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Q
- 大学生がAIで自動作成した志望動機を使うのは危険ですか?
- AIで自動作成した志望動機をそのまま使うことはおすすめしません。 たとえ文章は整って見えても、企業固有の事業・職種・自分の経験がつながっていないと、面接で深掘りされた瞬間に辻褄が合わなくなります。 また、自分の言葉で書かれていないことを、自分の言葉として口頭で伝えることはとても難しいので、AIは下書きのたたき台として使い、あくまで参考程度にすることが大切です。 面接官が見ているのは文章のうまさではなく、「なぜその会社で、その職種で、今なのか」を自分の言葉で説明できるかどうかです。 AIが整えた文章に一次情報と経験を掛け合わせて自分語化しよう ①一次情報の挿入(志望する企業の募集要項・プロダクト・自分自身の最近の取り組みを1〜2点盛り込む) ②自分の経験の“行動→学び→転用”を、企業の求める像と接合させて記載 ③言い回しの自分語化(自分だったらどう言うかを考えて違和感のないものにする) 上記の三段階で手を入れてください。固有名詞×自分の行動に置き換えるのがコツです。提出前には音読してみて違和感がないかを確認しましょう。 さらに、家族や友人に深掘り質問をしてもらい即答できるかを確認しておくと、自分なりに納得感のある言い回しにできるヒントになったり、矛盾が見つかったりするのでおすすめです。 AI利用の可否自体より、「自分の頭で考え、一次情報で裏取りし、面接で一貫して語れるか」が合否を分けると覚えておきましょう。
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Q
- 内定者座談会での質問を教えてください。
- 内定者座談会は「条件を詰める場」ではなく、「働き方のリアルを安全に確かめ、入社後のズレを減らす場」です。 既に内定をもらっているということで、見られ方ではなく、自分が納得行く未来を描くための質問を意識しましょう。 行動や判断基準を引き出す質問でリアルな働き方をつかめる 好印象につながるコツは、相手の経験を尊重しつつ、具体的な行動や判断基準を引き出すこと。事実を把握する場として使うと有益な場になりやすいです。 たとえば「忙しさはどうですか?」と単に問いかけるのではなく、「繁忙期はいつ頃で、1日の予定は平時とどう変わりましたか?」と聞く。 たとえば「入社してみてどうでしたか?」ではなく「配属直後にこれだけは早めに慣らしておくと良いといえる、ツールや業務は何でしたか?」と聞く。 このように、質問の仕方に工夫を加えると、再現性のある情報が得られます。 質問はプライベートのことや入社前の準備など複数用意しておこう プライベートとの両立も「残業はどれくらい?」で終わらせず、「プライベートとの両立のために、時間配分はどう工夫しましたか?」「疲れた日のリカバリーのコツは?」など、生活の工夫に寄せると条件だけの人に見えず、将来に対する前向きな姿勢から熱意も伝わりやすいです。 最後に「入社前の自分に1つだけ宿題を出すなら、どんなことを課しますか?」と聞けば、準備に直結するヒントが返ってきます。 質問は3〜5個をメモしておき、志望職種・関心テーマなど自己紹介の一言をを添えてから投げると、会話が深まり、熱意も自然に伝わります。
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Q
- 得意なことがなくても仕事は見つかりますか?
- 多くの方が「突出した成果=得意」と捉えがちですが、採用現場で評価されるのは「再現できる行動の型を作れるかどうか」です。 まずは他人との比較をいったん脇に置き、自分が繰り返してきた行動に目を向けましょう。 他人との比較をやめ、自分が繰り返してきた行動パターンを強みに変えよう たとえば、締切前倒しで課題を提出する、初回打合せで骨子を先に作っておく、初対面でも質問を三つは出せる。こうした癖は立派な強みです。 過去のアルバイトやサークルから、事実・行動・結果をセットで三つほど言語化し、志望職の仕事の単位に当てはめて語ってください。 たとえば「段取りが得意」な場合、制作進行やCSの問い合わせ対応で手戻りを減らす話につなげることができますし、「要約が得意」なら議事録やマニュアル整備に結びつけて話すこともできます。 短期の体験から自分の行動の型を見つけるのも一つの手 もし、得意なことが見つからないことへの不安が強いときは、短期の体験を二つ用意すると視界が開けますよ。インターンや単発の業務委託、プロボノ、学内のボランティアなど、どんな形でも構いません。 体験の狙いは実績を盛ることではなく、自分の行動の型がどの場面で活きるかを確かめることです。 面接では「私は◯◯が特別に上手いわけではありませんが、初回で骨子を作って合意を取り、手戻りを減らす役割に自信があります」のように、結果よりプロセスを約束すると再現性が伝わりやすいです。 才能の有無ではなく、型の使い所を見つけることが、一番の近道です。
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Q
- やはり「文学部の就職は悲惨」なのでしょうか?
