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Q
- 発達障害を抱えて就活するのは無理なのでしょうか?
- 決して無理ではありません。障害を個性や特性ととらえ、適切な自己理解と対策をおこなうことで十分に就職は可能ですよ。 ネガティブにとらえるのではなく、自分の特性を理解することが大切です。 たとえば、タスク管理が苦手ならカレンダーや可視化ツールを使うなどの工夫ができ、「こだわりが強い」ことを「細部への集中力がある」と言い換えるなど、強みに変換できる部分を見つけてアピールしていきましょう。 開示は任意! 専門家と相談して慎重に決めよう 企業の合理的配慮や障害者雇用枠を活用するのも一つの手です。 障害をオープンにするかクローズにするかは、不利益を被る可能性なども含めてメリット・デメリットがあります。支援機関やキャリアカウンセラーと相談しながら、自身に合った働き方や伝え方を慎重に検討してみてくださいね。
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Q
- 就活メールの返信が遅れたことで落ちることはありますか?
- 1日、2日返信が遅れたからといって、即不採用になることはほとんどないので安心してくださいね。企業側もそこまで絶対的な期限を設けていないことが多く、ある程度の許容範囲は持っています。 ただし、迅速なレスポンスが求められる場面では「主体性に欠ける」と心証を損ねる可能性はあります。大切なのはその後の対応です。遅れてしまったことを素直に謝罪し、リマインドをくれたことへの感謝を丁寧に伝えましょう。 24時間以内に返信がマスト! 信頼回復に努めよう これを良い学びとして、今後はビジネスの基本である24時間以内の返信を心がけるようにしてください。 失敗しても、その後のリカバリーや改善しようとする姿勢を見せることで、信頼を回復することは十分に可能です。次につなげて頑張ってくださいね。
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Q
- 就活で初めてグループワークに参加します。どのように臨めば良いでしょうか?
- 初めてで緊張すると思いますが、無理にリーダーやファシリテーターを目指す必要はありません。まずはタイムキーパーや書記といった役割から入るのがおすすめですよ。 これらの役割であれば、時間管理や記録をおこないながら議論の流れを観察しやすく、全体を見ながら貢献できるため、経験を積んで自己分析を深めるのに適しています。 発言が難しいときは共感! 不安なら予習して臨もう 発言については、最初に自己紹介を兼ねて場をリードするような一言を発せれば好印象ですが、難しければほかの人の意見にうなずいたり、「良い意見ですね」と共感したりするだけでも積極性は伝わります。 また、不安を減らすために、事前に受ける業界の基礎知識や課題を予習しておくと、いざテーマを与えられたときに議論に入りやすくなるでしょう。
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Q
- やりたいことがないまま就活を進めてしまっています。
- 珍しくない悩みですので、焦らず段階的に考えていきましょう。 まずは自己分析として、過去の部活やアルバイトで充実感や達成感を感じた瞬間を洗い出してみてください。そこにあなたの価値観や共通点があり、仕事選びのヒントが隠されているはずです。 「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(すべきこと)」のフレームワークを使ってみるのもおすすめです。自分の希望、能力、社会や企業から求められていることを整理してください。3つの要素の重なる部分から応募する職種を見つけてみましょう。 反対に、やりたくないことを書きだす方法もおすすめです。 世の中の仕事について知り、他者の目を通して自分を理解する やりたいことがない場合は、単に「世の中にどんな仕事があるか知らないだけ」という可能性もあります。 世の中には、1万8000種類ほどの職があります。これだけの数があれば、自分に合う仕事があるはずです。説明会やインターンシップに参加して視野を広げてみましょう。 興味を持っていることからイメージを膨らませる方法もあります。たとえば、大学での取り組み、アルバイトなどに積極的に取り組むことで、自己理解が進む可能性も高いです。 あるいは、友人や家族、キャリアセンターの人に自分の強みを聞く他己分析も有効です。自分のことを一人で知るのは難しい部分があります。第三者からのフィードバックを通して、自分の強みや性格に気づいていきましょう。
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Q
- 詫び状を送る封筒の選び方を教えてください。
- 謝罪の気持ちと誠実さをあらわすため、白無地の封筒を選びましょう。茶封筒や角形封筒などの事務的なものは避け、できれば中身が透けない二重封筒を選ぶのが理想的です。 これは書類の重要性や、相手を大切に思う気持ちを表すことにつながりますよ。中に入れる便箋も、白無地のきちんとしたものを用意してくださいね。 すべて正式名称で記載! 丁寧さで誠意を示そう 書き方は縦書きで、住所や氏名を都道府県から省略せずに丁寧に記載します。「〇〇県」などを省略してしまう人もいますが、すべて正確に書くのが基本です。 最後に封筒の裏に「〆」などの封字を書いて閉じたことを示すのも、企業勤めではよくおこなわれる習慣であり、社会人としてのマナーとして大切になります。略さず、手を抜かず、形から誠意を伝えましょう。
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Q
- 鉄道会社の志望動機はどのように書けば良いでしょうか?
