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Q
- 介護職の退職理由で噓をついても良いですか?
- 嘘をつくことは推奨しませんが、言い方を工夫することは可能です。 たとえば、「いじめ」が原因の場合でも、「体調を崩した」という事実に焦点を当て、「業務が多忙で労働環境が過酷だったため体調を崩しました」と伝えてみてはいかがでしょうか。 給与水準の低さなど、事実ではあるが伝えやすい理由を探すのも有効です。 新しい転職先に応募する際には、体調が万全であること、前向きな姿勢を伝えることが重要ですし、それを面接でもアピールしましょう。 経験の活かし方が重要! 貢献する姿勢を見せよう 退職理由を伝える際は、過去のネガティブな経験をそのまま話すのではなく、そこから何を学び、今後にどう活かしたいかという視点を持つことが重要です。 体調の問題であれば、現在は回復し、働く準備が整っていることを明確に伝え、新しい環境で貢献したいという意欲を強くアピールしましょう。これにより、採用担当者に良い印象を残すことができます。
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Q
- 内定式に参加するのが不安です……。
- 内定式が不安なときは、二つのことを意識してください。 一つは笑顔であいさつすること、そしてもう一つはこちらからも質問することです。どちらもコミュニケーションの基本です。 相手への興味や敬意を示す行為が、相手に質問を返すという行為にあたります。 たとえば、隣の人から「どこの大学出身ですか?」と聞かれたときに、「〇〇大学です」と答えて会話が終わってしまうのはよくありません。「〇〇大学です。あなたはどちらの大学ですか?」と笑顔で質問を返してみましょう。 会話のキャッチボールを心掛ければ問題ない この質問返しが笑顔でできれば、コミュニケーションはまったく問題ありません。いろいろ難しく考える必要はなく、まずはこの二つだけを意識して臨んでみてください。 これは、英語の「How are you?” “I’m fine, and you?」と同じ、会話のキャッチボールの基本です。 聞かれたことに答えたら、今度は「あなたはどうですか?」と相手に問いかけましょう。これができるだけで、スムーズな関係が築けます。
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Q
- 保育士の内定を辞退をしたいのですが、どうすれば良いですか?
- 内定辞退の連絡は早ければ早いほど良いです。辞退すると決めたら、すぐに連絡を入れましょう。「いつにすれば失礼に当たらないか」とタイミングを測ること自体が、相手の都合を考えていないことになってしまいます。 相手に対する謝罪の気持ちや、失礼のないようにしたいという思いがあるならなおさら、即連絡がおすすめです。相手からすれば、辞退の連絡はすぐにでもほしいものです。タイミングは「決めたらすぐ」と覚えておいてください。 電話で感謝と辞退の意思を明確に伝えよう 方法については、個人的にはメールでも良いと考えています。ただ、一般的には「電話のほうが丁寧だ」ととらえる人が多いです。マナーが気になるのなら、まずは電話で第一報を入れてみてください。 電話では、まず内定のお礼を伝えます。 次に、「慎重に検討した結果、他社に就職することを決めました」と辞退の理由を述べます。 最後は、「高く評価していただいたにもかかわらず大変申し訳ございませんが、内定を辞退します」と、明確に辞退の意思を伝えてください。
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Q
- おもしろいエントリーシートの書き方のコツを教えてください。
- 差別化のためにおもしろいESを書きたいという考えは、危険かもしれません。 まず、ESに「おもしろさ(Fun)」は求められていません。やめたほうが良いです。お笑い芸人のようなユニークな構成や砕けた表現は、リスクしかありません。 ESで求められる「おもしろさ」とは、興味深さ(Interest)のことです。つまり、理路整然としていて、端的にわかりやすく、具体性があるということです。正攻法で興味を引くことを目指しましょう。 オリジナリティは感情やセリフでも出せる 「おもしろさ」を考える前に、ESに書く内容をきちんと深める方法を考えましょう。 自分のアピールしたい特徴、性格、強みをきちんと示し、それを証明する具体的なエピソードを添えます。その際、「結論・理由・具体例・まとめ」という論理的な順番で書くことが重要です。 もし印象を強く残したい、オリジナリティを出したいのであれば、エピソードのなかに、そのときの感情や誰かのセリフを具体的に入れてみてください。そうすれば、あなたにしかないエピソードになり、自然と差別化が図れます。
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Q
- 大学院に落ちて留年するか卒業するか悩んでいます。
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Q
- カンボジアでのボランティア経験を就活でアピールする方法を教えてください。
- ここで重要なのは、根本的な考え違いをしてはいけない、ということです。アピールすべきは「カンボジアでのボランティア活動そのもの」ではありません。 まず先に決めるべきは、あなたがアピールしたいご自身の性格、特徴、能力です。ボランティア経験は、そのアピールしたい能力を裏付けるための材料として使います。最初に何をアピールしたいかを決めることが重要です。 先に強みを決めれば使うエピソードは決まる! たとえば、あなたがコミュニケーション能力をアピールしたいのであれば、カンボジアでのボランティア活動中に、その能力をどのように発揮したかというエピソードを探して話すのです。 粘り強さが強みなら、ほかの人が諦めたことを継続したエピソードを話します。 ご自身の何を強調したいのかが決まっていないことが、どのエピソードを使えば良いかわからない原因です。まずご自身の何をアピールしたいかを決めれば、使うべきエピソードは自ずと決まります。
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Q
- 保育園でのボランティアは、就活でアピールできますか?
