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Q
- 志望度が低くてあまり行きたくない企業の面接は行くべきですか?
- 志望度が低い企業の面接であっても、参加することには場数を踏む練習と比較材料を増やす情報収集という二つの大きな学習効果があります。 本命企業の保険となるほか、質問への回答パターンを磨く絶好の機会となるため、時間と交通費が許すなら、参加するメリットは十分にあります。 まずは、練習の機会とわりきって、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。 本命を優先! 辞退する際は感謝と簡潔な理由を伝えよう ただし、選考が重なり、本命企業の対策に充てる時間を削るほど多忙になったり、自分を偽って面接に臨むことで疲弊したりするリスクがあるなら、丁寧に辞退するほうが合理的です。 志望度の高い企業の対策を優先しましょう。辞退する際は、感謝の言葉と自己都合という簡潔な理由を述べ、決断したら早めに連絡するのがマナーです。
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Q
- 時間に追われる仕事が向いていない人ってどんな人ですか?
- 職種に限らず、納期のプレッシャーに弱い人は、タスクの優先順位付けに時間がかかったり、マルチタスクで思考が分断されやすかったり、完璧主義で締切直前まで修正を重ねてしまったりするといった傾向が見られます。 もちろん、ある程度の経験を積むなかで、こうした特性を持っていても、うまく対処する方法を見つけられることも多いです。 しかし、もし根本的に納期のプレッシャーを避けたいのであれば、自身の特性を理解し、それに合う職種を選ぶことが重要です。 職種次第で強みが活きる! 時間のストレスも避けよう たとえば、研究開発や品質保証、バックオフィスの企画職のように、成果物の質を深掘りし長期的なスパンで改善していく職種は、あなたの慎重さや探究心が強みになります。 また、同じシステム開発の分野でも、工程管理より分析・改善寄りの領域、たとえば要件定義やテスト自動化エンジニアといったポジションであれば、マイペースさがプラスに働くこともあります。 職種内のポジション選びによっても、時間へのストレスは十分に回避可能です。
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Q
- 専門商社の志望動機はどう書けば良いですか?
- 専門商社を志望する際は、特定の商材に関する深い技術的知見と、メーカーから消費者までをつなぐ密接な関係構築能力が重要視される点を理解しておく必要があります。 食品業界を例に挙げると、サプライチェーンは主に小売(スーパー、EC)、卸売(専門商社など)、物流の三つに大別され、専門商社は中間流通を担う「卸売」に位置します。 これらのプレイヤーが連携することで、社会全体の経済活動が支えられているのです。専門商社で特に求められるのは、データ分析能力と現場改善力です。 リアルなデータを提示して専門商社で働く意欲を語ろう また、志望動機では「特定商材に特化することで磨かれる専門性」と「少数精鋭組織ならではの裁量の大きさ」に焦点を当てるのも効果的です。 たとえば、海外インターンで素材の規格交渉を経験し、「技術仕様を現地の言葉で翻訳しながら新たな需要を創出する面白さ」に目覚めたといったエピソードを具体的に語ります。 さらに、その商材の市場規模や成長率といった具体的な数値データを示すことで、その専門領域で長期的なキャリアを築きたいという強い意志を伝えることができるでしょう。
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Q
- 不動産業界の志望動機、新卒でどう書けば良いですか?
- 不動産業界は「仲介」「開発」「管理」など事業領域が多岐にわたり、企業ごとの強みもさまざまです。そのため、志望動機を作成する際は、まず「街づくりを通じて人々の生活を豊かにしたい」といった自身の思いを軸に据えることが大切です。 そのうえで、志望する企業が「どのエリアを中心に」「どのようなビジネスモデルで」「いかなる顧客価値を提供しているか」という3点を深く掘り下げて分析、理解することが不可欠です。 ミクロな経験をマクロな事業につなげて差別化を図ろう 次に、自身の経験を「マクロ(巨視的)」と「ミクロ(微視的)」の視点で接続させる構成が有効です。 たとえば、地方の商店街で活性化イベントを企画した経験を語る際に、以下のように個人の経験を企業の事業規模へとスケールアップさせる意欲を示すと良いでしょう。 「小規模な空間の改善によって人の流れが〇%増加したこの体験を、貴社が進める大規模な都市再開発プロジェクトにおいて再現し、より大きなスケールで貢献したい」 このような構成を取ることで、「深い業界理解」と「独自性のある個人経験」が掛け合わされ、他の応募者との差別化を図ることができます。
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Q
- 面接に落ちた後に一転して採用されることもあるのですか?
- 結論からいうと、まれにですが、そういうケースは存在します。近年、その傾向はわずかに増加しているともいわれます。 代表的なパターンとしては、主に三つ考えられます。 一つ目は、内定辞退者が多数発生し、採用枠を埋めるために繰り上げ合格となるケースです。 二つ目は、応募したポジションでは不採用となったものの、別ポジションで本人の適性が再評価されるケースです。 そして三つ目は、新規プロジェクトの急な立ち上がりなどにより、企業の採用計画自体が変更されるケースです。 次に活かす意識を持つ! 再挑戦は別職種で考えよう ただし、これらの確率は決して高くありません。そのため、不採用の結果をただ待つのではなく、「今回の選考からのフィードバックを冷静に分析し、次の機会に活かす」という姿勢を持つことが現実的です。 もし、どうしてもその企業への再挑戦を希望する場合は、半年から1年くらいの期間を空け、異なる職種で応募するほうが、正規の選考ルートで改めて評価され、ポジティブな印象となりやすいでしょう。
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Q
- 大手の子会社は大手と考えて良いですか?