- 文学部卒のキャリアコンサルタントより回答します。結論からお伝えすると、文学部が特段就活面で悲惨なわけではありません。 文学部で培った力は、言葉と構造で物事を動かす多くの仕事に直結しますし、ゼミなど研究で培った課題改善や仮説検証の能力は仕事にも役立ちます。 研究内容を「プロセス」で語ると、一気に評価される 面接で伝わりにくいことがあるとすると、研究の語りが「作品名や固有名詞の紹介」に偏り、ビジネスの現場での再現性に翻訳されていないからです。 たとえば、作品比較の議論は「曖昧な問いを定義し、一次情報を集め、仮説と反証を経て結論を出すプロセス」です。これは要件定義や調査設計、提案書の骨子づくりと同じ構造です。 ガクチカでは「何を問いにしたのか」「どう情報を集め整理したのか」「どの基準で結論に至ったのか」を、固有名詞よりプロセス中心で語ってみてください。 文学部からの志望職種としては、営業、CS、採用人事、編集進行、広報、リサーチなどが学習の内容とも親和的です。 実務に活かすイメージにつなげられると説得力アップ 加えて、2週間で良いので実務に寄せたアウトプットを3本作ると一気に通りやすくなります。 たとえば、ある商品のFAQを10項目に要約する、架空クライアントへの提案骨子を1枚にまとめる、長文記事を目的別に要約する、といった書いて伝える実績を残せると、「文学を学んだ私だから、抽象を言語化し、他者が使える形に落とせる」という説得材料になります。 学んだことを実務に活かすイメージを付けることさえできれば、文学部の経歴は強い武器になります。
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Q
- 入社2年目の目標の例を教えてください。
- 面接官が知りたいのは「背伸びした宣言」ではなく、「任された領域で自走し、小さな仕組み化まで踏み込める見通しがあるかどうか」です。 たとえば「部署を新設したい」「売上◯億」などの経営レベルの話は管轄外に聞こえます。一方で「担当業務の標準化」「報連相と記録の型づくり」「後輩が真似できる仕事の道筋」を自分ごととして語れると評価は安定します。 私は「自律自走」+「周囲への波及」(任された領域で自走し、周囲に波及効果を出す水準であること)をキーワードに、2年目の目標を描くことを勧めています。 また、それが背伸びしすぎず、再現性のある業務行動レベルになっているかを確認することもおすすめしています。 任された領域での「自走」と「仕組み化」を語ることが重要 たとえば、「引き継ぎ案件のリードタイムを短縮するために、過去ログの分析からボトルネックを特定し、チェックリストやテンプレートを刷新する(自走)」「そのうえで月次レポートの自動化テンプレを作成し、チームで振り返れる場を設計する(周囲への波及)」このくらいの粒度がちょうど良いです。 たとえば、もし職種が営業なら既存数社のアップセル手順を言語化し、CSなら一次回答の標準化とFAQ整備、マーケなら記事/LPのABテストの運用定着、バックオフィスなら月次締めのチェックリスト刷新、ミス率の継続低下など、日々の業務で再現可能な改善に落とし込んでください。 面接では「なぜその目標か」「どう測るか」「初手は何をするか」を語れることで、説得力が跳ね上がります。
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Q
- IT業界は「やめとけ」と言われるのはなぜですか?
- 「IT業界はやめとけ」という声は、以下に記したリスクの側面から生まれていると考えられます。 ①納期と品質の板挟みによる長時間化 ②技術・ツールの更新速度の速さによる学習の必要性 ③顧客折衝や要件変更による不確実性 ④会社・案件による労働環境の振れ幅 一方で、職種・企業選びと学習設計、自分自身のキャリアのWillが噛み合えば、再現性のある成長が得られる分野でもあります。 また、学び続ける負担は、逆に市場価値が落ちにくいという利点にもなります。週3回30分の継続、アウトプット公開といった、学習を習慣化に落とすことを意識することで、無理なく前進しやすいです。 業務の工程と責任範囲を確認! インターンで学ぼう 懸念を緩和するには、入社を検討する会社において、「受託中心か自社開発中心か」「下流工程か上流工程か」「運用監視か開発か」といった工程と責任の範囲を具体的に見極められると良いでしょう。 おすすめなのは、インターンなどで小さく「要件→設計→実装→テスト→振り返り」を回し、働き方、学び方の相性を検証することです。IT業界は、インターンを経ての入社が多いことも特徴となります。
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Q
- 就職活動で中国語はどのように役に立ちますか?
