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Q
- 公務員に有利な学部はありますか?
- 一部の技術専門職などを除けば、学部による有利・不利は基本的にないと考えてください。 おそらく市役所や県庁などの行政職を想定してのご質問かと思いますが、その場合、特定の学部が絶対的に有利になるということはありません。 配属先はさまざまなので総合的な視点が大切 もちろん、税務署など専門性の高い分野を志望する場合は関連学部が有利に働くこともありますが、採用後はさまざまな部署に配属される可能性があるため、一般的な行政職であれば学部を気にする必要はないでしょう。
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Q
- 就活面接で苦手なことを聞かれた際の答え方はどうしたら良いでしょうか?
- 苦手なことを正直に答えても、それ自体がマイナス評価に直結するわけではありません。苦手なことがあること自体は、まったく問題ないのです。 重要なのは、自分の課題を客観的に認識できているか、そしてそれを改善しようと努力しているかという点です。 「私にはこういう課題があることを自覚しており、それを克服するために現在このような工夫をしています」という形で伝えることができれば、むしろ自己分析能力や成長意欲をアピールする機会になります。 NG表現に注意 ! 伝え方に留意しよう ただし、「協調性がない」「時間を守れない」「すぐにカッとなりやすい」といった、社会人としての根幹にかかわる内容は、表現を工夫して伝える配慮が必要です。 たとえば、「自分の考えに集中しすぎる傾向がある」「完璧を求めすぎて時間がかかってしまうことがある」といったように、ポジティブな側面も示唆するような言い方に変えるのが有効です。 自分の課題と向き合う姿勢を示すことが大切です。
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Q
- 一次面接から一週間経っても連絡がない場合、不合格ですか?
- 1週間で連絡が来なくても遅いということはなく、ごく一般的な範囲です。選考結果の連絡は10日から2週間程度待つのが普通だと考えてかまいません。焦る必要はまったくありません。 企業によっては、最終面接の結果連絡に1カ月かかったという例もあります。もし2週間以上待っても連絡がない場合は、メールで問い合わせをしても失礼にはあたりません。 気持ちを切り替えて! 就活を止めないで! また、面接後は自分でできることは何もありません。結果を待つ間、やきもきする気持ちはわかりますが、その時間を次の企業の準備に充てるなど、動きを止めないことが就職活動では非常に重要です。 面接が終わったら、ある程度割り切って次の行動を起こすことを心掛けましょう。合格だった場合はもちろん良いですが、不合格だった場合に待っていた時間が空白になってしまうのは、非常にもったいないです。
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Q
- 経営学部の志望動機を面接で伝える際のポイントは何ですか?
- 「将来はビジネスに携わりたい」「経営者になりたい」という思いがあるなら、なぜそう思うようになったのか、その「理由」を説明できるようにしましょう。 たとえば「昔から自分で考えて動くのが好きだったから」「若手起業家に憧れを持ったから」など、自分の中にあるきっかけを探してみてください。 一つの出来事でなくても構いません。「最初にそう思ったとき」「その思いが強くなったとき」など、気持ちの変化のプロセスを伝えるのもありです。 経営学部で学びたいことの背景がみんな違うからこそ志望動機の根源になる 「経営者になりたい」ということを考える人は多くいますが、背景にある理由は一人ひとり違います。そこを深堀りできると、あなたならではの志望動機になります。そして「だからこそ経営学部で〇〇を学びたい」と、学びたいことへとつなげることができます。 「なぜ経営学部か」は、「なぜ経営者を目指すのか」と重なる部分が多いので、経営者になりたい理由を明確にすることで話しやすくなりますよ。 また「なぜこの大学なのか」と聞かれた場合は、他大学との比較をして納得した点を挙げたり、学びたい教員の研究分野などを挙げられると説得力が増します。大学の公式サイトや教員紹介ページを活用してみてください。
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Q
- 「顔採用」だと言われました。
- もし「顔採用」を「能力とは無関係に、外見だけで採用すること」と定義するのであれば、そのような採用は、私の知る限りではほとんど存在しません。 もちろん、アナウンサーなど、多くの人の前に立つ一部の特殊な職業においては、外見が与える好印象も重要な要素の一つとなるのは事実です。しかし、それはあくまで要素の一つであり、能力を完全に無視した採用はありえません。 外見だけの評価で採用ということはない 企業の立場に立てば理由は明白です。外見が良いというだけで、能力のない人に高い給料を払い続けることができるでしょうか。もし企業のイメージキャラクターとして外見を重視するのであれば、それは社員としてではなく、芸能事務所などに依頼するのが合理的です。 社員として採用されたのであれば、それはあなたの外見だけでなく、内面も含めた総合的な能力が評価されたということです。自信を持ってください。
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Q
- なんのために働くのかわからなくなった場合どうすれば良いでしょうか?