- もちろんアピール材料になります。言ってしまえば、違法行為でない限り、アピールに使ってはいけない経験はありません。 エピソードの選び方としては、まずご自身の何をアピールしたいかを決め、そのアピールしたい能力や特徴を裏付けるための材料として、保育園での経験を使ってください。 セリフと感情を入れることで具体的なエピソードになる! 話が抽象的になってしまいそうで不安だという点については、エピソードを具体的に伝えるコツがあります。それは人のセリフとご自身の感情を入れることです。 たとえば、「〇〇さんがこうおっしゃっていた」「誰々にこう言われた」「自分はこう感じた、こう思った」という要素です。この二つが入らないと、それは説明になってしまい、具体性に欠けがちです。 この二つを入れようとすると、必然的に具体的なシーンを取り上げることになり、結果として話が具体的になります。これが、「エピソード」です。エピソードと説明の違いはここにあります。
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Q
- 労働条件通知書を内定承諾前に送れないのは普通ですか?
- 内定を承諾する前に、労働条件通知書をもらえないというのは、特に珍しいことではありません。法的には入社時までに提示すれば良いため、法的な問題はありません。 とはいえ、内定者から「見せてほしい」と依頼があれば、承諾前でも送付するのが親切な対応だと私は思います。 ただ、企業側も個別対応が大変なため、一律で「承諾後」とルール化している可能性が考えられます。個別対応はキリがないというのが実情でしょう。 「安心して承諾したい」と丁寧に依頼しよう! ご自身でできることとしては、企業に対し「安心して内定を承諾したいと考えておりますので、誠に恐縮ですが、承諾前に労働条件通知書をいただくことは可能でしょうか」と、お願いベースで依頼してみることです。 このような依頼をしたからといって、内定が取り消しになることはありません。それで内定取り消しになったら、それこそ法的な問題に発展しかねないからです。ただし、送付してもらえるかどうかは、会社の判断次第です。
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Q
- ボーナスが少ないと、モチベーションも左右されますよね……?
- モチベーションが下がるのは自然な感情です。決してダメなことではありません。 問題の本質は、評価される頑張りの想定と、会社の実際の評価基準との間にズレが生じている点にあると考えられます。 まずは会社の評価基準を把握することが必須 まずは、会社のボーナス評価基準を正確に把握することが必要です。上司へ聞いたり、社内規定を参照したりして確かめましょう。 会社が何を評価してボーナスを決めているのかがわかれば、ボーナスを上げるための正しい行動戦略を立て直すことができます。会社によって、成果を重視したり、年次によってボーナスが変動したりとさまざまです。会社に合った方向性を定めましょう。 もし、評価基準が年功序列などで固定化されており、個人の頑張りが反映されにくい仕組みだと判明すれば、昇進を目指す、あるいは転職するなど、別の選択肢を検討するきっかけにもなります。
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Q
- 自衛隊の自己PRで忍耐力はアピールできますか?
- 自己PRがまとまらない一番の原因は、「どこに応募するか(業界・職種)」を決めていない点にあると考えられます。 A社とB社、あるいは営業職と事務職では、求められる忍耐力の質が異なります。 まずは、自分が応募したい業界や職種を決めることから始めてください。 アピールの手順を3つのステップで紹介します。 第一に、応募先を決めてください。業界、業種から絞りましょう。 第二に、その職場で求められる能力を特定します。たとえば、営業なら「断られても関係構築できる粘り強さ」、事務なら「大量の処理に正確に対応するメンタル」などの資質です。 第三に、自分の忍耐力と、上記で特定した能力が重なる部分を見つけます。2つを関連付けて、「私のこの忍耐力は、御社のこの業務でこのように活かせます」という形でアピールを構成します。 経験は数字で示し、具体性を高めよう 自衛隊での経験は、その忍耐力を証明する具体的なエピソードとして活用してください。 その際、「3年間、毎朝6時に起き3km走った」のように、頻度・回数・期間・人数などの数字を盛り込むと、客観性と説得力が増します。