- 中国語は製造業のサプライチェーン、観光・小売、IT・コンテンツ配信、半導体・装置、学術連携など、多様な接点で活きやすい強みです。 学生のときには「語学単体」ではなく「語学」「機能(営業・調達・CS・PM)」「業界」の三点セットに落とし込むことで、面接官に対しても配属イメージが鮮明になります。 中国語のアピール手段としては中検・HSKなどの資格に加え、実務に近いアウトプットが有効です。 たとえば、以下のような項目をポートフォリオ化することで、採用側が任せられる業務を想像しやすくなります。 ・中国語での商談ロールプレイ動画 ・日中英のメール往復の事例提示 ・WeChat公式アカウント運用の企画書 ・簡体字でのユーザーマニュアル(抜粋でOK) 専門職でよくおこなわれることですが、中国語においても同様の準備をしておくことが有効になります。 複数の職種で活きる! 仕事の知識と併せて準備しよう 職種としては、以下が中国語を活かしたキャリアの入り口になりやすいです。 ・インサイドセールス ・貿易実務 ・越境ECの運営 ・インバウンド施策 ・現地ベンダー折衝をともなう調達・品質 ・カスタマーサクセス ・海外PM補佐 加えて、数値目標の扱い方(KPI設計)やExcel/SQLの基礎、ビジネスメールの定型を並走して準備することで、語学+仕事の型として評価が安定します。
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Q
- 中国語検定3級は就活で役立ちますか?
- 中国語検定3級は「基礎力が一定水準で整っている」ことを客観的に示せる資格なので、語学未学習の人との差別化にはつながりやすいです。 ただ、ビジネス即戦力というよりは「伸びしろの証明」として見られやすい水準なので、履歴書には資格名の記載に加えて、活用場面や学習の継続性を具体的に添えられると効果が高まります。 たとえば、「授業外でニュース要約を週3本を1年間継続し、専門語彙を300語追加で習得しました」 「中国SNSのトレンドを月次で分析してポスターにまとめ、学内発表しました」といった内容です。 行動と成果を並べて書くことで、3級の位置づけが数字以上の価値として伝わりやすいです。 さらなる資格への挑戦や中国語を活かした実績を作ろう また、もし余力があれば、HSK4〜5級や中検2級に挑戦したり、中国語と専攻分野(機械、観光、サプライチェーンなど)を掛け合わせた実績を一つ作ったりすることで、実務イメージが湧きやすく評価も安定しやすいです。 短期留学、越境ECの顧客応対のアルバイト、学会ボランティアなど、言語使用の実地経験を補う発信も好印象につながりやすいでしょう。
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Q
- 外資系OLとはどのような仕事ですか?
- 外資系OLとは、「外資企業での営業事務、マーケティングアシスタント、人事、経理、総務などのバックオフィス)」を指す俗称です。 外資系の企業なので、以下のような特徴があります。 ・成果主義 ・職務記述書ベースで裁量が明確 ・英語でのメールや会議がおこなわれる ・残業少なめな一方、成果・スピード・自走力が求められる 待遇面では、昇給は日本企業の年功序列とは異なりジョブ型であり、成果創出やロール拡張、転社で伸ばしていくのが一般的な考え方です。 文化面では、フレックスタイム制や在宅勤務を推奨する企業が多く、ワークライフバランスを調整しやすい傾向にあります。有給休暇の取得が当たり前で、躊躇なく使える環境です。 ニーズに合わせたスキルや実績を準備して選考に臨もう 外資系OLを目指すなら、以下に挙げたものなどを用意し、職務要件に沿ったレジュメで挑むと通過率が上がります。 ・職種別の基礎スキル(Excel/会計基礎/HR知識など)の獲得 ・実務レベルの英語取得 ・業界理解 ・改善提案の実績(アルバイトやインターン、ゼミなどどんな事例でもかまいません) 学生の面接は一部英語でおこなわれるケースもありますので、英語面談の面接に慣れておくことも必要です。
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Q
- 保険営業の辞めどきはいつでしょうか?
- 保険営業の辞めどきは「収入」「心身の健康」「将来性」の3軸で判断しましょう。 一つ目に、収入の不安定さについてです。保険営業は基本給が低く、成果報酬に依存する収入のため、契約が取れない期間が続くと生活が苦しくなります。一定期間(例: 3〜6カ月)KPI改善の打ち手を実行しても、生活維持が難しい場合、辞め時である可能性があります。 二つ目に、心身の健康についてです。毎月のノルマ、見込み顧客探し、成約が取れないことによるプレッシャー、上司や会社への不信感などが蓄積、あるいは長時間労働で心身の健康に支障が出ている場合、辞め時である可能性があります。 三つ目に、将来性の欠如についてです。キャリアの物語が描けない場合、そこが辞めどきである可能性があります。 上記の条件が重なるようであれば、転職準備に舵を切る合図と考えてよいでしょう。 退職前から転職活動開始! 今までの経験を整理しよう 退職する前に先んじて転職活動を始めるのがおすすめです。その際、何が原因で辞めたいのかを具体的に整理し、次の仕事で何を変えるのが良いかを検討しましょう。 それと同時に職務経歴に「開拓手法・アポ率・継続率」など再現性を数値で整理し、面接などで話せるようにしておきましょう。 内定が見えた段階で退職時期を上司と調整します。この際、心身に限界を感じていて将来のことを考える余裕もない場合、一度有給をまとめて取得したり、休職などの選択肢も検討するのがおすすめです。 転職先としては、金融以外では人材・SaaS・不動産などで、これまで培ってきた保険営業での提案力が活きます。 ブリッジ期間の収支計画も用意しておくことで、一時的に収入が途絶えても問題ないようにしておきましょう。