- 大手企業の子会社は、必ずしも親会社と同一の「大手企業」とはいえない側面があります。しかし、その最大の魅力は「大手グループの資本力や安定性」と「中小企業規模の裁量権」を併せ持つ点です。 福利厚生や研修制度といった基盤は親会社とほぼ同等レベルであることが多い一方、事業規模や意思決定のスピードは親会社よりもコンパクトです。そのため、若手社員が早期からプロジェクトを主導するチャンスに恵まれやすいという利点があります。 リスクも確認! 子会社で働く明確な理由を準備しよう 一方で、経営戦略や評価制度は親会社の意向に強く影響される傾向があり、事業の撤退や組織統合といったリスクも相対的に高いといえます。 選考難易度は親会社本体よりは低い傾向にありますが、グループ全体で採用枠を調整するケースも多く、給与水準も親会社よりはやや低めに設定されるのが一般的です。 志望動機を語る際には、「グループ全体のビジョンの中で、その子会社が担う固有の役割をどう理解し、自身の経験をどう結び付けるか」を明確に説明することで、ほかの応募者との差別化をおこないましょう。
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Q
- 面接での最近感動したことについての質問に「ライブ」と答えるのはありですか?
- ライブ体験という回答自体に問題はありません。しかし、その伝え方が重要です。 企業がこの質問をする意図は主に二つあります。一つは回答者の価値観を知ること、もう一つは消費者の立場で物事に触れる際に、どのような視点を持っているかを見ることです。 多くの企業はサービスや商品を消費者に届ける「裏方」の立場です。そのため、単にファンとして楽しむだけでなく、「どのような仕掛けで会場を盛り上げているのか」といった運営側の視点を持っているかが評価の分かれ目になります。 感動した経験のなかでおこなった行動をアピール材料にしよう たとえば、ライブに参加した際に、会場の注意点をSNSで拡散してほかのファンに知らせたり、ファン同士で企画を立てて周囲を巻き込んだりした経験があれば、有効なアピールになります。 また、詳細なライブレポートを書いて多くの人にその魅力を伝えた、といった主体的に発信し、周囲に良い影響を与えた経験も同様です。それは「感動を行動や学びに昇華できる人材」として評価されるでしょう。
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Q
- 向上心が強いことを自己PRとしてアピールする際のコツが知りたいです。
- 「向上心」という言葉で他者と差をつけるポイントは二つあります。一つは「結果の圧倒的な大きさ」です。 たとえば「テストの点が30点だったのを100点まで上げた」というように、誰の目にも明らかな成長を、具体的なプロセスと共に語ることで説得力が増します。 関心のない分野での実績は武器! 高く評価してもらおう もう一つは特に重要な「自分が本来興味のない領域でも向上心を発揮できるか」という点です。 たとえば「もともと統計学に興味はありませんでしたが、ゼミの研究で必要になったため、持ち前の向上心を発揮して難関資格を取得しました」というエピソードは、主体的に課題解決できる人材として高く評価されます。 自分が好きな領域で努力するのは当たり前なので、外発的な動機でも結果を出せる姿勢は、企業が求めるプロフェッショナルな人材像と合致します。
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Q
- 人とかかわる仕事で楽しいと思えるポイントって何ですか?
- 人とかかわる仕事の楽しさの核心は、「自分の働きかけによって、相手にポジティブな変化が生まれたことを直接感じられる手応え」にあるといえるでしょう。 たとえば、営業で顧客が抱える課題を解決する提案が受け入れられ、契約が成立した瞬間を共に喜ぶことができます。 また、教育関連の職務であれば、生徒や後輩の成長を間近で見届けたり、感謝の言葉を直接受け取ったりする際の達成感は、大きなモチベーションの源となります。 他者の成功を自分事のように喜べるかで適性を見極めよう 一方で、人と深くかかわる仕事は、自身の感情をコントロールすることが求められる「感情労働」としての側面も持ち合わせています。そのため、ストレスも生じやすいという事実は理解しておく必要があります。 長くこの種の仕事で活躍するためには、オンオフの切り替えや共感疲労への対処スキルが欠かせません。 自身がこの種の仕事に向いているかを見極めるコツは、「他者の成功を、まるで自分事のように心から喜べた経験があるか」を過去から振り返ってみることです。そこにワクワクする感覚があれば、適性は高いといえるでしょう。
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Q
- 仕事嫌いの自分に向いている仕事ってあるんでしょうか?
- 「業務過程より成果物に達成感を感じるタイプ」は、タスク完了がはっきりするバックオフィス業務やデータ分析職でストレスが軽減しやすいです。 また、成果連動型のライティング・動画編集などの在宅ワークは、自己裁量が高く「仕事=作業」と割り切りやすいです。そのため、対人関係のストレスなどが少なく、心理的負担が小さくなる傾向があります。 副業で仕事体験! 自分に合う仕事をよく考えてみよう 本格的な転職を検討する前に、まず1日30分でも良いので、副業サイトで実務体験を重ねてみることをおすすめします。 そこで、自身がどのような作業に没頭でき、どのくらいの疲労を感じるのかを客観的に測定します。このお試し期間を経ることで、自分に合う仕事の解像度が上がり、本格的な転職での失敗を減らすことができるでしょう。