください。その魅力やほかのものとの違い、自分なりの攻略法など、いくらでも詳しく話せるのではないでしょうか。それは、あなたの中に豊富な「材料」があるからです。 好きを語るように書けばOK! 情報量が文章量になる ESもそれと同じです。文章の書き方で悩む前に、もう一度、自身の経験を深く掘り下げ、応募先の企業や業界について徹底的に調べ、語るべき材料集めに時間をかけてみてください。 十分な材料さえ揃えば、おのずと文章は豊かになり、文字数を埋めることはもはや苦ではなくなっているはずです。
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Q
- エントリーシートの文字数は何割埋めるべきですか?
- ESの文字数は、指定された数の最低でも8割以上、できれば9割以上埋めることをお勧めします。 文字数の指定は、面接で「3分間で自己PRをしてください」と言われるのと同じで、企業があなたに与えた「表現の時間」です。 その時間を最大限に使って自分をアピールするのが、相手への誠意と言えるでしょう。 構成と執筆を分けて考えるとスムーズに作成できるようになる もし、文章を作成しながら文字数を調整するのが苦手で時間がかかってしまう場合は、いきなりパソコンで書き始めるのではなく、まず伝えたいことの要点をノートなどに書き出し、話の構成や流れ(レイアウト)をしっかりと考えてから、清書に移るという手順を試してみてください。 「構成を考える」作業と「文章を書く」作業を分けることで、驚くほどスムーズに、かつ質の高い文章を作成できるようになります。
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Q
- ESの自由記入欄が小さい場合、何を書くべきですか?
- ESの自由記入欄が小さい場合、何を書くべきか迷いますよね。結論から言うと、スペースが小さくても、必ず何かを書きましょう。 なぜなら、企業側は、その小さなスペースを「あなたの熱意を測る最後の機会」として見ている可能性があるからです。 もしそこが第一志望の企業であったなら、あなたはその小さな欄を空白のまま提出するでしょうか。きっと、少しでも自分をアピールしようと、必死に言葉を考えるはずです。 自分の言葉で意気込みを! 想いを伝えることを諦めないで 採用担当者は、その欄が埋められているかどうかで、あなたのその企業に対する想いの強さを判断します。 そのため、その小さなスペースには、「これまでのアピールでは伝えきれなかった、貴社で働きたいという強い想い」を、あなた自身の言葉で、短く簡潔に書き記すのが最も効果的です。
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Q
- エントリーシートの資格欄に運転免許を書くのはありですか?
- ESの資格欄に運転免許を書くべきか、という質問ですね。多くの人が持っているため、アピールにならないのでは、と考える気持ちはわかります。 しかし、ESの役割は、単に自己PRをするだけでなく、「自分はこういう人間です」という情報を正確に伝えることにもあるのです。 持っている資格を正直に記載することは、相手企業に対する「誠意」や「親切」の表れと言えるでしょう。 必ず正式名称で記載!「AT限定」なども忘れずに 運転免許を持っていることで評価が大きく上がるわけではありませんが、企業が「資格」の欄を設けている以上、持っている資格はきちんと記載するのが基本です。 その際、ただ「普通自動車免許」と書くのではなく、「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」のように、必ず正式名称で書くように心掛けましょう。 細部まで気を配れるという、丁寧な仕事ぶりをアピールすることにもつながります。
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Q
- エントリーシートに資格の取得見込みを書いても良いのですか?
- ESに、まだ取得していない資格について記載する場合、その書き方には少し注意が必要です。私は「〇〇取得予定」という表現はあまりお勧めしていません。 なぜなら、この言葉は「すでに試験には合格し、後は証明書が交付されるのを待つだけ」という状態を指すことが多く、まだ勉強中の段階で使うと、面接官に「本当に取得できるのだろうか」と疑問を抱かせる可能性があるからです。 資格は1~2個に絞ろう! 意欲を示す書き方が重要 もし勉強している意欲をアピールしたいのであれば、「〇〇の取得に向けて学習中です」と、ありのままの事実を記載するほうが、誠実な印象を与えられます。 ただし、この「学習中」というアピールも、あまりに多くの資格を並べてしまうと、かえって熱意が薄れて見えてしまうため、応募する職種に特に関連性の高いものに絞り、1つか2つ程度に留めておくのが良いでしょう。
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Q
- ESは8割埋めるべきですか?