- 働く目的が見つからずに悩んでいるのであれば、まずは「仮決め」でも良いので、一度社会に出てみることをおすすめします。実際に働いてさまざまな人や物事に触れるなかで、新たな興味や関心が湧いてくることは少なくありません。 まずは一歩を踏み出し、そのなかで自分の興味をみつけていくことが大切です。 自分なりの軸をじっくり見極めてキャリアを築いていこう もし具体的な希望がなく、ITに抵抗がないのであれば、「ITエンジニア」を目指すのは良い選択肢の一つです。ITが合わないと感じるなら、「給与」を軸に仕事を選んでみるのも一つの手です。 それも違うと感じる場合は、「人手不足の業界」に目を向けてみてください。飲食、宿泊、介護、建設といった業界は常に人材を求めています。まずはどこかの業界で経験を積み、そこからキャリアチェンジを考えるという道も、現代ではごく一般的です。
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Q
- 国家公務員の一般職の面接カードで志望動機は何を書くべきですか?
- 「社会貢献したいから」という動機だけでは、正直、国家公務員の志望動機としては弱いです。 なぜなら、それは多くの人が漠然と持っている思いだからです。国家公務員は非常に人気のある職種であり、限られた採用枠に対して、明確な意志を持った人たちが本気で臨んできます。その中で、志望動機が曖昧なままでは通過は難しいのが実情です。 では、どうすればよいのか。まず「なぜ地方ではなく国家なのか」「なぜ民間企業ではダメなのか」「あなたが考える社会貢献とはどのようなことなのか」といった問いに、自分の言葉で答えてみてください。その答えこそが、志望動機に書く内容になります。 つまり「自分にとって社会貢献とは◯◯であり、それは民間企業では実現しにくいから」といったロジックです。もし「国家公務員としての社会貢献」がどのようなものかイメージしにくい場合は、そもそも業務内容の理解が不足している可能性があります。 最低限の情報収集は必須 「公務員試験対策に割ける時間がない」とのことですが、競争率の高い国家公務員を目指す以上、最低限の情報収集は必要不可欠です。まずは興味のある省庁のHPなどを見て、どのような仕事をしているのかを具体的に把握してみましょう。 大事なのは、他人から与えられた言葉ではなく、自分の内側から出てきた納得感のある理由(動機)を持つことです。こういったことを考えて言葉にするのは簡単ではありませんが、競争率の高い仕事に応募してくる人たちはこういうところを練り込んで臨んできます。 今からでも遅くないので、先のポイントを参考に「自分の言葉」で、志望動機を見つけてみてください。
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Q
- フルコミッション型の働き方はきついですか?