- 「電車が好き」という気持ちは大切なモチベーションですが、それだけでは志望動機として不十分と言えます。 「なぜ好きなのか」「どんなきっかけで興味を持ったのか」という原体験を深掘りし、企業理念や特徴と自身の強みを結びつけて語る必要があります。単なるファンの目線ではなく、ビジネス視点を持つことが大切ですよ。 入社後のビジョンが大事! 貢献する気持ちを示そう 鉄道会社であれば、社会の交通基盤を支えるという理念に対し、自分がどう貢献できるかを考えてみましょう。 仕事としてどのように地域社会や交通基盤に貢献したいか、入社後にどのような専門性を高めて、どんなサービス提供に寄与したいかというキャリアビジョンを具体的に伝えてみましょう。 「好き」を入り口にしつつ、最終的には企業の利益や社会貢献にどう寄与できるかという視点でまとめてくださいね。
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Q
- 内定式の持ち物に不安があるのですが、何が必要なのでしょうか?
- 内定式では、企業から指定された提出書類などは基本中の基本ですが、それ以外にあると便利なのは、指示や予定を書き留めるためのメモ帳、筆記用具やスケジュール帳です。 当日は今後のスケジュールの説明などもあるため、管理できるものが必要になります。 また、当日は多くの配布資料が渡されることも予想されるため、それらをきれいに持ち帰るためのA4対応のクリアファイルや、書類が入る大きさのバッグも準備しておきましょう。 体調管理に関わる物も大事! 万全の準備で参加しよう そのほか、社会人のマナーとして、ハンカチやティッシュは必須になります。 また、長時間の式典や緊張する場面に備えて、目薬や常備薬など、自身の体調管理に必要なものを持参すると安心ですよ。臨機応変に対応できる準備をしておくことが大切です。 新入社員とはいえ、こうした準備の良さは見られていますので、万全の状態で臨んでくださいね。
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Q
- 就活で名刺入れは必ず用意すべきでしょうか?
- 就職活動において名刺入れは必ずしも必須ではありませんが、持っていると「社会人としての意識が高い」「準備が良い」ということをアピールでき、相手に好印象を残せるアイテムと言えるでしょう。 特に、説明会やOB・OG訪問などの場面では、担当者から名刺を受け取る機会があります。その際、名刺入れがあれば、いただいた名刺をきれいに管理できますし、受け取る所作もスマートになり便利ですよ。 暗い色の革素材が良い! フォーマルな場に合わせよう 選ぶ際は、黒やダークブラウン、ネイビーなどの落ち着いた色で、少し高級感のある革製のものがベストです。スーツの色に合わせるようにすると統一感が出ますよ。 逆に、派手なデザインのものや、ブランドロゴが目立つようなものは、就職活動の場にはふさわしくないため避けるようにしてください。あくまでフォーマルな場であることを意識して選んでみてくださいね。
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Q
- 面接で「人生で一番辛かった時期」を聞かれたら、どのように答えれば良いですか?
- 面接で人生で一番辛かった時期を聞かれたとき、答えに自信が持てず不安になるのは当然です。でも、どんなエピソードでも成長や意志が伝わる構成にすれば、評価されるでしょう。 企業側がこの質問で見たいのは、あなたが何を大切にしているか、困難にどう向き合うか、学びと成長の力です。 4ステップを意識! 経験を活かすことを示そう 以下のようにステップを追って考えてみましょう。 まずは具体的なエピソードを選んでください。「授業のプレゼンで緊張しすぎて失敗した」「低かった成績を自分で上げていったなど」です。小さなエピソードでも大丈夫です。 むしろ、自分が主体的に乗り越えた経験が面接官には響きます。結論(辛かったこと)、詳細なエピソード、自分がどのように向き合い、そこから何を学んだか、今後の人生でどう活かすかという流れです。 この「結論、経緯、学び、未来」への活かし方の流れが、伝わりやすく説得力があります。 辛い出来事は単なる愚痴にもなることがあります。自分で行動したこと、継続して工夫したこと、成果や気づきを語れば、面接官に学ぶ人、前向きに成長する人として映ります。
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Q
- 自己PRで気配りと思いやりをうまくアピールする方法はありますか?
- まず、気配り、思いやりは業界を問わずプラスに働く要素ですが、それをただ「あります」と言うだけでは印象に残りません。企業は実際どんな場面で、誰に、何をして、どう変わったのかを知りたいのです。 そこで、自己PRでは次のような流れで整理してみてはどうでしょうか。 まず、場面設定です。サークルの幹事やアルバイト、ボランティアなどが想定されます。 次に、具体行動についてです。たとえば、「部員一人ひとりの意見を聞いて練習メニューを変えた」「高齢のお客様の様子を見てトレイの片付けを補助した」などです。 そして、成果や変化の部分です。「チームの士気が上がり、試合の勝率が向上」「お客様から『ありがとう』と感謝され、リピート率増加」など、可能なら数字も入れてみましょう。 このようにして、誰に、どんな配慮をして、どんな結果につながったかまで伝えることが肝心です。 活かし方を説明して成果につながる強みとして伝えよう そして、そのうえで「社会に出てどのように活かしたいか」を最後に添えると、面接官には「志望先でも同じ行動ができそう」とイメージされやすくなります。 さらに、自分ならではの言い換え表現を取り入れると、よりオリジナリティが加わります。たとえば、おもてなし力や、場を整える力という言い方ができます。 こうすることで気配りや思いやりをただの性格ではなく、行動力、成果につながる強みとしてしっかり伝えられます。再現性があって説得力のあるPRになるので、ぜひこの構成で考えてみてください。