- ESを8割程度埋めるべきか、という質問ですね。結論から言うと、指定された文字数の8〜9割以上は埋めるようにしましょう。 8割埋めなくても「伝えたいことは書けている」と感じるかもしれません。ですが大切なのは、企業が設定した「ルールの中で求められる成果を出す」という姿勢を示すことです。 企業が指定した文字数や記入欄の大きさは、いわばあなたへの課題そのものととらえましょう。 熱意の証明!与えられた機会を最大限に活かそう たとえば、将来クライアントから「60分でプレゼンをしてほしい」と依頼された際に、「言いたいことは10分で伝えられたので終わります」とはなりませんよね。 指定された枠組みの中で、最大限のパフォーマンスを発揮することが、社会人としての基本です。ESで指定された分量をしっかりと書き切ることは、その第一歩であり、あなたの誠意と課題遂行能力を示す絶好の機会だととらえましょう。
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Q
- バイトやサークルもしてないのでガクチカが書けません。
- アルバイトやサークル経験がなく、ガクチカに書けるような「成果」もない、と悩んでいるのですね。 その悩みは、多くの場合「ガクチカ=大きな成果を出した経験」という誤解から生まれています。ガクチカとは、その名の通り「学生時代に力を入れたこと」であり、必ずしも輝かしい成果は必要ありません。 好きで没頭したことも立派なガクチカ! 自己分析から再スタートしよう 大切なのは、あなたが何に時間を使い、どのように考え、行動したかというプロセスそのものです。まずは「成果」を探すのをやめて、「自分が繰り返しやったこと」「好きで没頭したこと」といった、自身の日常の中にあった「熱心さ」の源泉を探してみてください。 たとえば、「趣味の本を沢山読んで知識を深めた」ことや、「大学の試験にはいつも計画的に準備して臨んだ」といった経験も、あなたの計画性や探求心を示す立派なガクチカになります。 多くの場合、この悩みの根源は自己分析が不足していることにありますので、一度大学のキャリアセンターなどに相談し、第三者の視点を借りながら自身の経験を深く掘り下げてみることを強くお勧めします。
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Q
- ガクチカでサークル活動に関する嘘はバレますか?
- ガクチカでサークル活動に関する嘘がばれるか、という質問ですね。結論から言うと、事実確認をされて嘘がばれる可能性は低いですが、面接官からの深い質問に答えられず、話の辻褄が合わなくなったり、自信のない態度から「この話は本当ではないな」と疑われたりするリスクは非常に高いです。 それ以上に、そもそも自身が熱心に取り組んでいなかった活動を、無理にガクチカとして語るべきではありません。 熱量高く話せない経験よりも自信を持って伝えられるほかの経験を探そう 「サークル活動はガクチカに使いやすい」という先入観で、情熱を注いでいないことを無理に膨らませる努力は、効果的とは言えないでしょう。 それよりも、たとえ小さなことでも、自身が本当に好きで没頭したこと、時間を忘れて取り組んだこと、得意なことなど、「これならたくさん話せる」と心から思えるテーマを探すほうが、遥かに説得力のあるアピールにつながります。 面接で本当に評価されるのは、話の巧さではなく、あなたの経験からにじみ出る熱意と人柄だからです。
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Q
- 自己分析で過去の経験をどう整理すれば良いですか?
- 自己分析は「ここまでやったら終わり」というものではなく、常にアップデートしていくものです。 現時点で「これくらいは表現できるかな」という、6~8割くらいの自己理解があれば、まずは次のステップである業界・企業研究に進んで問題ありません。 業界・企業研究を進めたり、実際に面接を受けたりするなかで新たな気づきが生まれ、自己分析がさらに深まることはよくあります。一人で抱え込まず、必要であればキャリアセンターや第三者に相談することも考えましょう。 感情を振り返る! 出来事を通した自身の考えや行動を深掘ろう 効果的な自己分析の方法としては、漠然とキャリアを振り返るだけでなく、「出来事」に紐づく「感情」や「感覚」も一緒に書き出すことです。 たとえば、仕事名だけでなく、具体的な作業や行動ベースで振り返り、その時に感じた「ワクワク」「しんどさ」「うれしさ」などを記録することで、自分の強みや興味が明確になります。 過去の経験を整理する際は、特に心に残っている頑張ったこと、苦労したこと、楽しかったことなどの出来事をピックアップし、その出来事を通して「どう考え、どう行動したか」を深掘りしましょう。 就職活動においては、基本的に大学時代の出来事を軸に振り返り、特に大きなインパクトがあった場合は高校時代まで遡っても良いでしょう。