- 一番のネックは、フルコミッションでの働き方の場合、「雇用契約」ではなく「業務委託契約」になる可能性が高いということです。つまり、会社に雇われるのではなく、個人事業主として働くという形式になります。 「きついかどうか」という感覚的な問題ももちろん大事ですが、この契約形態の違いは非常に大きなポイントなので、しっかりと理解しておく必要があります。 たとえば、雇用契約で働く「労働者」であれば、会社が社会保険(厚生年金・健康保険・雇用保険・労災保険)に加入させてくれます。 一方、業務委託契約になると、国民年金と国民健康保険には加入できますが、雇用保険や労災保険には基本的に入れません。 つまり、もし怪我をして仕事を休むことになっても、保障がないということです。こういったリスクも含めて、自分の性格やスキル、生活スタイルに合っているかを見極める必要があります。 向き不向きを注意深く判断してから働き方を考えよう 「収入が安定していた方が心が落ち着く」というタイプの方には、フルコミッションはあまりおすすめできません。「もっと稼ぎたい」「自分なら成果を出せる」と思える人で、ある程度のリスクを取れる(多少の収入の増減があっても大丈夫)と思えるなら、フルコミッションが向いていると言えるでしょう。 一般的には、若手のうちは雇用されながら経験を積み、自分のスキルを磨いていく期間に充てる方が安全です。 そして、ある程度年数を重ねて「成果報酬でもやっていける」という見通しが立ってから、フルコミッションの働き方に挑戦する、という流れの方がリスクを抑えつつ、最終的に自分の希望する働き方を実現できると思います。
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Q
- OB・OG訪問の依頼メールに、社会人側はどう返信すれば良いですか?
- 「学生にとって丁寧でわかりやすく、気持ちの良い返信」とは、社会人として普段心がけているメール対応の延長だと捉えてOKです。 たとえばクライアント宛のメールでも、「一目で内容が伝わる件名」や「柔らかな冒頭・締めの言葉」を意識しているのではないでしょうか。件名は「OB訪問の件について(◯◯株式会社 佐藤より)」のようにシンプルに。本文の冒頭には「ご連絡ありがとうございます」や「ご依頼いただきありがとうございます」など、前向きなフレーズを入れると印象が柔らかくなります。 最後も「当日お会いできるのを楽しみにしています」といった好意的な一文で締めると、相手の不安も和らぎますよ。 就活生は、社会人とやりとりすること自体に緊張しています。「失礼なことを言ってしまっていないか」「怖い対応をされないか」と不安を抱えていることも多いので、こうした一言が安心感につながります。加えるべき具体的な内容としては、自分が無理のない範囲で候補日を複数提示したり、オンライン・対面の希望を尋ねたりすると親切です。 また「事前に聞きたいことがあれば、遠慮なく教えてください(送れそうであれば)」と添えておけば、相手も安心して連絡できます。 自分のスケジュールとしても相談して無理のない範囲で連絡しよう 注意点としては、あくまでも「無理のない範囲」であること。忙しい中でスケジュールを無理に調整したり、事前質問に過剰に準備したりする必要はありません。 メールがあまりにドライだと学生は「冷たくされた」と感じることもあります。質問者さんの「後輩の力になりたい」という気持ちを表す一言を入れるだけでも印象はガラッと変わりますよ。
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Q
- 新卒でカナダ就職は難しいですか?
- まず「カナダで就職したい」という目標についてですが、「難しいかどうか」で言えば、難易度は高めです。 カナダを含む多くの海外の国では、日本のような「新卒一括採用」という制度が基本的に存在しません。企業は応募してきた人のスキルや経験を見て採用を判断するため「即戦力」が求められる傾向があります。 英語力があるというのは大きな強みですが、それだけで採用されることは少なく「なぜあなたを雇う必要があるのか」を企業に納得してもらう必要があります。 たとえば日本語教師や日本食レストランなど、日本人であること自体が強みになるような職場であれば、比較的採用のハードルは下がります。「カナダで働く」こと自体を優先するのであれば、職種を選ばなければ十分にチャンスはあると思います。 一方で「◯◯の仕事がしたい」と職種を絞る場合、それに必要なスキルや経験があるかどうかを見られますから、就職のハードルも高くなります。そのため、まずは「カナダで働いたことがある」という経験を積むことを第一ステップとして考え、現地での経験を通して目標に近づくためのスキルを高めていくことも一つの選択肢です。 現地の情報に詳しい人に頼るのも良い手段 また、現地の就職事情を把握するために、人材エージェントに複数登録しておくのもおすすめです。「カナダ 人材エージェント」などで検索すると、日系・外資系問わず多くのエージェントが見つかります。彼らは現地の求人動向を熟知しているので「どんな準備をしておくべきか」といったアドバイスも受けられます。 新卒での海外就職は決して簡単ではありませんが、不可能ではありません。まずは、できることから一歩ずつ手をつけていってみてください。